ギャラクシー(アンデラ・UMA)
ぎゃらくしー
外見(シルエット)は、筋肉質な巨人もしくはランプの魔人の様で、体表は銀河や宇宙そのもの。アニメ版(第10話)では、動画的演出で体色が流動・発光している神秘的な様相を醸し出している。
容貌はのっぺらしており、擬似的な瞳や口のような部位があり、生物感は皆無になっている。
世界へ召喚/追加された直後に壁をすり抜けて地上へと脱出。さらに宇宙(そら)まで浮上し月の方へと消えていった。終始発言も無かったため、固有能力や性格・趣向などは詳細不明。
理(ルール)の化身として「銀河」の追加という大規模な世界改変を発生させた。それ以後、UMAギャラクシー単体の登場は未確認。
アンデッドアンラックの世界ではUMA(理)が追加されると理がある前提の世界へと改変される。改変の規模は追加される「理」によって様々だが、中でもUMAギャラクシーが齎した「銀河」の追加による文化や環境へ与える影響は最大級。
宇宙
「銀河」が追加される前の世界には太陽と月、地球の三つの天体しか存在せず、夜空には月だけが寂しく浮かんでいた(不運で呼ぶ隕石はRAGNARØK-ラグナロク-で破壊された前回の地球の欠片)。
しかし「銀河」が追加されたことで太陽系惑星や恒星が存在する世界へと改変され、夜空には数多の星々(星空)が浮かぶようになった。アニメ版(第10話)では、夜空にゆっくりと宝石が散りばめられた特大の幕(カーテン)が掛けられる風の幻想的な現象(改変)を主人物たちは目撃という動画的演出で描写されている。
⚠以下、漫画『アンデッドアンラック』の原作15巻以降に関する内容を含みます。これから単行本・アニメを楽しみにしている方は閲覧注意⚠
本作『アンデッドアンラック』では、特異な理「ループ」によって人知れず、幾度も世界規模な「破壊と創造の循環(ループ)」が繰り返される不条理な真実があった。
なお本編第一話時点の世界は99回目の周廻(ループ)、100回目の世界が舞台である。
やがて物語は加速し、全ての悲劇を否定するため主人公達は次の世界/周廻(ループ)へ渡る。
101回目の世界、これを最後に神との決着、最高の物語を迎えるために。
その為、主人公達と味方勢力が最後の罰「RAGNARØK(ラグナロク)」に敗北後、UMAギャラクシーは絶対理(マスタールール:不朽の理に制定された万物の一つ)の100体目/個目に選ばれた。ゆえに101回目の世界には最初から「銀河」が存在する。
続・宇宙
ファンは星の流れや位置から真八極図を考案。己の流派"真八極"は八つ極(酔筋血華黙怒展廻)を使い分けるものだが、真八極図ではそれらを八角形の頂点へ割り当てる。その全てを極め結び見える九つ目の頂点の極こそが真八極の奥義"命の極"である。
風子の不運では、地球の欠片以外の天体にまで能力作用されるようになり、アンディを対象にした不運では彗星の衝突という大規模不運を発生させた。
地球外生命体(エイリアン)
地球外の生命体を表す総称
101回目の世界(「銀河」が最初から存在する世界)でも実在の証明はされていない。しかし1999年、某国が秘密裏に造った宇宙ステーションをエイリアンが襲撃した。
宇宙ステーションを襲撃したエイリアンは生物の感情に反応し、その場で最も昂った"大きな感情"を抱いているものを襲う習性がある。グソクムシを巨大化したような姿をしており、その外皮は非常に強固。一方でせん断には弱く、この方法でのみ破壊可能。
続・文化
『アルマゲドン』
小惑星接近による危機を描いたSF映画。
「銀河」が最初からある101回目の世界では公開されており、ショーンは100回視聴したらしい。
『セー○ームーン』
世界中の乙女たちを魅了した物語であり、主人物の女性達も視聴している模様。
総括
主人公たちがループした後の世界観は、UMAギャラクシーが始めから追加された地球が舞台。つまり単行本15巻以降は、殆ど現実世界(こちら)と同様な万物・文化が基盤になった架空世界を生きる登場人物たちの経歴・趣向などへ影響を与えているUMA(怪物)となっている。