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アンティラモンの編集履歴

2022-09-25 11:50:32 バージョン

アンティラモン

あんてぃらもん

アンティラモンとはデジタルモンスターに登場する完全体デジモン。

概要

世代完全体
タイプ聖獣型
属性ウィルス種/データ種
必殺技メディテーションキュア、マントラチャント(ウィルス種)/アシパトラヴァナ(データ種)
所属デーヴァ、ウィンドガーディアンズ(デーヴァ)、ナイトメアソルジャーズ(ウィルス種)

デーヴァに属する聖獣型の完全体デジモンでチンロンモンの配下。モチーフになった干支は「」。

デーヴァバージョンはデータ種だが、ウイルス種として登場するアンティラモンの2タイプがいる。現在はデータ種のほうが有名である為、令和のデジモンアニメにも割と早期に登場している(Dα-450のようにウィルス種のデーヴァバージョンも存在するようである)。

データ種は心優しい性格で庇護対象を傷つけるものに対しては一切の容赦をせず、両腕を宝斧(パオフー)に変形させて竜巻のように荒れ狂う「アシパトラヴァナ」で敵を葬り去る。一方で、ウィルス種は体内に流れる気を自在に操る柔剛一体の戦術を得意としていて、傷を瞬時に回復する「メディテーションキュア」や体をクロンデジソイド級に硬化させて放つ「マントラチャント」が必殺技。


元ネタは安底羅大将だが、こちらはどちらかといえばウサギではなく、猿との結びつきが強い。安底羅大将とウサギは4番目に位置している故の人選なので仕方がないのだが。


登場作品

デジモンアドベンチャー02

アンティラモン

劇場版である前編・デジモンハリケーン上陸!!/後編・超絶進化!!黄金のデジメンタルに登場。こちらはウィルス種デジモン。

はぐれてしまったウォレスのことを求めて暴走したチョコモンが、ウェンディモンからさらに進化した完全体デジモン。最終的にケルビモンへと進化を遂げる。

ウィルス種版はデータ種版に比べ神様的な意匠がなく、純粋な獣としての印象が強い。劇中でも素早い動きでブイモン達を翻弄した。

現在ではこちらの進化系統はほとんど取り扱われていない。(ウェンディモンの出番は多いけど。)


デジモンテイマーズ

アンティラモン(データ)

スーツェーモン配下のデーヴァとして登場(デーヴァでは最後の登場となった)。デジタルワールドで迷う小春に出会い、わがままを断りきれずテリアモン探しを手伝う。更にマクラモンの襲撃から彼女を護り、スーツェーモンの命令に背いたとして成長期のロップモンに退化させられてしまうも、小春のパートナーデジモンになる。データ種。デーヴァの中では唯一の生き残り。

退化後はほとんどこの姿は見せなかったが、印象的な場面では小春の力で完全体のこの姿まで一気に進化、戦線に参加している。

なお、第6話ではウィルス種のカードが登場している。


デーヴァの神域にある南門を守ってはいるものの、無理に立ち入ったりしなければ襲ってくることはないようだ。また、デーヴァ時代から素直な所があり、座って小春の目線に合わせようとしたり、質問にはきちんと答えるなど設定通りの性格をしている。


デジモンゴーストゲーム


「配達の…邪魔をするなら…容赦しない」


CV:鈴村健一


第44話に登場。今回登場したのはウィルス種の個体で、ウィルス種が登場するのは初登場の02以来。

3体で行動しており、気を操って様々な物を作ることができる能力を活かして配達サイトを運営していた。配達の際は小さな小人のような姿で行動しており、目撃者からは「ごほうびエルフ」と呼ばれている。

しかし気を操るとはいえ材料は必要で、その材料は建物の鉄分から供給されるため何かを注文すると建物が劣化し赤錆が発生、最悪の場合建物の維持に必要な鉄分が足りなくなり建物が倒壊してしまう。

しかしサイトを利用する者はそんな事は知らず、明日の朝に欲しい物が必ず届くことからどんどん注文をしてしまう。これもビジネスの一環なのでキャンセルもできるが、注文した本人のデバイスからしかキャンセルできない。


私立葉櫻学院の生徒である深津理久はこのサイトをよく利用しており、生徒たちのリクエストに応えて様々なものを注文することで友達を作っていた。しかしエスピモンから今回のことに関する噂を聞いたに問いただされごほうびエルフについて話す。

