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朝倉リク(ウルトラマンZ)の編集履歴

2020-10-05 12:25:56 バージョン

朝倉リク(ウルトラマンZ)

うるとらまんぜっとのりく

特撮番組『ウルトラマンジード』の主人公・朝倉リクの分割記事。こちらでは特撮番組『ウルトラマンZ』における行動等をまとめている。

ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!

演-濱田龍臣


概要

ウルトラマンZ』では第6話から登場。

新世代ヒーローズ5作目『ウルトラマンジード』の主人公で、本作『ウルトラマンZ』ではサブトラマン枠。

ライブ!ユナイト!アップ!

本作ではギルバリスとの戦いでジードライザーが破損したため、ゼットライザーウルトラメダルなど、原典では持ち合わせていなかったいくつかの新アイテムを所持している(ライザーとメダルは、ウルトラマンヒカリからペガを介して渡されている)。

また、後輩であるウルトラマンゼットとは既に面識があり、ウルトラマンゼロの弟子を自称し自身の「兄弟子」と見なしている彼には困惑している様子。なお、ゼットはジードが光の国に牙をむいた反逆者にして大悪党であるウルトラマンベリアルの息子である事は知っており、逆賊の息子だと承知の上で兄弟子と慕っているという事になる(ついでにトライスクワッドゼロの仲間も、ジードがベリアルの息子である事を知りながらも嫌ってはいない)。


なお、ゼット曰く「ベリアルを倒してM78星雲にその名を轟かせた超有名な人」とのこと(そもそもウルトラマンキングウルトラの父に認められているというだけでも相当な物だろう。またZ以前でも『つなぐぜ!願い!!』でジャグラーがギルバリスについて語る際に「ベリアルを倒したお前でも~」と言っていたり、ヴィラン・ギルドにも知られていたりとM78星雲に限らずかなり有名な事が伺える)。

彼からは先輩と見られているが、実年齢ではZの方がおよそ5000歳は年上である。


『ゼット』本編の騒動の発端デビルスプリンターベリアル因子に関わる事態であるため、リクは息子として父への鎮魂のために解決に躍起になっている。


ゼットライザーによってインナースペースに入る際のヒーローズゲートの形状は十字架状の光の線から展開する。


活躍

第6話

デビルスプリンターの影響で復活したギルバリスを追跡してギャラクシーライジングの姿で地球に降り立ち、ギルバリスのボディを破壊。しかしコアには逃げられてしまう。

その後ペガとの連絡が取れなくなるが、奇しくもかつてのギルバリスとの戦いで共闘したジャグラスジャグラーことヘビクラ・ショウタ闇の仕草の洗礼を受け対面。

思わぬ再会に驚くと同時に、防衛チームストレイジの隊長となっていた彼に困惑するが、再びギルバリス打倒の為に協力関係となる。

しかしその後、(鉄パイプを片手に)単独でギルバリスのコアを破壊しようとし、意図せずストレイジの作戦を妨害してしまった。その際、ナツカワ・ハルキと邂逅し偶然にもウルトラマン同士である事を知る。

ゼットやストレイジとの共闘でギルバリスを撃破した後、ハルキにデビルスプリンターの正体が父ベリアルの細胞である事を教えた。その為か、デビルスプリンターに関してはベリアルの息子である自分の手で解決したい模様。しかし、べリアルの知識を持たないハルキには「僕が決着をつけなきゃいけない相手」と、ベリアルとの関係をぼかしている。


第7話

戦いの後、ストレイジの基地を訪れており、地球に来るまで何も食べていなかったようで大量のカップ麺(「星雲亭ワンタン醤油」)を食べていた。ヨウコユカからギルバリスのコアを何故攻撃したのかを追及されたが、ヘビクラが「色々な怪奇現象を調べて動画サイトにアップするため」と助け船を出し、彼もそれに乗ってチャンネルAIBを設立してさすらってる風来坊と誤魔化した。だがそこに現れた防衛軍兵士に化けたバリスレイダー達に拉致され、ベリアルメダル生成を目論むカブラギ・シンヤにより、「ベリアルを安らかに眠らせてやってくれ」という説得もむなしく、体内のベリアル因子を摘出されてしまう。

(ベリアルの力を利用された怒りより、ベリアルを気遣う発言から、リクの優しさがわかる)


ストレイジは彼を救出すべく守るぜ希望!朝倉リク救出大大作戦」を発動する。

ハルキとヨウコが苦戦する中現れたジャグラーの手引きで脱出、スカルゴモラ出現の際は「ハルキはリクを安全な場所へ」とまたヘビクラに助け舟を出された事でとっさに「うわ、怪獣!た、助けて!」と逃げるふりをしてハルキと共に変身し交戦する。スカルゴモラがサンダーキラーペダニウムゼットンにタイプチェンジするという原典では持ち合わせていなかった能力を使用してきたことによりゼット共々苦戦するが、遅れてやってきたゼロと協力してベリアル融合獣を撃破した。


