概要
ヒューマンバグ大学において24歳の人情派武闘派極道の久我虎徹視点で描かれる裏社会組織の京極組がメインの極道ストーリーの総称。
基本的には敵組織や組内部の裏切り者などと対峙することが多い。1週間に約2回登場している。
主な作画担当はぽぽ夫くん、ナメクジ(前PN:あ)氏であるが、
『天羽組の武闘派・小峠華太』で活躍しているユウキリリー氏、天元なま氏が作画を務めた回も存在しており、その他にも『元裏社会の最強殺し屋・瓜生龍臣』で活躍しているsushi氏や紅林シリーズを担当している方など作画担当が豊富なシリーズである。
話の内容は天羽組の武闘派・小峠華太とやや似て非なるものがある。理由は京極組と天羽組のカタギ(表社会の人間)への接し方にある。また、外道に堕ちた組員を改心させたり、京極組の良識派組員と手を組み、久我が京極組を一枚岩にしようとしている。
組内浄化達成後は、敵対しているもはやマフィアと呼ぶべき存在である半グレの羅威刃の壊滅を目標としている。
なお、京極組の歴史や時系列などを調べるとどこかしらで辻褄が合わないことがしばしばある。
舞台
黒焉街(こくえんがい)という殊更に治安が悪い繁華街がメインとなる舞台(ヤクザ風に言うと「シマ」)。たまに村雨町(天王寺組の城戸丈一郎が半グレを制圧してヤサを構えていた町)や綾波町(ナマコ漁でお馴染みの漁師町)という町にも立ち寄る。
この街は治安が悪いことでお馴染みのヒューマンバグ大学ワールドでも特に治安が悪く何かにつけて「治安が悪い」と前置きされている。というのもこの街のサツ(警察)は汚職と無能が常態化している。怪事件の対応が後手に回る貴凛町、強すぎる地元ヤクザに1枚上をいかれる空龍街、形式上町のヒーローを過剰防衛で逮捕しなくてはならないことが多い志正町の警官達のような力不足以前の問題、半グレじみた組織の腐敗が問題視されている。この惨状だが紅林二郎曰く貴凛町の方が治安が悪いらしい。
戦争の有無に関係無くあらゆる事件が起こるこの街において京極組は無能な警察に代わって街を守っているのだがかつて京極組は仁義外れのシノギが横行する程に腐敗した時期があったり街に半グレが多すぎたりとで治安悪化要素に京極組の良識派達の手が足りない状態だった。任侠達のまとめ役が組長になったことで京極組は任侠1本に戻ったあとは最強の半グレとの戦争が勃発したりと日夜トラブルが起き続けている。このような治安なため治安を真っ当に守っている京極組はシマ内のカタギにとっては頼れる存在となっており何か事件が起こると警察ではなく京極組に解決を依頼することとなっている。ただしそのカタギ達も警察への不信感が暴走したことがあり、腐った警察組織に騙され彼らと全うに仕事をしていたごく1部の警官を一緒くたにして非難の目を向けたという事態が発生し風谷から嫌悪感を抱かれた。
主要人物(詳細は京極組を参照)
京極組にも武闘派狂人極道と呼べるほどの実力を持つ兄貴達が存在する。
※†の付いたキャラクターは2023年8月2日時点で故人。
主人公
声:伊藤タカユキ氏
本シリーズの主人公。天才的な喧嘩の腕と任侠を重んじる心により、京極組を強くしていっている武闘派の極道。カタギの人間にも優しいが、敵対者は徹底的に粛清する。
現在河内組改め獅子王組に出張しており獅子王組の内部戦争にて主人公を務めることがある。
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の新米ヤクザ。得意の情報収集の傍らカチコミやシノギや戦闘などを勉強中。喧嘩は弱い方であり、超お調子者であるが、精神力では相手が倒れるまで引かないという強さがある。
久我の出張中や意識不明時は日常回や京炎戦争回にて主人公を担当。
京極組上層部
- 日下孝次郎 †
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の5代目組長。組長とは名ばかりで、仕事等は五十嵐に全て任せており、カタギに迷惑をかけるシノギも認めている外道。天京戦争で天羽組の小林によって殺された。
