メタナイト(もーププ版)
あいとせいぎのめたないと
コロコロコミックで連載されていた谷口あさみ先生作「星のカービィ もーれつプププアワー!」でのメタナイト。
雑誌系の作品ではトップクラスのキャラ崩壊を起こしており、クールで渋さ漂うカッコイイゲーム版や、少し天然なアニメ版とは全くの別人で、元気で活発で感情豊かなカービィと、関西弁でイタズラ好きだが、部下に慕われており憎めないデデデ大王、原作と見た目に大きな違いがあるマルクと比べると大きなキャラ変更がされている。
また当時発売されていた大乱闘スマッシュブラザーズXの技も使うなど意識されていることが窺える。
基本的メタナイトは紳士的かつ落ち着いた話し方だが、この作品では「ヘイ、ユー!」や「オーマイガー!」、と言った、アメリカの正義超人のような私市ボイスとイメージの違う、少しアメリカかぶれの話し方になっている。一人称は「私」と公式と変わらないが、原作より、ナルシスト気質。
笑い声は「フハハハハ!」
意外と銭湯にいるシーンが多い。あと、ある回の出来事がきっかけか、焼きそばを食べているシーンがある。嫌いなものはユーレイ。
連載開始がドロッチェ団〜のため第1巻から颯爽と登場。
巨大戦艦ハルバードを所有しているという点は同じ。また劇中で仮面が飛ばされたり、紛失したりする場面があるが、素顔は見せていない。
一応素顔を隠す方法としてトイレットペーパーを使ったことがあったが、カービィから「目田内藤さん」と言われ、メタナイト本人だと気づいてもらえなかった。
原作に比べると感情豊かで、カービィのくしゃみが伝染する回では終始ニッコニコであり、また散々な目に遭うと仮面から溢れんばかりの涙を流す。(オーマイガーの叫び声とともに頭を床に何回も叩きつけていたことも。)
デデデ大王よりカービィへのライバル意識が強く、カービィにタイマンを挑むだけでなく、カービィが参加する大会にしれっといることも。(本人が負けず嫌いな性格というのもある。)
女性キャラからの人気は高いらしく、残念ながら、リボンやアドレーヌといった64キャラは作品の時間上出てきていない(そもそもスターアライズまでまともな共演がなかったため不明。)ものの、よく黄色い声援を受けている場面が多い。
ただしエリーヌやクレイシアといったスーパーレインボー勢には、原作でも関係が無かったためか、そこまで相手にされなかった。
また男性キャラには気味悪がられることが多く、ドロッチェが初めて彼と対面した時は、嘔吐するほどの激しい拒絶反応を起こしていた。
持っている剣は、もちろん宝剣ギャラクシアで、大昔に作られた有難い剣らしい。必殺技は原作でも使った上、作品内でも使用率の高い「マッハトルネイド」(演出は原作のように竜巻を発生させる。)だが何かしらの理由で打ち破られたりする場合が多い。充電式のため初登場時に彼が言っていた通り、去年(漫画内時間)に紛失後、デデデ大王の博物館に長期間展示されてたこともあってか、すぐに電池切れを起こしていた。
出番がほぼない鏡の方とスイーツ好きで、かわい子ちゃん好きの銀河最強の戦士と比べて、
とにかく残念キャラとしてのポジションが強く、原作を知らない人から見たら間違いなく誤解されてしまうだろう。ただ、キャラとしてのインパクトは良くも悪くも凄まじい。そのためメタナイトファンは1度は見てみることをおすすめする。
また大長編では普段と違ったかっこいい彼も少し見られるためオススメ。
第1巻
第6、7話「カップ麺は3分待たないと」
