「お前達水の民は、永遠に地を這いつくばってろ!」
CV:梁田清之
概要
数多のジャリュウ同士の殺し合いを最後の1体になるまで勝ち残った事で、創造王リュウオーンからパワーを授かり誕生した邪悪竜最強の進化形態の3体目。
他の邪悪竜同様に深紅の外皮に覆われた身体をしており、4つの目を持つ頭部には牛を思わせる巨大で見事な角があり、背中にも複数の中~小の角が生えた外見を持つ。
戦闘では刺股を武器として戦う他、頭部に生えた巨大な角で突進して攻撃し、更には火炎弾を生み出す能力を併せ持つ。
角は突進以外にも高速で震動させる事により、まるで電子レンジの如く全身を超高熱化させる事が可能。その状態から火炎弾を口から吐き出す他、刺股から放つ事も出来る。
活躍
Task.15「水の都」
水の民の青年のラギと共にプレシャス「アクアクリスタル」を入手する為に行動するが、その真の目的はアクアクリスタルの独占であり、ラギの事もその為に利用していたに過ぎなかった。
ラギがクリスタル文書を解読した直後に始末する予定だったが、彼がクリスタル文書を失くす失態を演じてリュウオーンに見限られた事により、用済みとばかりに彼に襲い掛かった。
Task.16「水のクリスタル」
その後、アクアクリスタルが眠る霞谷の火山を目指す明石達6人とラギの前に出現。
非常に高い戦闘力でラギを圧倒するが、止めを刺そうとしたところをマギ長老に阻止される。レッドとラギの連携に怯むや、大邪竜ゾラドをアクアクリスタルの回収へと向かわせ、自身はレッド以外のボウケンジャーと交戦するも、デュアルクラッシャー・ドリルヘッドを受け敗北した。
直後に生命エネルギーを注入されて巨大化。
巨大戦ではスーパーダイボウケンの必殺技を破る程の戦闘力とパワーを発揮するが、そこへレッドの操縦するゴーゴージェットが駆け付け、そのまま両者がアルティメットダイボウケンへと究極轟轟合体した為に形勢は逆転し、為す術も無く圧倒された末に止めのアルティメットブラスターを喰らい爆散した。
余談
- 武器である刺股は『仮面ライダー555』のスタッグビートルオルフェノクの刺股をリペイントした物である。
- ナーガが登場したTask.15、16では『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオブルー/鮫津海役の柴木丈瑠氏がラギ役、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の巽モンド博士役のマイク真木氏が水の民の長老・マギ役としてそれぞれゲスト出演している。
- 番組の終わりの恒例のコーナー・「今日のスーパー戦隊」では『超獣戦隊ライブマン』、翌週には『高速戦隊ターボレンジャー』が紹介された。
- 声を演じた梁田氏は昨年の『魔法戦隊マジレンジャー』にて冥獣人ベヒモスのベルダンの声を演じていた。翌年の『仮面ライダー電王』のバットイマジンを演じ、続く2008年の『炎神戦隊ゴーオンジャー』にて幹部のヨゴシュタインとラスボスのヨゴシマクリタインの声を当てている。
関連タグ
轟轟戦隊ボウケンジャー ネガティブシンジケート ジャリュウ一族 邪悪竜
ナーガ・レイ:『宇宙戦隊キュウレンジャー』に登場するナーガ繋がりのキャラ。但し、こちらはヒーローである。
機械龍ナーガ:『ウルトラマンメビウス』の小説版に登場するナーガ繋がりの怪獣。
恐竜人類アダム/イブ:『ウルトラマンティガ』に登場した恐竜人類で、創造主の名がナーガ。
クラッシングバッファローレイダー:『仮面ライダーゼロワン』に登場する怪人。牛モチーフ、4つ目、角が武器、高熱化、突進攻撃など共通点が多い。