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の6代目組長で元若頭。若頭時代、日下から何もかもを押し付けられ、実質の指揮を取っていた苦労人。優れた作戦立案能力と下の者のために体を張る男気の持ち主。
- 大園銀次 †
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の幹部で、教育係を務めている。のちに五十嵐が組長に就任したと同時に若頭となった。
京炎戦争において、仲間関係である他組織の拠点にいる所を、戒炎の榊原により不意討ちされる。犬飼が救援に入るが不幸にも間に合わず、榊原に斬られて致命傷を負い、犬飼に看取られ殉職。
- 京極組4代目組長 †
声優:ヤシロこーいち氏
京極組の4代目組長を務めていた初老の男性。本編開始時には既に病死している為、回想のみの登場。
「カタギに迷惑を掛けない」という心情を掲げており、組の大半の人間から敬意を持たれていた。
久我を支持する人物
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員であり、京極組最強クラスの猛者。俳句の一条の異名を取り、意味不明な俳句を詠みながら敵対者を始末する。シマを脅かす存在には決して容赦しないが、組員やカタギには紳士的。
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。メリケンサックの近藤の異名を取り、ナックルダスターを使用して相手に強烈ストレートをお見舞いする。
声優:ヤシロこーいち氏
幹部兼武闘派組員。阿修羅の六車または二刀流の六車の異名を取る双剣の使い手で、その実力は京極組でも最強クラス。
声優:伊藤タカユキ氏
武闘派組員であり久我の舎弟。斧の野島の異名を取り、斧で敵対者を両断する。また、彼はサイコパスで膝を逆に折り曲げる人に似ている。
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員で半グレから極道になった新人。スレッジハンマーの犬飼の異名を取り、怪力と器用さでハンマーを自在に操る。久我を誰よりも尊敬している一人。
声優:畑耕平氏
武闘派組員。刺身包丁の守若の異名を取る刺身包丁の使い手。軽く競り合っただけの半グレを殺す等、京極組の中でも最たる狂人。しかし、久我や佐古といった若手と交流を持ったり、チンピラに絡まれているカタギを助ける等、人間味ある一面も持つ。
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。シノギの中でオネエに目覚めた極道。舎弟の面倒見が非常に良い他、戦闘でも筋骨隆々の肉体からエグい技を決めて相手を屠る。
声優:猫絵十兵衛氏
武闘派組員。メリケンナイフの仙石の異名を取る、メリケンナイフの使い手。組内でも群を抜く美貌を持つ。戦闘ではメリケンナイフの他にも、様々な狡猾な手段を好んで使う。
声優:ヤシロこーいち氏
更生中のアラサー組員。かつては手下が釣った女性にアダルトビデオを撮らせるという外道のシノギをしていたが国生の元で良識派となった。
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。外道時代のことを謝罪出来ず、最低限の出入りしか出来ない状態で裏でシマ荒らしの撃退を行い汚名返上に励んでいた。長らく活躍していなかったがやっと許してもらえたようで、良識派への復帰を果たす。
戦争における戦死者
- 相良颯誠 †
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。特殊警棒の相良の異名を取る警棒の達人。元は良識派だったが外道に堕ち、再び良識派に舞い戻った。しかし天京戦争において、天羽組の冨樫の敵討ちに来た飯豊に斬られ殉死。
- 西園寺健吾 †
声優:ヤシロこーいち氏
幹部兼武闘派組員。元プロレスラーで、190cmの長身に屈強な肉体を持ち、相手を様々なプロレスリングの技で粛清することからパワーボムの西園寺の異名を取る。六車や久我などの京極組の構成員から特に慕われていたが、設楽と城ヶ崎と交戦し、設楽から心臓を一突きにされてしまい戦死。
