「ブブ!ブゥーヨン」
「俺様の名は吸血怪人モスキラス。南米からライダーを倒すために送られてきたんだ!今度こそ俺様が、ライダーをやっつけて那智の滝に叩き込んでやる!」(第71話次回予告より)
CV:八代駿 人間態(怪僧):岩上瑛 スーツアクター:滑川広志
概要
第72話『吸血モスキラス対二人ライダー』に登場。
地獄大使が紀伊半島勝浦港の近海に海底基地を建設するためにショッカー南米支部より呼び寄せた蚊の能力を持つ13体の強化改造人間の1人で「南米の悪魔」の異名を持つ。
人間の体液を全て吸い尽くして白骨死体にしてしまう能力と蚊の改造人間だけあって飛行能力を有している。鳴き声は「ブゥゥーヨオーン 」
自ら前線に赴き指揮を執る地獄大使の身辺警護を任務としており、怪僧の人間態の姿で暗躍する。
作戦実行中に偶々観光でそこを訪れていた立花レーシングクラブのメンバー達を目撃した為、作戦の障害になると判断した地獄大使の命を受けて彼等を始末しようと行動するが、南米からモスキラスを追って一時帰国した一文字隼人=仮面ライダー新2号の妨害で失敗してしまう。
その後も何度も襲撃を仕掛けるが、最後は本郷猛=仮面ライダー新1号と新2号のダブルライダーの介入により妨害されてしまい、最後は吊り橋の上に追い詰められた所へ、新1号の『ライダーニーブロック』を受けて弱り、更にそこへ伝家の宝刀『ライダーダブルキック』の直撃を受け、断末魔を上げながら吊り橋の上から谷底へと叩き落されて絶命。その死体は赤い液体となって川の流れに消えていった。
基地建設という作戦はシオマネキングが引き継ぐこととなった。
仮面ライダーSPIRITS
暗闇大使が『時空魔法陣』の力で蘇生させた地獄大使、シオマネキングと並ぶ魂亡き再生怪人第1号。
サザングロスの内部でダブルライダーと対峙してシオマネキングと共に挟み撃ちにするが、最後は『ライダーダブル反転キック』を受けて爆散した。
その他
仮面ライダーSDのタイムマシン編の「ジュラシック・パーク」の影響が見られる回ではドクトルGの目論見でRXのDNAを採取する役を既にカメラモスキートが登場していたため、その配下として登場して担った。
余談
ナオキのおじで立花藤兵衛達が泊まる旅館のオーナーを演じたのは大泉滉。次回も登場する。
モスキラスに殺される番頭を演じたのは、のちに『秘密戦隊ゴレンジャー』でキレンジャー/大岩大太を演じる畠山麦。
なお、チョコは番頭と一緒にナオキ達を探しに行ったにもかかわらずさっさと置いていってしまい、間髪入れずに番頭はモスキラスに襲われ、チョコは悲鳴が聞こえた(しかもナオキ達を探す前にも飲み食いしていた)にもかかわらずまだのんきに上で飯食っていた。一服している場合か!?
本郷もモスキラスに血を吸われたが、ふらついただけで済んだ。おそらくすべて血を吸われなければ白骨化しないと思われる。
今回よりEDが「ライダーアクション」に変更された。
新1号と新2号のライダーダブルキックを始めて食らった怪人でもある。
関連項目
スノーマン:始めてライダーダブルキックを食らった死神博士の配下怪人