概要
アニメオリジナルの完結編である『ドラゴンボールGT』におけるサイヤ人の最終形態又は完全体とも言える姿。
原作には登場しない。デザインは中鶴勝祥によるもので、当時デザイン案を鳥山明に送った後、「少し修正はあったと思うんですけどアイデアの変更はなかったから嬉しかった」と中鶴は語っている。後にDVD-BOXのブックレットでは鳥山明の超サイヤ人4を見る事が出来る。
従来の超サイヤ人の力に加え、大猿の力をも由来とした最強の戦士。大猿状態の超パワーと大猿にはない超スピードを兼ね備えている。加えてこれまでの超サイヤ人(特に超サイヤ人3)の短所である激しいエネルギー消費と、それに伴う変身持続時間の短さを解消している。しかしながら、エネルギーが膨大すぎるが故か、体力の即時回復はデンデやキビト神の持つ回復能力では効果が薄く、サイヤ人特有の気である「サイヤパワー」が必要な短所がある。一方、サイヤパワーを限界以上に集めるか、或いはブルーツ波の過剰供給を受ける事で戦闘力の大幅アップが可能(悟空曰く超(ちょう)フルパワーサイヤ人4)な利点もある(但し、『神と神』や『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』等の描写から考えると、これは超サイヤ人ならどの形態でも可能なことかもしれない)。
大猿のパワーを由来にしているからか、これまで悟空達が修行によって克服した超サイヤ人変身による性格の変化(気性が荒くなる)も復活。悟空曰く「ちょっとばかし理性がぶっ飛んじまう」らしい。コレに伴い再び悟空の一人称が超サイヤ人第1段階以来の「オレ」に変化。但し、嘗ての超サイヤ人とは異なり言葉遣いや訛りはそのままであり、(「おめぇ(お前)」「10べぇ(10倍)」)である。また、この一人称も「オラ」に戻っている事もある。
悟空は超サイヤ人4変身に伴いかめはめ波もパワーアップ。両手に気弾を生み出し、2つを併せる事で大きなエネルギー波に変え放つ「10倍(べぇ)かめはめ波」が撃てる様になった。
名付け親は皮肉にも「超サイヤ人は邪道」と発言した老界王神。
因みに、炎に耐性が付くらしい(太陽と同等の温度4,000度に触れても平然としていられる)。
現在は、『超』の超サイヤ人ゴッド、超サイヤ人ゴッドSS(超サイヤ人ブルー)や破壊神・天使の技がメインになっている為、別次元の悟空達「ゼノ」のメイン形態として登場する事が多い。
容姿
オーラの色はそれまでの超サイヤ人と変わらず金色(ゴジータはそのサイズが膨大なものとなり、激しい煌きを伴う)だが、頭髪は純粋なサイヤ人特有の黒髪(但しゴジータはオレンジに近い赤髪)であり、全身は赤い体毛に覆われ、尻尾が生えている等、大猿の面影を残した様な容姿が特徴。髪の長さも超サイヤ人3程じゃないが伸びてボリュームUPし、特にゴジータは超サイヤ人1とは似ても似つかない程に髪型が変化している。また、目の周りが大猿の赤い目を意識してか赤く縁取られている。変身する者によって瞳の色や体毛の色が微妙に異なるのも特徴であり、悟空は紅赤の体毛に金眼、ベジータは深紅の体毛に緑眼、そしてゴジータは焦げ茶色の体毛に碧眼となっている。
悟空はこの超サイヤ人4に変身している時にのみ、究極ドラゴンボールで小さくされた体が大人の体に戻る。これは制作サイドの狙いとしては「悟空の力が究極神龍を超えた事を表現したかった」とされ、また理由付けとして「最強の形態が子供の姿では説得力が無く、インパクトに欠ける為」としている。
因みに、ベジータも変身前より少しだけ背が高くなる。
変身中は上半身の衣服が完全に失われるが、変身が解けると服を含めて即元に戻る(大猿の時に破けたケースも含めて)。衣服のデザインにも(何故か)若干の変化があり、具体的には悟空の場合はリストバンドの色が赤紫から青緑に、白い腰紐から青い腰巻に、包帯状の白いレッグバンドが青い布状に変化し、ベジータはグローブが指ぬきでなくなる。ゴジータは基本的にメタモル星人の衣装のままだが、アームカバーが短かくなりやや厚みのあるリストバンド状に変わっている。