夜寝たふりをしてアンティラモンを目撃した宙は、[清司郎>東御手洗清司郎]]が留守の間に勝手に注文をしていたジェリーモンと共に跡をつける。そして移動中にアンゴラモンから事の重大さを知らされ、彼らを止めるべくキャンセルを求めるも正規の方法でなければキャンセルはできないと突っぱねられるが、それでも聞かなかったジェリーモンはキャンセルしろと詰め寄るが無理にでもキャンセルしようとする彼女に対し実力行使で鎮圧を決行。


宙は合流した瑠璃と共にアンティラモンを食い止めその間にジェリーモンは深津を探し出し、彼のパソコンでキャンセルを試みることに。

ベテルガンマモンジンバーアンゴラモンカノーヴァイスモンラモールモンに超進化し対抗するが『メディテーションキュア』による高い再生能力と『マントラチャント』を用いた高い戦闘力に圧倒され、時間切れで退化させられてしまう。

アンティラモンによる最後の一撃が加えられそうになった瞬間、深津のパソコンを見つけたジェリーモンが全ての商品注文をキャンセル完了し、間一髪でアンティラモンの攻撃を止めることに成功した。


話を聞くとデジタルワールドでも様々なものを作ってデジモン達を喜ばせていたようで、そこで出会った北斗からもこの能力を評価され、良かれと思って仕事に励んでいたため、彼らに悪気は一切なかった。

その後、注文した物を使って建物を元に戻し、戻ってきた清司郎の提案で彼らはリサイクル工場で働くこととなった。

しかし、アンティラモンの運営するサイトで生徒から信用を得ていた深津は、注文した物が消えたことで一気に信用を失うこととなった。


今回声を担当した鈴村健一氏はデジモンシリーズでは、デジモンフロンティアにて木村輝一を演じたことで知られている。


デジモンストーリー

かつて一人のテイマーと共に、デジタルワールドに混乱と破壊を撒き散らすキメラモンと戦ったが、敗北して記憶を失い、ブラックアグモンの姿に転生していた。孤独に生きて来た生い立ちから、人間と共に成長していくデジモン達に嫉妬心を抱き、主人公に挑戦して来たが、敗北、捨て台詞を残して去っていった。

続く2戦目では主人公を見返すためにダークティラノモンに進化するも、またも敗北し、主人公に禁断の地「クロンこうざん」への行き方を教えた。その後も主人公に勝つために修行を続けていたようだが、何らかの理由でパグモンに退化して主人公達の事を忘れてしまい、テイマー達の手を焼かせていた所に、バイフーモンの手引きで主人公の元に預けられる。当初はわがままな性格で主人公を振り回していたが、冒険を通じて主人公に信頼を置くようになり、バッドテイマーズの落としたデータコアのかけらでアンティラモンの姿を取り戻し、キメラモンを撃破した。この為、本作の実質的なパートナーデジモンは彼という事になる。

彼の語るところによれば、キメラモンとの戦いで昔のパートナーが恐れをなして逃げてしまい、信頼していたテイマーに裏切られた事がデータに深く刻まれ、ブラックアグモン時代の人格を形成したとの事。


アンティラモンに進化している時は本来の老成した口調で話しているが、たまにパグモンと同じ喧嘩っ早い口調になることも。明言はされていないが、恐らくウィルス種のアンティラモンだと思われる。


キャラクターベースはデジモンテイマーズインプモンだと思われる。


デジモンサヴァイブ

CV:大空直美


加山シュウジのパートナーデジモン・ロップモンの完全体の姿。


進化

大抵、ロップモン系列の進化系として扱われているが、デーヴァがアーマー体から進化するという法則性に則り、同じウサギモチーフのビットモンが進化前に据えられる事もある。


なお、旧デジカでは何故か愛情の紋章を使ってトゥルイエモンから進化するルートも存在した(Bo-670)。


進化元

ウィルス種


デーヴァ

一部はウィルス種とも共通。


ジョグレス進化元


進化後

ウィルス種


デーヴァ


ジョグレス進化

一部はウィルス種とデータ種共通。


余談

必殺技の名前はヒンドゥー教の地獄の一つに由来。

TCGバトルスピリッツではCB07『デジモン 決めろ!カードスラッシュ』では系統:完全体・神皇・想獣の黄色と緑の混色スピリットとして登場。「卯の十二神皇ミストラル・ビット」の効果をアレンジした効果を持つが、神皇・遊精・爪鳥であったミストラル・ビットから系統が変わっている。



関連項目

デジタルモンスター 完全体 デーヴァ(デジモン) デジモン

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