人類の歴史は拷問の歴史である
概要
月刊アクションに連載中の漫画乙女戦争の作者である大西巷一により『WEBコミックヒストリア』で2010年に連載され好評につき後にKADOKAWAメディアファクトリーより2011年にコミック化され2015年には復刻版が発売。全2巻。好評につき「中世ヨーロッパ残虐物語」というタイトルに改題し、中世のエピソードのみをセレクトし編集したコンビニコミック版が2016年4月23日に発売。なお、中世のみをメインにしている為、古代の物語である「皇帝カリグラ」及び「十字架のイエス」さらには単行本2巻の書き下ろし「魔女狩り将軍」は削除されている。
タグ使用の注意
pixivにて「ダンス・マカブル」というフリーゲームのファンアートのタグ使用が確認されました。
そして本作にはR-18G相当の表現が含まれております。
まあ、あちらの「ダンス・マカブル」もグロといえばグロなんですが。
ペストとか。
それでも方向性が異なるので、pixiv内での利用者間の棲み分けのため、本作関連のイラストには、当タグを使用することを提案致します。
ストーリー
中世ヨーロッパの闇の歴史である拷問と処刑が描かれるホラーオムニバスでストーリーや年代はそれぞれ異なるが同一の世界観である。なお、内容は史実に基づいている為キャラクターの末路は史実通りである。なお、同作者の乙女戦争とは世界観は共通で本作ダンス・マカブルでジャンヌを襲った三人組の男が乙女戦争でもシャールカを襲った三人組の男達として登場している。
以下、R-18G相当の文章表現があるため注意してお読み下さい。
第1巻
第1.2話「ジャンヌ・ダルク処刑裁判 前編・後編」
1430年フランス。シャルル七世の裏切りにより捕えられたジャンヌはコーションの罠に嵌められ男達の見張る牢獄へと送られる・・・。
登場人物
ご存じ聖女の美少女。神の声を聞き百年戦争を終わらせフランスを救った英雄。ちょっと電波系だが可愛い。コーションの罠により男達のいる牢獄に送られ史実通り牢番の男達により輪姦され服を失い、全裸にされた為に寒さから男装の姿に戻った為異端として最後は火あぶりにされ死亡する。容姿は1999年のテレビ映画「ヴァージン・ブレイド ジャンヌ・ダルクの真実」でジャンヌを演じたリーリー・ソビエスキーに酷似している。 あなたを神様の前で告発します 。
- ピエール・コーション司教
ジャンヌには恨みとも情けともわからない複雑な感情を持ち、わけのわからないことを言う司教。ジャンヌの命を救う気は最初からなかった模様。
- ウォーリック伯
異端審問にかけようとするコーションの進言を無視しジャンヌの身代金を渋る。
- ベドフォード公
異端審問にかけようとするコーションの進言を容認し、身代金を支払いジャンヌの身柄を引き取る。
第3.4話「残虐皇帝カリグラ 前編・後編」
紀元37年ローマ。若くして皇帝へと即位したカリグラだったが、熱病に倒れる。復活したカリグラは温厚な人物から凶暴な人物へと変わっていた。
温和な人柄だったが皇帝に即位してすぐに熱病にかかりそれからは豹変する。残虐の数々を尽くすが、最後は思う所があったのか自らカエレアに暗殺される。
- カエレア隊長
カリグラを慕う親衛隊隊長。最後までカリグラに殉じ死刑となる。
- ゲルメス殿下
養子。熱病に倒れたカリグラを救う為に牡牛100頭を神に捧げ、さらにカリグラが回復すれば自分の命すらも捧げると言ってしまった為にカリグラに腹を剣で刺され、カリグラに命じられたカエレアに柱に縛り付けられそのまま放置されその夜、失血死する。