記念すべき2週連載回で初登場。前編の終盤にギャラクシアを取り返しにやって来たが、この時ギャラクシアは展示品(前述の通り、デデデが落ちてたのを拾って勝手に展示していた。)のため普通の剣を所持。ただし一振で強風を起こすなど凄腕ぶりを見せつけていた。
しかしギャラクシアは博*物館の見張りをしていたカービィの夜食のカップ麺の重しに。
「オー、マイ、ガー!」とともに倒れ込み、ミュージカル風の派手な演出をしていた。
その後ギャラクシアを取り返した彼はカービィと戦うのだが剣を使って柱に長身の自身の像を作って見せ、ドロッチェから「そんなに足長くないだろ!」と突っ込まれる。その後、竜巻切りvsトルネイドの際に崩れた柱の下敷きになるも、カービィのメタルに助けられる。
しかしそれはカービィがカップ麺を守る上で起きた偶然に過ぎず、最後はライジンブレイクで決着。またもしつこいほどの派手な演出とともに退場。しかしギャラクシアはしっかり取り返したため、今度はデデデが「オーマイガー!」と言っていた。
第2巻
カバー表紙で滑空中。
第6話「大乱闘もーれつブラザーズ!!」
おそらくスマブラX時の特別回。
氷山の頂上にある賞金を巡って同じファイターであるカービィとデデデ大王を相手にスマブラでも使用する剣技を武器にカービィを一時追い詰めた。
しかし序盤ではカービィの鼻水で身動きが取れず、ストーンでフルボッコにされていた。しかも解説のバウファイターにケータイの待ち受けにしようと写真を取られる始末。
最終的には勝者のカービィによるコックでデデデ大王諸共出汁にされた。
第3巻
カバーではワインを持ってキメ顔。カバー裏のしたには隠しメッセージが。
第2話「スイカのたたりは怖いのだ!!」
紆余曲折を経て巨大スイカになってしまったカービィを叩き割ろうとしたが本物のスイカを割ってしまい、その後カービィを叩く事に成功したものの、タンコブほどのダメージしか与えられず。痛さに悶えるカービィに潰された。
第8話「メタナイト、大暴走で迷走中!!」
主役回&ネタ回
正月休みでだらけているカービィたちを見てプププランドを巨大戦艦ハルバードで侵略を試みる。しかしその内容は、「愛と正義のメタナイト もーれつセレブアワー!」にタイトルを変更だの、「毎日自分の像に口ずけ」だの「(星のカービィ ウルトラスーパーデラックス)では、メタナイトでゴー!DX」のみ許可だの、ナルシストかつ超スパルタのため全く受け入れて貰えず、バウファイターに「お前には主人公としての素質がない!」とまで言われてしまう。
その後、自身が主人公としての素質があるか試すも、カービィの本質と偶然によって失敗。ギャラリーから「普通すぎる」と言われてしまう。
そんな中、プププランドに巨大隕石が接近してしまう。ギャラクシアで破壊しようとしたが、先の戦いでの「普通すぎる」と言う意見を鵜呑みにしてしまい、何か面白い解決法(普段やらないこと)を考えた結果、隕石が接近中の中、どじょうすくいをするという暴挙に出た。結果周りからドン引きされ、隕石はジェットカービィが必死に止めた(自分のコタツを守った)ことで被害が出なくて済んだ。
第4巻
顔だけカバーに登場。
大長編「プププランドが征服される!?」
珍しく活躍する回。(前編では。)
プププランド侵略、もとい破壊しようとしたマルクがカービィに崖の上で爆弾と仲間を天秤にかけ、プププランドと友情どっちを救うか迫る。そして友情を取ったカービィを見て、プププランド消滅を確信し嘲笑うマルクの前に颯爽と登場。
落ちていく爆弾を片手で抱えあげ、天高く投げた後、必殺マッハトルネイドで爆弾を爆発。プププランドの危機を救った。
(その時助けに来たと思ったカービィに対して「勘違いするな」と言っているがおそらくこれなのかもしれない?)
