ポピー(トレーナー)
ぽぴー
歴代ポケモンシリーズでは四天王どころかネームドキャラでも最年少級。
今作ではライバルのネモがチャンピオンクラスの最年少記録を打ち立てた天才として紹介されているが、彼女もまたネモに匹敵するかそれ以上の天才であることは疑いようがないだろう。(というかNPCとは言えネモに憧れる少女もおりパルデアの少女トレーナーは未来の猛者候補揃いと言える)
面接官として口頭試問を課してくるチリや、ジムリーダーと兼業しているアオキ、アカデミーの教師と兼任しているハッサクと比べると、ポピーとはチリと2回目に会う時とポケモンリーグでしかやり取りできる機会がなく、四天王の中では若干影の薄い存在になってしまっていたが、DLCの藍の円盤にて出番が追加したため、設定等が補完されている。
名前の由来はケシ属のポピーから。
身長が低く、ぱっちり開いた目に赤丸ほっぺと幼さを強調したような外観の可愛らしい女の子。何気に脚が太い。
髪型は黒髪のボブで前髪を切り揃えていて後ろ髪とサイドの先端が跳ねており、頭頂部には黄色いバッテンのような模様が付いている。
瞳の色は黒色だがハイライトは黄色と独特な配色。
服装は白いヒラヒラ付きの長袖シャツに鋼色のブレザーとミニスカートを履いており、脚は薄い黄色のロングタイツを履いており、頭には白色のサンバイザー、首には大きな鍵の形をしたポーチをぶら下げ、パルデアリーグ四天王の象徴である黒い手袋を着用している。全体的に育ちの良いお嬢さんといった仕上がり。
年相応に言葉足らずな面もあるが、丁寧かつ、しっかりものな性格である。
同じ四天王で、面倒見の良いチリに懐いていて、よく一緒に行動している。
主人公の性別について言及する数少ない人物でもある。
キャラメイクの内容にかかわらず、会話で主人公を「お兄/姉ちゃん」と呼ぶ。
容姿と言葉遣いから幼い印象を受けるが、実年齢は9歳。ティーン手前である。
本来はアカデミーに入学する予定だったのだが、この当時から手持ちのポケモンがあまりにも強かったために辞退しており、実力を見込んだオモダカによって四天王にスカウトされた経緯がある。
この話題を口に出す際、「自分は周りの人達とちょっと違うらしい」と少し沈んだ様子で語るので、彼女もネモと同じように才能があるため周りが追いつけず距離を取られるようになってしまった経験があるものと考えられる。
1戦目/チャンピオンロード終盤
はがね使いだけあって他の四天王が苦手とする氷タイプのポケモンには滅法強いのでまずはそこに注意しよう。
どのポケモンもこうげきとぼうぎょが高いが、とくぼうは低いポケモンがほとんど。ラウドボーンなどの弱点タイプ特殊アタッカーで速攻するのがおすすめ。
しかし、速攻に失敗してしまうと高火力技のオンパレードにより一気に追い込まれてしまう。特に切り札のデカヌチャンは特性かたやぶりで、サブウェポンでストーンエッジを覚えている他、テラスタル込みのデカハンマーはたとえ相性有利だろうと一撃で沈みかねない超火力のため非常に危険。
ただ、デカハンマーには連続で使えないデメリットがあるのでまもる等で防いで隙を作れば難なく倒せる。また、デカヌチャンという種族の特性であるデカハンマー以外の火力はそこまで高くないという点が変わるわけでもないので、4倍弱点を突かれる、防御が紙切れといったポケモンでないなら普通に耐えてくれることも少なくない。
ラウドボーンでフレアソングバフ戦法を使っていたらあっさりと倒せる事もあったりセグレイブやオノノクスでじしんによる返り討ちも出来なくはない。
しかし、セグレイブは四天王に対して全体的に有利な氷タイプである分、倒されると大損害を被るので気をつける事。
他、先鋒のダイオウドウがステルスロックを覚えており、速攻で落とすのに失敗すると撒かれてしまうことも。
特に本作で序盤から活躍してくれるファイアローは4倍弱点を貰うため、撒かれてしまったなら迂闊に交代するのは避けたい。
尤も、これは先発にダイオウドウの持つ鋼技と地面技両方の通りが悪いポケモン・・・すなわち当のファイアローを選出した場合に主に見ることになる光景だったりするが。
アニポケ・第8シリーズ
cv：高岸美里亜
2024年4月より第3シーズンとなる『テラスタルデビュー』の第46話「ドキドキ!オレンジアカデミー」から登場する。
