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アスクレピオス(Fate)の編集履歴

2022-11-16 16:46:09 バージョン

アスクレピオス(Fate)

あすくれぴおす

『Fate/Grand Order』に登場するキャスターのサーヴァント。

早く患者をつれてこい。患者の前にいない医者ほど無意味なものはないぞ。


プロフィール

真名アスクレピオス
クラスキャスター
性別男性
身長170cm
体重60kg
出典ギリシャ神話
地域ギリシャ
属性中立・中庸・地
好きなもの医術の進歩とそれを促す難病、医者に従順な患者
嫌いなものつける薬のない愚かな患者と神々
設定担当水瀬葉月
ILLUST悌太
CV鈴木崚汰

問診票の身長と体重を偽る者には容赦しない。


概要

Fate/Grand Order』で初登場したキャスタークラスサーヴァント。レアリティは☆3。

2019年6月22日からプレイアブル実装され、第2部4章クリア後にストーリー召喚へ追加される。ただし、恒常召喚には入らない「ストーリー召喚限定」サーヴァントであるためレアリティは低いが召喚機会が限られているので注意。


ストーリー中では第2部4章『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』にて敵側のサーヴァントとして召喚され、異聞帯の王の配下である「神将(ローカパーラ)」の一騎として登場する。


また、『Fate/strange Fake』では、姿は異なるもののウォッチャーの影法師の1人として登場していた。

原作者の成田良悟先生によると、ウォッチャーの影法師は英霊そのものでないため外見やキャラクターに差がある、という設定らしい。『Apocrypha』のジャック『Fake』のジャックのキャラクターに差異があるのと同じようなものとのこと。


真名

ギリシャ神話に登場する医神、アスクレピオス。、アルゴノーツの一人でもある。

大賢者ケイローンの門下生としても知られ、医術に関する知識は師をも凌駕していたという。

現代でも彼の持っていた「蛇の巻き付いた杖」は医学のシンボルとして世界保健機関(WHO)の旗などに用いられている。


父は太陽の神アポロン、母はラピテス族の王女コロニス

ある時コロニスはあらぬ浮気の疑いを立てられ、激怒したアポロンから弓矢で射殺されてしまう。コロニスは今際の際に身籠っていることをアポロンに告げ、慌てたアポロンは胎児を救い出し、ケイローンの元に預けた。その子こそがアスクレピオスである。


ケイローンの下で育ったアスクレピオスは医学の才能を開花させ、その才に目をつけたイアソンは彼をアルゴノーツに誘い、大冒険を繰り広げた。

その後も医術の腕はますます上達してゆき、女神アテナよりペルセウスが討ち取ったメドゥーサの血を賜り、その血を元に不老不死の霊薬を作り上げるまでに至った。


しかし、冥府の王ハデスはこれを問題視し、霊薬の効果で自らの領域から死者を戻される事を「生老病死の理を乱す」としてゼウスに直談判。

直談判を受けたゼウス自身も人間が不老不死を手に入れることを良しとしなかったため激怒し、自らの雷霆の一撃でアスクレピオスを殺害した。


息子の死に嘆き悲しんだアポロンが巨人を殺すなどして暴れたため、ゼウスはせめてもの処置としてアスクレピオスの功績を尊重しへびつかい座として天に召し上げた。これにより、死後アスクレピオスは神々の一員となった。


人物

一人称は「僕」

前髪が交差した銀髪を持つ暗い目つきの男性。

マッドサイエンティスト的な性格であり、医学の発展を第一に考えている。そのためかつて死者の蘇生方法にまで辿り着いた自分を許さなかったギリシャの神々を狭量で愚かとひどく嫌っている。


このため、インド異聞帯においては異聞帯の王の「不完全なものを取り除く」という裁きを合理的であるとして気に入り配下についていた。

偏屈な学者気質であり、無駄なものは排除したがる合理主義者。特に自分の研究を邪魔されることを何より嫌う。医学の発展に寄与できないものに対しては、子どもだろうと露骨に顔をしかめる。

しかし、それらは患者の治療とはまた別問題であり、医者が必要な者がいれば文句を言いながらでも必ず治療する。病理の大小も関わらず、目の前の患者を捨て置くという選択はしない。

