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概要

CV:郷里大輔(Zオッス!)→石塚運昇()→江原正士(ゲーム「カカロット」)→櫻井トオル(ミニ・DAIMA)

サイヤ人編以降、格闘漫画としての側面が強くなった本作における数少ないギャグキャラクターの一人。殺伐としたシナリオにおけるムードメーカーにして、主人公の孫悟空たちZ戦士の闘いを一般人視点で見守った人物でもある。

初登場はセル編

天下一武道会」の優勝記録保持者で、セルの開催したセルゲーム参戦に名乗りを上げた、格闘技の世界チャンピオン。

ただし彼が優勝したのは、悟空たちが参加しなくなって出場者のレベルが大幅に低下した時期である。

当初はただの噛ませ犬になるはずだったが、予想以上に人気が出て、鳥山本人もノリノリになってきたので、最終的にブウ編最大の功労者になったらしい。

家族には一人娘のビーデルがいる。妻は美人歌手のミゲルという女性だが、ビーデルの話では既に死別しているらしく本編には登場していない。それをいいことにか女遊びが激しいので娘からは呆れられている。

なお、ビーデルは後に悟空の息子である孫悟飯と結婚したため、悟空とは親戚関係となる。

戦闘力

格闘家としては、悟空たちが出場しなくなった第24回大会以降の「天下一武道会」において優勝記録を更新するという輝かしい経歴を持っている。

しかしそれは悟空たち亀仙流や天津飯たち鶴仙流、その他ナムチャパ王などの常人の域を超えた武術の達人たちがかつてのように出場しなくなった頃のこと。

かつては予選で落とされていた様なチンピラ等の単なる腕自慢が参加する様になり、武術界のレベルそのものが大幅に低下した時期でもある(いつもの実況アナウンサーすらそれをぼやいており、参加者に悟空達を見つけて喜んでいた)。

悟空たちとの実力差は火を見るよりも明らかで、劇中で実力を持って勝ったとされる主要キャラクターは殆ど居ない。又ギランのようなモンスター系の強敵が出場した場合は体調不良を装って欠場していたとか。

アニメ『Z』204話の冒頭では、サタンの前のチャンピオンが「孫悟空」であることが語られている。ビーデルからそのことを聞かれたサタンは「わけのわからんトリックを使う謎の男だ。大会で戦っていれば間違いなく私が勝っていた」と言い切っている。

ちなみにこの時に流れていたビデオには、サタンが決勝戦で対戦相手を殴り倒してベルトを獲得する様がブツ切りで描かれている。アニオリであるものの優勝自体は実力で成し遂げたようだ。

当の本人は当初、その圧倒的な実力差に気付いておらず、Z戦士達が使う気功波や舞空術を「トリック」と称し存在自体を否定していた。

それだけ悟空たちの力や技が別次元すぎたのだろうが、現実的に考えるとセルがたった一人で国軍を全滅させたことも含め、セルに撃退された国軍の兵たちの生死確認やトリックに使われてる小道具の確認等をしっかり調査すれば、どう考えてもトリックでは片付けられない事案が多数あったにも拘らずである。これについては、国軍を全滅させた怪物であるセルを相手に、たかが格闘技の世界チャンピオン(アニオリでは他にも多数の凄腕の格闘技選手も加えて)を送り込んでどうにかしようという、無謀としか言いようがない対処法を行ったことを含め、サタンやTV局、そして世界中の大勢の一般市民たちが完全に思考停止していたとしか言いようがない(国王の傍にいた警備員も、一見すると悟空のサタンへの言動に呆れているようにも見えるが、実際はサタンやリポーターたちに対するもの…のようにも聞こえる)。また、物語終盤まで現実が見えていない節が続いていたが、元気玉を作る事になった時には流石に状況を理解する様になっており、未だに嘗ての自分と同じく思考停止状態が続いている殆どの地球人に対して怒り、協力まで繋いだ。