孫悟空:ゼノの場合、変身前に裾が長い赤い上着を着用しているからか、変身すると裾の部分が赤い腰布として残り、ズボンもろとも何故かボロボロになる。また、元々携えていた如意棒が消える。
この道着がボロボロになった孫悟空:ゼノがベジータ:ゼノと合体したベジット:ゼノの衣服はボロボロになってはおらず、ノーマルのベジット:ゼノの衣服から上半身部分が無くなっただけのデザインになっている。
基本的にこれまでの超サイヤ人の姿を「不良」の一言で片付け嫌っていたチチも、この超サイヤ人4に変身した悟空だけは気に入っている様で、「悟空さが一番かっこいい」と主張していた。『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』内のキャラクター辞典での解説では、超サイヤ人4自体は「もう訳が解らない」「変態と思われる」(ベジータに対して)としつつも、「どんな姿でも悟空さは自慢の旦那様だ」と悟空への変わらぬ愛情を語った。
因みに悟空はゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』(以下、DBH)の過去のチャレンジミッション『復活の「B(バッジ)」』のシークレットステージで何故かジャネンバ同様暗黒トワの手下として登場していた。顔が悪人面のせい?
変身条件
大猿に変身しても理性を維持出来た超サイヤ人が変身可能。これは公式サイトの記述であり、公式書籍である『ドラゴンボールGT パーフェクトファイル』や『ドラゴンボール超全集』等にも似た記述がされている。
第55話ではベジータがブルマに「ベビーに乗っ取られていた時に大猿になったが、その時超サイヤ人4にならなかったのは何故か」「昔から大猿の時に理性は失わなかったが何故今まで超サイヤ人4にならなかったのか」と質問をしていたが、コレに対しブルマは、前者には「“ベビー自身の細胞”が邪魔して超サイヤ人4になれなかった」、後者には「悟空流に言うと修行不足だったのではないか」と回答している。
尚、自由に変身するには変身前の状態で尻尾が必要な様であり、老界王神の修行で尻尾を復活させた悟空は自らの意思で何時でも変身が可能だが、ベジータは1700万ゼノを遥かに超え、しっぽの有無に関わらず強制的に大猿化させる程の大量のブルーツ波を照射する「超ブルーツ波発生装置」が無いと超サイヤ人4に変身出来ないらしい。
ベジータ曰く「好き勝手に4になれちまうお前の方が特別なんだ!!」
因みにDBHでは孫悟空:ゼノとベジータ:ゼノが尻尾が無い状態でありながら超サイヤ人4に変身しているおり、変身中は尻尾があるが変身が解けると何故か尻尾も無くなっているが、コレはGTのベジータも同様。
また、一部で「超サイヤ人4は純血のサイヤ人のみ変身可能で、他の種族の血が混じっていると変身出来ない」設定が広まっているが、GT全話を通してその様な発言は無く、公式サイトや書籍からも確認出来ない。
恐らく放送終了後の長い期間の間に、本編では悟空とベジータしか変身しなかった事を受け、ファンの一部で生まれた解釈である。これを公式情報と信じた別のファンが拡散し、広まってしまったのであろう。
しかし、上記の様に「別種族であるベビーの細胞が超4変身の妨げになった」事例がある。強ささえあれば他に手段は問わないベビーが自らの意思で超サイヤ人4への変身を拒むとはとても思えないので、コレを「他種族の遺伝子が超サイヤ人4変身の妨げになる」説明にもなりそうである。
『ドラゴンボールGT パーフェクトファイル』では、この超サイヤ人4こそが1000年前の伝説の超サイヤ人その物の姿だとされている。伝説の超サイヤ人といえば劇場版アニメオリジナルキャラクターのブロリーだが、彼も2014年に『DBH』の企画で、超サイヤ人4に変身出来る様になった。他の超サイヤ人4とは違い白目を剥き筋骨隆々なブロリー固有の超サイヤ人の特徴を色濃く残しており、このブロリーの超サイヤ人4こそが、真の伝説の超サイヤ人……であるかは不明。
