概要
『ポケモンSV』の伝説テラレイドバトル。いわゆる禁止級のイベントレイドはミュウツー以来となる。
同時期にダークライと色違いルカリオの配布が行われてるが、ミュウツーと違って本レイドに関係がなく有利というわけでもない。
開催期間は2023年12月8日〜2023年12月22日。バージョンはスカーレット限定。
特殊行動
対策
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
100 | 120 | 120 | 150 | 100 | 90 | 680 |
特性は隠れ特性の「テレパシー」。レイドでは実質効果はなし。
技はりゅうせいぐん、だいちのちから、だいもんじ、レイドの仕様上デメリットをほぼ無効化できるてっていこうせん、てっぺき。
難易度はテツノイサハ、ウネルミナモ同様★5で、特性も無意味だが、禁止級特有の高種族値を持っている上、HP倍率も35倍とかなり高めに設定されており、決して油断はできない。
初手から「トリックルーム」と「ステルスロック」を仕掛けて来る。
ドラゴン技を無効化するフェアリー対策に「てっていこうせん」を放って来る為、相性が良いからと言って軽い気持ちで挑むのは油断禁物。
更には「だいちのちから」を使用する為、一致技両方を半減するはがねタイプもかなりの特殊耐久が必要となる。
りゅうせいぐんのデメリットを補うためか2回デバフを解除し、HPが半分になるとてっぺきで防御を固めてくる。それでもりゅうせいぐんを誘発できれば勝手に特攻が下がっていくためかなり楽にはなる。
1回倒れても良いのでシールドを張られるにHPを20%削っておくと復活後は積み放題になるので非常におすすめ。
なお、★6〜7に慣れていると忘れがちだが、★5なので相手の技選択は無効技以外ランダムである。
相手の技の引きが悪くて勝てない場合はやり直すのも手。
おすすめのポケモン
防御の種族値が高く、てっぺきも使うため基本的に特殊アタッカーが推奨される。
アタッカー枠
今回のレイドにおける最有力ポケモンの1体。
特防の種族値が高く、めいそう+ドレインキッスでドレイン戦法が取れる。にほんばれでさらに火力か耐久面を引き上げられ、トリックルームも覚えるためすぐに素早さ逆転を解除できる。
マジカルフレイムで特攻を下げることも可能。
うそなきも覚えるが、今回はデバフ解除が多くシールドで無効にされるためあまりおすすめできない。
また開幕ではトリックルームで素早さを逆転されているためてっていこうせんを撃たれるとかなりキツい。
相手のレベルが75であるためD252振りで1回は耐えるので、撃たれた場合はトリックルームを解除してから1回ひんしになり、復活してから戦う戦法を推奨。撃たれないパターンも多々あるが。
スカーレット限定であることは注意が必要だが、そもそもディアルガ自体がスカーレット限定なためソロならまず困ることはない。ただし育成時にはテラスタイプに注意。
今回のレイドにおける最有力ポケモンの1体。
HPの関係でハバタクカミよりも特殊耐久が高く、こちらもめいそう+ドレインキッスで戦える。
どろかけでテラスタルオーブのチャージついでに命中を下げられる。
レベル100でも性格をれいせいにし素早さの個体値を14以下にすれば最遅ディアルガより低くなるためトリル下で先制できるようになる。
北3番エリアにフェアリーテラスタルのニンフィアが出現するため入手は楽。
金策ニンフィアを使い回せたという報告も。
藍の円盤で新内定したアローラ御三家の一匹。
こちらもめいそう+ドレインキッスで戦える。特性は通常隠れどちらでも良い。テラスタル前はてっていこうせんを等倍にできるため、よほど連発されなければ容易に最大まで積むことができる。
ただし過去作から連れてくるかBP3000をはたいて出現させる必要がある上、進化前はフェアリータイプを持っていない=テラスタイプがみずで固定であるため、テラピースフェアリーが必要。 藍の円盤のブルーベリー学園には大量のテラピースが落ちており、復活もする上、計2325BPが必要になるが道具プリンターを最終段階(マスターボール型)まで改良すると大量に入るなどある程度テラピース問題は改善されているが。
特防が圧倒的に高く、アシッドボムで特防を下げてからりゅうのはどうで戦える。
回復技に乏しいため、持ち物は基本的にかいがらのすず。
「りゅうせいぐん」を打たれるリスクはあるが、むしろ打たせることで相手のとくこうが下がって逆に有利になるため、打たれ得である。
なお、ヒスイヌメルゴンは持ち技の「だいちのちから」を連発されるとかなり痛いため、候補から外した。
「わるだくみ」から「りゅうのはどう」でダメージを取っていける。
ヌメルゴンと比べてテラスタル速度は遅くなるが、こちらはじめん無効までつく上に「バークアウト」で自らとくこうを下げに行くことができる。
サポート枠
特性「バッテリー」で味方のとくこうが強化されるため、特殊アタッカーが推奨される本レイドにピッタリのポケモンである。
主に「むしのていこう」を使う。元が遅いので「トリックルーム」下で先手で動けるのが強み。
回復技はないので、HP管理に注意。
全てのわざマシンに対応する。弱点を突かれる技は採用されていないため、安心してサポートに回ることができる。
種族値もオール100族であり、決して低くはない。
ただ今回必要な技が絞られ、「かいでんぱ」「むしのていこう」「アシッドボム」がほぼ必須レベル。残りは「いのちのしずく」などがあるとよい。
非おすすめポケモン
でんき技が半減なためパラボラチャージが効き辛く、非推奨。
ハラバリーと同じ理由に加え、りゅうせいぐんで弱点を突かれるため非推奨。
ほのお技が半減なためむねんのつるぎが効き辛くやはり非推奨。
そもそも今回は物理アタッカー自体がてっぺきで使いづらい。
いつも通りレイドの嫌われ者。
パオジアンは弱点を突けるが、特殊耐久が低いためてっていこうせんを耐えることが難しい。
報酬
入手できる個体は、特性が「テレパシー」で、性格も「れいせい」で固定。レベルは75。一方、個体値はランダムで変化するので、A0個体やS0個体が欲しい場合は厳選が必要となるが、最低4ヶ所が「さいこう」で確定となる★5レイドの仕様上、厳選難易度はかなり高めとなっている。ちからをすいとる(のろいで自傷できるポットデスがおすすめ)や素早さ実数値127(トリックルームを使うためれいせい最遅れいせいディアルガの素早さ実数値+1)のポケモンを出せば比較的楽に厳選可能。ただし個体値2〜3が混じることもあるので注意。
「テレパシー」は、味方からの攻撃でダメージを受けなくなる特性であり、主にダブルバトルで役に立つ。イベントレイド実施中に配信が開始されるDLC「藍の円盤」ではダブルバトルがメインとなることが発表されており、恐らく攻略のための救済措置としての意図もあるのだと考えられる。
報酬は☆5にもかかわらず☆7とほとんど同じというかなり破格な仕様。初回のみとくせいパッチ、
テラピースはがね50個、技マシン169りゅうせいぐんを入手できる。
それ以降もリゾチウムやけいけんアメを入手可能。