グループ名称
科学王国
第一次
千空がコハク、クロム達とともに石神村で科学を発展させていく。その他司帝国から来たあさぎりゲン、司帝国にスパイとして活動していた千空の親友の大樹と杠が合流し、司帝国からの離反者も加わる。
- 製鉄チーム
初期メンバーはあさぎりゲン、ガンエン、シャベル、孔雀、ルビィ、あずら。猫じゃらしラーメンを食べた人達が製鉄炉に酸素を送っている。クロムとカセキが水車を造った事で廃止になった
- ぐるぐるチーム(正式名称不明)
金狼、銀狼の息の合った兄弟によるチーム。人力発電とわたあめ機を担当。水車登場により人力発電は廃止。わたあめ機はギアを使った単独で回せる物になり、その後銀狼一人担当(アニメ版では金狼も回している)から、司帝国戦終結後に司の妹の未来に引き継がれる。
- 技術チーム
仕組みを吸収して応用するクロムと天才職人カセキによるチーム。
- こよりチーム
スイカと同世代他、力が無い子供たちが素材をこよりこよりして(糸のような線を捩って紡ぐ作業)ワイヤーなどを造っていくチーム。
- 石神村前線戦闘員
コハク、金狼、銀狼、マグマ、コクヨウその他。司帝国の襲撃から村を守るために戦ったり、司帝国に攻め入った際に戦う。
第二次
司帝国戦終結後に石神村と旧司帝国が合流。さらには龍水も合流し、産業を発展させていく。
科学王国で最も頭の切れる5人。
- パワーチーム(旧ゴリラチーム)
中心キャラクターはコハク、マグマ、大樹、ニッキー。
- 杠手工芸チーム
器用さと根気を併せ持つ杠を筆頭に力仕事担当の大樹、マグマ、ついでに陽を加えたその他大勢のチーム。
司に破壊された石像の破片回収及び修繕、気球用の素材集め、糸作り、布作り、服作りなどを担う。
司帝国
千空と袂を分かった司が奇跡の洞窟を手中に収め、ストーンワールドを既得権益に縛られない若者達の楽園を築くために作った。
石化王国
通称「宝島」。科学王国を侵入者と見なし、島の頭首に仕える勢力。幹部はイバラ、キリサメ、モズ、オオアラシ。幹部全員に目の付近、イバラとオオアラシは目尻から、キリサメとモズは眉毛の上から渦巻の紋様がある。
科学王国(北米)/アメリカ組(Dr.STONE)
呼称は本誌や単行本で度々使われている「科学王国VS科学王国」からの暫定。区別の為に(北米)を注釈として付けている。
北アメリカ大陸サクラメント川上流に拠点を置く、アメリカの復活者達の集団。
人類総石化前にツバメの科学的分析によって石化しても復活の可能性があるという情報を得ており、石化の際にその場に居た人間に周知した結果、石化したのが天然の硝石が採れる場所の近くであった事もあり、硝酸による集団復活を果たした。
3700年意識を保つという過酷さからその構成員の大半は鍛え上げられた軍人だが、集団を束ねるリーダーを含め、民間人も存在する。
硝酸による復活方法しか知らないため人数は少なく、増やす為に千空達を配下にしようと武力で働きかけてくる。
登場キャラクター一覧
旧現代人
21世紀に突如発生した“石化現象”からそれぞれの理由で蘇った“過去の人間達”。
石化した人間とツバメは硝酸とエタノールから精製した復活液(ナイタール液)で石化を解いて復活が可能であることが明らかとなっている。
CV:小林裕介
本作の主人公。髪は逆立つように放射状に伸び、毛先は緑色になっている。
小学校の頃に読んだエジソンがきっかけで科学好きになった生粋の科学馬鹿。何もない原初の日本で科学文明を取り戻そうとしている。口癖は「100億%」、その他「ククク…」と含み笑いする癖などもある。
CV:古川慎
千空の小学校から幼馴染で親友。
彼は自他共に認める『雑頭』だが実直かつ友達思いな好漢。争いを好まない性格の故か喧嘩は不得手だが運動神経抜群で常人離れした身体能力を持つ。本作における「体力」チート。
CV:市ノ瀬加那
大樹が憧れる美少女。手芸部で人一倍手先が器用。
本作における「手工芸」チート。
CV:中村悠一
「霊長類最強の高校生」と呼ばれていた男。野獣から身を守るべく千空と大樹によって復活させられたが、過去の忌まわしい記憶から、「大人達の支配する旧文明社会の価値観」を憎悪しており、独善的な「純粋な若者だけが自然と生きる楽園」を創造しようと目論む。本作における「武力」チート。
CV:河西健吾
司が旧時代に出演したバラエティ番組で共演したメンタリスト。
その能力を見込まれ、千空の生死を確認する為に司に復活させられた。