後編で、銀河征服を企むマルクを成敗しにという理由で来た彼は、カービィと共闘しようとしていたが、カービィに「マルクとボク(カービィ)の戦い」と言うことで開始早々ファイターによってOMGの叫びとともに退場。
以降最後まで登場しない。
第5巻
第2話「プププランドは大運動会なのだ!!」
3巻の(メタナイトファンの)トラウマ再び
運動会には参加せず、1ヶ月の厳しい旅を経て1人修行をしていたが、最終競技の借り物競争で「宝剣ギャラクシア」を引いたカービィがウィリーに乗ってわずか3コマで到着し連れてかれる。本気モードになったジェットカービィと共にゴールテープを突っ切り(実況席に突っ込み)カービィチームを優勝させるのに貢献した。
その後カービィが優勝できたお礼として感謝の「メタナイトダンス」をするのだが、優勝賞品が「百均で買ったよく分からない小物入れ」というのもあって、第3巻で見せたどじょうすくいをチーム全員でやり始めた。
最初は「やめてくれ〜!」と言っていたものの体がつられて本人もまた踊るために。
「あ゛あ゛あ゛~っ、体が勝手に~!!」
第3話「怪盗フルムーン参上なのだ!!」
怪盗フルムーン(カービィ)とタックが満月を盗むという予告状が来たデデデ城に主役を奪いに巨大戦艦を引っさげて登場。フルムーン対策に大王が用意した巨大輪ゴムパッチンの餌食となった。OMG。
(ネタバレするが、実はフルムーンが盗む対象は饅頭。予告状を書いた際にカービィが悪筆だったせいで(ひらがなではあったが)『まんじゅう』→『まんげつ』になった。話の終盤でフルムーンは饅頭を盗み、上記の内容がネタバラシされた)
第4話「カービィvsメタナイト スケートバトル!!」
フロスティの売っていた残り1つのカツ丼をめぐり、カービィと対決。メタナイトリプルアクセルや、スタジアムを破壊し、宇宙に行くほどの大回転ジャンプを見せるも、勝負に執着し過ぎて、スタジアムを破壊した事に対するブーイングや、カービィのカツ丼に対する真っ直ぐで美しき情熱によって、またもや敗北。
またも普通すぎると言われた彼は、吹っ切れたのか、高笑いとともに「メタナイトリプルアクセル大回転ジャンプ」で先程空けた天井から去ろうとしていたが、即座に修理されており、衝突。そしてスケートリンクへと落下してしまい、カービィ達にドン引きされた。
ちなみにこの回は話の冒頭からカービィの4000回転ジャンプで竜巻が発生し、会場内が阿鼻叫喚状態に(デデデの4回転ジャンプに対抗した結果こうなった)。
第8話「カービィ御一行、温泉で大変身なのだ!!」
温泉旅行を引き当てたカービィ一行の前に、メタナイト湯が登場。愛と正義の名にかけてカービィと対決。ファイアをシャワーで打ち消すなど、有利な局面であったが、彼を煩わしく思ったバウが滑らせた石鹸に乗ってしまい、そのまま退場。
ちなみにメタナイト湯に入った彼らは美少女漫画のように美しくなってしまった。
(この後カービィ一行は男湯に入ったが、全身が世紀末を描いた漫画などにあるような劇画風になる。また入った温泉について詳細は不明だが、デデデ大王は現在のスマブラ界で共演しているゲームキャラみたいに角ばった姿になっていた。効果はシャワーでリセット可能)
その後「魅力が100倍になる湯」により100人になったカービィを見て、かくなる上はと自身も100人に増殖。ただでさえやかましい彼がよりやかましくなったため、ナックルジョー達からカービィ諸共スルーされた。
第9話「新作ゲーム争奪戦なのだ!!」
本人は出ていないが、新作ゲームを買いそびれたデデデがカービィから新作ゲームを奪った際にカービィがゲームとメタナイトのCDをすり替えていた。
その曲はメタナイト自身をメタナイトが歌うナルシストにも程があるほどの無限ループであり、ただでさえ落ち込んでいたデデデ大王をブルーにさせた。
第6巻
カバー左下でポーズをキメている。
第7話「仮面をなくしたメタナイト」
タイトル通りメタナイトが主役であり、ネタガチ両方から見てもカッコイイ回。
(なお、ラスト3話はあつカビ特集だったこともあってかアドバイスをくれるドロッチェは出てるもののミニゲームにしか出ていない彼は登場せず、第5巻で出過ぎた事もあってか、出番はこの話のみとなっている)
修行中、強風により仮面を飛ばされてしまった彼は、キャンプ場でカービィ達がキャンプをしているのを目撃。素顔を見られたくないと思っていたためたまたまあったトイレットペーパーを顔にぐるぐる巻き、ミイラ男のような格好で登場。
しかし、メタナイト本人だと思われておらず、カービィに「あなたの名前は目田内藤さんでしょ!」とまで言われる始末。しかも肝心の仮面は焼肉の鉄板扱いにされていた。
