概要
ウルトラマンコスモスの舞台「コスモスペース」では怪獣タブリスの一件以来、怪獣は「動物の延長線」に位置づけされており、保護されるべきだという「怪獣保護」の理念が主流となっており、地球で共に生きる仲間として認知されている。
一部には恐竜の生き残りや妖怪、果ては未来の地球から来た怪獣も存在する。
また宇宙怪獣にも地球に安住の地を見つけたミーニンや、地球にて出産を行うザランガのように地球にゆかりのある怪獣も存在する。
地球怪獣一覧
- 呑龍 コスモス本編で最初に現れた地球怪獣。二度出現し、二回目の出現時にはグローカーとの戦いに参加。
- リドリアス 鏑矢諸島で最初から保護されていた。
- ゴルメデ 二匹出現。一匹目はカオスゴルメデに殺されたが、二匹目のβが保護される。グローカーとの戦いにも参加。
- スピットル エリマキトカゲの突然変異。
- モグルドン 地底で眠っていたが、地下鉄工事の影響で目覚める。
- ヤマワラワ 山妾山脈に伝えられている妖怪。
- ムードン 古代の地球に棲息していた草食恐竜ムラノクラフドン。
- イフェメラ 過去に何度か出現した一日しか生きられない怪獣。現在産み落とされた卵が保護。
- ガルバス 地底で眠っていたが、怪獣保護理論破壊と人類自滅を企むワロガに利用される。同族にドルバがいる。
- ジェルガ 鏑矢諸島近海で暮らす貝の怪獣。
- ボルギルス 高エネルギーを求め暴れたが、コスモスに7000年分のエネルギーを与えられる。
- エリガル 二匹出現。一匹目は激しい戦いに肉体が耐えきれず死亡。二匹目のⅡが保護。以前SRCが保護に失敗している。
- ネルドラント 三匹出現。恐竜の一種。一匹目と二匹目は保護されたが、三匹目はノワール星人によってメカレーターに改造され死亡。
- マハゲノム かつてヤマワラワに封印された鬼。
- テールダス 二匹出現。一匹目はEYESと交戦経験があり、コスモスに救われる。二匹目はノワール星人によってメカレーターに改造され死亡。
- バデータ チェンバージャングルの洞窟で暮らす。多数の毒薬、激薬に免疫を持つ。
- アラドス 5千年後の未来からやってきた。
- タブリス SRC発足前に乱開発によって目を覚ます。一人の少女を救った事で怪獣保護理論が高まる。時系列的には最初に現れた。
- かわのじ 取川村の伝説の河童。
- グラルファン カードに描かれた扉の向こうからやってくる。人を思い出の世界に誘うというとんでもない能力の持ち主。
- ドルバ ガルバスの同族。
- レイジャ サイパン島近海に暮らす怪獣。ギャシー星人と共生関係にある。
関連施設
鏑矢諸島・SRC怪獣保護センター
SRCが保護した怪獣達を管理する島。
緑豊かな大自然に覆われた「怪獣保護地区」が作られ怪獣達が放し飼いにされており、怪獣が逃げないよう島全体に電磁シールドが張り巡らされている。
しかし、裏を返せば狭い島の中に隔離されるという事でもあり、その事を憐れむ声や否定的な声も作中では見られた。これが後述するジュランへの移送計画へ繋がる。
遊星ジュラン
千年に一度地球の近くを通過する惑星。怪獣との共存を考えた春野ムサシは地球と同じく自然が溢れたこの惑星に怪獣達を移送する事を考え、様々な苦難にあいながらもついに怪獣たちの楽園にすることに成功した。
守護神パラスタンが守っていたがスコーピス襲来により死亡し、現在はムサシと和解したカオスヘッダー0が新たな守護神として守っている。
またスコーピス襲来の影響で軌道が変わってしまい、現在は太陽系にある惑星となっている。
パラスタンがカオス化する前は宇宙人が移住し、文明を築いていた時代もあった。
関連タグ
地球怪獣(ウルトラマンガイア) - こちらは文字通り純粋な怪獣しか存在しない