一見すると冷淡で「自分は自分の利益になる方に味方する」と明言する日和見主義者を自称しているが、実際は義理堅く誠実な面も併せ持った男である。
CV:石田彰
「司帝国」のNO.2で「管槍」と呼ばれる特殊武器の使い手。
名前の読みは「ひょうが」。
司に匹敵する武力を誇る。口調はですます調で、「ちゃんと」から始まる「してます」「しましょう」等の優無を確かめる口癖がある。特殊な槍(管槍)を操り、管槍装備時は武器装備時の司に匹敵するレベルの戦闘力を誇る。
CV:豊崎愛生
氷月が「自身の右腕」と恃む戦闘要員の少女。旧時代は体操をやっており大変身軽。
あさぎりゲンに「氷月ちゃん超絶リスペクト」と評されるほど氷月を盲信し、心酔している。氷月の命令なら躊躇いもなく村に火を放つなど司や氷月とは違う意味で危険人物だが、逆に氷月の命令がなければ何もしない。石神村の監視から破壊工作までさまざまな作戦に従事したが、後に捕縛され氷月もろとも拘束された。
CV:小野賢章
崩壊前の「旧・現代」では潜水艦(おそらくは海上自衛隊の所属と推察される)のソナー要員であった非常に高い聴力をもつ弓使いで、司・氷月に次ぐ「司帝国」NO.3の強者。
本作における「聴力」チート。
CV:種﨑敦美
司から大樹・杠の監視役を命じられた筋骨逞しい女性。
更に身長180cmという体格を見込まれ崩壊前の「旧・現代」では柔道部に入部させられており、毎日ボロボロになるまで練習していた。 キツい練習の日々が辛かったのか後述の歌姫リリアン・ワインバーグの楽曲だけを救いとする日々を送っていた。 ニックネームは後輩達からの呼び名で、他にも「アニキ」と呼ばれるなど後輩達からは慕われていた模様。
千空が蘇らせた「リリアンの最後の歌が記録されたレコード」を守るために、千空やゲンが提案した「リリアンの最後の歌で司帝国の人々を誑かして無血開城をさせる」と言う作戦に乗り、「科学王国」サイドに付く。
いわゆるリリアンのガチファンでこれまでのCDの総売上枚数、3サイズまでも把握しており、リリアンならこんな世界でもファンの幻想を投げ捨てないとの理由からゲンの声真似を偽物と看破したり、声真似の再現度を55点と評価するなどガチファンならではの視点を持つ。
見た目通りの逞しい姉御肌だが根は乙女であり、自分がゴツい事を少々気にしている。
CV:中島ヨシキ
司帝国の構成員の一人で、捕らえたクロムの見張りを命ぜられた青年。自称司帝国NO.4だが接近戦は確実に羽京よりも強く、自称するだけの実力を持っている。名前の読みはウェーイな陽キャという事で「うえい よう」と読む。
元は警官で警棒の扱いに長けていたが、性格は自分勝手なお調子者であり、警官としての倫理意識も薄く、被疑者に対してすぐ暴力に出るなどの問題児でもあった。
石神村の人間を「未開の人」、「原始人」と見下す油断からクロムに逃げられ、その責任を追求されることを恐れて逃亡、そして名誉挽回のために科学王国からほむらを救出するが戻ってきた時には帝国は実質崩壊状態だったためなし崩し的に「科学王国」に付いて働くことになる。あまりにも膨大な作業量に面くらいつつも杠手工芸チームの仕事を手伝っている。
科学王国に付いてからは何かと後述のマグマとマウントの取り合いを繰り広げ、よく喧嘩している。
CV:日笠陽子
司帝国に所属していた元記者。名前の読みは「ほくとうざい みなみ」。記者になったのは名前の漢字をそれぞれ英語にしたとき、頭文字が「NEWS」な事に運命を感じていたから。
昔からの司ファンで、司の事を「司(ツカ)さん」と呼ぶ。
彼女の人脈の広さと情報収集能力には定評があり、司が復活者の選定役に据えたのもそれが理由と思われる。
帝国民が続々と裏切っていく中、捕縛される最後まで司の味方として動いていた側の人間だったが、司に内緒で復活液をこっそりガメていた事が後に判明する。ブルータス、お前もか。
帝国が科学王国に編入された後はその能力と隠し持っていた復活液で龍水とフランソワの復活に手を貸したり、カメラ等を使用レて記録係として活躍する。
帝国崩壊後に千空が今後の新たな開拓のために蘇らせた青年。海運会社・七海財閥の御曹司。飽くなき欲望を持つチート船乗り。自分の実体験による勘が鋭く何かに気づくと「当たるぜ船乗りの勘は」と言い、「フゥン」や「はっはー!」と笑いながらフィンガースナップを鳴らすのが特徴。