- ドルシラ
カリグラの妹。兄とは恋愛関係であり近親相姦を行い乱交にカエレアを誘うなど淫乱な性格。以前は実の父親と関係を持っていた。本編開始前の一年前に病死する。
- アグリッピナ
カリグラの妹。ドルシラと共に兄と乱交する。ドルシラの死後追放される。
- ユリア・リウィア
カリグラの妹。アグリッピナと共にカリグラと乱交していた。追放処分となった。
- アウレリア
政治家?の娘の美女。カリグラに凌辱され、それを悦こばなかったという言いがかりをつけられコロッセオに放り込まれ、剣闘士に瀕死の父親の目の前で犯され剣で胴体を刺され刺殺される。
- アウレリアの父
引退した元政治家。アウレリアが襲われる姿を見てカリグラに掴み掛るがカエレアに背後から剣で刺されて瀕死となりさらにコロッセオに投げ落とされ転落死。最後に「思い知るがいい・・・ローマに皇帝など・・・」と呪詛の言葉を残す。
- 財務長官ロンギヌス
元老院議員でオランウータン顔。連日の放蕩によりローマ帝国の財政赤字に苦悩し、帝国の未来を危ぶみこのままでは帝国が滅亡するとしてカリグラを暗殺するようにカエレアに進言する。
第5.6話「スペイン異端審問 前編・後編」
15世紀末スペイン王国首都トレド。異端審問と称される拷問に精を出すトルケマダと新人のミゲルら。そこに囚人として美しい人妻エルヴィラが送られてくる。
- エルヴィラ・デ・ラ・クルス
商人の若く美しい人妻で実は妊婦。本作で拷問を受け唯一生還した女性。モデルとなった実在の人物の名前は「エルヴィラ・デル・カンポ」。豚肉を食べると具合が悪くなる為、豚肉を食べなかったことからユダヤ教徒ではないか?という嫌疑が掛けられる。「蜘蛛」という鉤爪の付いた胸を引き裂く拷問具で乳房を、「苦悶の梨」により女性器を破壊され流産する。生還し釈放され家族と再会するが髪は白髪、精神に異常をきたし廃人と化しトルケマダが渡した子猫の死体を赤ん坊だと思って抱き、家族を絶望させた。流産した胎児は悪魔が憑りついていると判断されトルケマダに火葬された。 どうか二度とあの台には・・・お慈悲を・・・どうかお慈悲を・・・ 。
- トマス・デ・トルケマダ総長
自身の行為を「正義」と疑わない総長。異端者を拷問し処刑することも、彼にとっては真っ直ぐ過ぎる正義感と愛情からくるものである。キラキラお目目。海のリハクに似ている。
- ミゲル
新任の拷問官。人を傷つける拷問に疑問を抱くが、総長の狂気に飲まれていく。拷問の為に全裸にされたエルヴィラの裸を見て興奮し勃起するなどトルケマダに比べ拷問官としては未熟。
第7.8話「鮮血の貴婦人 前編・後編」
1613年、少女は取り調べで自分の身に起こった事を語り出す。2年前の1611年ハンガリー。美しい少女エルジケはエルジェーベト・バートリのチェイテ城に侍女としてやって来る。美しいエルジェーベトに見惚れるがそこでは毎日、残虐行為が行われていた。エルジケは他の下女達、そして連れてこられた娘達をなんとか救おうと奔走するが・・・。
- マヨロヴァ・エルジケ