16号の今際の頼みを聞いた時点では、さすがにサタンは学習したと思えるが。

また、娘・ビーデルの話ではセルとの闘い以降は自身の名声にかまけて遊んでばかりいて、大会前にも拘らずトレーニングを怠っている描写もある。ビーデルの舞空術の修行に付き合った悟飯もビーデルの実力が既にサタンを超えていることを感じ取っている。

センシティブな作品

魔人ブウ編では18号から脅される形で八百長試合を提案され、顔面にパンチを打ち込んだがあまりの弱さに18号から引かれていた

それでも一般人相手には引けを取らず、上記の通りトレーニングを怠っていても天下一武道会でパンチングマシーンを殴った際には137と、規格外であるZ戦士らを除けば流石と言われるだけの数値を出している。技量も中々で、ブウの拾ってきた小犬(後のベエ)を狙撃したチンピラに対しては隙を許さぬ攻めをみせている。

アニメオリジナルのシナリオにおいても、ただの人間だった頃のスポポビッチの攻撃を完全に見切った末に一撃で場外負けにしたり、バスを引っ張って動かしたことがあった。

更にはライフル銃の男に銃を向けられた際は、ピシュンと背後に回り込むという描写がされている(武装した一般人が戦闘力5なので、逆説的にサタンは武器無しでも戦闘力5以上はあると思われる。ちなみにライフル銃の男は、このサタンの動きを目で追って銃撃しているのでそれなりの手合いということになる。ただしアニオリという点は考慮するべし)。

劇場版15作目では、ジャネンバが暴れた影響であの世から蘇ったゾンビたちを相手に蹴散らし、マスコミの取材がないことに苦言を漏らすほどの実力を見せている。

気が使えない力の弱い「一般的な」地球人の中では世界チャンピオンに輝くだけあってかなりの実力者……と言うか、セルやブウに完全武装の軍隊が殲滅された時でも「サタンなら勝ってくれる!」と全世界が期待している辺り超人を通り越して人外レベルの評価をされている節がある(作者の鳥山明曰く「サタンの戦闘力はボブ・サップより少し弱いくらいである」らしいが)。

一方で、耐久力は一般人であるにも拘らずかなり高いようで、完全体のセルに弾き飛ばされ岩山に頭を強打しても少し痛がる程度ですぐ戦線復帰し(セルが手加減した、というか攻撃ですらないハタキだったのもあるが)、純粋な破壊の心だけを持つ魔人ブウ(純粋)のジャブをまともに受けたり、幼少期のトランクスから一撃をくらって壁に叩きつけられても重傷にはなっていない(めっちゃくちゃ痛がっていたが)。

更に、GTではラスボスの超一星龍の蹴りをモロにうけても生きていたり、超でも破壊神ビルスに指先でつつかれても気絶するだけで済んだということも…フリーザが恐怖したあのお巡りさん同じ体質なのかもしれない……。

また悪運も強く、過去の戦いでも相手が食中毒にあって棄権し不戦勝する、大会自体が中止になるなどで、結果的に世界チャンピオンの座を守り続けている。実はシリーズを通じて一度も死亡していない。ドラゴンボールで生き返らず天寿を全うした事が明確に確認される数少ない人物の1人でもある。

(正確には『復活の「F」』にてフリーザ地球爆破により他の地球人ともども死亡しているが、ウイスの時間回帰で「無かったこと」になったのでノーカウントとする)

ドラゴンボールGT41話では、天下一武道会にてウーブと対決している。当然ながら圧倒されてしまうが持ち前の耐久力で意識までは失わずにいた。そこへブウの意識がウーブに語り掛け手を止めさせる。起き上がったサタンは「隙だらけじゃないか」と考え、反撃のパンチを放ったことでウーブを場外に落として逆転勝利を果たした。

