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ごきげんよう。よければ、アビーって呼んでくださいな


プロフィール編集

真名アビゲイル・ウィリアムズ
クラスフォーリナー
性別女性
身長152cm
体重44kg
出典史実(ゲームマテリアル)/ セイレム魔女裁判ほか(書籍マテリアル)
地域北米マサチューセッツ
属性混沌・悪・地
好きなものパンケーキ、マッシュポテト(第1再臨)、パンケーキ、お酒(第2再臨以降)
嫌いなもの魔女扱いされること(第1再臨)、(第2再臨以降)
設定担当星空めてお
ILLUST黒星紅白
CV大和田仁美

金髪・碧眼の12歳の少女。


概要編集

Fate/Grand Order』に登場するフォーリナークラスサーヴァント。レアリティは☆5。

第1.5部4章『禁忌降臨庭園 セイレム』に主要人物として登場する。愛称は「アビー」。


レイシフト先である西暦1692年のセイレム村に暮らしている少女であり、年齢は12歳。

真夜中、村の子供たちとおまじないに興じてる最中、獣に襲われ主人公達に助けられる。


配信直前の生放送にて「全てが謎に包まれた少女」として紹介される。サーヴァントである事は確定なのだが、ストーリーのエピローグ公開日までは真名はおろかクラスすらも一切不明だった。


センシティブな作品


彼女は本来であれば、外なる神とは完全に無縁の存在であり、サーヴァントとしても現界できない幻霊に近い存在であった。だが魔神柱「ラウム」によってその(神降ろしの)巫女としての素質を見出されて「繰り返される魔女裁判」という結界により醸成された結果として、彼女は外なる神との繋がりを持ったことで英霊の座に刻まれると同時に「意思を持つ銀の鍵」となったのである。


全く関わりがなく、異なる存在を合成することによって作り出された『人工英霊』という意味では、ハイ・サーヴァント新宿の幻霊サーヴァント達、疑似サーヴァントに近い存在といえる。


ちなみに『FGO』においてはこの「外なる神」の名称は直接には出されてはおらず、ストーリーにおいて「スト・テュホン」とのみ呼ばれる。アレイスター・クロウリー聖守護天使の名であり、クロウリーの弟子ケネス・グラントはSut-Typhonをこの「外なる神」と同一視したのである。


真名編集

異端なるセイレム


セイレム魔女裁判の発端である少女、「アビゲイル・ウィリアムズ」。

17世紀末、マサチューセッツ州の清教徒の開拓村・セイレムで起きた「魔女裁判事件」。

最初に悪魔憑きの兆候を示した1人が、この少女アビゲイル・ウィリアムズであった。


悪魔憑きの異常な症状は他の少女達にも伝播し、一年にわたって多くの村人が告発された。

その結果200名もの逮捕者、うち19名もの絞首刑、2名の獄死、1名の拷問死という惨劇を招いた。

初めの少女達の真意やその引き金となった要因など、いまだに多くの謎が残されている。


あくまで清教徒の信徒としてのアビゲイルは、神を敬い、感謝の祈りを欠かさぬ無垢な少女だ。多感で疑うことを知らない、年頃の娘にすぎない。清貧を信条とする清教徒達は、権威におもねる教会の弾圧を逃れて海を渡り、新世界(セイレム村)へと至った。しかしやがて彼らは追いつかれ、追い詰められた。彼らの抗議(プロテスト)の矛先は、身近な隣人へと向けられたのだ。


退廃と抑圧の世にこそ「英雄」が立ち上がるように――

自分を律するはずの潔白の信条は、他者を監視する道具となり、戦乱と略奪が繰り返される植民地の不穏な暮らしは、猜疑心と利己心を育んだ――彼らはやがて心の底に狂気を、そして『魔女』を求めるようになっていく。私達のこの不幸と苦しみは、悪魔の仕業でなければなんなのだ、と。


