データ
初出 | 第2世代 |
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タイプ | かくとう |
分類 | 物理 |
威力 | 100 |
命中 | 50 |
PP | 5 |
範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
追加効果 | 100%の確率で相手をこんらん状態にする |
英語名 | DynamicPunch |
概要
第2世代から登場。
渾身の力で強烈なパンチを放ち、追加効果で相手を確実にこんらん状態にする。
似たようなネーミングの技として「メガトンパンチ」というのがあるが、あちらはノーマル技で威力80・命中85、PP20。また特殊効果は特に無い(ちなみにキックの方もやはりノーマル技。威力120・命中75・PP5)。
第2世代でのみわざマシン01となっていたが、第3世代では教え技に。現在は特別な方法で習得する事は出来ない。
強そうなネーミングの通り威力も高く、第2世代で「クロスチョップ」と並びかくとうタイプ待望の威力100の攻撃技として登場。
しかし肝心の命中率は50しかなく、まさに乾坤一擲のロマン技(クロスチョップは80)。当たりさえすれば確実に追加効果を与えられる点では格闘タイプ版の「でんじほう」であり、まともに使うのならば強運と愛と覚悟が必要になるだろう。
ストーリー中ではかくとうタイプ使いのジムリーダー・シジマの切り札であるニョロボンがこころのめとのコンボで使ってくる。
主な…というか大半の使用者はやはりというかノーガード持ちのカイリキー。
抜群の攻撃力に加えてノーガードの効果で必中になる為、相手のわざまで必中にしてしまうというリスクを踏まえても十分採用に値する。
第5世代では夢特性必須だが、ゴルーグも同じ事ができる様になった。
カイリキーと違いじめん・ゴーストなので一致補正はないが、代わりに3タイプもスカせる防御面の強みがある。
金・銀のプレイヤーにとってはこころのめと組み合わせてニョロボンが使ってくるイメージが強かろうが、なぜかファイアレッド・リーフグリーンでは習得手段がなく、エメラルドに輸送しないと覚えることができなかった。
幸いDPt以降は自力習得が可能になり、上記のこころのめとのコンボの他、「じゅうりょく」で命中率を補強したりする戦法も有効。但し上記のノーガード戦法と違い速攻性が無いので採用は稀。
その他、からぶりほけんの登場によってある程度のフォローが可能になった。
なお、同じ命中50で100%状態異常の追加効果を持つ「でんじほう」の技の威力は120になったが、この技は第7世代時点でも威力100を維持している(『ポケモンGO』では威力90)。
まあ「れんごく」も威力100なので気にしないでおこう。
ポケモンGO
『ポケモンGO』では妙に習得者が多く、原作だと遺伝でしか習得できないチャーレムやハリテヤマ、そしてエメラルドの教え技でしか習得できないはずのレディアンやノクタスまでもが自力で覚える(レディアンは第2世代のわざマシンでも習得できる)。
本作には命中率というシステムがない(回避はプレイヤー自身の操作に委ねられるため)ため、カイリキー以外のポケモンであっても問題なく使用できる反面、状態異常の概念がないので相手を混乱させる効果はなくなった。
威力90とかなりの高威力でありながら2ゲージ技なのでそれなりに連射が利くという大変優れた技となっており、原典とは打って変わってかくとうポケモンのメインウェポンの1つとして大変重宝されている。
レイドバトルではカウンターとこの技のコンボを延々と繰り出し続けるだけで、かくとう弱点のレイドボスに対して大ダメージを狙える。反面、トレーナーバトルでは蓄積ゲージがやや多めであるため、単発の威力では劣るものの小出しにしやすいクロスチョップやグロウパンチ、ばかぢからに押される形であまり採用されていない。レイド・ジムバトル向けの技と言えるだろう。
余談
ポケモンスタジアム金銀のCMと攻略マンガでは、ピカチュウがバンギラス相手に、この技を使って倒す展開が当時話題になっていた。
GBAのエメラルドか、VCのGSCを経由すれば、今の世代のポケモンでも再現可能。
関連項目
命中50追加効果100%技
こんらん100%+攻撃技
他パンチ技(かくとう)
きあいパンチ マッハパンチ スカイアッパー アームハンマー ドレインパンチ グロウパンチ
他パンチ技(非かくとう)
ほのおのパンチ:ほのお
かみなりパンチ:でんき
シャドーパンチ:ゴースト
ギャラクティカファントム 格ゲー界の代表的ロマン技。
ばくれつけん:ドラクエ発のパンチ技。一度に4発の打撃を繰り出す。