また、ブロリーは更なる強化形態「超サイヤ人4フルパワー」にも変身可能となったが、これが悟空、ベジータが到達した超サイヤ人4を更に超えた状態(超フルパワーサイヤ人4)に相当するのかも不明。また、『GT』本編の超フルパワーが見た目が殆ど変わらないが故に表記が無いと分かり難いからか、『スーパードラゴンボールヒーローズ』(以下、SDBH)にて超フルパワーよりも上の形態である超フルパワーサイヤ人4・限界突破が登場した。
公式の設定を見る限りでは、大猿化すれば混血児の悟飯でも変身は可能であると思われる。その証明とも言うべきか、2015年10月11日、『DBH』5周年記念スペシャル番組「超戦士爆誕スペシャル」にて孫悟飯:GTの超サイヤ人4化が発表された。
悟飯は元々混血児の中でも尻尾と大猿化に縁の深い経歴があり、ピッコロさんと同じ胴着に加え変身の影響による久しぶりの長髪化(青年期では初)も相俟って、全体的に懐かしさを感じさせる風貌となっている。
生まれ付き尻尾が無く、大猿化が可能か不明な悟天、トランクスについては変身の可否は不明。もし変身するとすれば地毛が紫髪(青髪?)のトランクスであっても、「純粋なサイヤ人特有の黒髪になる」との記述(アニメブックより)から考えれば、他同様に黒髪化(ゴテンクスの場合はゴジータ同様赤髪化?)すると考えられる。
『ドラゴンボール超』以降に登場した各形態との関係
アニメオリジナルの設定である超サイヤ人4だが、近年では原作者が自ら携わった映画『神と神』、『復活の「F」』、そしてアニメ新シリーズ『超』で、超サイヤ人3を遥かに超える形態としてゴッド、ブルー、身勝手の極意等が登場し、「超サイヤ人4とどっちが強いのか?」が議論の対象として挙げられる事もしばしば。
この事について現時点では公式からの言及は無いが、ファンサイドでは「神の域に達しているからゴッドの方が強い」等と意見もみられる。しかし神の域は気の性質(神にしか感じられない気となる)の意味であり、「ゴッドの方が強い」事を結論付ける要素とはなり得ない。ブルー状態の悟空・ベジータと互角以上の激戦を繰り広げられるスペックを持ちながらも、「神の気」を有さない戦士が多数登場している事からも、神の領域に到達している事やソレ自体が絶対的な強さの指標にならない事が分かる。
ましてや神の気と通常の気では比較する事も出来ないので、どちらが強いかはまだ明確にはなっていないと言えるだろう。
ゲーム作品で超キャラと共演した際は、ビルスから「ゴッドとはまたちょっと違うみたいだね、なんだいその姿は?」と言われ、ウイスからは「おやその姿…やっぱりアナタ破壊神にピッタリだと思いますよ?」と言われてる。
その後、『SDBH』のアニメで孫悟空:ゼノが超サイヤ人4となり、『超』(現在の本編時空)の悟空と対決。
こちらはゴッドより上の超サイヤ人ブルーでの対決となったが、描写からはほぼ互角の様子であった(因みに、原作のゲームではブルーの方が上とはっきり言われている)。
只、その後のカンバー戦ではベジットブルー界王拳がノーマルのカンバーと互角だったのに対して、援軍に現れた超サイヤ人4ベジットは、超サイヤ人3カンバーと互角に戦ったりと一見超サイヤ人4の方が上に見えるが、このカンバー自体がゴールデンクウラ、ベジットブルー、フュー、超サイヤ人ゴッドの悟空と連戦を繰り返した状態で消耗が分かり難い事(及び合体元の2人の悟空、ベジータの実力差も不明)も合って、アニメではどちらが強いかは判断し辛い。
また、上記の通り、超フルパワーサイヤ人4を更に超えた超フルパワーサイヤ人4・限界突破も登場しており、此方は『GT』と同じくサイヤパワー+ブルー&ゴッドのパワーも加わっているので流石にブルーよりも強く描写されているが、ベジット:ゼノは超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・バリヤーのベジット(但し、あくまでバリヤーを張っているだけでブルーの強化形態には該当しない)と、ゴジータ:ゼノの場合は超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化のゴジータ、ノーマルのベジットブルーと同格扱いになっている。
