概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』で、世界の理(ルール)「銀河」を司るUMA。
2020年8月31日、課題(クエスト)が失敗した罰(ペナルティ)として追加された。
留意
本表記【ギャラクシー(アンデラ・UMA)】は、本情報媒体「ピクシブ百科事典」と連動する作品公開場「pixiv」でも詳細検索/タグの部分一致「人外/怪物の類≒UMA」を可能とする区別有りの符応(タグ)。だが慣例「■■(作品名)」から派生(変化)した表現でもある事から、本表記を活用(タギング)するか通例で変わらずかは閲覧者(あなた)の任意、使用強制型の指示ではない事に御留意ください。
UMA像
外見(シルエット)は、筋肉質な巨人もしくはランプの魔人の様で、体表は銀河や宇宙そのもの。アニメ版(第10話)では、動画的演出で体色が流動・発光している神秘的な様相を醸し出している。
容貌はのっぺらしており、擬似的な瞳や口のような部位があり、生物感は皆無になっている。
世界へ召喚/追加された直後に壁をすり抜けて地上へと脱出。さらに宇宙(そら)まで浮上し月の方へと消えていった。終始発言も無かったため、固有能力や性格・趣向などは詳細不明。
理(ルール)の化身として「銀河」の追加という大規模な世界改変を発生させた。それ以後、UMAギャラクシー単体の登場は未確認。
世界改変
アンデッドアンラックの世界ではUMA(理)が追加されると理がある前提の世界へと改変される。改変の規模は追加される「理」によって様々だが、中でもUMAギャラクシーが齎した「銀河」の追加による文化や環境へ与える影響は最大級。
宇宙
「銀河」が追加される前の世界には太陽と月、地球の三つの天体しか存在せず、夜空には月だけが寂しく浮かんでいた(不運で呼ぶ隕石はRAGNARØK-ラグナロク-で破壊された前回の地球の欠片)。
しかし「銀河」が追加されたことで太陽系惑星や恒星が存在する世界へと改変され、夜空には数多の星々(星空)が浮かぶようになった。アニメ版(第10話)では、夜空にゆっくりと宝石が散りばめられた特大の幕(カーテン)が掛けられる風の幻想的な現象(改変)を主人物たちは目撃という動画的演出で描写されている。
宇宙人
地球外の知的生命体。
2020年9月1日(UMAギャラクシー追加直後)にアクスを名乗る宇宙人の艦隊が地球を侵略しに来た。
アクス当人たちは「何億年も歴史がある自分の星で生まれた」「何十年も自分を鍛え上げ兵士になった」という認識だが、実際には世界改変によってついさっき生まれた存在である。
ちなみに「銀河」追加前に掲載された少女漫画「君に伝われ」には宇宙人が地球へ攻めてくる話(宇宙サッカー部襲来編)があるも、これは作者の安野雲が未来(銀河が存在する世界)を知っていたためである。
文化
「銀河」の追加により星へまつわる神話や曜日等のシステム、宇宙人と呼ばれる地球外生命体の概念が発生した(逆に言えば追加以前の世界には「星」や「宇宙人」という発想そのものがなかった)。
曜日
一週間に七曜を割り当てる考え方。
ちなみに「一週間」の概念は「銀河」追加前から存在していた。
星型(☆)、五芒星(⛤)
シェンはこの記号(⛤)に着想を得て、独自の真八極流奥義"五不苦星"を編み出した。
関連UMA
宇宙関係のUMA。
関連項目
関連外部リンク
100番目の■■■
⚠以下、漫画『アンデッドアンラック』の原作15巻以降に関する内容を含みます。これから単行本・アニメを楽しみにしている方は閲覧注意⚠
本作『アンデッドアンラック』では、特異な理「ループ」によって人知れず、幾度も世界規模な「破壊と創造の循環(ループ)」が繰り返される不条理な真実があった。
なお本編第一話時点の世界は99回目の周廻(ループ)、100回目の世界が舞台である。
やがて物語は加速し、全ての悲劇を否定するため主人公達は次の世界/周廻(ループ)へ渡る。
101回目の世界、これを最後に神との決着、最高の物語を迎えるために。
その為、主人公達と味方勢力が最後の罰「RAGNARØK(ラグナロク)」に敗北後、UMAギャラクシーは絶対理(マスタールール:不朽の理に制定された万物の一つ)の100体目/個目に選ばれた。ゆえに101回目の世界には最初から「銀河」が存在する。
続・宇宙
ファンは星の流れや位置から真八極図を考案。己の流派"真八極"は八つ極(酔筋血華黙怒展廻)を使い分けるものだが、真八極図ではそれらを八角形の頂点へ割り当てる。その全てを極め結び見える九つ目の頂点の極こそが真八極の奥義"命の極"である。
風子の不運では、地球の欠片以外の天体にまで能力作用されるようになり、アンディを対象にした不運では彗星の衝突という大規模不運を発生させた。
地球外生命体(エイリアン)
地球外の生命体を表す総称
101回目の世界(「銀河」が最初から存在する世界)でも実在の証明はされていない。しかし1999年、某国が秘密裏に造った宇宙ステーションをエイリアンが襲撃した。
宇宙ステーションを襲撃したエイリアンは生物の感情に反応し、その場で最も昂った"大きな感情"を抱いているものを襲う習性がある。グソクムシを巨大化したような姿をしており、その外皮は非常に強固。一方でせん断には弱く、この方法でのみ破壊可能。
続・文化
『アルマゲドン』
小惑星接近による危機を描いたSF映画。
「銀河」が最初からある101回目の世界では公開されており、ショーンは100回視聴したらしい。
『セー○ームーン』
世界中の乙女たちを魅了した物語であり、主人物の女性達も視聴している模様。
本編の合間、イチコと一心/春歌が参考話として話題に挙げている。
総括
主人公たちがループした後の世界観は、UMAギャラクシーが始めから追加された地球が舞台。つまり単行本15巻以降は、殆ど現実世界(こちら)と同様な万物・文化が基盤になった架空世界を生きる登場人物たちの経歴・趣向などへ影響を与えているUMA(怪物)となっている。