生来のものか、神々の理不尽で歪んだのか性格はところどころひん曲がっているが、それを除けば「医者の鑑」と言える信念の持ち主。


その最終目的は死の超越

彼にとっては死もまた「理不尽な病」であり、全人類が「死を克服」するためにいつか乗り越えるべきものと捉えている。いずれ生命が克服すべき最後の病理だと確信し、英霊となった今もなお果敢に挑んでいる。


目深に被ったフードと袖が長い黒コートに嘴状のマスクで顔を隠す若干禍々しい姿をしているが、第ニ再臨ではガスマスクと髪を束ねてオペ服に似た黒服(画像中央)に、第三ではフードを脱いだ素顔に白衣を思わせる白装束(画像右)に着替えた姿となる。こちらの白服も第一同様に袖長。

せんせアスクレピオスさん・・・・・・・・・アスクレピオス


特に2部4章のストーリー終盤で登場したこの白衣姿に落ちたというマスターも多いらしく、召喚された際は再臨用の素材集めに必死になるプレイヤーが続出したとか……


ちなみにキャラデザを手がけた絵師により、コートの下は半袖のピッタリインナーを着用していることと、筋力Dにもかかわらずかなりがっしりした二の腕と肩幅をしていることが明らかになった


※ この半袖インナーのイメージに比較的近いpixivユーザーによるイラスト↓

ピオ中心まとめ


さらに蛇との関連性から、一時期スプリットタン持ちではないか?の如く身体に鱗模様があったりするのでは?といった噂が流れていた。

ちなみに前者については絵師から正式に否定する解答が上がっている


霊衣開放

2022年夏イベントに登場することが『FGO』フェス生放送で先行発表されており、水着霊衣サマーレスキューも先んじて披露される。


能力

賢者ケイローンの下で学問を修め、師をも超える医術者となった。

アテナから下賜されたメドゥーサの血管から得た血液で蘇生薬を精製して見せるという、驚異的な製薬技術を有する。サーヴァントとしても疑似的ながらこれを精製できる。

攻撃の際は手にしている「アスクレピオスの杖」に巻きついた大きな蛇(使い魔?)を差し向けて戦う他、医療用メスも武器にしている。また、この蛇は第2部4章のCMでは骨格のようなものにフレームらしき物が覆われて動いている事が分かる。


異聞帯ではインド神話の死神ヤマ(日本の閻魔大王)と水や医薬の神ヴァルナの権能を与えられ、アンデッドを戦力として使役する能力を得ている。またその屍体にも特性の治癒薬を投じており、並のアンデッドよりも数段しぶとい。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
神たるアルジュナ??????
藤丸立香DDBADA+

保有スキル

陣地作成(A)キャスターのクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。 Aランクを所有するため「工房」を上回る「神殿」を構築することが可能。 無論、彼にとってのそれはただ医療行為の為だけの、診察室、処置室、手術室などの意味合いを持った場所である。
道具作成(EX)キャスターのクラス特性。不死の薬すら作り出した彼はこのスキルを規格外のEXで所持している。医術に関わる道具しか基本的に作らないが、作るものは超高性能。彼がターゲットとした傷病には、ほとんどの場合、多かれ少なかれ効果がある。ただしそれ以外の部分にはまったく効かない。
神性(A)アポロンの子として(嫌々ながら)高い神性をもつ。
医神(EX)現代にまで伝わる、『医療』という概念の祖、医学の神としての存在を示すスキル。一説によれば、薬草による治療を初めて行った存在がケイローンであり、それを学び発展させ初めて『臨床医療』を行った存在がアスクレピオスであるという。
アポロンの子(A)ギリシャの神アポロンの系譜であることを示すスキル。アポロンは弓矢、芸能、予言、太陽等様々なものを司る神であるが、疫病の神でもあり、その二面性の発露として、医術も司っていた。本人的にはできれば忘れたいスキルであるが、その血の力でなくては救えない患者がもし眼前にいるとすれば。おそらく彼は舌打ちしながらも、その使用をためらうことはないだろう。
蛇遣い(B)不滅の命の象徴である蛇を使役し、また医療に用いる技術。 古代ギリシャでは蛇は神の使いとして神聖視されていた。 死者を蘇生させた罰としてゼウスの雷霆で殺されたアスクレピオスは、死後へびつかい座(神の座)へと召し上げられた。本人がそれを望んでいたとは限らないが。今も医の象徴として使われている意匠『アスクレピオスの杖』には一匹の蛇が巻き付いている。