- 国生英明 †
声優:ヤシロこーいち氏
幹部兼武闘派組員。マチェーテで相手を素早く切り裂くことからマチェットナイフの国生の異名を取る。ブチギレた秋元と交戦するも覚醒した彼の圧倒的な戦闘力によりその命を散らす。
- 鷹橋修也 †
声優:遠山春氏
武闘派組員。元は久我と共に喧嘩を行っていた久我の戦友。その後鳶職で働いていたが久我からスカウトされて京極組員となった。久我からは将来を深く期待されていたが、羅威刃ボスの城ヶ崎との戦いで戦死する。
- 海瀬将悟†
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。金砕棒の海瀬の異名を取る金砕棒の使い手と常人では考えられないほどの馬鹿げたタフネスを持つ屈指の武闘派。相良と同じく外道のシノギをしていたが、根っからの外道ではなく久我と一度タイマンになった後にそのシノギと決別し、良識派となった。
京炎戦争において姐さんを逃し我妻との闘いに敗死した。
- 浪岡常吉 †
声優:猫絵十兵衛氏
世にも珍しい頭脳専門の組員。戦争においてあらゆる敵組織の動向を監視しシマの被害を抑える。
京炎戦争において、野島と共に組傘下の飲食店へと見回りに来ていた所、戒炎の我妻と緋田の襲撃により致命傷を負う。最期は我妻に射殺されるが、彼を前に啖呵を切って逝った。
久我の派閥でない人物
- 白武利光 †
声優:ヤシロこーいち氏
武闘派組員。ブラックジャックの白武の異名を取り、ブラックジャックを使用して相手の骨を砕く。骨の髄まで腐った生粋の外道。天京戦争において政権転覆を目論む中天羽組の非戦闘員を巻き込むという仁義外れを働き、永瀬光一により射殺された。
羅威刃
関東圏最大規模を誇る半グレ組織。元々は「スコップの稲村」と呼ばれる男が率いており、特殊詐欺などのシノギで稼いでいたが、稲村が久我に殺害された事を機に、城ヶ崎により多数の配下とシノギのルートが補填され、近隣でも恐れられる巨大組織へと成長した。
- 城ヶ崎賢志 †
声優:ヤシロこーいち氏
関東圏最大の半グレ組織・羅威刃の2代目リーダーを務める黒づくめの男。実の母に(事情が事情とはいえ)見捨てられた事から、他人を信用しない冷徹な性格となった。恐怖政治と圧倒的な資金力により数いる半グレを纏め上げる。
そして、常軌を逸した戦闘力と作戦立案能力で、京極組を幾度となく壊滅の危機に追い込んだが、母への未練を断ち切れなかった故の行動で佐古に居場所を掴まれる。居場所を掴んだ一条との交戦の末、内臓を切り裂かれ致命傷を負い、最後は母へと別れを告げて古びたアパート外の一角で命を落とす。
声優:畑耕平氏
羅威刃リーダー・城ヶ崎の右腕を務める青髪の大男。筋骨隆々な見た目に反し、冷静な性格である。斧と圧倒的なタフネスを武器としており、京極組・野島の片足を斬り落とし戦線離脱させる。その後、仙石の作戦により重傷を負うも、命辛々撤退して入院する。城ヶ崎の死後は羅威刃の3代目トップとなる。
- 間宮恭平 †
声優:伊藤タカユキ氏
羅威刃リーダー・城ヶ崎の側近を務める傭兵上がりの青年。組織内では諜報活動や外敵の排除を担当。狂喜しながら二丁拳銃を乱射する様からハジキの間宮の異名を持つ。
京羅戦争において、高砂の腹を撃ち抜き重傷を負わせるも、自身も高砂に腹を割かれ殉職。
- 神原拓 †
声優:ヤシロこーいち氏
羅威刃幹部を務める金髪の男。外道ホストクラブの運営を担当。喧嘩殺法と様々な暗器を組み合わせた戦闘スタイルを持ち、トリックスター神原の異名を持つ。
京羅戦争において、店の見回りに来た佐古を痛め付けて殺そうとしたが、守若に阻止される。一時は守若を身体に隠し持つ暗器で追い詰めるも、守若に全ての暗器を耐えられ、刺身包丁で腹を割かれ死亡。
- 設楽紀明 †
声優:伊藤タカユキ氏
傭兵上がりの羅威刃幹部。性格は冷静かつ非情。元々は単独の半グレ組織「比遊怒羅」のリーダーであったが、城ヶ崎に組織ごと引き抜かれる。ナイフ捌きや気配の無い銃撃が主な武器。
京羅戦争で城ヶ崎と共に西園寺を殺害し、敵討ちに来た久我をも圧倒するが、自身の慢心と久我の特攻により殴り倒されK.O.される。最期は久我に背中を刺され死亡した。
