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香風智乃の編集履歴

2024-10-29 20:38:04 バージョン

香風智乃

かふうちの

香風智乃とは、koiの漫画『ご注文はうさぎですか?』に登場するキャラクターで、準主人公である。通称「チノ」。

「本当にしょうがないココアさんです」


概要

香風智乃とは、『ご注文はうさぎですか?』の準主人公である。通称「チノ」。

喫茶店「ラビットハウス」のオーナーの孫娘。

最初は中学生だったが、第9巻でついにココア同じ高校に登校を始めており、フユと同じクラスメイトになる。

名前の由来は『カプチーノ』である。


プロフィール

誕生日12月4日(いて座)
身長(中学2年生時)144cm → (高校1年生時)149cm
血液型AB型
CV水瀬いのり(偶然か否か同氏の誕生日2日後がチノの誕生日である)

容姿

淡い青色の髪をもつ。また目の色も青である。髪型は普段のストレートから、ポニーテール、ツインテール、お団子など、場面に応じてバリエーションが豊富。普段両サイドの前髪をヘアピンをクロスさせて留めているのがトレードマークである。


(年齢と比べても)幼い容姿や低い身長にコンプレックスを感じ、身長を伸ばすことや胸を大きくすることに関心をもっている。

上記通り、高校1年生の身長は149cmと中学2年生の時と比べて5cm背が伸びることになり、胸に関しては近年それなりに膨らんでいるような描写がされている。


ラビットハウスのチノ達の制服と青山さんのバータイムの制服は、生前の母が作っていたもの。緑や黄色の色違いも、作りかけの物が置いてあるという。布地も保管してあり、夏服(ココア用)のピンクの布地はそこから確保している。


人物

作中の主な舞台である喫茶店「ラビットハウス」のオーナーの孫娘で、夜間のバーマスターの父(タカヒロ)と、オーナーである祖父との3人(?)暮らしをしていた。「?」付きなのは、祖父は他界しているはずだからであるが、その辺りの事情は作中ではまだ明らかになっていない。今は居候のココアも同居している。

昼間(下校~夕方)には、ラビットハウスを、ココアとリゼを含めた3人で切り盛りしている。


年齢の割にはクールで大人しい性格をしている。物語開始当初は引っ込み思案な上に感情表現が薄く、笑顔を見せる描写がほとんどなかった。しかし、ココアをはじめとする周囲の人物との関わりを通じて徐々に柔らかくなり、最近では大人しい性格は変わらないものの表情にはっきり変化が表れるようになった(ココアたちに対して大声でツッコミを入れるほどである)。


2歳年上のココアからは妹扱いされ盛んに可愛がられており、本人は当初「妹じゃないです」と否定することが多かったが、物語が進むにつれだんだんとまんざらでもない様子を見せ、近年はココアの目の前では肯定はしないが、裏では姉と思っている様子。

一方で、ココアが他の子(マヤメグ)を妹扱いしていると不機嫌になり、しかもそれが嫉妬であることに気づいていなかった。だが後にココアやリゼもマヤとメグしか知らないチノの一面があるんだろうと少し寂しがっていることを知り、一安心した様子。


香りだけでコーヒーの銘柄を当てることができるという特技をもつ。一方で味覚は年相応で、コーヒーはミルク砂糖を入れなければ飲めない。さらにアスパラガスニンジンなどの野菜が嫌いな一面もある。


学校に行く時以外は、アンゴラウサギティッピーを頭に乗せている。あんこを抱いた際にも頭に乗せており、どうやら頭に乗せないと気が済まない様子。

ティッピーの外見がほとんど毛玉に近いので、傍目にはほとんど帽子のように見える。意外にもバランスを取りづらいのか、リゼが試した時はすぐに転げ落ちた。…あれ、でもココアとマヤは普通に頭に乗せてたような…。


マヤメグとは中学校のクラスメイトで、チノを含めた3人へのリゼの命名は、頭文字を取って「チマメ隊」。

接客業の癖で普段から敬語で話しており、老若男女問わず「さん」付けで敬語で話すほど。しかし、ブランデー入りのチョコレートを食べて酔っ払ってしまった時には見境がないほどのお姉ちゃんっ子になり、喋り方もくだけたものになった。

ごめんねお姉ちゃん…いい子になるからもう怒らないで…


趣味はチェスジグソーパズルボトルシップなどの一人遊び系。コーヒー占い(カフェ・ド・マンシー)もできる。

ティッピーが祖父のように喋る腹話術も得意――とココア達には思われているが、実は原作11巻までは違っていた。これはティッピーが兎なのに喋っているという現象を誤魔化すためであった。その後チノの祖父がティッピーから離れたこともあり腹話術が得意ということを維持するため、独学で腹話術を習得した(但し、祖父が話している訳ではないので、音程が女の子っぽくなっている)。