その他スキル

ヤマの加護(?)異聞帯で後付けされた「死神ヤマ」の神性に由来するスキル。亡者を召喚し、使役する。当然ながら他で召喚された彼は有していない。

宝具

倣薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)

  • ランク:B
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:−
  • 最大捕捉:−


「治療法が決まった。」

「真の蘇生薬とは比べるべくもない。だが、お前達にはこの処方で十分だろう。受け取れ……『倣薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)』


アスクレピオスが作り出す、死者を蘇らせる蘇生薬。

……なのだが、この宝具は彼がそれを模倣した物である。


かつて実際に作成し用いた蘇生薬は、唯一無二の特殊な原材料を用いたものであり、英霊となった今でも自動的に引っ張ってこられるようなものではなかった。

故にサーヴァントとして召喚される現在の彼は、この模倣薬を代わりに用いることになる。


模倣品であるため元々のものより効能が落ちており、実際に死者を蘇生させるには死亡後の経過時間や、死体の状態など、様々な条件を満たしていなければならない。

現代医療の知識を得た彼は「単純に、少し出来のいいAEDのようなものだ」と自嘲気味に語る。また、この模倣薬自体もそれなりに貴重なリソースから出来ているらしく、何度も使えるわけではない。


ゲーム上の宝具でもあり、カードの種類はArtsで、効果は【自身を除く味方全体にガッツ状態を付与(1回・3ターン)+味方全体に毎ターンHP回復状態を付与(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&味方全体に弱体無効状態を付与(1回・3ターン)】。

宝具レベルに応じてガッツでの復活後のHPが上昇する。


真薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)

  • ランク:EX
  • 種別:対界宝具
  • レンジ:−
  • 最大捕捉:−

『FGO』では基本的に使用されない、発動不能宝具。

かつてハデスの領域を侵し、ゼウスを怒らせた真なる蘇生薬そのもの。かなり無茶な状態からでも人や半神を完全に蘇生させる力を持つ。

そしてこの薬の原料は、(ペルセウス経由で)アテナから渡されたゴルゴーンの血液である。


だが実のところ、ただゴルゴーンから血を採っただけでは上手くいかない。

ヒッポリュトスを蘇生させたときには『アルテミスの力を得て為した』とされているため、蘇生薬はこの血に純度の高い(アテナ・アルテミス級の)神の力が込められてこそ初めて完成するものなのだろう。他にも隠し味として必要なものがあるのかもしれない。


結局のところ、かつての蘇生薬は彼の医術だけでなく様々な要因と偶然も関与して作り出せたものであって、アスクレピオス本人もこの蘇生薬の作り方について完全にマスターしているわけではないのである。


———勿論、だからこそ、彼は今日もその再現に心血を注いでいるのだが。


ゲーム上での性能

最大HP10084
最大ATK6376
コマンドカードArts:3/Quick:1/Buster:1
宝具カードArts
スキル1医神(EX)/味方単体のHPを大回復&味方全体の弱体耐性をアップ
スキル2アポロンの子(A)/敵単体に高確率で宝具封印状態を付与&味方全体のNP獲得量をアップ
スキル3蛇遣い(B)/味方全体のNPを増やす&味方全体の弱体状態を解除
宝具自身を除く味方全体にガッツ状態を付与(1回・3ターン/Lv1~)+味方全体に毎ターンHP回復状態を付与(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&味方全体に弱体無効状態を付与(1回・3ターン)

ヒーラー特化に見せかけた万能タイプのサポーター。

「医神」による高回復や宝具によるガッツ付与&HP回復がヒーラーとしての主力となるが、それ以外にも出来る事が非常に多い。


対弱体効果に関しては「医神(EX)」による耐性アップ、「蛇遣い(B)」による弱体解除、さらに宝具で弱体無効と一通り揃っているのが強み。あらゆる手段で味方をデバフから守ってくれるだろう。

それ以上に特徴的なのが全体NP増加と全体NP獲得量アップ、この両方を所持している事にある。これらを1騎で賄えるのは現状彼とアルトリア・キャスターの2騎のみであり、場合によってはこの効果の為に起用される可能性があるほど。

キャストリアとはNP増加量の差(こちらが全体に20、あちらが全体30+単体20)やスキルの回転率、攻撃面へのバフの有無で劣るものの、こちらは星3ゆえの育成のしやすさや編成コストの軽さ、(第2部4章クリア後が前提とはいえ)恒常ガチャで手に入れられる点で勝る。