- 小湊圭一 †
声優:ヤシロこーいち氏
「隻腕の小湊」の異名を持つ、城ヶ崎に雇われた羅威刃幹部。快楽のままにカタギの人間を斬り捨てていく非道な性格。武器は片腕から繰り出される剣技と、着流しに隠した暗器。
京羅戦争においては、自身を追い詰めた六車を策にはめて重傷を負わせる。しかし、今までの辻斬りの悪行から裏社会の拷問士の怒りを買い、戦闘の末に捕縛される。最期はその拷問士に自身の母親の教えを説き正された後、冷凍拷問により処刑される。
- 高城蓮太郎 †
声優:伊藤タカユキ氏
羅威刃幹部を務める傭兵上がりの青年。元々は相棒の秋元と「破亜裂火」と呼ばれる半グレ組織を率いていたが、城ヶ崎の凄まじい悪を感じ取り傘下に下る。生粋の戦闘狂で有り、火器やナイフ等、様々な武器で相手を追い詰める。
京羅戦争では、秋元と共に五十嵐幸光と彼の舎弟達を襲撃するが、一条の乱入により取り逃がす(運転手だけは殺害)。その後、自身の後を着けていた守若と激しい戦闘となり、最後は守若にビルの7階から落とされ転落死した。
声優:遠山春氏
かつては羅威刃幹部を務めた傭兵上がりの青年。高城とは友人関係。元々は「破亜裂火」と呼ばれる半グレ組織を率いていたが、高城と共に羅威刃の傘下に下る。武器は拳銃とナイフ。
高城の死により戦闘力が覚醒し、周囲の風景が遅く見えるようになった。その力を以て国生を一方的に殲滅し、敵討ちに来た久我をも追い詰めるが、国生の死を侮辱してしまった事により、久我の覚醒を許し惜しくも敗れる。その後は東雲に発見されて一命を取り留め、羅威刃の副将としての活動を続けている。
戒炎
東北圏内において名高い、大規模な半グレ組織。羅威刃リーダー・城ヶ崎の死後、「ゲーム」と称して黒焉街へと侵攻し始めた。
戒炎のトップを務める青髪の青年。敵を愛する事で弱点を隅々まで調べ上げる、という独特な戦い方を好んでいる。戦闘においては、並外れた格闘術や殺気の無いナイフ捌き等を武器としている。
嘗ては親の愛に恵まれず、愚連隊のリーダーを務めていたが、千尋という女性との恋愛により改心を決意する。しかし、千尋が敵対組織の外道に殺され、その外道に報復を加えた事を機に、冷酷な殺戮者へと身を堕とした。
京炎戦争においては、京極組組長である五十嵐の暗殺や、カタギへの発砲騒ぎを起こして京極組の信用を落とす、影の功労者である舎弟の抹殺等の作戦をとっている。
戒炎のNo.2に位置する青年。会話の中に「バリュー」という単語を入れて話す。
並の半グレ組織を容易く壊滅できる程の実力を持っており、我妻からもその力を信頼されている。
声優:伊藤タカユキ氏
我妻の側近を務める青年。戒炎ではNo.3の立ち位置。元々は傭兵や特殊部隊を経験した戦闘の天才であったが、他者から天才として区別される事に嫌気が刺して組織を抜けた所を、我妻に拾われる。
京炎戦争においては、我妻と共にシマ内の店を見回っていた野島と浪岡を罠に嵌め、京極組の頭脳担当であった浪岡に致命傷を与えた。
- 角中正樹 †
声優:伊藤タカユキ氏
戒炎の親衛隊長を務めるスキンヘッドの男性。長いリーチを活かした棒術が武器。
京炎戦争では、遊馬・上堂・戒炎構成員1人を加えた4人で一条を襲撃して殺そうとしたが、一条の水溜まりやライトによる目潰しを受けた際に、胸をロングナイフで貫かれ刺殺された。
- 遊馬大介†
声優:ベルべる☆氏
戒炎幹部である銀髪・青装束の青年。諺を織り交ぜながら話をしている。戦闘では青藍のドスで相手を斬り裂く他、苦無などの小道具も織り交ぜながら戦う。
京炎戦争においては、角中・上堂・戒炎構成員1人と共に一条を襲撃し、彼を戦線離脱させた。角中亡き後は、我妻の側近的な立ち位置を務めている様な一面がある。
守若との闘いで目を潰され、顎を外され、最期はスコップで胸を刺され死亡した。
- 上堂新一 †
声優:畑耕平氏
戒炎幹部を務めるパリピ風の男。自身や戒炎に逆らう者であれば、誰彼構わず笑顔で拳銃をぶっ放す残虐さから「笑う死神」の通り名を持つ。