肉ドロボーだと間違われながらも、肉を全て焼き終わったタイミングを見て、仮面を取ろうとしたが、カービィがシメの焼きそばとして使用してしまい、例の叫びとともに、涙を流した。
だがしかし、メタナイトはこの作品でもやはりカッコよかった。
山の天気が急変した中で焼きそばを守り抜くカービィにタッパーを渡すアシストを見せたものの、カービィ諸共崩れた崖の下敷きになってしまう。しかし埋もれながらも、仮面を装着し完全復活。気を失っていたカービィを背負い、ギャラクシアで岩を砕き脱出した。
その後カービィが目田内藤(カービィはメタナイトが助けたことに気づいていない。)へ、タッパーに詰めた焼きそばを渡してもらうようメタナイトに渡す。その後帰っていくカービィ達を目で追いながら「今日のディナーは焼きそばか。」といい去っていった。
この回はメタナイト本人が色々ハプニングはあったものの、主役とも言える活躍をしたため、「カービィから主役を奪う」という長年の夢がかなったとも言える。
第7巻
第3話「流しそーめん大会は大騒ぎ!!」
ネタナイト完全復活。
カービィの食い意地によってそーめんが全て食べられてしまい、「じゃんじゃん流せ!」といったデデデ大王のお望み通りバウが巨大そーめんの塊を投下。誰も取れず脱落していく中、颯爽と登場。
勝負事には負けられないタチであると箸でつかみに行くも、勢いに勝てず、ペチャンコにされる。
「オ…オーマイガ」
第5話「桃太郎になりたいのだ!!」
桃太郎になれるオーディションにカービィ、マルクと参戦。「勝負」の一言に騙されエントリーしてしまったマルクに対して、「自信が無いのか?」と挑発するほどの余裕を見せる。
だが、真っ先にカービィによって桃ごと飲まれそうになったり、おばあさん(ガオガオ)に「高級ワインが飲みたい」と文句をつけたり、(カービィは食費、マルクは家の修理とあって、劇ではあるが、家が破産寸前まで追い込まれていた。)
その後おともではなく「オネエ」のイヌ(バウ)サル(ボンカース)キジ(バッティー)に対して、団子ではなく、花束を渡すも軽くあしらわれる。(その後マルクがダンゴ(タンコブ)まみれにしてやると言ってたこともあり、インパクトは薄い。)
ちなみに優勝は全く関係ないカクサンだった。
第9話「カービィ 鳥を育てるのだ!!」
カービィがひょんなことから小鳥を育てることになるのだが、終盤で、小鳥が巣立つことに。
小鳥と別れ、悲しみにくれるカービィに対して大王やいつものカービィメンバーと共に3巻と5巻で見せたあの顔をカービィに見せ、彼を立ち直らせた。
第8巻
カバー側面部上イラストがメタナイトになっている。
本人はカバー上部で黄昏ている。
第1話「パーティにケーキはかかせない」
「星のカービィ」20周年記念回その1
1人欠かさず修行してる中、ケーキを買いに行く(正確にはデデデ達が用意したものを勝手にパーティ前に食べたため買いに行ってこいとぶっ飛ばされた)カービィが頭に激突。戦いを挑むもののスルーされる。
最終的に記念ケーキをドロッチェやマルクと運んでくるも、ロウソク点火時、カービィの火力ガン無視ファイアでロウソク諸共ケーキが黒焦げに。メタナイト自身も真っ黒。
第2話「つな引き対決なのだ! 全員集合!」
20周年記念回その2
優勝したチームに人気者になれるアイテム(ネタバレしてしまうと、人気者=カービィなのだが。)があると聞きカービィチームとして参戦。最終戦ではナイトビームを使ってデデデチームを妨害していた。
第3話「荒野のカービィ!なのだ!‐もーれつバトルアワー‐」
映画撮影でカービィのライバル役として長身の男として登場。(実際は部下であるアックスとトライデントが下で支えてるだけである。何気に彼らの登場は初。)
しかし、演技は大根役者で、セリフを全く覚えておらず、最終的には限界を迎えたアックスナイトがバランスを崩し、落下。顔面強打してのびてしまった。(しかも草むらから見ていたマルクから「酷い演技」とバカにされた。前述の桃太郎回にメタナイトから「演技に自信が無いのか?」挑発されていた事もあって、マルク本人としてもスカッとしただろう。)
第5話「海だ! スイカだ! ユーレイだ!」
ユーレイ洞窟の中で修行中。しかし、カービィ達にユーレイが出ることを知らされると怖気付いて震えていた。最終的にユーレイは出なかったのだが、カービィのミスでスイカの数が合わない(間違えて2個食べてた)と発覚した際にはどこぞの英国騎士のように仮面からも鳥肌が立っていた。
第7話「カービィをさがせ! かくれんぼファイト!」