NP獲得量アップ値は織田信長の「戦略」や玄奘三蔵の「三蔵の教え」並みと全体3ターン付与としてはトップレベル。

宝具はガッツ(戦闘不能からの復帰)の回復量をLvに依存するため、あくまでガッツを保険と考えればLv1でも十全に機能する。


真価を発揮するのは、やはり高難易度クエストでの耐久支援。

敵からのデバフと状態異常を解除可能なものはすべてはがし、敵の宝具とチャージを封じつつNP効率を底上げし、回転率の高い回復スキルで耐久をカバーする横で、宝具や回復スキルの副次効果で敵からのデバフや状態異常を遮断する。

―――といった具合に、三面六臂の大活躍を演じてくれる。

特に実装から直近で入った水着イベントや、毎年恒例の秋の武闘祭における超高難易度クエスト「エキシビションマッチ」では、編成コストの削減も兼ねて起用することで、パーティーのステータス管理を一手に賄ってくれるありがたい存在となった。


このようにサポートとしては既存にはない強みも多いが、欠点も無くはない。

まず味方の火力面を直接強化するのは不得手であり、またNP増加が全体20の都合上、自身の宝具発動が「高速詠唱」持ち等と比べると遅くなりやすい。

また宝具のガッツが自身に付与されない為、自己耐久性にいささか不安を抱えている。「医神(EX)」を自分に回せば延命は出来るものの、そうするとヒーラーとしての仕事が疎かになるのが悩ましい。


関連人物

生前

アポロン

太陽神にして父親だが、上記の経緯故に愚かな神々の代表として蛇蝎の如く嫌っている。

その後、アポロンはとんでもない方法で遂に『FGO』の世界に降り立ち、後に自身の幕間でついに鉢合わせてしまう。

出会い頭は流石の彼も(色々な意味で)開いた口が塞がらず呆然としたが、向こうがあくまで端末のぬいぐるみとして振舞う事を決め込んだ為、こちらは(今後パリスの治療が必要になった際も含め)ゴミ扱いでポイ捨てするだけで済んだようだ。


アルテミス

父アポロンの妹で、その旦那は父の嫉妬対象。

嫌味を込めて「叔母さん」と呼んでおり、止めて欲しければ薬に権能を込めろと要求している。


アレス

母親の父親、つまり母方の祖父。アポロンと違い、子供に恨まれる事が無いという、人?の出来たおじいちゃん。今の所、接点はない。


ペンテシレイア

母方の従姉妹兼母方の伯母。

従姉妹としては父親同士が兄弟で、伯母なのはペンテレイシアとコロニスが異母姉妹だから。彼女の甥=自分の又従弟ヒッポリュトスを生き返らせた事があり、マイルームでも感謝の言葉を送られている。

