概要
人口は約19万人。
市域の大半は旧駿河国のエリアであったが、平成の大合併により南方の旧伊豆国に当たる多くの市町村も編入した。
旧石器時代以降の古代の遺跡や古墳が確認されており、中世からは武家の城下町が形成された。江戸時代には東海道の宿場町として発展し、1889年の東海道本線開通以降は工業都市化が進む。
第二次大戦後はさらに大規模な工業団地や住宅地が造成され、近年は老舗水族館の伊豆・三津シーパラダイスやあわしまマリンパークをはじめ観光地としても有名である。 2019年、大型商業施設ららぽーと沼津がオープン。
漁業ではイワシやサバ、食用深海魚漁の拠点として全国的に知られており、茶葉の栽培も盛ん。 静岡県民に馴染み深いのっぽパンは沼津市で生産されている。
近年は地元行政・民間企業共に、市内を舞台にしたアニメ作品ラブライブ!サンシャイン!!とのコラボに力を入れている。
交通
観光名所
沼津港
静岡県で2位、全国で15~20位の水揚げ・漁獲量を誇る。
海鮮飲食店が集まる他、冷凍シーラカンスの標本を展示する沼津深海水族館、高潮・津波対策の大型水門びゅうおなどが有名。
仲見世商店街、新仲見世商店街、上土商店街
駅南口側にあり、近年はラブライブによるまちおこしで店やイベントも増えていた。
1893年に当時皇太子であった大正天皇の御静養先として建設され、1969年まで御用邸として使用された。
翌年から沼津市所有となり、現在公園として公開されている。
2016年10月には一部の景観が「旧沼津御用邸苑地」として国名勝指定を受けた。
沼津駅・沼津駅前
沼津駅も参照。かつては東海道本線の重要な要駅であり、現在も蒸気機関車が活躍していた当時のプラットホームが残り大変貴重だが、高架化が計画されている。
駅南口側は、かつては最大で6軒のデパートが建ち並んでいたが、2013年に西武百貨店が撤退し、2019年の富士急百貨店を最後に全て閉店。西武百貨店本館跡地は暫定利用施設としてラブライブ!サンシャイン!!カフェが出店し、南側新館は吉本興業の劇場が入る沼津ラクーンになっている。
内浦地区
ラブライブ!サンシャイン!!の舞台になったことでも有名。三の浦観光案内所には世界中からファンがやって来ている。沼津駅からはバスが便利。海が綺麗で、こちらでも新鮮な魚介類が食べられる。温泉旅館も立ち並び、太宰治も宿泊した安田屋旅館は有名。(高海千歌の家でもある。)
伊豆・三津シーパラダイス、あわしまマリンパークと、水族館が至近距離に2つもあることも珍しい。
戸田地区
ゆるキャン△の主要メンバーが訪れた事で注目される。2005年に沼津市に編入合併された戸田村。「出逢い岬」は、駿河湾・御浜岬・富士山を望むことができる絶景ポイントである。
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沼津御用邸記念公園
1893年に大正天皇(当時は皇太子)の御静養先として本邸が建設された。1969年まで御用邸として使用。翌年から沼津市の管理となり、公園として公開されている。
2016年10月には、沼津御用邸記念公園の一部の景観が「旧沼津御用邸苑地」として国名勝指定を受けた。
海水浴場
2019年に環境省から発表された水質調査結果において、最高ランクの「水質が特に良好な水浴場」に選定された7つの海水浴場のうち、3箇所が沼津市内である。(大瀬海水浴場・井田海水浴場・らららサンビーチ)
芹沢光治良記念館
芹沢光治良も参照。沼津市出身の文豪(小説家)であり、生まれ故郷の我入道に記念館が建てられている。ちなみに、ラブライブ!サンシャイン!!の設定は、彼の過去や小説を元ネタにしている。
主な出身人物
ゆかりのある人物・キャラクター
余談
自動車のナンバープレートに沼津ナンバーがある。
かつては県東部一帯が沼津ナンバーの管轄下であり、「西部は浜松ナンバー・中部は静岡ナンバー・東部は沼津ナンバー」という非常に分かりやすい区分けがされていた。
しかし、後に北東部は富士山ナンバー、伊豆半島(三島・熱海含む)が伊豆ナンバーに分割された結果、沼津ナンバーの管轄は非常に狭まってしまい、長い歴史を誇るにも関わらず今ではほぼご当地ナンバーと化している。
*関連タグ
静岡県 伊豆・三津シーパラダイス あわしまマリンパーク 富士山 磯野フネ 鰯 鯖
松月(カフェ) 三の浦観光案内所 ラブライブ!サンシャイン!! アスルクラロ沼津
イシバシプラザ 安田屋旅館 ゆるキャン△ フランケンシュタインの恋 時をかける少女(ドラマ版)