果たしてセイレムに魔女は現れ、凄惨な魔女裁判の門は開かれた。


“鍵穴”となる狂瀾たる状況。人々の欲望を映しとり“鍵”となった少女。

その両者が欠かせぬのだとしたら、さて、罪はどちらにあるのだろうか。


ちなみにサーヴァントとしてのアビゲイルは、史実におけるアビゲイルの幻霊をベースとして、魔神柱によって加工された存在となっており、厳密には生前のアビゲイルとは違う存在である。


人物編集

一人称は「私(わたし)」

敬虔な清教徒であると同時に、若くして礼節と分別を弁えた社交的で早熟な少女。

好奇心が旺盛で無邪気。年頃にしては礼儀正しく聡明であり、叱られた時は自分の非を認め反省する素直さを持つ。加えて当時では迫害や軽蔑の対象であった黒人奴隷の使用人や村の鼻つまみ者である少女に対しても、家族や友人として対等な目線で慕うことの出来る優しい性格である。


生まれ育った「セイレム村」自体が貧しい故に禁欲的な場所だったらしく、彼女も周囲に習ってストイックな性格になってしまっている。そのため、年相応の子供らしく甘えん坊で純粋無垢な本質を無意識に押し殺してしまっており、こういった部分は、特に心を開いた相手に発露される。


そして何よりも彼女は全ての存在に対する慈悲と博愛の心を持っており、それは罪深きものでも許し迎え入れ、あの魔神柱すら魅了した。そして彼女はその無邪気さと博愛の心からこの世を苦しみ(罪)から救いたいという救世願望も持ち合わせており、生来の巫女の素質を秘めている。


だが、同時にそういった彼女の慈悲の心と救世願望は「自らの断罪を求める魂をただ許し迎え入れるだけの煉獄」を作り出しすという誤った方向に向かっており、ラヴィニアを「神の光の届かない可哀そうな彼女も、自分なら愛することができる」という無邪気さ故の傲慢さも秘めている。


彼女自身も「生前に犯した罪(魔女裁判を引き起こしてしまった)に対する意識」に無意識に苦しめられており、セイレムに招き入れた人々と同じく「自身を断罪してほしい」と思っている。


完全に降臨者として覚醒した第2霊基以降の彼女は、曰く「いけない子」となる。

霊基第二段階ではまだ虚ろながらも元の穏やかな面を残しているが、第三段階では肌や髪が真っ白に変色し、凶悪な笑みを浮かべた人相になる等、心身共に人間から乖離した存在と化している。


外なる神を「我が父なる神」と仰ぎ、その言動は狂気的とさえ言えるほどに攻撃的でハイテンションとなり、人間状態の人格が反転したかのように衝動と欲望に素直になる。ただし根幹の甘えん坊な子供らしい「純真無垢」な部分は健在であり、それを阻害していた禁欲的な意識が薄れた分だけ、より子供らしく素直に、わがままに接してくる。しかしまだある程度ブレーキは効いている。


好物のパンケーキに関しては一家言あるらしく、普段の控えめな態度に反して急に饒舌になり、延々と美味しいパンケーキについて語ってくれ、水着では「黒猫パンケーキの歌」なる歌も歌う。


シナリオ上の『セイレム』に登場したアビゲイルと、カルデアに召喚されたアビゲイルは厳密には別人である。同一の座から召喚された、同じ容姿・同じ記憶・同じ魂を有した別存在が登場することは、サーヴァント界では珍しいことではない。下記にその違いを特筆する。


セイレムのアビゲイル編集

ラヴィニアとの友情と離別、魔神柱ラウムとの絆とそれを託された主人公との絆によって「いつかラヴィニアと再会する」という強い決意のもとに、精神的に少し成長した状態にある。カルデアのアビゲイルほど不安定ではなく、より成熟した雰囲気を携えており、降臨者としての力を制御している。また彼女はマスターや魔力補給を必要としていないことから、受肉している可能性がある。