京炎戦争においては、恐怖で侵略先の暴走族を傘下に収めた他、角中・遊馬・戒炎構成員1人と協力し、一条に重傷を負わせた。その後、古びた遊園地で暴走族を招集していた所を海瀬(と佐古)に不意討ちされ、彼と壮絶な撃ち合いとなった末に、海瀬の金砕棒により上半身の骨を全て砕かれて死亡した。
- 榊原周†
声優:西村隆主氏
戒炎幹部を務める青年。「時間がない」が口癖で有り、古流武術に由来する双剣を武器としている。
元々は独自の半グレ組織を率いていた。その時に末期の胃癌となり絶望していた所、我妻との勝負を経て「太く短く生きる」という考えに共感し彼の部下となる。
京炎戦争においては、京極組若頭である大園を不意討ちし、犬飼に手傷を負わされながらも大園を暗殺した。
死が迫り病院を襲撃した際に回復した一条との闘いに敗れ氷室の言葉を貰い自分の行いを悔いながらこの世を去った。
朝流斗(戒炎の下部組織)
- 鉄刀兄弟†
声優:伊藤タカユキ氏⇒ヤシロこーいち氏
半グレから極道になった新人。磯ミリンと山ミソの2人コンビ。鉄刀兄弟の異名を取り、そのコンビネーションで相手を滅多打ちにする。兄貴の前では真面目を装い。兄貴の言葉や指示は受け流し、陰口を叩いたりしていた。
後に京炎戦争にて京極組を無断で抜け、朝流斗という戒炎の下部組織へ寝返り京極組の内情を戒炎へ売り上層部へ登りつめた。殉職した大園や海瀬のことを嘲笑い佐古の逆鱗に触れ最期は覚醒した佐古によって殺された。
お約束
本シリーズは、「小峠華太の活躍を通して、現代の極道の生活を描く」というコンセプトで制作されていた、ヒューマンバグ大学第1の極道漫画『天羽組の武闘派・小峠華太』とは違い、久我虎徹は『外道の巣窟に堕ちた京極組を、再び仁義を重んじた一枚岩の組織に変える』という目標を持って動いている。
その事も有ってか、本シリーズの物語は小峠華太のシリーズとはまた一味違う展開を見せる。
尚、「武闘派狂人の存在」「断末魔がギャグ調の時が有る」等、『天羽組の武闘派・小峠華太』でのお約束や既出の専門用語については、あちらの項目を参照されたし。
以下には、本シリーズ特有のお約束を記す。
- 「俺の名前は久我虎徹 ○○している(今の久我を取り巻く状況)武闘派の極道だ」という名乗りから始まる(2022年4月3日付以前の動画では、「俺の名前は久我虎徹 ○○している(今の久我を取り巻く状況)新進気鋭の極道だ(2022年8月23日付以前の動画では人情派の極道という肩書もあった」)。
- 組の武闘派兄貴達は狂人の側面を持つが、基本的には部下想いな面が強調されており、積極的にパワハラを行う人物は少ない。但し、組に利敵行為を働いた構成員に対しては、容赦ない粛清を行う事も有る。
- 京極組の良識派構成員達は、街の住民達には全体的に慕われている。
- 組の道楽親父が毎回厄介事を持ち込んでしまう。最たるものが天京戦争。
- 小峠華太のシリーズと比べ、構成員の死亡率は全体的に低めである他、敵対者が戦いを終えても生存している場合が少なくない(中には改心して久我に力を貸した人物も存在する)。
- 久我虎徹は個で圧倒的な強さを誇る主人公である為、主戦力としてシマ荒らしと戦う機会が多い。
- 久我虎徹は、組内の仁義外れや裏切り者の構成員と戦い、彼らを粛正して再び仁義に溢れた組織にしようとしている。尚、一部の面子に対しては、仁義を思い出させて改心させる為に動く場合も有る。
- 半グレや海外マフィアが久我の髪型を罵倒するようになった。久我曰く床屋代2万の拘りのヘアスタイル。
オーラについて
最近では武闘派狂人極道などの裏社会でも手練れクラスの人間はパーソナルカラーのオーラを纏う様になってきた(天羽組も同様)。以下にアクリルスタンドなどで描写された各人のオーラの色を示す。
久我:緑、又は橙
一条:水色
六車:群青色、又は空色
相良:ヴァイオレット
海瀬:エメラルドグリーン
白武:薄紫と赤が所々混じった色
野島:黄緑色
鷹橋:シアン
日下:鮮紅色
五十嵐:蒲公英色
守若:モーヴ、又はマンダリンオレンジ
高砂:牡丹色
総集編で表記される名前もこの色に準拠している。
関連タグ
黄金の風→ギャング組織の浄化を試みる若手ギャングが主役という似た背景の漫画作品(の1部)