看板やストーンによる擬態とかくれんぼファイトをしていたカービィだったが、サッカーボールに化けた際、本物と思い込んでいたペイントローラーに蹴られ、はるか遠くへ。
そして読書をしていたメタナイトに直撃。気絶してしまったメタナイトをよそに、カービィを探しに来たナックルジョー達の目を欺くため、カービィに仮面と本を取られ、自身は素顔のまま木の下で気絶したままだった。
(しかも正体がバレそうになった時に咄嗟にメタナイトダンスを踊っていた。カービィ脳内のメタナイトのイメージは彼がぶっ壊れたあの回がやはり印象に残っていたようである。)
第11話「すごろくをしよう!!」
カービィ主催の止まったマスが現実になるすごろく勝負に大王、マルクと共に参戦。
早速出た目は「次の番まで、踊り続ける。」だったため、またも体が勝手に動きメタナイトダンス披露。
その後「(人生の)スタートに戻る」に止まり赤子になったカービィを見て「情けない姿」と笑うも、自分も次のマスで「フラダンスしながら一回休み」だったため自らも情けない姿を晒してしまった。
最終的にはカービィが元の年齢に戻るまで待ってた結果ものすごく老けた。
第9巻
カバーでは、ウクレレ披露。ここからメタナイトと同じくカービィのライバルかつボケポジションのタランザ登場。
第2話「地下迷宮で大さわぎ!!」
出番は最後。バウが窮地を乗り越える為に言った「メタナイトが鼻水垂らしながらコロコロ読んでる」といった冗談そのままに、デデデ城の外でその通りに鼻水垂らしながら、コロコロを読んでいた。(そのため言ったバウ本人が1番驚いていた。)
第3話「アイス! アイス! アイス!」
中盤で登場。バランスの悪い尖り岩で修行中、道中色々あって、バードンが持って行ってしまったアイスを追いかけて岩を軽々と飛び移るカービィを見て、「さすがわがライバル…」と驚愕する。
第4話「カービィ、アレをつる!!」
ツリーで釣りをしていたカービィが飲み込まれたファッティホエール(実は過去に1回、カービィに住んでいた池ごと飲み込まれた経験がある。)の体内でメタナイト登場。
1ヶ月前に飲み込まれ、出られなくなって困っていた。
ダサイ…。
第5話「カービィの夏休み!!」
前述の通りユーレイが苦手な彼は、恐怖心を克服するため墓場で修行。しかし、驚かしに来たゴーストカービィを見て、気を失ってしまった。
もはや重症である…。「こんなの(ゴーストカービィ)全然怖くないだろ?」(byクール)
最後の夏祭りのページでは焼きそばを屋台で買っている。第6巻7話を見た人は感慨深いのではないか。
第11話「もちつきバトル!! 主役はだ〜れだ!?」
もちをついたキャラが次回の主役と聞いて冬眠から目覚める。
メタナイトのメタナイトによるメタナイトのためのドキュメンタリー漫画(という名の日常系4コマ)を1ページにわたって披露。そして決め台詞時に「メタメタうるせぇぇ!!」と同じく冬眠から覚めたマルクにドロップキックを受け雪にめり込んだ。
メ「愛と正義のメタナ…ぶふぉっ…!!」
トリプルデラックスがメインのため最終話登場なし。
第10巻
ウインクしながら空中ブランコ披露。
ちなみに作者本人が1番なりたいキャラはタランザ。
第1話「サーカス団がやってきたのだ!!」
すげぇ格好で登場。カービィとサーカス対決で対決するも、カービィの「普通じゃない面白さ」をくだらないと言っていたが、観衆がウケていたことと、サーカスは人を楽しませるのが大事とペインシア達から教わった彼は空中ブランコでカービィと合体技を披露。
…しようとしたが、勢いをつけすぎてテントを突き破り星を1周。
途中ラーメン店や南極らしきところを通過して来たため最初にでてきた時の何倍も変な格好になっていたが、観客は大ウケ。これにはメタナイト本人も嬉し泣き。
第3話「カービィ先生の授業がはじまるよ~!!」
マホロア、タランザなどラスボス、もしくは近いポジションのキャラと共にカービィ先生のクラスに参加。先生の「りんご10個を全部吸い込んだらいくつか」という問題に自信満々に「38」と答えていた。(その後「37か…?」と悩んでいる。)
その後TDX本編に裏の自分ぐらいしか出番がなかった事により、こちらでもタランザとクィン・セクトニアメインとなってしまうため大幅に出番が落ちる。と思いきや…
第4話「タランザとドーナツ」
シリーズ屈指の感動回にも颯爽と登場。主役はもちろんタランザだが、カービィを苦しめるために呪いの人形を出すものの、髪が無いため失敗。「かみが無い」という叫びを聞いてメタナイトが「これを使いたまえ…」とトイレットペーパーを差し出す。
(なぜ持ってたかは不明。また、内藤さんになった時の予備か?)