彼女はラヴィニアとの再会のために、本物のランドルフ・カーターの導きによって宇宙の果てを旅し、あの遥か宇宙の果てにあるという大図書館にすらたどり着いたとされる。だが悠久の旅の中で彼女は疲れ、共にラヴィニアを知る人達……特に自分が最も心を許した主人公を求め、星の乱れた僅かな歪みを利用して「カルデアに召喚されたアビゲイル」に取り憑く形で帰ってきた彼女は……


主人公と強い絆を結んだ者では有るのだが、カルデアから物理的に遠い彼方にいるため基本的に出番はない。また幕間の物語によると彼女にはセイレムでのサンソンとラヴィニアの想い(残留思念)が守護霊のようにつきまとっているらしい(アビゲイル本人は存在を認識できていない)。


ちなみに、一部ではセイレムのアビゲイルを設定担当者から「めておアビー」と呼称している。


カルデアのアビゲイル編集

カルデアの召喚システムによって登録された座から召喚された存在。上記のセイレムのアビゲイルとは霊基構成こそ共通しているが、基本的に別人となる。決定的な違いはセイレムの顛末を記憶しているかしていないかであり、カルデアのアビゲイルはセイレムの出来事を朧気にしか記憶していない。そのためにセイレムのアビゲイルのような決意も成長もなく、その心にはセイレム魔女裁判での罪を抱えており、元々の自罰的な性格に加えて、その罪から逃避しようとする子供らしい感情から、精神が少し不安定になっており、常にストレスを溜め込んでいる状態になっている。


カルデアでは鬱屈した面は表に出さず、誰にも愛想よく礼儀正しく気丈に振る舞う。

礼儀正しく朗らかな人柄故か、職員・サーヴァント問わずに人気者の様子である。

バレンタインイベントでも、カルデア住人全員分のチョコを作るなど義理堅い。


だが、その反動かマスターに対する依存心は強く、より強い独占欲を隠し持っている。


普段は第一霊基状態である「降臨者に覚醒する前」の第一霊基のアビゲイルとして過ごしている。だが場合によっては第二霊基以降の姿になることもあるらしく、その姿になると上記のように自身の枷が緩むため、今までのストレスを発散するように暴れる傾向にある。またそういった切り替えが、彼女のガス抜きにもなっているようだが、周囲はその心身の豹変ぶりに困惑することが多い。


能力編集

銀の鍵そのものとなった彼女は窮極の門(ヨグ=ソトースの門)を通じてあらゆる空間にアクセス可能。ただし彼女以外が門をくぐる際は、その門やその向こうに広がる世界に正気を持っていかれないだけの強靭な精神力を必要とする。本来は存在するだけで時空を歪ませ、物理法則すら書き換えられる文字通り「世界を書き換える力」を撒き散らす存在だが、彼女の「人間としての精神と認識」がその力に大きな制限を課しているため、存在していても周囲に影響を与えることは少ない。


モーション中では、地面や空中から出現させた白い触腕で打ち据える他、手に持った縫いぐるみを叩き付ける、額から七色のビームを放つ、紫の鬼火で炎上させるなどの攻撃を見せている。


第2再臨以降は、触腕が吸盤のついたものに変化しており、巨大な鍵で殴打したり刺突する、禍々しい蝶の群れに襲わせる、額と触腕の先端から邪神由来のビームを放つという攻撃に変化する。


ステータス編集

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香BACBCA

保有スキル編集

領域外の生命(EX)フォーリナーのクラススキル。外なる宇宙、虚空からの降臨者。邪神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮う。彼女の場合は父なる神
神性(B)フォーリナーのクラススキル。神霊適正を持つかどうか。外宇宙に潜む高次生命の「門」となり、強い「神性」を帯びる。世界像をも書き換える計り知れぬ驚異。その代償は、拭えぬ狂気。それ程高くは無い。
狂気(B)不安と恐怖。調和と摂理からの逸脱。周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考。邪神の権能と魔女裁判を引き起こした逸話が由来。
信仰の祈り(C)清貧と日々の祈りを重んじる、清教徒の信条がスキル化したもの。
深淵にて光となれり(A)「信仰の祈り(C)」が変化したスキル。詳細不明。
正気喪失(B)少女に宿る邪神より滲み出た狂気は、人間の脆い常識と道徳心をいとも容易く崩壊させてしまい、存在するだけで周囲を狂気で汚染する。
魔女裁判(A+)セイレム魔女裁判の発端となった事に由来する。本人が意図する事無く猜忌の衝動を引き寄せ、不幸の連鎖を巻き起こす、純真さ故の脅威。
セイレムの魔女(A++)「魔女裁判(A+)」が変化したスキル。詳細不明。