原作第10巻第8話では子供好きであることが判明しており(ココア曰く「子供が来店した時は満面の笑顔だった」とのこと)、第12巻第4話では小さい子供に腹話術を披露する場面が描かれている。アニメ第3期第1羽でも泣きじゃくっていた迷子の女の子に優しく接するシーンが描かれている。また、うさぎも好きだが、うさぎに関しては懐かれない体質なのを悩んでいる。またココアと共通する部分があり、そこを指摘されると動揺するが当のココアは言うまでもなく大喜びする。


その過去

とは前に死別しており、次いで祖父ともココアが来る前年(リゼがラビットハウスに来るより前)に死別。このため既に二人の家族との別れを経験しているという実は登場人物の中では少し重い過去の持ち主(尤も祖父の方は魂がティッピーに憑依してしまっている上に会話もできるが)。元は祖父としか話そうとしなかったそうだが……。


テレビアニメ第2期第1羽を見た限りでは、母は白髪でチノと同じ碧眼である。

その部分の原作にあたる第2巻第1話は、サブタイトルが「わしもよく笑われたのぅ お前に似て見下すような嘲笑じゃった」。

まんがタイムきららMAX』2016年1月号で初顔見せ(写真だが)。タカヒロ達がジャズをやってた頃に歌っていて、弾けた感じのステージ衣装姿を見た娘によると、「私ここまでアクティブじゃないです」。

2019年4月1日、公式によるツイートで名前が『香風サキ』である事が判明し、2020年4月1日に下の名前の漢字が『咲』と判明した。

⇒詳細は『香風咲』を参照。


リゼとは(リゼが着替え中にいきなり)出会ってから、「軍学校のような」「どっちが先輩かわからない」日々を経て、怖いわけじゃなく本当は一緒にいると疲れる人だと気付く。

上手く人と接する事ができなかったチノにうさぎのぬいぐるみ(お手製)をくれたリゼだったが、ネーミングセンスは分かり合えなかった。



きららファンタジア

元気になる魔法をあげますセンシティブな作品

左:通常★5 右:水着★5

2018年11月6日よりココアと共に『きららファンタジア』に参戦した(★4水属性・★5陽属性のまほうつかい)。

参戦時に専用ぶきが追加されて、しかも最終上限まで可能である。

最終上限のぶきスキル「異世界コーヒーまほうつかい風味」の効果が「自身の魔法攻撃が一度だけ大アップ&自身の攻撃が一度だけクリティカル」で、その後に「敵単体に陽属性の特大ダメージ」と強力で、7章の七賢者ハッカ、覚醒やアビリティツリーの育成によっては8章の七賢者フェンネルを一撃で倒すことができてしまう程の威力を持っている。


通常衣装以外に2019年8月8日に水着★5が実装され、2021年11月25日に第2部★5が実装された。


メインシナリオ

メインシナリオでは第1部『封印されし女神』外伝「筆頭神官の誓い」で初登場している。

本編での問題を解決した後に女神ソラによって神殿に追い出された(実際は休暇ではあるが)アルシーヴがしばらく里にいる時にアルシーヴがラビットハウスに立ち寄った際に登場している。


第2部『断ち切られし絆』5章「ご注文はゲリラですか?」で再登場しているが、この章に出てくるチノはリアリストの首領・ハイプリスが使用するオーダーによって無理矢理召喚されたチノで、第1部外伝とは違いきらら達を覚えていない。


オーダーに召喚された際はチノはリゼや千夜、シャロとは共にいたが、ココアだけはいなかった。探していたがココアは別の所で真実の手サンストーンのパスを切る能力によってシャロ、千夜、リゼの順とチノ以外の繋がりを断ち切られてしまい、ココアの事を忘れてしまう。

ココアを忘れてしまった皆といるのが辛く、一人で地下にあるラビットハウスに巣篭っていた。

そしてきらら達と出会い、ココアを助けるためにリゼ達の協力を求める。その後のココアのパン祭り会場で真実の手スイセンが待ち伏せし、きらら達がスイセンを引き受けし、チノは遂にココアと再会。しかし、目前で突然サンストーンが現れ、「お前たち偽物姉妹の絆はここまでだ」と同時にチノとココアは斬られ気絶してしまう。


ラビットハウスで目が覚め、怪我こそはしていないがチノもまたココアとの繋がりは断たれ、ココアの事を忘れてしまった……。


きらら達がココアを助けに行こうとするが、チノは知らない人のために頑張れないからお店に残ると否定する。

聖典の汚染が進んでる所、シャロがあのとき結局配給されなかったパンを食べた時、突然涙が出てその人の事は覚えていないのに味は知っており、胸に大きな穴が空いているのが『ココア』で、チノは決意する。


なら…… 私は、その人を助けに行きます


きららファンタジアの星5(戦士)チノちゃん

この穴を埋める『誰か』に、私はもう一度会いに行きたいです……!!