第8話「カービィとメタナイトの○○対決!!」
自慢のマントに落書きされ、カービィに決闘を挑む彼だったが必殺のマッハトルネイド(強さレベル30)をカービィ渾身の技「マッハで寝るど」(ギャグレベル31)に防がれる。負けじと「メタチョッピング」(強さレベル67)をまたもカービィの「イタショッピング」(ギャグレベル120)に敗れる。
その後バウの「お前が勝タナイト」(ギャグレベル80000)を受けバウに弟子入りを申し出るのだった。
余談だがバウのダジャレは強烈で、雪だるまのチリーに「寒い」と言わせ、マルクも氷漬けになった。
また(スマブラの必殺技としても使われるマッハトルネイドが通常技と同程度のチョップより弱いのかは不明。)
第10話「夏だ! スイカだ! 対決だ~!」
スイカ割り大会に参加。前の(スイカのたたり回)リベンジも兼ねて、スイカの食べすぎで重くなったカービィの背中のスイカをわろうとしていたが、その前にカービィが食べていたスイカの種を吐き出してないことに気づき、タネマシンガンがモロ直撃。スイカを守ろうと木の棒で弾き返していたが、集合体恐怖症の人が失神しかねないほど仮面に種がぎっしり詰まりジ・エンド。
その後優勝賞品の「(物理的に)暑さも吹っ飛ぶ扇風機」をカービィが使った際には仮面に種が詰まったまま氷漬けになっていた。
第13話「栗ご飯が食べたいのだ!!」
ギャグ回ながら久しぶりの主役(カービィと共にだが。)
コックカワサキが見つけた巨大栗をメタ百裂切りでわろうとしたが傷1つつかなかった。
その後カービィと共に何故かあった栗の入口から侵入。ラスボスであるフレイムガルボロスから栗を奪おうとするが、口を閉じられ失敗。その後カービィのダジャレに突っ込んでいたが、ガルボロスが笑った反動で口を開いたスキにニンジャの必殺乱れ花吹雪で撃破。トドメこそカービィに譲ったものの栗の中から無事生還。
ガルボロスと一緒に栗ご飯を堪能していた。
カバーに4コマ漫画が追加。マホロアがはしゃいでいたが、2コマ目から自分の美しさがここでも見られることに驚愕し、「オー、マイ、ガー」の演出で転結の2コマ無駄遣い。「コマむだづかいしてんじゃねーヨォ!!」とマホロアに怒られた。
第11巻
カバーでは大長編ということもあって、カービィ、デデデと共に登場。剣を構えて決めポーズ。
大長編「襲来! シャドー軍団」
影の主役回。ファン歓喜。
マルクが夢の泉を使った計画で街のみんなが眠らされてしまう。その隙に銀河の果ての大彗星を使い征服を目論むマルクをデデデが阻止している中、カービィ達に事の重大さを知らせにやってくる。(と言ったそばからカービィ達は寝てしまうのだが。)その後現れたシャドー軍団に挑むものの、シャドーカービィが持っていたディメンションミラーから召喚されたもう一人の自分と戦うことに。しかし対決の最中コピー能力対決に負けたカービィを目にする。(ちなみにシャドーカービィは冒頭ですっぴんのままマルクを一殴りでダウンさせている。)気絶してしまったカービィを背にノヴァに「自分たちとプププランドの住民を入れ替える」願いをかなえに行くシャドー。
その様子を見たメタナイトが、
「カービィ!! このまま終わりでいいのか!! シャドー軍団がプププランドの住民と入れ替わってしまったら!! お前のお友達とやらは…!! この世界から消えてしまうんだぞ!!」(原文ママ)
と普段のネタキャラと大違いの叱咤激励を送る。カービィがプププランドを守るという強い決意を持ち、シャドー軍団を止めるきっかけを作った。