名家マヨロヴァ家の娘。長い金髪のロングヘアーと白いドレスに胸に着けたロザリオが特徴で容姿も性格も美しい美少女。キリスト教徒で信心深くエルジェーベトの蛮行を知り犠牲となる少女らを救おうとする。レズビアンだったエルジェーベトに好かれ粗相をしても許されており、エルジケは自分にはエルジェーベトが危害を加えないのを利用し、他の下女達の失敗を自分のせいにし可能な限り下女らを救おうとするが、恐怖故に面と向かってエルジェーベトの行動を止められずにいるあたり偽善者とも言える。エルジェーベトの少女達の生き血を用いた「血の入浴」を止めさせるべく浴室を燃やす。その後は他の持女から孤立しながらも下女達に崇拝されるようになり、さらに新しい浴室でのアンナの危機に遂に感情を爆発させてエルジェーベトに殺人を止めるように説得するが、全くの逆効果で風呂で全裸にされエルジェーベトに繰り返し体を重ねられて監禁され、両腕を切断された挙げ句浴室に放置される。両腕を失いながらも全裸のまま役人らに救出されるが、2年間の拘留後エルジェーベトの没落を望む陰謀により取調官らに足の裏を熱した鉄の棒を押し当てて焼かれるという拷問を受け、邪悪な魔術を使用したという嘘の証言を強要され証言を拒みながら恐らく火あぶりにより処刑される。因みに作者は特に意識していないがサラ・ブラウンや乙女戦争のシャールカのモデルである。彼女本人は命を落としたが、その優しさはシャールカに受け継がれた。 みんな生きてるんです一生懸命生きてるんです。殺さないでください 。
- エルジェーベト・バートリ
ハンガリー王国貴族でチィエテ城城主。本作ではエルジェーベト表記。5歳年上のハンガリー貴族ナーダシュディ・フェレンツ2世と結婚していたがフェレンツの死後チェイテ城と財産を相続してから性格が残酷になり始め、若さを得る為に処女の生き血を求める。レズビアンで待女らを可愛がっている。数々の残虐行為により幽閉され3年後に衰弱死する。
- アンナ
貴族の娘の侍女でイロナとドルカの後輩。冷めた貴族特有の性格の持ち主、農奴に対する貴族の残虐行為は容認もしなければ、否定もしないが良心は持っている。家族は父親と兄がおりそちらは冷酷な性格で自分の領地にいる農奴を射殺して楽しんでいるそうである。レズビアンでエルジケを愛しベッド上でエルジケの唇を奪うが、そのことがエルジェーベトの嫉妬心を買い棘だらけの鉄の鳥籠に入れられ失血死させられる。
- イロナ
侍女の一人でロングヘアー型の髪型、恐怖故にエルジェーベトに逆らえずにいるがアンナと違い良心的な性格でエルジケを救おうと「あの娘は実家に戻されては?」と進言している。最後はエルジェーベトに機嫌をとるだけでつまらないという理由で処刑人の手にかかり腸抜きの刑により腸を引きずり出されページの都合上1コマで死亡する。
- ドルカ
侍女。アンナと同様ショートヘア型の髪型。入ったばかりのエルジケに「わからないことがあったらなんでも聞いてね」と言っているなど根は心優しい人物である。機嫌をとるだけの娘はつまらないと理由で鋸挽きの刑を受け全裸にされ股から鋸で生きたまま切り裂かれ1コマで死亡する。
- フィツコ
アンナによると、元ドイツの死刑執行人の下男でエルジェーベトが引き抜いてチェイテ城に連れて来た。作中で名前を出すのを作者に忘れられていたらしい。
- ハンガリー国王
貴族の娘が殺害されたことによりエルジェーベト逮捕を命じ、さらにバートリ家の権力を削ぐ為エルジェーベトを有罪にしようと図る。
- 役人
チェイテ城に取り調べに来た。一人は拷問部屋の惨状を見て嘔吐する。全裸で瀕死状態のエルジケを発見し救助する。取調官と違い良心的。
- 取調官
国王陛下の命を受けエルジェーベトを有罪にする為にエルジケに拷問を加える。
第9.10話「十字架のイエス 前編・後編」
紀元30年頃ローマ帝国ユダヤ属州ガリラヤ地方。「救世主」と崇められるイエス・キリストだったが、罠により処刑されることとなる。しかしキリストにはなぜか余裕があった。
民衆から「先生」と慕われている。本作では人間味溢れる人物として描かれている。