ウーブは別にわざと負けたわけではないため、ウーブを場外まで吹っ飛ばしたのはサタンの実力である

人物像

黒髪のカーリーヘア(『GT』では生え際が後退)に浅黒の肌、口髭、ケツアゴといったラテン系の風貌の格闘家

その外見から主要人物の中でも年長者にみえるが、実際は悟空より1歳年上クリリンと同い年)であり、さほど齢は変わらない。

性格は、普段は調子が良く自信過剰ですぐに虚勢を張るが、相手が強いとわかると仮病を使って誤魔化したり、賄賂による八百長で勝たせて貰う等、とても世界チャンピオンとは言い難い行動を見せる。

ブウとの闘いの際は、猛毒入りの高級チョコレートや爆破装置付きの携帯ゲーム機「ゲームポーイ」(ゲームボーイのパロディ)などででブウを倒そうとしていた。

それが無理だとわかった時は、記念撮影と称してブウが倒れているシーンを写真に撮って「ブウを倒した」というインチキをでっちあげようとした(アニメ版では後に「ブウの純粋さに漬け込んで、あざとい事をしてしまった…」と自ら破り捨てている。)。

セルが悟飯に倒された後は、咄嗟に自分が倒したと大ウソをついて名誉を根こそぎいただいている。アニメ版ではこれをテレビで見ていたヤムチャたちが「詐欺師」と悪態をついていた。

こう書くと卑劣な人間のように思えるが、前述の虚勢はファンを裏切れないサタンのチャンピオンである自負と姿勢であり、財力なりZ戦士の協力なり、世界を守るためには決して妥協していない(手柄の横取りも放置していては「どこかに行っただけ=再来の恐怖」という不安が残るが、発言力のある自分が「セルは死んだ」というわかりやすいパフォーマンスをすることで一刻も早く人々を安心させるためと言える。下心はまああるだろうが)。

弱者や家族を守ろうとする正義感や心優しい面は人一倍強く、悪人に対して毅然と立ち向かう勇敢さも持ち合わせている。

ブウ(善)ブウ(純粋)にやられている時、歴然とした力の差があるにも拘らず助けに向かう等、人情家でもある。

特に身内への情は強く、『GT』でブウがいなくなって活気を無くし引退を考えたり、『超』ではビルスが地球を滅ぼそうとした時には真っ先に娘と孫を守ろうと我が身を盾にするなど、普段とは違う男らしい行動に出ることも。

孫娘のパンのことも大変可愛がっており、『GT』やその他の派生ゲームでも過保護なまでの爺馬鹿っぷりをみせている。パン自身からも「サタンおじいちゃん」と呼ばれ慕われている。

劇場作品「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」では、天下一大武道大会のシード枠として、ギョーサン・マネー氏たっての希望で出場。

悟飯達Z戦士が出場してることを知って仮病を使ってやり過ごそうとするが、宇宙人という設定の銀河戦士として出場させた弟子四人がボージャック一味によって殺害されて、参加者を襲撃したところで白羽の矢が立ち、声援を裏切れないと勇気を振り絞る。

そして、カプセルで向かうのだがボージャックに撃墜されて気絶するというしまらない結果に終わった。(それでも、超能力で追い込まれていた悟飯を助けだし逆転に繋がっている)

カメラが壊れてしまったため、セルの時と同じく自分が倒したと言っており、第2回天下一大武道大会の開催を告知していた。

大会での賞金やセルを倒した英雄としてもて囃され、ブウ編初期には彼の名を由来とする「サタンシティ」なる近代都市も登場している。ビーデルの話では50部屋はある大豪邸に住み使用人を雇うなど、自身もかなり裕福な生活を送っている。

また、ブウ編から2年後にあたる『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』では先のブウとの闘いの勝利を祝してホテルを竣工、完成記念パーティーに悟空とその仲間たち全員(界王界王神老界王神も含む)を招待し豪華な料理で振る舞った。結果的にアボカドの襲来でホテルは倒壊してしまったが、兼ねてから増長をよく思っていなかったビーデルの諌めもあって0からの出直しを決意。降参したアボ達を含めて食事会を再開した。

