ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

∀ガンダム

たーんえーがんだむ

∀ガンダムとは、ガンダムシリーズの一作。また、この作品に登場する機動兵器。

人は癒され、ガンダムを呼ぶ

作品解説

『∀ガンダム』は1999年から2000年にかけフジテレビ系列局の一部で放送されたTVアニメ作品。

2002年にはアニメーション映画として『地球光』『月光蝶』の2本にまとめられ、劇場公開された。

監督・製作総指揮は富野由悠季

過去の文明の産物が失われて長い年月が経過した地球が舞台」という、それまでのガンダムとは大きくかけ離れた独自性の強い世界観を成している。

全体的な科技は一次世界大戦前後で、従来の近未来風味と一線を画している。

特に物語序盤は政治的な駆け引きが物語の中心に据えられ戦闘が行われない事も多く、また物語全体を包み込む近代以前のヨーロッパな牧歌風味、音楽も儚げでノスタルジックなる幻想的印象を持つものばかりで、「ガンダムの世界名作劇場」と評されることもある。特にED2「月の繭」はまるでローマ時代の大理石遺跡を巡って無くなった文明を偲ぶのような大変美しい世界観を作っている。

一方、物語終盤の迫力のある戦闘とそこに秘められたドラマなどに対する評価は高い。

ブレンパワード』以降の富野監督作の特徴でもあるキャラクターを生き生きと描く演出が光る作品でもあり、実に個性的で人間くさく何処か憎めない登場人物たちが物語を賑やかに彩り、主要人物の死も少ない。

しかし、「同じ組織・同じ大義の下で動いてる筈なのに、各々にその解釈が異なるために起こる諍い」「ちょっとした勘違いや行き違いが後々とんでもない事態を招く」といった富野監督お馴染みの作劇手法は健在であり、様々な思惑が複雑に交錯する人間ドラマも本作の重要な骨子である。

本作に於けるキーワードである「黒歴史」を通じた「全てのガンダムの否定と肯定」を作品の根底として置いており、(本作が劇中劇とされているガンダムビルドファイターズなど一部を除いた)本作以降に制作されたガンダムシリーズを含めた全てのガンダムの世界観は、∀ガンダムの世界観に統括されると言われている。

ただし全作品がどういった時系列を辿るのか、あるいはどういった経緯で統括されるのかといった流れはほとんど説明・解説されておらず、後に制作された作品『Gのレコンギスタ』が本作の過去か未来かの解釈が公式ですら分かれているため、あくまで整理されていない漠然とした設定であることは前提として置くべきである。

そもそも本作と相互で直接的な繋がりを感じさせる作品は同監督の『Gレコ』くらいであり、以降のアナザーガンダムにおいても本作へと至ることを意識した作品は存在しないと言っていい。

主役機であるターンAガンダムの「ヒゲ」が特徴のデザインや女装全裸姿を披露する主人公等でも話題になっている。地味に4クール放送のTVシリーズでは全編通して主役機交代がないという珍しい作品である。また、舞台が舞台なためか最終決戦ではよくありがちなフルアーマー○○のような最終決戦仕様に換装される事もない。∀以前のガンダムシリーズを見ても乗り換えがなかったのはファースト以来となる。

さらに主題歌は西城秀樹、エンディングは谷村新司が手がけるなど、アニメソングらしからぬ歌手起用も見どころである。

その他、「機動○○」といったサブタイトルが付かないなど、あらゆる面でシリーズにおける異色作となっている。

なお、「」の文字は「すべて」を表す論理記号。日本語入力システム‎によっては「すべて」と打てば変換可能。これは、「全てのガンダムを内包する」という意味でつけられた。

ちなみに「ターンA」という読みは、「最初(のアルファベットであるA)に戻る」という意味で、シリーズの再出発にかけて、また、文明を原初に戻してしまう∀ガンダムの能力にひっかけたものである。

物語

正暦2343年、ムーンレィス(月面居住民)の少年ロラン・セアックは、月の女王ディアナ・ソレルの地球帰還作戦に先立つ地球先行潜入員に選ばれ、フラン・ドールキース・レジェとともに地球のアメリア大陸イングレッサ領に降下した。

