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アンコウの編集履歴

2021-11-07 23:07:34 バージョン

アンコウ

あんこう

海水魚のひとつ。冬の味覚として食用に呈される。

概要

硬骨綱アンコウ目アンコウ科の海魚の総称。

熱帯から温帯にかけての深海に広く分布。日本産の種ではアンコウ(クツアンコウ)・キアンコウが代表的。

体形は楽器琵琶、若しくはフライパンに似て、は著しく大きくて平たく、が非常に発達しているのが特徴(明け透けに言うと「耳元まで裂けた口」を地で行くようなスタイル)。大型で、全長1.5~2m近く、重さ60kgに届く記録がある。

背部前方にある背びれが変形したアンテナ状の「釣り竿」を動かし、寄って来た小魚を丸呑みにして食べる。時には水面に浮上して海鳥を襲って食べる事もある。非常に貪食。


(動作が鈍いところから)愚鈍な人を「アンコウのようだ」と呼ぶ事がある。但し現代では死語に近い。


実は非常にデリケートな魚であり、飼育が難しい為、アンコウが見られる水族館は少ない。


種類に関してはアンコウ目を参照。


食用

肝臓が大きく発達するとされる。

のほか内臓などを鍋料理などにして美味。

反対に肝臓が発達せず、水ぽっさと独特の匂いがする、夏には利用価値が下がり、大きな個体でもゴミとして捨てられてしまうほどに価値が下がる。

肉が柔らかく扱いにくいので、下顎をかけて体を吊るし、アンコウの口からを流し込んでを膨らませ、柔らかい胴体に張りがでたところを解体して調理する。これを俗に「吊るし切り」と称する。

口以外はほぼ全て食べられる為、吊るし切りされると最後には口だけが残る。


食材として部位が7つに分かれる為、これを「アンコウの七つ道具」と呼ばれる。特に「アンキモ」と呼ばれる肝臓の部位は海のフォアグラと呼ばれ珍重される。


表記ゆれ

あんこう:部分一致検索では、「ガールズ&パンツァー」のあんこうチーム関連作品が多い。

鮟鱇、琵琶魚、華臍魚:漢字表記。


関連イラスト

「アンコウ」タグの付く作品には、普通のアンコウだけでなく、チョウチンアンコウのイラストも多い。

これが本当のアンツィオ戦です…?

アンコウアンコちゃんmini

アンコウをモチーフにしたキャラクター

東映特撮

ウルトラシリーズ

アニメ

ゲーム

漫画

深海魚のアンコさん

関連タグ

 チョウチンアンコウ 深海魚

アンキモ / あんきも あんこう鍋 あんこう音頭

鍋料理

フグ:旬が同じ時期で、こちらも鍋の具になる。

力士脂肪の多いタイプをアンコウに因んで「アンコ型」と呼ぶ。

オオサンショウウオ瀬戸内一部地域の別称。

アライッペ あんこう等をモチーフ(メインはシラスハマグリ)にした茨城県大洗町のマスコットキャラクター。なお北茨城市にはそのものの「あんちゃん・こうちゃん」がいる。

非関連タグ

あんこ

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