そして本人も「愛と正義のメタナイトにかけて!」と長年愛用の必殺技、マッハトルネイドでダークメタナイトを撃破。その後は死闘を繰り広げたお互いを賞賛した。
とこの回では、序盤いつものOMGツッコミがあるものの、全体的に見ると、仲間思いの騎士道溢れる戦士と、原作、アニメに近い性格になっている。
特に上記の台詞はいつも原作では言わなそうな台詞ばかり言っている普段の彼に対して、この台詞は私市ボイスではっきり聞こえた人がいるとかいないとか。
また終盤のコマではこちら側の食べ物を知らないダークメタナイトがメタナイトの隣で焼きそばを食べているのがわかる。おそらく彼が勧めたのだろう。
第3話「初日の出を見るのだ!」
ネタナイトに復帰。
防寒対策のため、仮面だけ着込んできた。
しかしくしゃみで付けてた1枚を除き吹っ飛ぶ。
初日の出を見るためにカービィがコーヒーを持ってくるのだが、実際は飲むのでは無く浸かっており、彼も入っていた。最終的に目を覚ますため両頬が大きく腫れるほどカービィとデデデと共にビンタしまくっていた。
第4話「タッチ! メタナイト」
知っての通り、本家ゲームではメタナイトはほぼ登場しない。それにショックを受けたメタナイトがゲーム化されるためにワドルディ達にスーパーエレガントな転がりを見せつける。
しかし木に衝突→蜂に刺される→焼き芋の焚き火に突っ込む→水を求めて沼ダイブと散々である。
(蜂→ハッチ!メタナイト スーパーハチブンブンー
焼き芋→アッチ!メタナイト スーパーヤキイモホクホクー
沼→ばっちい!メタナイト スーパードロドロドロー
など、いろいろ言い換えられる始末)
主役になるにはまだ甘いと自らを鍛え直すメタナイト。その結果すっキモなゴリマッチョ姿になっていた。
(マッチョ!メタナイト スーパーゴリマッチョー)
第6話「情熱! 爆発! クレイシア」
エリーヌを狙いにクレイシア登場。世界征服を目論む彼女を止めにかかるも「ちょっと、じゃま。」の一言で色を抜き取られ戦闘不能。また心配したカービィとデデデに落書きされる。
その後カービィが芸術対決で勝利を収め、世界征服を阻止したものの、住民たちは2週間、彼の存在を忘れていた。
ちなみに巻末四コマでは「エレガント像」として住民たちの待ち合わせ場所となっていた。
第7話「最強は誰だ!? 大乱闘枕投げ大会!!」
デデデチームとして参加。
高級低反発安眠リラクゼーション枕レボリューションアタックを発動。カービィ達は、間一髪避けたものの、後ろの山に穴が空いた。
しかし、カービィの普通の枕投げを顔面に受け仮面がポロリ。素顔を隠しながら仮面を追いかけて行き脱落。
第12巻
カバー左中央に目田内藤がいる。
第1話「プールを作るのだ!!」
カービィが自宅に作ったプールに水を入れるため川から水を運んでいる際に登場。カービィに決闘を申し込むが逃げ惑うカービィを見て「口の中に何かある」ということを悟ったものの「隠し事をしている」と勘違いし執拗に口を突っついた結果、口から水が溢れOMGの叫びとともに押し流された。
「あーけーたーまーえー!!」
第8話「がんばれメタナイト!」
修行で汗をかいた彼は銭湯で体を休めたのであったが、湯上りに仮面がないことに気づく。またも目田内藤として仮面を探すのだが、今回は完全にネタナイト完全復活であり、カービィの卓球ラケットに使われた後、吹っ飛ばされて鳥の巣に挟まり、ヒナが巣立ったと思ったら化け物を封印する鍵に使われたりと散々である。最終的にカービィが仮面を持ってくるのだが、投げるのに失敗しまたも鳥の巣に挟まってしまった。
最終巻