その後、彼はようやくネオブリタニア号でやってきたペガと再会し、宇宙各地で発生しているデビルスプリンターによる怪獣被害が起こっているのを知る。ベリアルメダルの事もあり最初は地球に残ることを考えたが、ハルキが背中を押してくれた事もあり、地球をハルキとゼットに任せてゼロと共に去っていった。


尚、この後にジャグラーの事をゼロに告げたかどうかは不明。

当のジャグラーはリクに「とりあえず、俺の事はあいつらには内緒」と一応は口止めしてはいるが、この「あいつら」とはストレイジの面々を指しており、他のウルトラ戦士達までは括っていない。

仮にリクがゼロや他のウルトラ戦士達に喋れば、どこかで風来坊をしているであろうクレナイ・ガイことウルトラマンオーブにも、遅かれ早かれ情報が伝わると思われるのだが…。


なお、ゼロはかつてギルバリスとの戦いの際にジャグラーと共闘したことがあるため、そこまで深く絡んではいないものの一応両者に面識はある。


第15話

ブルトンの発生させた時空の歪みを通って地球に襲来したグリーザを追って再び地球に戻ってくる。

ゼットはもちろん、ジャグラーが変身したトライキングと共に戦うも歯が立たず、ゼットにジードメダルを与えると、自らグリーザに取り込まれて時間を稼ぐ。


その後、自分のベリアル因子から新たなる針が生まれるのを目撃し、デルタライズクローに変身したゼットによってグリーザの中から救出される。ゼットにグリーザの中で生まれた針の事を伝え、ゼットはグリーザからベリアロクを引き抜くことに成功する。


最初はベリアルと認識しかけたがすぐに別物だと判断したようで、グリーザが撃破された後はベリアロクについて何も追求せず、自身の使用していたメダルをハルキに渡し、ヒカリによって修理されたジードライザーで久々にプリミティブに変身し、再びデビルスプリンターによる事件の解決のため、別の宇宙に向かって飛び去っていった。


これによりギャラクシーライジングに変身することはなくなったが、ジードライザーが使えればフュージョンライズの形態を使い分けて柔軟に立ち回ることができるため不自由することはないだろう。


なお、今回はジード本編の映像以外では声のみの出演となっている。


余談

  • 『ニュージェネレーションクロニクル』や『ウルクロZERO&GEED』での出演も含めると、4作に渡って地上波に新撮映像で登場、劇場版を含めると4年連続でシリーズ本編に登場している。
  • 防衛チームであるストレイジに所属するわけではなく、を取っている(ストレイジとは協力する姿勢を見せているが)。
  • 初登場となった6話ではかなり早い段階で姿を見せた上、ゼット(及びハルキ)が主人公である事を一瞬忘れてしまいそうなほどの活躍ぶりを視聴者に見せつけ、挙句フュージョンライズできない(公式ツイッターではフュージョンライズに関する話題で紹介していたが)のに挿入歌の「フュージョンライズ!」が流れたりしたので、一部ファンからは「違うぜ!番組!」などとネタにされていた。
  • ジード本編以降は「ベリアルを安らかに眠らせてあげるため」にデビルスプリンターを悪用する者たちと戦っているリクだが、彼自身がベリアルの息子、つまり高純度のベリアル因子の保有者である事実に変わりは無く、彼の戦いには奮闘すればするほど「ベリアルの魂の安息」が遠のく危険が高まると言う残酷な事実が付き纏うことになる。実際第7話においてカブラギに奪われたリクのベリアル因子がベリアルの怪獣メダル生成に利用されてしまっており、不意にとは言えカブラギの企みに加担してしまったことになった。ある意味では苦労人であるがどんな苦難が待ち受けようとも、彼は諦めずこの宿命に立ち向かうだろう。何故なら彼はベリアルの息子であると同時に、ウルトラマンであるからだ。この事を踏まえるとレイブラッド星人も色々と罪作りで迷惑な奴である・・・
  • とはいえ、ベリアロクのように結果的にプラスに働く事もある上、結果論だがカブラギがリクを拐ってベリアルメダルを作ってなかったら冗談抜きに詰んでいた可能性があった
  • 本作の前日譚のウルトラマンタイガの劇場版、ニュージェネクライマックスに登場するのだが、都合上本編の放送中に公開される。

関連タグ

ウルトラマンZ 朝倉リク


ウルトラマンゼロ:同じく作品を超えて活躍する主人公。

モロボシ・ダンヒビノ・ミライ:自身が主役でない作品変身アイテム破壊された共通点がある(後者はすぐに回復したが)。


浅倉威:鉄パイプを武器としている方の「あさくら」。リクも初登場回でギルバリスのコア相手に鉄パイプで応戦していた。

門矢士(仮面ライダージオウ):作品を超えて変身アイテムを変えて活躍する、過去作主人公としての前例。に利用されると言う点も同じ。

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