地球に降り立ち、二人と別れたロランはイングレッサの地方町ヴィシニティに向かう道中でうっかり川で溺れてしまい、たまたま川でをしていたキエル・ハイムソシエ・ハイムの姉妹に助けられる。キエルの紹介でロランはハイム家が運営するビシニティの鉱山で働き始め、フランとキースもそれぞれ新聞印刷所とパン屋の従業員としてイングレッサ首都のノックスで暮らし始める。

その後、鉱山での働きぶりと手先の器用さを認められたロランはハイム家の運転手兼使用人となり、日々の暮らしの中で地球と地球の人々に深い愛着を抱くようになっていく。

一方その頃、イングレッサの領主グエン・サード・ラインフォードはムーンレィスによるアメリア大陸への入植要請に対応していた。彼らに脅威を感じたグエンは市民軍「ミリシャ」を増強すべく、兵器の生産を急がせていた。

ロランがヴィシニティで暮らし始めて2年が経った夏至の日の夜のこと、ロランはソシエと共に成人式の祭りに参加していた。自分もヴィシニティの住人として認められたことに喜ぶロランだったが、神像「ホワイトドール」の前で儀式を行っていた最中に、突如としてディアナ・カウンターウォドムがノックスを襲撃する。

それに呼応するのかのように動き出した「ホワイトドール」の中から現れたのは、ヒゲの生えた巨大な白い機械人形だった。

登場キャラクター

登場メカニック

劇場版・アニメ版には未登場の機体

劇場版

2002年2月9日に全国一斉公開。

TVシリーズの内容を新作カットを加えて再編集し、『地球光』と『月光蝶』の二部作にまとめた劇場版総集編作品である。

公開に当っては、ニ部作を日替わりで上映するサイマル・ロードショー形式がとられ、これは日本映画界では初の試みとして話題になった。

全50話という長尺かつ複雑な物語を二部作にまとめたためか、かなりスピーディーな展開となっており、特に『地球光』の前半はほぼダイジェストの如き大胆な編集で進行していく(全43話の『初代ガンダム』でさえ劇場版は三部作だった)。

また、TVシリーズ中盤に当たる部分をすっ飛ばしており、『地球光』と『月光蝶』の間の展開が直接繋がらないため、ストーリーの大筋を楽しむ分には問題無いが、劇場版を観ただけでは細かい部分で理解出来ない点も多い。

これについては富野監督もカットできるエピソードや戦闘が少なくて非常に苦労したと語っている。

主題歌

pixivで「機動戦士Vガンダム」の小説を投稿する

目次[非表示]

1 概要

2 ストーリー

3 登場人物

3.1 メインキャラ

3.2 リガ・ミリティア

3.3 シュラク隊

3.4 地球連邦軍

3.5 ザンスカール帝国

3.6 その他

4 登場メカニック

5 主題歌

5.1 オープニングテーマ

5.2 エンディングテーマ

6 ナレーション

7 関連作品

7.1 漫画版

7.2 交響組曲第二番 THOUSAND NESTS

8 余談

9 関連イラスト

10 関連動画

10.1 アイキャッチ

11 関連項目

12 外部リンク

伝説の白きモビルスーツが今、蘇る!

概要

『機動戦士Vガンダム』は、1993年4月2日から1994年3月25日までANN系で全51話が放送された。略称は「Vガンダム」など。これまでは名古屋テレビ制作だったが、これより『機動新世紀ガンダムX』までテレビ朝日制作。

アムロとシャアが行方不明になってから60年後の宇宙世紀0153年を舞台に、サイド2に勃興したザンスカール帝国と抵抗組織リガ・ミリティアの戦いを描いている。宇宙世紀を舞台にした映像作品(宇宙世紀の正史)としては、本作が劇中時間において最後年代に当たり、「ガンダムシリーズ」の中でも特に重苦しく陰鬱な雰囲気の作品となっている。

もともと「テレビアニメの原点に戻った、楽しいロボットアニメ」を目指して製作されており、主人公の年齢も大幅に引き下げられた。主人公 ウッソ・エヴィンが幼馴染のシャクティ・カリンや憧れの女性であるカテジナ・ルースを守る為にガンダムに乗り込み敵を打ち負かすというストーリーと、子供たちが真似て描くことができるデザインのVガンダムなど子供を意識した製作もなされていた。