宝具編集

光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)編集

  • ランク:EX
  • 種別:対人宝具(本来なら対界宝具)
  • レンジ:1〜?
  • 最大捕捉:1人


「嗚呼……神様。」

「我が手に銀の鍵あり。虚無より顕れ、その指先で触れ給う。我が父なる神よ。薔薇の眠りを越え、いざ窮極の門へと至らん!『光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォーム)』ッ!!」


「我は禁断の秘鑰……導く者なり!」

「イグ・ナ、イグ・ナ、トゥフルトゥクンガ。我が手に銀の鍵あり。虚無より顕れ、その指先で触れ給う。我が父なる神よ。我、その真髄を宿す写し身とならん。薔薇の眠りを越え、いざ窮極の門へと至らん!『光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)』


人類とは相容れない異質な世界に通じる“門”を開き、対象の精神・肉体に深刻なひずみを生じさせる、邪悪の樹クリフォトより生い添う地下茎。本来ならば対界宝具で際限の無い性質を有するが、効果対象は“鍵”となるアビゲイルの認識に束縛されるため、対人宝具へと規模が縮小されている。


詳細は該当記事を参照。



ゲーム上での性能編集

HP:14,000弱/ATK:12,000強と、バランスの良い攻撃型のステータスとなっている。

カード配分は《Quick:1/Arts:3/Buster:1》のキャスター型で、ヒット数も〔Q:4/A:6/B:4/Ex:5〕と、ギルガメッシュに匹敵する多段ヒット能力を持つ。Aが6ヒットもすることとAが3枚も存在する関係上1ヒット辺りのNP効率はかなり低めとなっており、QやEXでNPを稼ぐことは事実上難しい。とはいえA3枚の関係もありスキルや礼装でのサポート、仲間とのチェインでの補助は十分可能。


バーサーカーの「狂化」と同類のBuster強化のクラススキルである「狂気(B)」を持つため、Buster攻撃である宝具もなかなかに強力。そしてクラス特性としてアーチャー級のスター集中率を持ち、さらにクラススキル「領域外の生命(EX)」の恩恵でほんの僅かだがスターを自前で追加できる。


保有スキルは、3ターンの間、味方全体に宝具威力UPとNP獲得状態を付加する「信仰の祈り(C)」、3ターンの間、敵全体に〔恐怖〕状態と防御ダウンを付加する「正気喪失(B)」、敵単体のチャージを1減らしつつ、3ターンの間攻撃力をダウンさせる「魔女裁判(A+)」の三つとなっている。


「信仰の祈り」のNP効率は+10固定(3Tかけて全体にNP30%)と、単独スキルとしては比較的嬉しい効果であり、また宝具威力アップも単体強化並みの補正値を有する。さらに強化クエストのクリアで「深淵にて光となれり(A)」となり、自身のNP増加(最大で+30%)が追加された。


「正気喪失」で付与される恐怖状態はキャスターのジル・ド・レェのスキル「深淵の邪視」で先行実装されたものであり、3ターンの間にランダムで1ターンのスタン状態が相手に発動する。


「魔女裁判」はチャージゲージ減少と敵の攻撃力ダウンを単体に与える。チャージ減退はデバフ扱いされないことから確定で入るうえ、攻撃力ダウンもスキルレベルを上げていくとその減衰率が顕著になってくる。ただし3スキルとも初期チャージターンが9、最短で7と効果のわりには長めで回転率が些か低めとなっている。さらに強化クエストのクリアで「セイレムの魔女(A++)」へと変化しており、自身への〔恐怖〕特攻状態付与とNP増加が追加され、初期チャージターンが8となった。