石化以前から龍水の側に常に仕えている執事兼シェフ。科学王国での生活に特に不満を持っていなかった龍水だが唯一食事だけは我慢出来なくなり、トドメに科学王国での初めてのパンが真っ黒焦げだったため、千空と意気投合し、南が持っていた最後の復活液を使って復活させた。
"フランソワ"は男性の名前だが、龍水いわく本名・性別・年齢・人種・国籍全て不明。特出すべきは年齢で、一見中性的な小柄の少年執事に見えるが、龍水が幼少期以前からずっと容姿が変わらないようで、実年齢は龍水よりも年上である。
おもてなしの美学を持つスペシャリストで決して「出来ません」とは言わないが、「私共」という言葉を使い依頼された事を一人で抱え込んで実行しようともせず、用意周到にその状況にあった人物と協力して依頼を達成させる。この部分は龍水にも共通する部分がある。
そして初めてのヤギの恵みのシュトーレン作りの時には主人の龍水にも手伝わせ厳しく叩きながら指導した。そのため、龍水が幼い頃は教育係も兼ねていたとも思われる。もしくは真っ黒焦げパンをゲスト様に出したと知るや否や表情が固まっていたのでフランソワなりに龍水に怒りを感じていたのかも知れない。
冷静沈着で疲れや感情を表に出さないが七海家で自分の欲望に素直に行動した挙げ句孤立していた龍水の「欲望」の理解者であり、「欲しい=正義です」と評しており龍水を心から敬愛している。
英語・フランス語・ハウスキープやベビーシッターなど多彩なスキルを持つものの、力仕事には向いておらず、戦闘力はないがレストランを開業して科学王国の食生活を豊かにした。フランソワは皆を「様付け」する。
“石神村”の人間
石化当時でいう日本の箱根の芦ノ湖と思われる湖のほとりに面した小さな島が二つ並んでいる吊橋で繋いだ村の“この時代を生きる人間”。
千空が訪れた当初は千空達よりずっと前に何らかの理由で石化から復活できた人間達の子孫と推測されていたが、代々村の巫女に伝承されてきた‟百物語″により後述の「人類最後の六人」の子孫達である事が判明する。 村では『村の外に人間はいない、余所者=過去に追放された罪人』と考えられており、余所者を厳しく排斥する掟がある。 村長は代々一世代に一度だけ行われる武術大会‟御前試合″の優勝者が巫女の夫となり、先代から長の座を継ぐというしきたりがあるが、女が優勝した場合は巫女の夫とはなれないため、御前試合そのものが後日仕切り直しとなる。
文明レベルは縄文時代から弥生時代のものに近く、一方で科学につながるものは“危険な妖術”と異端視されている。
約3700年経ったにも関わらず使用言語や基礎語彙に変化はなかったようで、千空達旧現代人とも初対面で問題なく意志疎通ができる。
人種も様々だが「人類最後の六人」のうち4人がコーカソイドであったため金髪碧眼など白人の特徴を持った人間が一定数おり(特にアニメではその特徴を強調した配色になっている)、村人の髪色も黒髪系統(黒~こげ茶色)、金髪系統の二種に大きく分かれている(例外もいる)。
村民の名前は基本的に鉱物やそれにちなんだ無機物など科学に関する名称から取って付けられている。
カセキやマントル他、村民の一部は小人症のような特徴がある。
CV:沼倉愛美
千空が初めて接触したこの時代の人間である少女。見た目は巨乳で可愛いが、村一番の戦闘力を有する。クロムにはメスゴリラ、千空にはメスライオンと言われ憤慨する。
「視力」チートで視力は11.0。
CV:佐藤元
石神村に住む少年、年齢は16歳。口癖は「ヤベー!」
幼い頃から鉱石や植物など周囲の様々な物に興味を示し、それらを収集し村外れの倉庫に貯蔵している。よく似た青年「チタン」についてもクロム記事参照。
CV:上田麗奈
村の巫女を務めているコハクの姉で年齢は18歳。真面目なおしとやかな性格で死に至る病を患っており、コハクとクロムはかねてより彼女の病を治すため奔走していた。昔話としての「桃太郎」や一部の猛獣の名称など前時代の情報を持っているとされ、そのことを知った千空もまた彼女と接触するべくその“薬作り”を当面の目的とするようになる。そして紆余曲折を経た後に千空達が完成させたサルファ剤をようやく服用する事で、長年患っていた肺炎を遂に克服した。
肺炎が治った彼女はちょっとお転婆なところがあるものの、コハクのように破天荒になることはなく科学王国で巫女の仕事を続ける傍ら時に積極的に千空達を手伝う。
CV:金尾哲夫
ルリとコハクの父で千空が村長になる前の長だった人物。コハク同様に「ハ!」という時がある。
