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ドリーム9の編集履歴

2022-08-27 15:41:45 バージョン

ドリーム9

どりーむないん

「ドリーム9」とは、フジテレビ系列の午前9時台のアニメ枠の通称である。 「ストロング9」を経て、現在は「アドベンチャーサンデー」という名称だが、本記事では旧称で解説する。

概要

東映不思議コメディーシリーズ」が終了した1993年11月より開始。

開始からしばらくは前半枠のみアニメ番組だったが、2003年4月より後半枠に『ASTRO BOY 鉄腕アトム』が放送を開始したことで、アニメ枠が1時間に延長された。

2006年より『ONE PIECE』が日曜19時からこの後半枠に移動し、前半・後半ともに東映アニメーションの放送枠となっている。

そして2016年秋の改編では、同年春の改編でこの前の時間帯に放送されている『新報道2001』が一部ローカルセールス化されたことで捻出された8時台後半枠がアニメ枠になったことで1時間半枠となった(ただし8時台後半枠は東映アニメーション制作ではない)。

だが2019年春の改編で8時台後半が廃止され、再び1時間枠となっている。


ただし、実はローカルセールス枠なので、系列局によっては日曜朝9時台に放送されていない(極端な場合は放送自体ない)。


「ドリーム9」という名称は、2009年4月に付けられた名称。

2014年~2016年秋改編までは「ストロング9」と呼ばれ、8時30分がアニメ枠になってからは、「アドベンチャーサンデー」という名称に変更された。


番組の変遷

9時台前半

開始から20年間1度も途切れることなく、2013年に当枠での放送が1000回に達した。

前身の不思議コメディーシリーズ後期は女児向け作品となっていたが、本枠では『ひみつのアッコちゃん』を除き、基本的に男児向けアニメとなっている。


なお、開始当時同じ東映動画製作のテレビ朝日8時半枠(『ニチアサキッズタイム』第4枠)では『GS美神』(1993年1994年)を放送しており競合関係となっていたが、後番組の『ママレード・ボーイ』(1994年)以降は女児向けになり、事実上の放送枠交換となった。

しかし1998年にドリーム9側が局とスポンサーからの要請に押しきられて『ひみつのアッコちゃん』をぶつけてきたことで再び競合関係が再発する。(ニチアサ側は『夢のクレヨン王国』だった)

そして何より、1998年にこの枠を任されてしまったのは、よりにもよって、その『GS美神』以降のニチアサ4枠プロデューサーである「ニチアサの母」関弘美であった。しかもニチアサ兼任である。(関が呼ばれたのは彼女が前回の『アッコちゃん』のサブプロデューサーであったため)

しかし結局、番組の成績は(関の危惧の通り)かんばしいものではなく、結局はスポンサーの都合と関の進言もあいまって、この枠は引き続き関のプロデュースのもと『デジモンアドベンチャー』以降、男児向けとして固定する事となった。(関のドリーム9への関与は『金色のガッシュベル!!』中盤までだが、彼女は2009年から東映アニメーションの全作品を統括する企画部長となったため『トリコ』にも参加している。そのため関に冠される「ニチアサの母」のニチアサには、このドリーム9枠も含まれている)


男児向けがメインということで、4クール(=1年)越えの長期作品が多数放送されている。

最大は『金色のガッシュベル!!』と『トリコ』の3年間。


放送期間番組名
1993年11月7日~1994年12月25日蒼き伝説シュート!
1995年1月8日~1995年12月24日空想科学世界ガリバーボーイ
1996年1月7日~1998年3月29日ゲゲゲの鬼太郎 第4シリーズ※1
1998年4月5日~1999年2月28日ひみつのアッコちゃん 第3シリーズ※2
1999年3月7日~2000年3月26日デジモンアドベンチャー
2000年4月2日~2001年3月25日デジモンアドベンチャー02
2001年4月1日~2002年3月31日デジモンテイマーズ
2002年4月7日~2003年3月30日デジモンフロンティア
2003年4月6日~2006年3月26日金色のガッシュベル!!
2006年4月2日~2007年3月25日デジモンセイバーズ
2007年4月1日~2009年3月29日ゲゲゲの鬼太郎 第5シリーズ※1
2009年4月5日~2011年3月27日ドラゴンボール改※3
2011年4月3日~2014年3月30日トリコ
2014年4月6日~2015年6月28日ドラゴンボール改 魔人ブウ編※3
2015年7月5日~2018年3月25日ドラゴンボール超
2018年4月1日~2020年3月29日ゲゲゲの鬼太郎 第6シリーズ※1
2020年4月5日~2021年9月26日(予定)デジモンアドベンチャー :※4
2021年10月3日~(予定)デジモンゴーストゲーム

※1:過去シリーズの放送時間は


※2:過去シリーズの放送時間は


※3:無印、『Z』『GT』の放送時間は水曜19時~19時30分。

前後に『Dr.スランプアラレちゃん』と『ドクタースランプ』が挟まり、鳥山明原作のアニメが18年に渡り放送された。

この後番組が『ONE PIECE』で、日曜19時30分→日曜19時を経て、2006年より下記の後半枠に移動する。


※4:COVID-19感染拡大により、2020年4月26日から5月31日までは放送を休止し、前番組が再放送された。


9時台後半

元々は1983年10月から2クール放送していた『機甲創世記モスピーダ』【タツノコプロ】がこの枠の第1作で、以降19年間のバラエティ番組を挟んでいる。


前半枠と違い、『ONE PIECE』が始まる前は東映アニメーション以外の制作会社だった。

放送期間番組名
2003年4月6日~2004年3月28日ASTRO BOY 鉄腕アトム手塚プロダクション
2004年4月4日~2005年3月27日レジェンズ 甦る竜王伝説【ぎゃろっぷ
(アニメ枠中断)※当初『ふしぎ星の☆ふたご姫』が放送される予定だった。
2006年10月1日~放送中ONE PIECE(第279話~)

枠内コラボ

主に同じ週刊少年ジャンプ原作のタイトル間で行われている。


ドラゴンボール×ONE PIECE

前半が『改』の時期に中の人つながりで、ルフィクリリンがお互いの番組の宣伝を行っていた。


トリコ×ONE PIECE

2011年4月3日放送。

双方の作者による合作漫画『実食! 悪魔の実!!』のアニメ版として、『トリコ』第1話と『ONE PIECE』第492話の枠で放送された。


翌年4月8日にも、『トリコ』第51話と『ONE PIECE』第542話の枠で第2弾が放送。

こちらは完全オリジナル。


トリコ×ONE PIECE×ドラゴンボール

トリコxワンピースxドラゴンボール超スペシャルコラボ(色)

正式タイトル『トリコ×ONE PIECE×ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!!

2013年4月7日に映画『ドラゴンボールZ 神と神』公開記念を兼ねて、1時間スペシャルとして放送された。


上記のアニメを踏まえて『トリコ』と『ONE PIECE』のキャラは面識がある設定。

一方『ドラゴンボール』と『ONE PIECE』のキャラは合作漫画『CROSS EPOCH』で既に共演しているが、ここでは初対面となっている。


関連タグ

東映アニメーション(1998年までは「東映動画」)


こちら葛飾区亀有公園前派出所2004年にレギュラー放送終了後も、不定期でこの時間帯にスペシャルが放送され、2016年SPで完結を迎えた。


ニチアサキッズタイム:東映及び東映アニメーションの裏番組の枠。2017年秋改編前は時間が重なっていなかった。『デジモンクロスウォーズ』後半はこちらの枠で放送された。

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