更にその数年後を描いた『ドラゴンボール超』では娘夫婦のために豪邸を寄贈している。

ビーデルと悟飯の婚約後は親戚関係となった悟空ともしばしば会っており、『ドラゴンボール超』第1話では世界平和大賞の賞金1億ゼニーを孫一家に口止め料として全額寄付している(とよたろう作画の漫画版のコミックスでは、本来ベジータに半分を渡そうとしているが、事実上世界的大企業カプセルコーポレーション令嬢逆玉したベジータは「要らん、腐るほどある」と受け取らなかったという一枚絵が入れられている)。

また、ブウ編で界王神や宇宙人の存在を知り、『超』では宇宙間の大会に観客として同行している。「力の大会」ではブウが休眠期に入って出場不可能になった際、自分が参加すると意気込むも、身体が全力で拒絶したため断念する。

彼等こそ真の英雄として讃えつつ、ちゃっかり自分の名声を守るよう約束させるなど抜け目がない。

悟空自身も、ブウ編でサタンの名声により特大の元気玉を作ることが出来たこと、直後に満身創痍のベジータを背負って避難したことなどを評価しており「おめえはホントに世界の救世主かもな!!!」とその土壇場の活躍を評価している。最終話直前の天下一武道会では、サタンの名誉を守るため、身内の誰かが決勝戦でサタンと闘うことになってもちゃんと負けを演じさせると約束している(同時に賞金の譲渡を約束させているが)。少なくとも縁戚者としては良好な関係を築いている。

こうした、せこいけど何処か憎めないキャラクター性や、声を担当した郷里大輔の好演も相まって、登場期間は比較的短いにも拘らず人気の高いキャラクターとなった。

他にも、魔人ブウ(無邪気)に善悪の区別を教え殺戮行為を改めさせたり、その過程で(下心こそその時点ではあったものの)魔人ブウと友達になったり、上述したように一喝と名声だけで世界中を説き伏せ悟空が作っていた元気玉の気を一気に集める手伝いをさせる等々、本当に地球を救ってみせる大貢献をした。特にブウを改心させたことを知ったピッコロは「自分達が力でなんとかしようとしていた時に、動機はどうであれブウと友になることを選んだ」「力ではオレたちに敵わないかもしれないが、誇り高い世界チャンピオンだ」と悪ブウに変化する前から評価を変えて一定の敬意を払っている。アニメにおいてはハッタリであるが、地球の人々に元気玉への協力をさせることに成功させたことにピッコロが「お前には負けたよ」と大笑いするシーンも追加されていた。

この事もあり、悟空やピッコロ達からは認められ、実力を超えた人間力は一目置かれている。

『GT』では、ベビーが使用した究極のドラゴンボールが再び散らばってしまい、地球滅亡までの二週間のタイムリミットでは回収できない。

そのため、ツフル星に地球の生き物全てを緊急避難する提案をしたときに、サタンに頼んで避難を呼び掛けることで信じてもらうことにしたところ、思惑通り避難の協力に成功している。

最終回では100年後、世界を救った英雄として語り継がれ、天下一武闘会会場では「伝説の武闘家」孫悟空と共に巨大な彫像が設置されている。

ドラゴンボールヒーローズ』でも「本当の救世主」というアビリティがあるほどである。

拳を使わず、名声と人徳だけで世界を救った嘘つきで臆病なヒーロー。それこそがサタンを英雄たらしめる要素……なのかもしれない。

真の英雄が孫悟空とするのならば、サタンは影の英雄と言って良いだろう(孫悟空が表舞台に出てこないので彼を知る人達以外の作中の地球の人々からすれば逆であるが)。

ゲームでのサタン

セル編以降を題材にした作品の多くに登場しており、概ね、ゲームをある程度進めることで解放される隠しキャラとして登場している。

前述通り、舞空術などの気のコントロールが出来ないため、背中にジェットパックを背負い、手榴弾や投石などで遠距離攻撃を行う。必殺技の多くも原作を意識したコミカルなムーブのものが大半でかなりトリッキーな性能であることが多く、最大必殺技が10のカスダメか他の必殺技と同レベルの火力かがランダムで抽選されるダイナミックバリバリパンチであることが多い(カスダメの場合敵はノックバックさえしない)ポジション的には某有名格闘ゲームシリーズのこのキャラに近いといえる。

