概要
『ポケットモンスター』シリーズに登場するジョウト地方・アサギシティのジムリーダーであるミカンの手持ちにしてパートナーのハガネール。
ゲームでの特徴
金銀クリスタル
Lv.35、技は「いやなおと」「にほんばれ」「いわおとし」「アイアンテール」。
性別は♂。
ぼうぎょは高いがとくぼうは低い。そのためみずタイプやほのおタイプのとくしゅわざが効果的である。とはいえ、じめんタイプ複合かつ「いわおとし」があるので「みずタイプ」で挑もう。バトル前にエンジュシティで手に入れたひでんマシン「なみのり」をポケモンに覚えさせておくのもよし。
ダイヤモンド・パール・プラチナ
ポケモンスーパーコンテストのマスターランクに参戦。ニックネームは「ネール」。
- ストーンエッジ:審査員のボルテージが上がった場合、ハートが2つ追加される。
- いやなおと:審査員全員のボルテージを減らす。
- ほのおのキバ:普通にアピール。
- どろあそび:そのターンはボルテージが上がらなくなる。
ハートゴールド・ソウルシルバー
ジム戦でのレベルは同じだが、性別は♀、特性が「がんじょう」が追加。持ち物に「オボンのみ」が持たされている。技は「アイアンテール」「いわおとし」「すなあらし」「いやなおと」。
強化後はレベル62に上がり、技は「アイアンテール」「ストーンエッジ」「ステルスロック」「ほえる」の構成になっている。
本作ではなんと、ミカンとの交換で別個体のハガネールを手に入る。交換するポケモンは任意なので、適当なポケモンを渡そう。
性別は♂で性格はゆうかん、ニックネームは「ネール」。ゆうかんは攻撃上昇、素早さ低下の性格だが、ハガネールの素早さは30なのでさほど気にはならないだろう。また「やすらぎのすず」も持たせてあり、ミカンのポケモンを大切にする気持ちが分かる。純粋になつき度上げに役立つのでハガネールが欲しくなくともこのゲーム内交換を価値はある。
ブラック2・ホワイト2
技 | 持ち物 | ||||
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ジョウトリーダーズ | ジャイロボール | ストーンエッジ | じしん | のろい | はがねのジュエル |
Wリーダーズ | ジャイロボール | ステルスロック | じしん | のろい | ゴツゴツメット |
しゅうけつ!ジムリーダー! | ジャイロボール | ストーンエッジ | じならし | だいばくはつ | イトケのみ |
ポケモンBDSP
コンテストはかっこよさ以外に登場。ビジュアル審査における得点はかわいさ・かしこさ・たくましさ部門は19点、うつくしさ・ブリリアント・シャイニング部門は20点である。
- いやなおと:15秒の間ノーツ判定が失敗にならない。
- ほのおのキバ:ポケモンのテンションがプラスの場合、もらえるショーポイントが3増える。
- ストーンエッジ:ポケモンのテンションがプラスの場合、もらえるショーポイントが2増える。
- ボディパージ:10秒の間ノーツ判定が失敗にならない。
番外作品
ポケモンカードゲーム
「ポケモンカードゲーム サン&ムーン 強化拡張パック ドリームリーグ」に収録されている「ハガネール(060 / 049CHR)」にはミカンと共に描かれている為、ミカンの手持ち個体で間違いないだろう。
ポケモンスタジアム金銀
こちらの性別は♂。
ミカン戦はポケモンチェンジが多く、特に表ではマンタインとハガネールの相性補完が優れている為、交代を読んだ行動が求められる。
ポケモンマスターズ
2020年5月21日に実装された、はがねタイプのサポート。こちらの性別は♀
バディーズわざ使用の際にメガハガネールへとメガシンカする。
バディーズエピソードでは、ミカンはいつもハガネールを初めとしたはがねタイプを磨いたりしているのだが、主人公にも「ハガネール磨き」を勧めている。
エピソードイベント「セレナのお菓子パーティ」では、ミカンがセレナに誘われて元気のないハガネールのためにお菓子作りをしていた。
パッシブスキル
無傷登場時こらえる |
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HPが満タンで登場したときに自分をこらえる状態にする |
ひんし時ばくはつ |
メガシンカ時のパッシブスキル。ひんし状態になる直前にだいばくはつをつかう |
技
ジャイロボール |
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相手の素早さがあがっているときは威力が2倍になる |
ディフェンダーG |
味方全員の防御を2段階あげる |
シャキーン! |
味方全体の場を急所防御状態+能力下降防御状態にする |
アイアンテール |
30%の確率で相手の防御を1段階さげる |
バディーズ技
鉄壁ガードのアイアンテール |
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バトル終了までメガハガネールになる。自分の防御があがっているほど威力があがる。 |
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる) |
ぼうぎょ数値は327と全バディーズでもトップレベルに高く、味方全体のぼうぎょを上げられるどうぐ「ディフェンダーG」やハガネールの特性「がんじょう」を意識したパッシブスキル「無傷(登場)時こらえる」も持つため、相手の攻撃を受け続ける頼もしい壁となってくれる。
さらにバディストーンボードで獲得できるスキル「B技後HP回復2」で自身のHP回復も完備しているため、そう簡単には沈まない耐久力を活かして中・長期戦で活躍する。
ほかにも相手の技による攻撃を受けると確率で味方のバディーズわざ発動可能状態までのカウント(BC)を進める「被攻撃時BC加速1」やバディーズわざ後にわざゲージを回復する「B技後技ゲージ増加6」などといったボードスキルを獲得することもでき、ただ受けるだけでないサポートとしての仕事をこなせる。
アニメ版
CV.石塚運昇
アニポケ第224話(金銀編第108話)にて、サトシとのジム戦で切り札で登場。コイルとの戦闘で消耗していたうえに相性的にも不利となっていたサトシのピカチュウを倒す。
続くヒノアラシとのバトルでは「すなあらし」「あなをほる」で仕掛けてくるが、「かえんほうしゃ」を「すなあらし」で防御し続けた事ですなあらしが炎の渦となって襲い、力尽きて敗北した。
ダイヤモンド&パール編では、ケンゴとコンテストバトルや、オーバのゴウカザルともバトルしている。
使用技は「アイアンテール」、「すなあらし」、「あなをほる」、「かみくだく」。
ちなみにミカンには弟子にコナツ(CV.笹本優子)というイワークを手持ちにしている少女がいる。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL第3章にて登場。
ジムリーダー対抗戦で戦ったタケシは当初「変種のイワーク」と思いこんでいたり観客が騒然となっていた為、3章時点ではハガネールは珍しいポケモンである事がうかがえる(作中でオーキド博士がアナウンスで解説している)。
関連イラスト
余談
ミカンは昔、いわタイプのトレーナーだったらしいが変更した経緯などは不明。ただ、ハガネールがイワーク(いわ・じめん)の進化形であることが関係していると思われる。