しかし、身勝手の極意に関してはブルー以上に明確な回答が出されており、味方キャラの扱い等が大幅に改善された最新章の『時の界王神編』では限界突破状態は身勝手の極意”兆”とは(若干”兆”の方が上っぽい描写があるが)ほぼ互角に戦えるが、完成した身勝手の極意には及ばず敗北した事がアニメで明確に描写されたので、天使や破壊神の技には完全には届かない様子。
一応、この悟空は『GT』本編や原作後の悟空では無くパラレルワールドの悟空(とは言え、作中の会話からして、『GT』での戦いは経験済みな模様)なので、GT内の超サイヤ人4がどれほどなのかは不明のままとなっている。
『ドラゴンボールゼノバース』では、GT悟空とビルス・ウイスは過去に出会っており、「久しぶりだな」と話している事から、ゼノバースにおけるGT悟空はドラゴンボール超の世界を経由した悟空である。
GT本編でベビーに対して「こんなに強い奴は初めて」と言っている為、ドラゴンボールゼノバース内では超サイヤ人4>ベビー>身勝手やブルー、神を含めた超の戦士達となっている。
余談だが、超サイヤ人4のパワーアップ方法(サイヤ人の気を集める)と超サイヤ人ゴッドの変身方法(心正しきサイヤ人5人の気を同じく正しいサイヤ人1人に分け与える)には類似点がみられる。偶然似てしまっただけかもしれない。
また、『超』の時空のブロリーは、大猿のパワーを通常の状態や超サイヤ人の状態で引き出させている点で超サイヤ人4と特徴が酷似しており、顔つきも逆立った髪型や金色の瞳等の共通点も多い。但し、こちらは理性を保つ事が出来ず終始暴走していたので、黄金大猿の方が近い。更に、劇中でキコノが「超サイヤ人に超サイヤ人ゴッド…」とサイヤ人の伝説の真偽をフリーザに報告するシーンがあり、上記のパーフェクトファイルの設定が引き継がれているならば、この超サイヤ人4と超サイヤ人ゴッドは共に伝説級の強さであると考えられる(『超』が『GT』と繋がっていると仮定して、彼が超サイヤ人4にならなかった理由も「理性を保っていないから」と説明が付くが、現在は繋がっていると断言するには無理がある描写も増えて来たのであくまで仮定の域は出ない)。
ゲームでの活躍
ドラゴンボールZ(PS2)シリーズ
Z3とインフィニットワールドで登場。変身には気力が最大まで溜まっている必要がある。
Z3ではGT悟空とGTベジータがいなかったため、Z時代の状態から変身可能。キャラクターの衣装を変更すると、それに応じて体毛の色も変わる。
ドラゴンボールZスパーキングシリーズ
初代スパーキングから孫悟空・ベジータ・ゴジータの3人がこの形態で登場。
『METEOR』において、キャラクター毎に設定されているコストがゴジータは唯一の10で、孫悟空とベジータもそれに次ぐコスト9と、コスト制限バトルをする場合は重い制限がかかる。
但し、それに見合う強力な性能を持ち、ゴジータに至ってはその目に見えないほどの攻撃の表現か、通常攻撃のヒット数とスピードが他キャラクターよりも圧倒的に多い。
悟空のみ、『NEO』の頃までは変身前と変身後が別々のキャラとされていたが『METEOR』では『GT』の悟空が加わったので戦闘中に直接変身可能になった。
ドラゴンボールZドッカンバトル
アプリ配信2周年を記念したイベントの一環のDOKKANフェス(月1~2回開催の、強力な新キャラクター排出ガシャ)にて、ダブルDOKKANフェスと銘打ってSSRの超サイヤ人4孫悟空(力属性)と超サイヤ人4ベジータ(速属性)が同時実装。
編成コスト最大58の新高コストで、パーティリーダーにする事で、それぞれの対応する超力・超速属性※の気力(バトル中に12以上にする事で必殺技が発動)とステータスを超大幅アップさせる凶悪なまでのリーダースキルを所持。