カバーではデデデ、と共にテーブルでクリスマス料理を堪能またもワインを持ってカメラ目線。
また、カバー下にはケーキをつまみ食いするギャラクティックナイトが、左下には11巻で戦った鏡の世界の3人組が集まっている。
第2話「名探偵カービィ!」
デデデ大王を殺した犯人(実際は生きてます。)として大王が持ってたマントの切れ端から候補に挙げられた。しかし本人は「カービィのせいでカレーまみれになったデデデ大王が拭くものとして彼のマントを掴んだのを嫌がりギャラクシアで切っただけ」と無実。
第5話「いそげ! カービィのもとへ!!」
都合上デデデ大王と共に主役。
第4話でカービィがロボボアーマーで大暴れしていた頃と同じ時間軸でハルトマンワークスカンパニーによる侵略に気づく2人。
しかし、二人三脚の練習をしていたことに気づき、解こうとしたものの逆に体を縛り上げてしまい、最終的に森全てに紐が張り巡らされてしまう。イタズラ好きなデデデがロープに仕掛けた罠にハマり弓矢や落とし穴に落ちるメタナイト。ついに堪忍袋の緒が切れ、デデデ大王向かって切りかかろうとする。
しかしメタナイトはデデデの背後に兵士たちが潜んでいるのをいち早く察知しており、新必殺技の「スカイナイトソード」で成敗。しかしデデデ大王はそんなこと知らなかったので、「このドアホ!マヌケ球体ナルシスト!」と言われてしまう。返答に困った彼はロボボプラネットの宣伝に出る。
(知っての通り、前作がデデデメインだったため、今作ではメタナイトがメインに。劇中終盤での彼の活躍は、言うまでもないだろう。)
第6話「カービィvsスージー」
ロボボ回。デデデ大王達と同じく、アイスモードの「スノーマンブリザード」で仮面を凍らされた挙句ファイアモードの「クリムゾンテイル」で焼かれ散々な目に遭う。
第7話「どうにもこうにも大ピンチなのだ!!」
ロボボ回。開幕早々メタナイト…では無くデデデ大王の「オーマイガー!」から始まる。
例の会社から逃げた際にワニのいる池に入ってしまい絶体絶命の2人を救うため…では無く本人は既にワニに食べられかけてる状態で登場。UFOカービィのミステリーキャッチにより事なきを得た。
第10話「観察日記をつけるのだ!!」
最終回目前にしてネタナイト回。
まず「前にデデデ達が聞かされたメタナイトの歌と違う歌を熱唱しながら、朝顔の水やり。」カービィにメタナイトの観察日記を作られる。(しかもダサい歌と書かれている。)
その後メタナイトはクレイシアのパッションケーキを食べた犯人として訴えられるも、カービィが無罪を主張。その証拠として、12:00から約30分ほど1分おきに観察していたメタナイトの様子を、声に出して読み上げた。
(中には「足の匂いを嗅ぎ気絶」や「お笑い番組を見てノリツッコミの練習」とか「風呂上がりに牛乳飲んでゲップ」だの普段の彼からは想像つかないようなおっさん臭い行動をしていた。)
そのおかげで疑いは晴れたものの、最終回1話前なのにもかかわらず、私生活を明らかにされてしまった。
(本人もケーキの犯人になった方がマシだと言っていた。ちなみに犯人はコイツだ。)
最終回後の後日談を書いた「おまけの! もーれつプププアワー!」では「好き好き♡メタナイトさまゲーム」と相変わらずのナルシストぶりを発揮した。
しかし、中盤まで出ていたせいか、最後のコマでは、TDX組やロボプラ親子、またマルクや最近影の薄かったドロッチェ団がいる中でハブられている。
しかも巻末4コマでは今までの10年間を振り返るコメントを一言ずつ言うはずだったが、メタナイトが1コマ丸々使ってしまったため、袋叩きにあっていた。