宝具「光殻湛えし虚樹」は、カードの種別はBusterで、効果は【敵単体の強化状態を解除&超強力な攻撃&クリテイカル発生率をダウン<オーバーチャージで効果UP>】。強化解除が先行して発生するという、天草四郎の「双腕・零次集束」と同じ手順で効果が現れるため、回避・無敵・防御バフの一切をひっぺがえして宝具攻撃を直撃させるという極悪な特性を発揮することが可能である。


総じて単体アタッカーとサポーターを兼任可能なマルチプレイヤー。特にスター生産役をサポートに付けてメインアタッカーを張った場合、Artsカードの多さでパーティー全体のNP効率を促進しつつ、自身も宝具で問答無用の大ダメージを叩き込み、隙あらば強力なクリティカル攻撃で相手をボコボコにしながらNPチャージを加速させ、宝具を連続で解放出来るという強烈な個性を持つ。

玉藻の前及びマーリンと組んだ通称「ATM」パーティーは、高難易度では中々強力である。


育成に関しては素材自体そこまで難儀なものはなく、限定イベントで回収していけば賄えるレベルで補充可能と、☆5特有のQPの馬鹿食いさえ目をつむれば、比較的優しい部類になっている。


本領発揮はバーサーカー戦で、サーヴァントだけでなくクリティカル攻撃を容赦なく連発するキメラ系の対策としても最適の一人。弱点であるアルターエゴクラスも、敵対する機会は滅多にないので、クリティカルヒッター運用を軸にすれば等倍で大ダメージを狙える優秀なアタッカーとなる。


ただ比較的ポピュラーな特攻手段のある「神性」と「女性」属性を有しているため、バーサーカークラス以外では基本等倍ダメージで受けるアビーは、そのあたりが弱点だと言えるだろうか。


敵として登場したときの厄介さは、セイレムの大詰めを迎えたマスターなら大体わかるはず。アルターエゴが一人もいない場合宝具を解放されれば助かる手段が殆ど無いため、先んじて宝具を発動する、女性・人型・神性・悪の特効ダメージを叩き込む等の手段による短期決戦を強いられる。


対策として宝具封印やスタン等による延命、宝具威力・攻撃力ダウン等によるダメージの抑え込み等が有効であるが「領域外の生命」に弱体耐性が存在しているため、運が悪いとチャージ増加と合わせて速攻されてしまいかねない。さらに、正規のサーヴァントでは無いためか、地属性にもかかわらずギルガメッシュの「天地乖離す開闢の星」の「サーヴァント特効」の対象外となっている


……逆にアルターエゴ、特に第三スキルによって宝具を安定して耐えることが可能なメルトリリスと、第二スキルによるチャージ減少やクラススキルによる被ダメのさらなる削減が可能なキアラの☆5二人を運用可能なマスター達は特に苦労もせずサクッと倒せてしまったりしたようだが。


関連人物編集

セイレム編集

ラヴィニア・ウェイトリー

特異点のセイレムで日々を共に過ごした、アビゲイルの唯一無二の親友。

アルビノであるため村人から気味悪がられ、セイレム村で厄介者扱いされている一家の娘。

その存在はアビゲイルが望み、それを魔神柱ラウムが捏造したものであったのだが、いつしか2人の友情は本物へと昇華していた。ただ残念なことに、セイレムの一件で彼女とは死別している。


カルデアのアビゲイルはセイレムでの記憶が朧気であるようで、ラヴィニアのことを「大事な存在」と記憶していたものの、その存在をはっきりとは思い出せない様子。セイレムのアビゲイルには守護霊のように、ラヴィニアの霊のようなものが憑いているが、アビゲイルはその存在を知覚できない。


