概要
XY47話から登場。性別は♂(脚の模様から)。
シトロンはでんきタイプを扱うジムリーダーだが、この回で初めてでんきポケモンを旅の仲間に加えた(ポケモントレーナーの年齢に満たしていたいユリーカの為にキープしているデデンネは除く)うえ、サトシの旅仲間の手持ちポケモンで初の最終進化を遂げたポケモンである(サトシのピカチュウは進化拒否、デデンネ・ヒカリのパチリス・アイリスのエモンガ・デントのマッギョはそもそも進化できない為。後にマーマネのクワガノンとゴウのライチュウが進化している)。
性格は温厚かつ冷静。度々トラブルを起こすハリマロンや、肝心な時に寝てしまったデデンネなどに困った顔をして呆れる様子を見せることがあるが、ホルビー同様、幼い相手には良きお兄ちゃんタイプで面倒見がよい。
使用技は「かみなりのキバ」「ほうでん」「スピードスター」「ワイルドボルト」「エレキフィールド」で、シトロンの手持ちでは屈指の強さを誇る。
異例のレギュラー入り
「当該地方初登場でないポケモンがレギュラーに加入し、当該トレーナーの切り札扱いを受ける」という異例の厚遇を受けているわけだが、より詳しく言うと、
- 原作ゲームではレントラーを使っていない
- それどころかコリンク系統がカロス地方に生息していない(一応、フレンドサファリでルクシオが出現する)
- 対戦で暴れ回った形跡もなければ、これまでのシリーズでのメディアミックスで活躍したこともない(アニポケDPでもレギュラー入りしていない)
- メガシンカができるポケモンでもない
- 同時期にリメイクされた地方の出身でもない
以上の理由から、より異例さが際立っている。
近年は人気投票でレントラーが上位に入ったり、メディアミックスへの露出も増えたが、間違いなくこの個体のおかげと言っても過言ではないだろう。
なお、セレナのイーブイも当該地方初登場ではないが、ニンフィア(XY初登場)に進化している。
シトロンとの出会いと再会
経緯
元々はシトロンが学生時代に出会ったコリンクでシトロンが卒業研究に悩んでいた時に怪我をしていた所を保護されて一緒に過ごしていた。
シトロンは卒業後にコリンクをミアレに連れ帰ってパートナーにすると約束したが、町長によって卒業パーティーの会場に連行されてしまい、コリンクはそれを知らずにシトロンを待っていたが二人はその日会う事は出来ずにそれっきり会わない日が続いてしまい、その後はルクシオに進化して町を守っていた。
再会
ロケット団が電気を盗んでいたところで数年ぶりにシトロンと再会するが、その時は置き去りにされたことを怒っていたのか、そのままロケット団を追いかけていってしまう。
再び現れたロケット団に単身向かっていくも集中攻撃を喰らい窮地に陥っていた所を身を挺してかばったシトロンとの友情が復活。
共にロケット団を撃退した翌日、「今度は自分があの広場で待つ」と約束したシトロンの前に現れ、そのままゲットされた。
ゲット後
XY62話でカロス発電所を乗っ取ったロケット団の電波に操られてしまい、シトロンに「かみなりのキバ」を浴びせるが、電波が途切れた直後正気に戻り、「ほうでん」で電波を乱し、その直後にレントラーに進化。同時に「エレキフィールド」を習得し、電波発生装置を破壊。その場にいた電気ポケモン全員のでんき技を合わせてロケット団を吹っ飛ばした。
ルクシオ時はほとんどバトルで活躍しなかったが、レントラーに進化してからはバトルの実力がかなり上がり、シトロンの切り札ポケモンとなる。
透視能力を得た事で、XY&Z編9話では洞窟の道を探し当てる活躍を見せている。
進化して間もなく、シトロンが一足早くミアレシティへ向かうことになったため、早々にパーティから一時離脱することに。
離脱中は64話でショータのキモリとジム戦を行い、「ワイルドボルト」1発で勝利した。
67話でサトシとの約束のジム戦の際に3体目(事実上の切り札)として登場。ルチャブルとピカチュウをあっという間に降してその実力を存分に発揮。「エレキフィールド」発動時には作画も劇画調になるなど、迫力も満載だった。ちなみにこの回は作画枚数1万枚という、スタッフ陣も非常に気合いをこめた回となっている(普段は大体4000~5000枚ほどらしい)ので、未視聴の方は是非。
しかしレントラーの怒涛の攻撃を耐えきったヌメルゴンのがまんで与えたダメージの倍返しを食らって倒れた。
映画短編「ピカチュウとポケモンおんがくたい」では中々にパンチの効いたボイパのキックを披露した。
新無印でも登場し、挑戦者のベロベルトを相手に勝利。
その後、サトシとのバトルでは、サトシのネギガナイトの完成した「スターアサルト」に一撃で敗れた。
関連タグ
シトロンの手持ち