本作ではキリストとの関係にも変化が生じ、最愛の恋人であったとも弟子であったともされる。キリストの子を身籠り未来に希望を宿す。 いえ・・・許します。あの人ならそう言うでしょう 。
「これは裏切りではない知略だ」。
- ユダヤ属州総督ピラトゥス
キリストを反逆者として処刑を命じる。「慈悲深い」性格の為、十字架刑に処す前に早く死ねるよう被告に改めムチ打ちを施す。
- ナオミ
マリアの娼婦仲間。姦淫の罪で地面に埋められ石打ちの刑を受けそのまま死亡したと思われる。ロングヘアー型の髪型。
- ヤファ
マリアの娼婦仲間。石打ちの刑でナオミ共々死亡したと思われる。ショートヘア型の髪型。
第2巻
第11.12話「聖なる怪物ジル・ド・レ 前編・後編」
1434年フランス西北部シエ=ル=ギョーム。1話の続編。戦友ジャンヌ・ダルクの死により茫然自失となったジル・ド・レは暴走しやがて無償の悪となっていく。
登場人物
元フランス王国元帥。フランスの英雄で男色家。自身の少年を凌辱し殺害する行為を悪として自覚しているが、やめられずにいる。破滅後は無償の悪として絞首刑により配下を道連れに処刑された。
- フランチェスコ・プレラティ
同性愛者の自称錬金術師。ジルの愛人かつ協力者として残虐行為を行い、ジル共共死刑にされかけるが、牢獄を脱走し他の貴族に取り入るが後に捕らえられ処刑される。
- コスターシュ司教
教会の司教。ジルの悪行を止めなんとか救おうとするが、屋敷に監禁されジルの虐殺行為を見せられてその怪物性に救済は不可能であることを悟った。
- アルチュール・ド・リシュモン伯
現フランス王国元帥。かつてはジル・ド・レや傭兵隊長ラ・イールと共にジャンヌ・ダルクを支えた人物。ジルを尊敬してさえいたがその所業を知り完全に袂を分かつ。後にジルとは逆にジャンヌの意思を継ぎフランスの兵隊制度の改革を行いフランスを救う。
- シャルル七世
時のフランス国王。かつてジャンヌ・ダルクを見捨てており、ジルの逮捕をリシュモンに命じる。ある意味元凶である。
- ポワトー
ジルの小姓。モデルはエルジェーベトの侍女イロナ。最後はジル共共処刑される。
- アンリエ
ジルの小姓。モデルは侍女ドルカ。最後はジル共共処刑された。
- 隊長
ジルの親衛隊隊長。美少年の誘拐や諜報活動を行う。ハゲでいかつい外見だが実はオカマ。キャラが濃い。
第12話.14話.15話「暗殺の天使と首切りの紳士 前編・中編・後編」
ジェヴォーダンの獣事件終結後、フランス革命中の1793年7月13日のフランス。マラーを暗殺したシャルロット・コルデーは死刑判決を受け、刑場に向かう道中馬車の上でサンソンの身の上話を聞く。
- シャルロット・コルデー
現代で言う「美し過ぎる殺人者」でツンデレ。少女に見えるが25歳である。個人的制裁としてマラーを刺殺する。マラーを殺したことに罪悪感を持っていなかったがサンソンとの会話で人の命を奪った重要性に気付きサンソンに感謝しながらギロチンにより処刑される。 あなたもごきげんよう 。
- シャルル=アンリ・サンソン
「人道的な首斬り人」と呼ばれる紳士。本作では彼の処刑人としての苦悩。死刑囚に対する配慮が描かれる。
- ル・グロ
サンソンの助手。ゲスな性格で切断されたコルデーの頬を叩いたのは「コルデーの尻を触り、コルデーに平手打ちを受けた仕返し」という解釈がつけられ史実通り最後はクビとなった。
- ジャン=ポール・マラー
フランスの革命指導者で医師かつ「人民の友」。シャルロットに胸を包丁で刺され暗殺される。