しかし、スポンサーの意向に不満を示した富野由悠季の手による皮肉まじりのバイク戦艦の登場(スポンサーは喜んだらしい)、映像作品では宇宙世紀最後のモビルアーマーが出撃前に爆散、戦略兵器の形状がもろにアソコ、シュラク隊やバグレ隊、ネネカ隊などの登場人物を虐殺する富野演出が炸裂した所謂「黒富野」作品となっている。

また、このような残虐な設定の背景には当時苛烈を極めていた現実のユーゴスラビア連邦人民共和国~連邦共和国の紛争も裏テーマにしていたためで、実際に現地ロケも行われている。

中でもミューラ・ミゲルの最期のシーンは視聴者の大半にトラウマを植え付けたことで知られ、本作の製作を通して重度の鬱病に陥った富野監督は、1998年の『ブレンパワード』までTVアニメ監督業を休止する状態にまで追いやられた。

そういった事もあり、後年DVD-BOX化された本作のブックレットに富野監督は、『この作品は見れたものではないので買ってはいけません!』という警告のコメントを(買わなければ読めないのに)寄せている。尚、これは同文中において「本当にそういうポスターを張り出してみると、このDVDはきっと凄く売れるでしょう」と締めくくられてる。

しかし、ストーリーとしての出来は決して低くはなく、要所要所は陰鬱な作品として割り切ってみればかなり振り切った内容で楽しめる。

特に終盤の「リーンホース特攻」のシーンはガンダム史上屈指の名シーンの一つとして挙げられており、しばしば語り草となる。

また、戦闘シーン、メカアクションに関してもΖ~逆シャアまで多用され続けたファンネルを棄て、格闘戦や射撃戦のみならず地形を活かした戦術やパーツアタックや光の翼など乗機のギミックや特徴を最大限に活かした斬新で変幻自在な戦法など、最大限に工夫が凝らされており、シリーズの中でも高いクオリティを誇っている。また、前述の通りファンネルは無くなったが、オールレンジ攻撃そのものはファンネルとは違った様々な形で表現されている。

なお、話数の面でもTVアニメのガンダムシリーズの中で、全51話という『SDガンダムフォース』に次ぐ2番目の話数を持っている。ファーストガンダムは全43話。SEEDや∀は全50話。『SDガンダムフォース』は最大の全52話となっており、SD作品を除いた場合は本作がトップとなる。

ストーリー

地球を汚染させてしまった人類が、宇宙に殖民して、それに十分になじむ時代となっていたがしかし人類は、この宇宙でも地球上と同じように戦争の歴史を繰り返していた--。

宇宙世紀0153年、サイド2のほぼ全域を支配するザンスカール帝国は、長きにわたる統治の末、形骸化、腐敗した地球連邦政府に対し独立を宣言、宇宙における新たな秩序づくりの名の下に地球への武力侵攻を開始する。それはウッソ・エヴィンとシャクティ・カリンの住む東欧の不法居住区ポイント・カサレリアもまた例外ではなく、ザンスカールとそれに対抗するレジスタン組織リガ・ミリティアの戦闘に遭遇したウッソたちは、運命に導かれるがごとく戦いに巻き込まれて行く。

周囲の人々を守りたい一心でヴィクトリーガンダムのパイロットとなったウッソは、戦争と言う不条理な現実の中で様々な経験を重ねて行くのだった…。(TVアニメ公式サイトより。)

登場人物

メインキャラ

ウッソ・エヴィン シャクティ・カリン

CV:阪口大助 CV:黒田由美

カテジナ・ルース クロノクル・アシャー

CV:渡辺久美子 CV:檀臣幸

リガ・ミリティア

ハロ、ウォレン・トレイス(CV:松本梨香)

エステル・チャバリ(CV:達依久子)

エリシャ・クランスキー(CV:柳沢三千代)

オイ・ニュング(CV:掛川裕彦)

オーティス・アーキンズ(CV:坂東尚樹)

オデロ・ヘンリーク(CV:中田雅之)

オリファー・イノエ(CV:園部啓一)

カシム

カルルマン・ドゥカートゥス(CV:こおろぎさとみ)