奇跡は起きた、チノが『誰か』を会いたいという気持ちで衣装が変わったのだ。


きらら達と共に要塞みたいなカフェに乗り込み、奥でスイセンとココアの絶望のクリエと鎖によって繋がれたガーディアンウツカイが待ち受けていた。

ガーディアンウツカイは強力で、チノ達はピンチになるが、ランプの提案によってチノが「ココアさんのパンが食べたーい! ……私たちをモフモフしてくださーい!」と言い、ココアの目に光が輝き、きららがパスを繋ぎ直す能力によってチノ達はココアを思い出す事ができた。

そしてチノは混乱するスイセンに対して「ココアさんは…… 偽物のお姉ちゃんじゃありません! 一緒に過ごした時間が、本物の家族に負けない絆を作る…… 私だけの、最高のお姉ちゃんです!」と言い放った(これは本編でのヒナゲシリコリスの関係とは正反対である)。

スイセンを撃退した後はクリエタンクが破壊した事によってチノ達は元の世界へと帰って行った。


うつつとは境遇が比較的に近く、作中で一緒に組まされる事が多い。また、うつつはチノと初めて出会った時は珍しく陰キャだと思っていた(うつつはクリエメイトを基本的に陽キャ扱いしているので、こういった反応は珍しい。メインシナリオではチノ以外には下記のかおすしかいない)。

真夜中のコーヒータイムや要塞みたいなカフェの途中の会話などで、うつつとの仲を深め合い、別れの際は次に会うまでにはもっと成長すると、お互い意気込んでいた。


その他

クロスシナリオでは萌田薫子と組んだ「カオスなデッサン」。

チノはかおすが先生だと聞いて、絵の描き方を教えてほしいと頼み、かおすは承諾。

モデルにかおすを描いて完成した絵を見せ、かおすからはキュビスムな画風で前衛的と評価。その評価はチノは皆から言われるようで下手だと落ち込む。

それでも描きたいものが描けるようになりたいチノは、かおすの指導と共に一緒に絵を描くことにした。

そして、絵を描く度に少しずつイラストになっていくチノ。一方、かおすはチノの影響を受けて少しずつ前衛的なイラストになり、チノを恐れて「あばばばば」と声を出し、チノからはそれを言いながら描くのが上達の秘訣と思い、その口癖を真似するのだった。


余談

  • キャラクターソングについて

チノと言えば非常に多くのキャラソンがある事が特徴である。

グループとしてもPetit Rabbit's、チマメ隊の両方に所属しており、キャラクター名義では50曲以上、REMIXやソロVer等アレンジを加えると70曲以上歌唱している。

1人のキャラクターとしてこれほど多くの楽曲を歌っているのは、音楽がテーマでない日常アニメにしては大変珍しい。

と言うか音楽物やアイドル物でも一人でこれだけの曲数を持つキャラクターは少ないだろう。

水瀬いのり氏はどれも大変熱量をこめて歌っており、公式インタビューでもその様子が窺える。

楽曲についてはごちうさDBが詳しくまとめられている。

https://gochiusa.info/


  • 茅野市ちの発チノフィギュア

長野県にあるプラスチック金型加工メーカー、ピーエムオフィスエー(PMOA)の新たな事業所が2020年に茅野市ちのに開設され、同社のホビーブランド『PLUM』で同年9月に再販されたチノの1/7フィギュア(Cafe Style)のパッケージに記載される所在地が「茅野市ちの」表記第1弾となったことで、「カフェラテ カフェモカ カプチーノ」ならぬ「茅野市ちの発チノフィギュア」が爆誕した(本社所在地は諏訪市沖田町で、旧版もこの住所だった)。

PMOAが新社屋となるビルと隣接の工場を2020年6月に取得(購入)したことが地元の新聞記事により明らかとなり、直営店を同所に移転させて8月にオープン、そこにタイミングを合わせて再販されたチノのフィギュアが「茅野・ちの・チノ」並びの商品となった。


関連イラスト

チノちゃんスリーブセンシティブな作品

あくびチノちゃんセンシティブな作品


関連タグ

ご注文はうさぎですか? まんがタイムきららMAX

水瀬いのり 準主人公 クーデレ

引っ込み思案コミュ障:初期の頃はこれに当てはまるが、ココアと出会いを通じて成長し、他の人達と仲良くできる程克服している。


保登心愛 天々座理世 宇治松千夜 桐間紗路

ティッピー / ティッピー(♀) 香風タカヒロ 香風咲 / 香風サキ

条河麻耶 奈津恵 チマメ隊 チマメ探偵団

青山ブルーマウンテン 保登モカ 風衣葉冬優


ココチノ / ココアホイホイ リゼチノ 千夜チノ チノシャロ

ラビットハウス コーヒー 喫茶店 カフェ

ブルーヒロイン チノエル

魔法少女チノ チノ・エンヴィ

アリスチノ


恵庭椎スーパーカブ):原作者のトネ・コーケンが椎のモデルはチノであることを明かしている。ちなみにトネ・コーケンは『ごちうさ』の大ファンで、第2期アニメ終了後ごちうさロスにかかったほどである。

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