シャルル=アンリ・サンソン

贖罪の在り方を痛みを与えることで「救い」としたアビゲイルとは対照的に、人と罪を切り離し苦痛なき「死」によって罪から解放する事を「救い」とした処刑人。特異点の彼が最終的に取った行動が、セイレムのアビゲイルを縛り付けている「罪の意識」から開放した。セイレムのアビゲイルには守護霊のように、セイレムでの記憶を有しているサンソンの霊のようなものが憑いている。


魔神柱ラウム

伯父の役を被ってセイレムで家族関係にあった魔神柱。本来は魔神の計画の為に利用していたのだが、徐々に彼女に絆されており、最終的に彼はカルデア一行にアビーの運命を託す決断をしている。2人の間に築いた絆は本物であり、全てが終わった後も彼のことを伯父だと慕っていた程。


ランドルフ・カーター

特異点セイレムにおける、アビゲイルの母方の伯父。厳しく真面目だが思慮深く、村人からも信頼されている知識人。ボストンで大学教授をしている。実際は魔神柱ラウムの呼び出した外なる神に抗う存在であったが、上記のように魔神柱ラウムに姿形を奪われ利用されていた。特異点解決後に姿形を返還してもらい、セイレムのアビゲイルを導くものとして外宇宙へ一緒に旅立っていった。



カルデア編集

藤丸立香

契約したマスターにして、セイレムにやってきたカルデア一座の座長さん。

セイレムとカルデアの両者共に、彼/彼女に対して色々と強い独占欲を抱えている。


ダビデ

彼女が信仰する宗教に関わる、名の知れた偉人。伝説の通りの勇ましいダビデ王を期待していたが、実態があまりにも軽薄な青年だったので「信仰が揺らぎそう……」とガッカリしている。


ジル・ド・レェ(術)

同じ異界の怪物に関した魔術を扱うサーヴァント。その縁か、マイルームにて言及がある。

アビゲイル曰く、何かと気にかけて親切にしてくれているらしく、不思議がっている。異端の神を崇めながらも本来の信仰心は失わないアビゲイルに、己を重ねて見ているのかもしれない……


トーマス・エジソン

将来のアメリカ国民と言うことで気にかけられている。それ故に彼女にとって未来となるアメリカの歴史を6時間もかけて講釈しているのだが、それに最後まで付き合った彼女の真面目さが窺える。


ジェロニモ

生前に彼をはじめとする先住民族と対立関係にあったことから苦手意識を持っている。

ただしジェロニモの人となりは理解しているようで、仲良くなりたいと努力している。


シバの女王

特異点セイレムにてティテュバの役に押し込められ、セイレムのアビゲイルの世話をしていた。

セイレムにおいては、奴隷と主人の娘という立場を超えて、姉妹のように仲良くしていた。


カルデアのアビゲイルとは仲良くしていた記憶が朧気ながらあるのか、お互いに気安い関係で、たまに想い人の話を振ってはからかう仲。聖書の登場人物だけに、普段は敬意をもって「シバの女王様」と呼ぶのだが、癖なのか気が抜けていると「ティテュバ」と呼んでしまい、直後に訂正する。


葛飾北斎(降)

フォーリナー仲間の1人。マイルームでその芸術家としての才能に圧倒されているも、その様子をマスターに「嫉妬してるんじゃないか?」と揶揄われたため、拗ねて頬を膨らませる。ちなみに北斎の方は、アビゲイルの霊基段階の変化による人格の豹変を見て少し引き気味な反応をしていた。


後にフォーリナー仲間として積極的に交流している事が判明した。正確にはアビーが北斎に懐いたような形となり、彼女の役に立ちたい、または構ってもらいたいと思っている。また彼女の影響から、カルデアのアビゲイルは絵画に対して強い興味を持っており、たまに落書きなどして遊んでいる様子。絵心はあるが、画力は子供の落書きの域を出ない。こちらの彼女は「北斎さん」呼び。


葛飾北斎(剣)