カレル・マサリク(CV:小林優子)

クッフ・サロモン(CV:森川智之)

ジン・ジャハナム ※影武者(CV:松尾銀三)

スージィ・リレーン(CV:こおろぎさとみ)

ストライカー・イーグル(CV:藤原啓治)

ソフィア・イエリネス(CV:吉田古奈美)

トマーシュ・マサリク(CV:関智一)

ネス・ハッシャー(CV:折笠愛)

ハリー・モスト(CV:渡辺哲也)

ハンゲルグ・エヴィン(CV:堀内賢雄)

ビゴー

ブラスタ・イエリネス(CV:柳沢三千代)

フランダース(CV:こおろぎさとみ)

マーベット・フィンガーハット(CV:白石文子)

マルチナ・クランスキー(CV:吉田古奈美)

ミズホ・ミネガン(CV:吉田古奈美)

ミューラ・ミゲル(CV:兵藤まこ)

レオニード・アルモドバル(CV:中田譲治)

ロベルト・ゴメス(CV:加藤治)

ロメロ・マラバル(CV:茶風林)

ワーグマン(CV:藤原啓治)

シュラク隊

ケイト・ブッシュ(CV:安達忍)

コニー・フランシス(CV:こおろぎさとみ)

ジュンコ・ジェンコ(CV:小林優子)

フランチェスカ・オハラ(CV:石川寛美)

ペギー・リー(CV:渡辺久美子→荒木香衣)

ヘレン・ジャクソン(CV:深見梨加)

マヘリア・メリル(CV:まるたまり)

ミリエラ・カタン(CV:日高奈留美)

ユカ・マイラス(CV:田中敦子)

メルクリン

地球連邦軍

ムバラク・スターン(CV:藤城裕士)

ブランコ・ドゥコラ

ザンスカール帝国

アーネスト・リゲル

アジス・バギ(CV:山崎たくみ)

アラルカンド

アルベオ・ピピニーデン(CV:北島淳司)

カービン・リチャーズ

カズー・ミウラ(CV:柴本浩行)

ガリー・タン(CV:山崎たくみ)

カリンガ・ウォーゲル(CV:冬馬由美)

キーラ(CV:富田晃介)

キスハール・バグワット(CV:梅津秀行)

キッサロリア(CV: 田中亮一)

キル・タンドン(CV:森川智之)

ギンザエフ

クリス・ロイド(CV:関智一)

クワン・リー(CV:小杉十郎太)

ゲトル・デプレ(CV:石野竜三)

ゴズ・バール(CV:堀之紀)

ゴッドワルド・ハイン(CV:中田譲治)

シシリー・フィツィーネ(CV:まるたまり)

ジム・スティフ(CV:飛鳥井豊)

シューマッハ

ジル

ズブロフ・シモネフ(CV:中博史)

セナ

タシロ・ヴァゴ(CV:中村秀利)

ディ・トランプ(CV:藤原啓治)

ドゥカー・イク(CV:中田和宏)

トッリ・アーエス(CV:山形ユキオ)

トランス(CV:真殿光昭)

ニコライ・ハンス(CV:太田真一郎)

ネネカ・ニブロー(CV:横山智佐)

ノマイズ・ゼータ(CV:梁田清之)

バクー・チー(CV:坂東尚樹)

ハズ・カイフ(CV:掛川裕彦)

パトリック・ブーン(CV:高戸靖広)

バンド(CV:太田真一郎)

ファラ・グリフォン(CV:折笠愛)

フォンセ・カガチ(CV:大矢兼臣)

プロスト

ブロッホ(CV:小杉十郎太)

ヘンリー・ダグラス

ボーディナム

マチス・ワーカー(CV:飛田展男)

マリア・ピァ・アーモニア(CV:篠原恵美)

ミサキ・アイザワ(CV:坂東尚樹)

ムッターマ・ズガン(CV:中博史)

メッチェ・ルーベンス(CV:森川智之)

ライオール・サバト(CV:子安武人)

リー・ロン(CV:緑川光)

ルペ・シノ(CV:伊藤美紀)

レイ・ブラッド(CV:飛鳥井豊)

レンダ・デ・パロマ(CV:松本梨香)