まさかのポタラ合体

原作において、悟空がブウを倒すために老界王神からもらったポタラで誰かと合体を試みるが、いざ合体しようにも周囲に戦える仲間が誰もおらず、唯一無事だったサタンと合体しようかと真剣に悩んだことがある。この際、吹き出しの中に合体したイメージ(悟空がサタンの髪とヒゲを生やしたような姿)が描かれ「1000の力が1001になったって勝てない」「ヘタしたら今よりも弱くなるんじゃ?」と心配していた。結局、この合体事故はあの世から呼び戻されたベジータと合体することで回避された。

しかし後年発売されたゲーム『ドラゴンボールZ2(PS2)』においてまさかの実現。

キャラクター名はゴタンで、1プレイヤーが悟空のときにサタンにポタラを渡すと合体することができる。

破壊神ビルスとの戦いでは、ついに超サイヤ人に覚醒!

…もちろん、これはサタンが世間を安心させるためについた嘘なのだが、作中ではそのイメージとして超サイヤ人よろしく金髪に変身したサタンが、やたら醜悪な顔立ちのビビス(サタンがビルスを勘違いした呼称)と激戦を繰り広げる映像が流された。

その後、一部のカードゲームでは妄想戦士のジャンルで本当に超サイヤ人化したミスター・サタンが参戦した。ついでにビビスも登場。

ドラゴンボールゼノバース2』では、サタンの特殊衣装として超サイヤ人状態の姿が実装された。

スーパードラゴンボールヒーローズ』においてはなんと次期破壊神候補に選ばれている世界のサタンが登場、こちらのサタンは物腰が非常に紳士的。

手合わせすることになるのだが、「所詮サタン」と舐め腐っていたベジータを敗北一歩手前に追い込む大激闘を繰り広げ、「おのれぇ……!この俺様が…サタンなんぞにぃ……!」と盛大にプライドを傷つけた後、修行不足ということで破壊神を辞退する姿を見せた

名前について

「ミスター・サタン」の名称はリングネームであり、本名は「マーク」悪魔のアナグラム)と言う。前述の妻・ミゲルと婚約した際にはマスコミに「天使(ミゲル)と悪魔(サタン)が結婚!」という見出しで報じられたという。

このリングネームの由来は作中では明かにされていないが、若い頃は「サタンの城」と呼ばれる格闘技の道場に通っており、かなりの実力とライバルの対戦相手が食中毒になる等(若い頃から悪運に恵まれていたらしい)で、たちまち世界チャンピオンになり、その道場の名前から「ミスター・サタン」と呼ばれる様になったらしい。

又道場に通っていた当時のとある日に師範と一緒に遠征先の南の都の酒場で桃白白と遭遇しており、うっかり桃白白の髪型をからかってしまった事で師範は殺され自身も重傷を負う。それ以降、正体のわからない相手やメチャメチャ強そうな相手とは絶対に闘わないと固く誓う様になったという。

なお、国外放送版、特に英語圏では宗教的な事情(サタン=悪魔の名は不穏当であると言う理由)で“Hercule(ヘラクレス)”という名に変更されていた。しかし、現在では原作のオリジナリティを尊重する風潮からサタンという呼称が一般的になりつつある。

3巻にてサタンのそっくりさんである「ミスター・サン太」が登場した。

小学生である熱井ビータ相手にお尻ぺんぺんするなどサタンと比べると大人げない言動が目立つ。ただしこの後で改心するので、サタンと比べると格闘家としては誠実である。

編集者:卵饅頭
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