レジェンドレア(LR)のステータスよりは低いが、素のステータスも両者最高ランクに高く、パッシブスキルも無条件で超高倍率でステータスアップし、通常攻撃だけで他のキャラクターの必殺技発動並の攻撃力を発揮する。
パッシブスキルの2つ目の効果は、敵の必殺技を中確率で無効化&カウンターのスキルで、攻防に隙の無い圧倒的な性能を持っている。
孫悟空は攻撃力で優れ、必殺技発動による追加効果で防御力もある程度上昇するため攻防一体の戦闘が可能。
必殺技は「10倍かめはめ波」
ベジータは攻撃力が孫悟空より低い分、防御力にも秀でており、相性がよければ敵の必殺技すらほぼ無効化するレベルでダメージを軽減する。
必殺技は「ファイナルシャインアタック」
※超◯属性=通常の体・力・速・技・知とは別の、味方戦士を表す属性。極と付くのは大体敵戦士。
満を持して、超サイヤ人4ゴジータが2017年8月に実装(超技属性、最終コスト58)。
新世代のリーダースキル「カテゴリ」の強化で、フュージョンによる合体戦士
(ゴジータ、ゴテンクス、べクウ等)を前記2人以上に強化、副次的に技属性も強化。
技属性そのものに対するステータスの強化は微々たるモノではあるが、充実した気力補正によ
るサポート、本筋のフュージョン戦士の強化に至っては元々強力無比なフェス限定キャラを
更なる境地へ押し上げる究極のフュージョン戦士に相応しいリーダースキルが与えられた。
かく言う本人の性能もまた強力で、極属性の能力低下を挟みつつ攻撃力の増加。
前述した2人に備わっていた必殺技反撃も高確率発動のスキルになって帰ってきた。
更に、本人の必殺技「100倍ビッグバンかめはめ波」は、発動するだけで自身の攻撃力、
防御力を引き上げる今までに無いほどの超強力なスキルが与えられた。
駒を揃えるのは非常に難易度が高いものの、融合戦士が集うならば向かうところ敵なしとも言い切れる現状最高クラスのキャラクターとなった。
更にその後、超フルパワーサイヤ人4孫悟空名義で新たな超サイヤ人4孫悟空が実装された。
同名のキャラクターが編成できないドッカンバトルだが、若干名称が違うため超サイヤ人4孫悟空とは別キャラクター扱いになっている。
こちらは超サイヤ人4ゴジータと同じカテゴリのリーダースキル持ちで、「フルパワー」と冠されたカテゴリのリーダー。
超サイヤ人3孫悟空や超サイヤ人2孫悟飯、パーフェクトセル、フリーザ(フルパワー)等の、最大の力を発揮した状態のキャラクターが属するカテゴリ。
個人性能は超サイヤ人4孫悟空や超サイヤ人4ベジータとのバランスに配慮したモノで、必殺技の中確率カウンターはそのままに、HPが高い程ATKとDEFが高く上記2人を圧倒する火力を発揮するが、逆にHPが減ってくると最終的に2人よりも弱体化する。
総合的な性能では通常の超サイヤ人4孫悟空と大きく差がでない形となっているが、超サイヤ人4孫悟空が所属していない邪悪龍編カテゴリに所属しているため、使えるデッキが若干多い。
必殺技は龍拳で、超一星龍に不意打ちでかめはめ波を撃ってその中を突っ込んで打ち上げたモーションの再現。ドッカンバトルでは珍しく、突っ込んでいる時のパンチモーションがしっかり描かれており中々気合が入っている(今までの突っ込んでいくパンチモーションは、身勝手の極意などでちょっと間抜けに見える人もいる絵だった)。
後に海外で極限Z覚醒が実装され、遅れて日本でも実装された。
2022年1月30日、ドッカンバトルは7周年を迎え、7周年を飾るフェス限定キャラクターが実装して超サイヤ人4の孫悟空(GT)&ベジータが実装。
このカードはバトル中にアクティブスキルを発動させることで超サイヤ人4ゴジータになり、ドッカンバトルのユーザーが待ちに待ったレジェンドレアの超サイヤ人4ゴジータとなった。
自身の登場時、新システムである「登場時演出」が発動し、登場時演出専用のBGMと共に、1ターンの間全属性ガード状態となり、7ターンの間更にATKとDEFが77%UPするというものとなっている。その他にも、属性気玉を取得時気力+1の効果があり必殺技、超必殺技が撃ちやすいだけでなく、気力20以上で確定必殺追撃、気力24以上で全属性効果抜群の効果を得られる。必殺技、超必殺技の効果はどちらもATKとDEF上昇効果(重ね掛けができ、99ターン持続する、所謂「無限上昇」)であり、ゴジータになる前に必殺技や超必殺技を撃てば撃つほど戦闘力は増し、またゴジータも強化される。