葛飾北斎から分裂した水着霊基。芸術家として熟した葛飾北斎と違い、精神年齢が近いこともあってか、こちらとは割りかし対等な友人関係を築いている。こちらの彼女は「お栄さん」呼び。


楊貴妃

フォーリナー仲間の1人。カルデアに召喚された頃は、何かと楊貴妃の世話を焼いた。彼女からは自身を「ユゥユゥ」と愛称呼びするよう頼まれたが、気が抜けると「楊貴妃さん」と読んでしまう。


アビゲイル・ウィリアムズ(水着)

水着サーヴァントとなった自身。霊基が分離されており、別個として自立している。霊基段階によって好き嫌いの態度は変わるが、第3霊基の彼女とは双子姉妹のように意気投合している。


アンリマユ

セイレムの魔女と同様、日々の苦しみのはけ口として人々に求められた「悪役」。

ただ彼の場合は、魔女裁判のような表向きの大義名分すら存在していなかった。


ジャック・ド・モレー(降)

フォーリナー仲間の1人。また、彼女に依り付いた外なる神は自身の神と夫婦関係にある。

北斎の幕間で共演した際には、他の面々が自由すぎるため半ばアビーのお守り状態となった。


パッションリップ

彼女の幕間の物語において、その天然煽りにブチ切れていたサーヴァントの一人としてアビーが挙げられている。あの穏やかなアビーを切れさせるって、どんだけ煽り性能高いんですか!?


余談編集

  • 攻撃モーションの中に目からビームが出ているように見える演出があるが、よく見てみると発射時に目を閉じて俯いている。実際にビームが出ているのは額にある鍵穴からと思われる。
  • 「セイレムで出会ったアビゲイル」がラヴィニアと再開するには、人間であることを辞める必要があるという。そして辞めた先で行き着くのは、あの存在であるとも推測されている。
  • FGO Fes. 2018 ~3nd Anniversary~』の英霊旅装において彼女の新たな装いが登場。
    • 少しパンクな黒のジャケットを着込み、生足はさらけ出したままといったアメリカンスタイル。手や髪にはいつものクマのぬいぐるみやリボンがつけられているが、髪は頭頂部でクマの頭部をもしたお団子にまとめられている。奇しくも、この髪型は同じフォーリナーである葛飾北斎とおそろいである。
    • またその額には✗の絆創膏のようなものがはられ、鍵穴型の第三の目のあたりを覆い隠している。おそらく『三つ目がとおる』のオマージュだと思われる。

らくがき✦✦✦

センシティブな作品

  • 漫画版ではアンやメアリーというマサチューセッツの友人がいることが語られているが、これらの友人はアビゲイルと同じくセイレム魔女裁判で告発側となった少女アン・パットナムやメアリー・ウォルコットに基づいていると思われる。
  • 再臨すると鍵を持って振って戦うその姿からか、一部のマスターからはキーブレード使いとも言われている。

Keyblade Master Abi

  • イベントや幕間では、平常時の彼女を見ることの方が多い為、封印しているのではないかと思われていたが、イリヤスフィールによると、日によってテンション(霊基)が変わるとの事。
  • イベント『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル』以降は水着霊基にも変身できるようになった様子で、葛飾北斎の幕間などで披露している。一方、本来の水着霊基の方は出番がない。超高校級の復讐者よろしくマスターの夢に住み着いているともされているので、その所為かも?

関連イラスト編集

箒星アビーちゃん

セイレムのあの子FGO1.5部

センシティブな作品光殻湛えし虚樹

窮極の門センシティブな作品


関連タグ編集

Fate/GrandOrder 禁忌降臨庭園セイレム

フォーリナー(Fate) サーヴァント


アビゲイル・ウィリアムズ(水着) アビゲイル・ウィリアムズ(アデプトの礼服)

バニゲイル・ウィリアムズ


少女 金髪碧眼 フリル リボン ぬいぐるみ ドロワーズ

魔女裁判 救済 魔女 クトゥルフ神話   退廃 ヨグ=ソトース

アビラヴィ

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