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つかめ最高!いどめ最強!

概要

2023年12月22日より公開の劇場映画作品。

MOVIE大戦』シリーズの第14弾。『仮面ライダーガッチャード』と『仮面ライダーギーツ』のコラボ作品である。監督は『ギーツ』『ガッチャード』両作品にサブ監督として参加している山口恭平。脚本は『ガッチャード』の脚本担当である内田裕基で、『ギーツ』の脚本担当である高橋悠也が脚本監修として参加。

主題歌は『境界戦機』で第一部のOPを担当したことで注目を集めた謎のアーティスト・blankpaperの「All for Love」。

DVD&Blu-rayは2024年4月24日発売及びレンタル開始。SPコレクターズパックには付録として「クロスウィザードの秘密ノート」が収録されている。

同年10月20日に公開されたティザービジュアルには仮面ライダーは1人もおらずホッパー1ギーツケミーがセンターを飾った。

周囲にはレベルナンバー10緑の狸黒猫紫の牛のケミーなどのライドケミーカードが散らばっている。

あらすじの字幕はギーツを模したケミーとホッパー1の暴走で、ナレーションも2体の声に掻き消されてしまっている。なお、PVでは以下の字幕が表記されていた。

二大ヒーローが交わる時、世界は変わり―――タイクーンケミーに!?

彼らを待ち受けるのは 希望か、絶望か―――

ストーリー

ケミーの捜索を続ける一ノ瀬宝太郎たちと、ふたたび出現したジャマトに立ち向かう浮世英寿たちの前に

突如として現れた“レベル10最強ケミー”≪クロスウィザード≫。

彼の持つ不思議な魔法の力によって、桜井景和らがケミーの姿にされてしまった!

さらには同時に5体もの“レベル10の最強ケミー”やギーツにそっくりな≪ギーツケミー≫も出現!

相次ぐ異常事態に戸惑う宝太郎たちと英寿、そしてケミーと化した景和たちは、

それぞれチームを組み【最強のケミー捕獲ゲーム】に挑む!

このゲームに隠された恐るべき目的とは。ギーツケミー出現の謎とは。

仮面ライダーガッチャードと仮面ライダーギーツは、待ち受ける難関をクリアすることができるのだろうか……!

時系列

『ガッチャード』に関しては、第15話にてクロスウィザードが先行登場しており、また第16話冒頭の前回のあらすじでも仮面ライダースターガッチャード誕生が語られていることから、時系列は第15話から第16話の間に相当する(第15.5話)。

ただし、黒鋼スパナについては先の戦いで負傷していたはずだが、今作では普通に善戦しているという矛盾点が存在する。

『ギーツ』に関しては、英寿が帰還していたことに景和たちが驚いていなかったことから少なくともそれ以前から面識はあった様子で、『ファイナルステージ』の後と推測される。しかし、『4人のエースと黒狐』、『ジャマト・アウェイキング』との前後の時系列の関係は不明。

ただし、『4人のエースと黒狐』では英寿に対し道長が「何が神だ!偉そうにしやがって…!」と悪態を付いているのに対し本作では単に英寿へ「神様のお出ましか…」と軽く流しているなどの変化が起きていることから、少なくとも『4人のエースと黒狐』よりは後の時系列と思われる。

作風

前作とは対照的に『ガッチャード』中心のストーリーで物語が進んでいる(実際、公開日の2日後に放送される第16話は上述の通り映画を鑑賞していることが前提となっている)。しかし、とある人物・ケミーの正体、本編では語られなかった主人公の過去など『ギーツ』の要素も盛り込まれており、まさにクロスオーバー作品としてふさわしいものとなっている。2部構成だった前作とは異なりストーリーは1本立てだが、前半はコメディ寄りなのに対し後半はかなりシリアスな展開が続く(脚本の内田氏は、泣ける作品にしたいというお題が企画初期の段階で挙がったとパンフレットのインタビューで語っている)。

また、前作と同じくとある企業に関する販促とも取れるような描写は健在

さらには、『MOVIE大戦フルスロットル』以来となる2号ライダーの先行登場などのサプライズ要素も多い。

登場人物

余談

  • 本作は『オールライダー対大ショッカー』以来毎年行われていた夏映画での冬映画公開の告知が一切行われなかった。おそらく、制作時期の都合と思われる。
  • 脚本を担当した内田氏によると、当初ガッチャード本編の縦軸の初期案としてケミー争奪戦をやる予定であったが同じくメインライターの長谷川圭一氏が参加したことで紆余曲折を経て現在のテレビ本編の縦軸になったため、今回の映画のストーリー展開はその初期案に限りなく近いと語っている。
    • ギーツ勢のケミー化も、当初はギーツケミーと同様に別の人間が変化する予定だったが、キャラクターが多くなり話が描きづらくなるためクロスウィザードの魔法でケミー化するという現在の形に落ち着いたようである。
  • ちなみに、本作の監督である山口監督は夢の世界で景和の取り調べを受ける犯人役でカメオ出演を果たしている。
    • 本来は永徳氏が出演する予定だったが、テレビ本編の撮影とのスケジュールの兼ね合いで実現せず、監督が代行することに。本人曰く「乗り気じゃなかった」らしい。
    • 一応、永徳氏がガッチャードに入ってる際のタイクーンを演じた米岡孝弘氏にも声をかけたが米岡氏も別の現場(おそらくこの2作品どちらかの撮影と思われる。)での撮影と被ってしまい断られたため、「普通に俳優さんを呼ぼう」という話もあったが、当該シーンが夢の世界のため普通にやっても芸がないだろうという懸念と山口監督が以前にもカメオ出演した経験があることから、スタッフの間で「監督ご自身が出演するのはどうですか?」という提案があったとのこと。
    • 試写を見た制作スタッフ達からは監督が出た瞬間笑いが起きたり頭が真っ白になったりしたとか…。ちなみに、取調べ調書の犯人の住所には監督がメインを務めたキラキラした戦隊に関する小ネタが入っている。(出典

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外部リンク

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