アクティブスキルを発動することで融合前アクティブスキル専用のBGMと共にスーパーゴジータが誕生。ゴジータになり、対のゴッドコンビと比べ「確定必殺追撃」が無くなってしまうが、高確率で必殺技追撃が発動し、ゴッドコンビと比べ気力ゲージに関係なく全属性効果抜群効果を発動できる。また、ゴッドコンビにはない「高確率」で必殺技を「無効化」し「超絶大なダメージで反撃」効果を持つ。
属性気玉取得時、気力が+1される効果を持っているため、融合前と同じで必殺技、超必殺技が撃ちやすい。また、虹気玉を取得する度に会心率(所謂クリティカル率)、被ダメージカットが7%UPする。超必殺技効果は1ターンATKとDEFを超大幅上昇(ATK値とDEF値が2倍になるとかなんとか)し超極大ダメージを与え、1回だけ敵を行動不能状態にする。
また、融合後にもアクティブスキルが存在する(単体のキャラでアクティブスキルを2つ持っているキャラは7周年コンビが初)。アクティブスキルを発動することで、融合後のアクティブスキル専用BGMと共にウルトラビッグバンかめはめ波を放つ。
確定会心の究極ダメージであり、発動後1ターンの間確定会心効果を得る。
評価:攻守ともに隙がない、ドッカンバトルインフレの極地みたいなやつ。
ちなみに、7周年コンビはそれぞれ「新リーダースキル」と「そのキャラを代表するリーダースキル」のWリーダーであるが、それと同時に「かめはめ波」カテゴリを持つキャラを実質的に200%にするとかいうリーダースキルの倍率のインフレも進めてしまった。勿論超サイヤ人4コンビも、ゴッドコンビも互いが互いの「新リーダースキル」に所属していて、「かめはめ波」カテゴリも持っているため200%で使うことができる。
登場時演出、融合前必殺演出、融合演出などは本家『GT』から。
ドッカンバトルのアレンジが加わり、ドラゴンボール超ブロリーから演出を引っ張ってきた相方と比べても見劣りしないクオリティとなっている。
超サイヤ人4ゴジータの演出は『ドラゴンボールファイターズ』や『ドラゴンボールレジェンズ』等、他のゲームから持ってくる事で超クオリティが実現した。
そして2023年の七夕にて超フルパワーサイヤ人4へ変身する超サイヤ人4孫悟空が実装された。
ドラゴンボールゼノバース
2にて、ある事情で、歴史改変の修正のために超サイヤ人ブルーと超サイヤ人4の悟空を対決させる事が可能なストーリーがある。「サイヤ人の最強形態と謳われた形態同士の夢の対決」の側面があるが、
その際お互いの悟空は「俺の方が強い」と主張し合い、結果的に突っ込み役の様な立ち位置になったベジータが2人に振り回されてしまう奇妙な展開にもなっている。
公式で変身可能なキャラクター
(※はゲームでのみの変身)
- 孫悟空(黒髪金眼)
- ベジータ(茶髪緑眼)
- ゴジータ(赤髪碧眼)→後にゴジータ:ゼノもゲームで変身し、公式のプロモーションアニメにも登場。
- ※ブロリー(黒髪 眼は白目を向いたまま)→伝説の超サイヤ人4
- ※ブロリーダーク(黒髪 赤眼)→伝説の超サイヤ人4
- ※孫悟飯(黒髪金眼)
- ※バーダック(黒髪金眼)
- ※ベジット(黒髪碧眼)→ベジット:ゼノのみの形態ではあるが、OPムービー以外で公式のプロモーションアニメにも登場
- ※ヒーローアバター(男女共)→公式で初の女性超サイヤ人4が誕生
色の濃さは、
悟空<バーダック<ベジット≦ブロリー≦ベジータ<悟飯<ゴジータ<ブロリーダーク
と言った感じ。
関連イラスト
関連動画
PS4/ Xbox One「ドラゴンボール ファイターズ」孫悟空(GT)/キャラクターPV
※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル“876TV”より