だが、同時に彼女最大の天敵の同門にして兄弟子であり、なおかつギリシャ男性鯖なので彼女の特攻対象になってしまう。

おまけにアスクレピオスの息子であるマカオンはペンテシレイアと敵対していた。


ケイローン

お師匠様にして育ての親。アポロンの弟子でもあり、大叔父+伯伯父(祖父&曾祖父の異母弟)であるなど、関係性が濃い。後に『射手座』となって同じ夏の夜空に輝く。

今も師としてちゃんと敬意を持っているが、医療に関して学べる事はもうない為セメント気味。

ケイローン自身もアスクレピオスの若干アレな性格には苦笑気味の様子。


イアソンオデュッセウスアタランテ

信じられないだろうが、血の繋がった近々の母方親類。共にプロメテウスの血筋であるアイオロスという男の子供達の系譜で、アスクレピオス自身はシーシュポス系。


イアソンはアルゴノーツの船長にして兄弟弟子。サルモーテウス系で叔父+曾甥世代

アスクレピオスを船旅に誘ったのも他ならぬ彼。

生前から医者として頼もしく思っていた様子で、自身もイアソンとの旅は良い思い出だったらしい。ちなみに治療費はツケである。

幕間の物語でもサラっと独占契約を強制的に結ぼうとしていた。が、主人公が寸前で止めた。


アタランテはアルゴノーツに召集されたメンバー。シーシュポス系で曾姪世代。

カルデアで再会してからは、以前無かった耳としっぽに興味津々。詳しく調べようとにじり寄ったが牽制された。


年下のオデュッセウスは同世代にあたり、トロイア戦争では子供達が同じアカイア軍として共闘した。公的にはデーイーオン系、ただし出自に問題が。


メディアヘラクレスカイニスディオスクロイ

かつてアルゴノーツとして共に航海をしていた者達。個人個人に感慨は無いようだが、やはり懐かしさを感じる模様。

ヘラクレスに至ってはその丈夫さ故に、治療し甲斐のある難病に罹ってほしいとも。


パリスヘクトール

異母兄弟の一人、トロイロースの兄達。パリスとは顔を合わせる機会が多く、概念礼装などで家族ぐるみ?の付き合いをしている様子が多々見られる。

ヘクトール?さぁ、どうだか。


Fate/Grand Order

メドゥー

自身の不死薬の材料となった血の持ち主。

カルデアで彼女を見かけた際、大慌てで注射器を探し、その血を採ろうとしている。


ロムルス

伯父。母親の異母弟で自分より年下。

2020年時点で接点は無い。


藤丸立香

契約したマスター。

彼/彼女のことは珍しい患者を連れてくるパトロンとして見ている。

絆5の際のボイスでは、一番の理解者と思っている節がある。


ナイチンゲール

アスクレピオスが神代における医学の開拓者なら、こちらは近代における医学の開拓者。幕間でも共演。

自身の生前には「衛生」や「看護」という概念がまだなかったため驚いており、鉄拳麻酔にも興味津々。医療に関する価値観や思想もかなり似ているが、患者に対する対応はかなり両極端。だが、各々の主張が並行線であるが故に大きく衝突することもないという塩梅。


サンソンパラケルスス

こちらもれっきとした医者の経歴を持つ者たち。サンソンとは幕間で共演しており、彼が自身と一族の研究によって取得した医学術を卑下する様に、使い方あってこそだと言い放った。


トリスタンアステリオス

同じく「祝福されぬ生誕」を持つ者。

産まれの時点で人生が詰んでいたという点では、トリスタンよりアステリオスに近い。


ギルガメッシュ

同じ不老不死を求めた英雄。やっとの思いで手に入れた薬草は蛇に飲み込まれ、蛇が不老不死を得てしまった。蛇から不老不死を作り上げたのがアスクレピオスなら、蛇に不老不死を奪われたのがギルという対照的な関係にある。


虞美人パンドラ

ある意味、アスクレピオスのアンチテーゼとも言うべき存在。

不死故に苦しんだ彼らのことをどう思っているのかは不明。


前任者

アスクレピオスの幕間の物語におけるキーパーソンかつ、カルデアの初代専属医。


ニコラ・テスラ

神の雷を人の物へと貶めた彼のことは愉快痛快と思っている。


余談

Fate/Grand Order Fes.2019』(初日の2019年8月3日)において、2019年1~7月に登場したサーヴァント中、「最も聖杯を捧げられたランキングベスト5」が発表された。ランキングにおいての順位トップ5は以下の通り。

  1. 長尾景虎
  2. グレイ
  3. アスクレピオス
  4. アルジュナ〔オルタ〕
  5. カーマ

結果、医神はこのベスト5中、星3サーヴァントで唯一ランクインした形となった。


Twitter等のSNSで「風邪をひいている時に呼符使ったら1発で来た」「体調悪い時にガチャ引いたら複数体引けた」といった報告が数多く寄せられており、ファンの中ではアスクレピオスは患者を探しているから欲しくなったら体調が悪い時にガチャを引くというジンクスがある(本当に体調が悪い時はゲームはせずに暖かくして寝るべきであることは言うまでもないが)。


マスターからの通称は「アスP」および「ピオ先生」

さらには中の人某生徒会会計である事から「医師神会計」なるものまで広まった。

その後CBC2020の概念礼装でなんと医師神会計が公式化してしまった。


演じた鈴木氏は同年の『絶対魔獣戦線 バビロニア 0話』にもモブのカルデア職員の役で出演している。


関連イラスト

アスクレピオスアスクレピオス

アスクレピオスHospital has came

先生アスクレピオス先生


関連タグ

Fate/Grandorder キャスター(Fate)

医者 不老不死 不幸 苦労人 冤罪 へびつかい座

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