ワタリー・ギラ(CV:立木文彦)

その他

エレナ(CV:冬馬由美)

ジニス・キッキ(CV:拡森信吾)

テングラシー・ルース(CV:有本欽隆)

バーツラフ・マサリク(CV:藤原啓治)

ビスタン(CV:有本欽隆)

マンデラ・スーン(CV:中田譲治)

レーナ・ワーカー(CV:松井菜桜子)

ロブ・オレスケス(CV:岸野一彦)

登場メカニック

リガ・ミリティア 地球連邦軍 ザンスカール帝国 マケドニア政府軍

Vガンダム

V2ガンダム

ガンイージ

ガンブラスター

ガウンランド※1

リーンホース※2

リーンホースJr

ジェムズガン

ジャベリン(MS)

クラップ

ジャンヌ・ダルク※3

ゾロ

シャッコー

リグ・シャッコー

トムリアット

ドムットリア

ゴッゾーラ

メッメドーザ

ゾロアット

ゾリディア

コンティオ

リグ・コンティオ

ジャバコ

アビゴル

ガルグイユ

シャイターン

ゲドラフ

アインラッド

ブルッケング

ザンネック

ゲンガオゾ

ゴトラタン

リカール

ガリクソン

ドッゴーラ

ドッゴーラ改※4

ビルケナウ

シノーペ

カリスト

アマルテア

スクイード

アドラステア

リシテア

ヘビーガン

※1:アレキサンドリア級

※2:スペースアーク級

※3:ラー・カイラム級

※4:漫画版

主題歌

オープニングテーマ

作詞:井荻麟 作曲:小林亜星 歌:西城秀樹

  • 「CENTURY COLOR」(39 - 50話)

作詞:井荻麟・浜口祐夢 作曲:浜口祐夢 歌:RAY-GUNS

エンディングテーマ

  • 「AURA」(1 - 38話)

作詞・作曲:谷村新司 歌:谷村新司

  • 「月の繭」(39 - 49話)

作詞:井荻麟 作曲:菅野よう子 歌:奥井亜紀

※最終話の50話では劇中歌として使われた。

  • 「限りなき旅路」(50話)

作詞:C.Piece 作曲:菅野よう子 歌:奥井亜紀

ナレーション

本編:朴璐美

サブタイトルコール:なし

次回予告:朴璐美

備考

本作は「フジテレビで放送された最初で唯一のガンダムのTVシリーズ」であるが、東名阪はともかく、放送地域がまちまちであり(北海道東北地方のように、比較的多くの県でネットされていた地域もある一方で四国地方のように1県しか視聴できないところもあった)が、ヒドい所では中国地方では一切放送されなかった(地域で言えば岡山県広島県鳥取県島根県山口県であるが、岡山県の放送局の場合は放送エリア上は香川県も含まれる。また山口県にはフジテレビ系列局はないが、山口県のごく一部では福岡県のフジテレビ系列局であるテレビ西日本で視聴出来た)。そのため中国地方在住(前述した山口県の一部エリアを除く)のガンダムファンの間でも「雑誌で見たことはあるが、アニメは見たことない」「DVD(あるいは劇場版2部作)で初めて知った」「そんな作品はない!」(本当に作品を知らなかったり、ネタ的に発言する者も含む)と本作の存在に関しては各人異なった認識をしている、とされる。

また、当初はガンダムシリーズ最終作として作るつもりだったと言う都市伝説もある。

立体物

1/144、1/100、SDガンダム、HGCC1/144、MG1/100にラインナップ。

各々ビームライフル、ビームサーベル、シールドが同梱。(MG、SDガンダムにはハイパーハンマーも同梱されている。)

胸部マルチパーパスサイロは、1/144とSDガンダムは差し替えで再現されている。(1/100とMGは展開ギミックで再現されている)

関連書籍

  • ∀の癒やし

富野監督によるエッセイ集。

機動戦士Vガンダム』の制作で重度のうつ病に陥った富野監督の味わった地獄と、そこから如何にして立ち直っていったのかを、『ブレンパワード』と『∀ガンダム』の制作に纏わるエピソードを交えながらその心情を綴った内容となっている。

関連動画

関連記事

親記事