リコとアンのバトルを他の四天王とボタンと共に観覧し、当初はアンに押され気味なリコのことを心配していた。
その後、第55話「対決!パルデア四天王」では四天王交流戦の四天王の一人として登場し、ドットとナンジャモの相手を務める。使用ポケモンはデカヌチャンとダイオウドウ。
当初は、天候を自身が有利になる「すなあらし」状態に変えたり（はがねタイプはすなあらしの毎ターンダメージを受けないため）、ダイオウドウが鼻で飛ばしたデカヌチャンの高所からの「かわらわり」によってハラバリーのリフレクターを砕く、逆に身体が大きいダイオウドウがデカヌチャンを攻撃から守ったりと、デカヌチャンとダイオウドウのコンビネーションによるヒットアンドアウェイでクワッスとハラバリーを苦しめる。
その後、テラスタルしたクワッスの「アクアブレイク」とデカヌチャンのハンマーが真っ正面にぶつかり合い、その隙にクワッスの足踏みによって特性「でんきにかえる」でお腹が刺激されてパワーアップしたハラバリーがダイオウドウの背中に乗り、更に「でんじほう」を放った事でダイオウドウを倒した。
四天王交流戦の特殊ルール「四天王側は1匹でも倒れされたら負けである」が適用される為、ポピーが敗北することとなった。
- 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 公式ガイドブック パルデア図鑑完成ガイド』の設定資料集には、オモダカがポピーのお絵描きを見守るなど、ポピーを可愛がっている様子が描かれている。資料集にもオモダカについて「ポピーが好き」と明記されている。
- また、ブルーベリー学園に特別講師としてポピーとオモダカを同時に招待すると2人の会話を見ることが出来るがその際「オモダカの似顔絵を描いているから完成したらプレゼントする」という話しており、これを聞いたオモダカも「用紙のサイズを教えて」、「今すぐ額縁を手配する」とかなり興奮気味になる様子を見せている。
- 手持ちにデカヌチャンとそれを天敵とするアーマーガアがおり、それだけでも扱いが大変である事は明らかで、更に本編前日譚であるWebアニメ『放課後のブレス』第1話においてアカデミー生の手持ちであるデカヌチャンが野生のアーマーガアを見るや否やトレーナーの手を振りほどいて狙っていた事を踏まえると、ポピーの実力の高さがうかがえるだろう。
- ブルーベリー学園に特別講師として彼女を招待するとタロとの会話を見ることができるが、可愛いものが好きなタロに「かわいい……かわいい！！」、「ジュース飲む？、お菓子好き？」とまるで不審者のように絡まれてしまっている・・・。まぁポピー本人も「およばれしましょうかねー！」と乗り気なのだが。
- 他にもネリネとの会話もあり、此方ははがねタイプ同士気が合うのかお互いのポケモンを褒め合うというとても微笑ましい光景となっている。
- 一方でその見た目が災い（？）したのか、主人公から招待されてやって来たのに迷子と間違えられたらしく、チリとの会話ではその事について彼女に愚痴っており、それに対してチリは「そらぁ ポピーちゃんが……ごっつ かわいいからや!!」とフォロー(というか魂の叫び？)していた。恐らくこの場に彼女もいたら力強く同意していた事だろう。
- ブルーベリー学園の学園定食は食べきれない分はポーチに入れて帰りの飛行機で食べるとの事。
- ゲームでの彼女の年齢は9歳だが、アニポケの第7シリーズまでは「10歳にならないとポケモントレーナーになれない」という設定だった為、彼女の年齢が変更されるのか、第8シリーズが第7シリーズまでの世界観とは違う時系列である可能性があるが、世界観の繋がりが不明であるため、真相は謎である。
- はがねタイプの使い手で鍵の形をしたポーチとポピー自身の可愛らしい妖精チックな見た目からクレッフィを使ってきそうだと予想していたプレイヤーも少なからずいたようだが実際には使用せず、手持ちメンバーは上記の通り彼女の見た目に反してゴツくてデカいメンツばかりである(デカヌチャンはその性質からどちらかと言えばゴツい系)。
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