ギロチンの刃を死刑囚に配慮し苦しまない形にするよう進言するが・・・。
- マクシミリアン・ロベスピエール
ダントンにコルデーが道を馬車で護送されていると指摘されても「女に興味はない」と言い切る。つまりそっちの趣味だが史実ではちゃんと妻がいる。
- ジョルジュ・ダントン
コルデーが護送されていることをロベスピエールに伝える。そっちの趣味だと思われる。
第16話「魔女狩り将軍」
1645年イングランド東部エセックス地方チェルムズフォード。サラ・ブラウンと親友のメアリーは市場での買い出しの帰りに魔女狩り将軍を自称するマシュー・ホプキンスを目撃する。
商人の娘で勝ち気な性格の黒髪のロングヘアーが特徴の美少女。黒か赤系のドレスを着ている。気は強いが本来は優しく温和である。レズビアンと思われる。一度はホプキンスの気まぐれの恩赦により釈放されそうになるが親友のメアリーと知り合いのアビゲイルらが殺害されたことに怒ったことでホプキンスの処刑対象となる。不眠の刑という眠らせない拷問による幻覚と幻聴により裁判中に叫んでしまい魔女として認定されてしまう。そして全てを失い絞首刑となるが、最後まで屈せずホプキンスに一生消えない恐怖を与え彼を苦しめ、無念を晴らすことに成功した。原作者もブログで認めているが容姿が神代マヤに酷似している。 この町に魔女なんているのかな?ねえメアリー
- メアリー
サラの親友。サラと違い気弱な性格。アビゲイルに告発され水を飲まされる拷問を受けサラを告発しそのことを謝まっていた。その夜高熱を出して死亡し、遺体は魔女として処刑し報酬を得ようとしたホプキンスに絞首刑によりアビゲイル共々吊るされる。 昔いたそうよ
- アビゲイル
産婆で薬を売ったり町の人々に慕われる本当の意味での「魔女」。ジョンによるムチ打ちの拷問によりメアリーを告発しそのまま死亡する。
本作最大の外道。サフォークで清教徒の牧師ジェイムズ・ホプキンスの息子として生まれた元弁護士。報酬目当てで無実の人々を数百人も処刑する。史実のような髭のある怪物然とした姿ではなく小物臭のする男で魔女狩りを始めた理由が史実では自分の地元で行われたサバトであったが、本作では過去に自分の容姿を悪く言う噂をしていた老女達はては女性に対する嫌悪からというものとなっている。サラと出会ってから体調を崩しやがて結核により絶命した。
- ジョン・スターン
ホプキンスの部下。性欲を晴らす為にも魔女狩りを行う大男。ホプキンスの結核に罹患したと思われる。
- メアリー・フィリップス(メリー)
ホプキンスの部下の女。額にホクロがある。史実では「メアリー」。本編ではメリーと呼ばれており、なぜかメアリーと一文字違い。結核に罹患した模様。
- スティーブ・ブラウンと妻
サラの両親。肥満体系でなぜサラのような美少女が生まれたのか不明。最後まで娘を信じようとするが・・・。
- 市長
ホプキンスに脅され町での魔女狩りを許可する。温厚な性格で彼もホプキンスの被害者である。
- ジョン・ゴール牧師
ジョンと同じ名前である為、名前すらも出てこないがサラを弁護しホプキンスを偽物と見破る。
備考
- コミックが絶版となったのはジャンヌ・ダルクとサラ・ブラウンのエピソード紹介によるエロ漫画のようなバナー広告により注目を集めたことによるものである。
- 売り切れが続出した理由は魔女狩り将軍の回のサラの容姿が世紀末オカルト学院の神代マヤに似ている為、マヤファンが購入したという話もある。
- 本作は成人漫画ではないが一部の残酷性的な描写は成人指定ものであり注意が必要。