妻であった先代巫女が亡くなり、その跡継ぎであるルリも病におかされていて長くない事をコハクに告げコハクを次の巫女にしようとした。その頃からコハクと仲が悪くなり、次の村長を決める御前試合でコハクが優勝してしまった事が決定打でコハクを勘当する。クロムや千空とそれに協力するコハクを良くは思って無かったが、事を荒立てなければ放置する事を決めた。
その後仕切り直しの御前試合で千空が優勝した際は最初は認めなかったが、ルリが千空のおかげで病が完治すると千空を次の村長である事を正式に認めコハクとも和解し協力的になる。無鉄砲なコハクの制止役だったり、自分が優勝した時カセキから贈られ、その後コハクに譲り渡した盾を発明品を作るのに躊躇いなく使われてショックを受けたり、コハクが千空に父に対して「ドライ」だと評した時は「コハクそれお前も大概だぞ」と心の中でツッコンで涙する。
龍水率いるペルセウス号にも乗船しており、ソユーズが自分の素性を隠していた事に最初は激昂したが「よく喋ってくれた」と諭す。
CV:高橋花林
常に大きなスイカをくり抜いた皮を頭に被っている村の少女。まだ幼く大人しい性格ながらも千空達の行動に興味を持ち、自分も何か人の役に立ちたいという理由で千空達を手伝うようになる。
(奥の人物)
CV:前野智昭
銀狼の兄で、村の門番を勤める青年。鉄犬・白金の息子。
頑固なまでに生真面目な性格で掟に厳しく、妖術の研究をしているクロムおよび千空を村の中心から遠ざけているが、千空が自分の槍に施した金メッキ塗装は内心かなり気に入っていた様子。しかし強力磁石作りのために金の槍を失ってしまう。それ以降、ルリの命を救うの為に様々な物作りに奔走する千空達の姿を目の当たりにする事で、千空が悪ではないと考えるに至る。村では屈指の槍使いだが、スイカと同じくボヤボヤ病(近眼)であるため、接近戦で間合いを取るのが苦手。
その後眼鏡を作ってもらう事で近眼を克服し、科学王国の貴重な戦力として銀狼と共に活躍する事になる。
(手前の人物)
CV:村瀬歩
金狼の弟で、村の門番を勤める青年。鉄犬・白金の息子。
温和だがどこか気弱で、自身に手に負えない事には奥義「人任せ」を発動する、ちょくちょく金狼を煽る、お調子者で千空達にも都合よく扱われたりするなど、金狼とは正反対かつ素直な性格。村の御前試合では平気で八百長に乗っかり、自分が村長になってルリを娶り、更にラーメン食い放題やハーレムを作るなどの無茶苦茶な発言をかまし、周囲の人間を呆れさせるなど昨今ではすっかりゲスキャラが板についてきた。しかし、やる時はやる男であり、ここ一番では恐怖に立ち向かう勇気を見せる。
CV:竹内良太(ジャスパー:手前の男性)/大地葉(ターコイズ:奥の女性)
村の長であったコクヨウの側近にして、ルリの護衛の戦士。
ジャスパーは長身で銀髪の細身の男性であるが、前の御前試合の準優勝者で二刀流の剣士。御前試合でマグマに負けて気を失った金狼を軽々と抱える筋力がある。基本寡黙で金狼のように「ルールはルール」とは言うものの性格は大分異なり、ルールをかい潜った柔軟性を持ち、時々突拍子も無い言動や行動をする。コハクがラーメンを作ってると知りラーメンを食べに行く提案をしたり、自身が審判を務める御前試合ではコハク、千空の参加を許可する。そして審判としては優秀でここでも柔軟性を見せる他、不正見逃すことなく目を光らせていた。
ターコイズはオールバックの女性で一つの剣で戦うようである。基本ジャスパーやコハクに頭を悩ませており、ジャスパーが突拍子も無い事を言う度に肘鉄を食らわせており、無鉄砲でいい加減なコハクには会う度文句を言っている。融通が効かなく、合理的な性格。氷月の襲撃を受け橋から落ちそうになってる金狼を助けようとしてるコハクと橋を切る役目の銀狼に対して「子供たちのこと考えてよ(橋を)切り落とすしか無いでしょ!」と冷たく言い放つ。後に村でコハクたちの産まれる世代以前に不漁の年がありターコイズの家族は全員死んだ事が明らかになってる。
二人とも科学王国が司帝国に攻め入った際や、その後の科学王国と旧司帝国が合流した際などは石神村をずっと守る任務についている。熊ぐらいは余裕で倒せるらしい。
CV:麦人
村の中でも特に高齢の老人。
昔から物作りが得意な優れた職人でありながら、村人達から異端視されるのを恐れてクロムのように自己肯定的に行動する勇気が持てずに自身の職人としての腕をコツコツと磨く傍ら、村の役に立つようにと録な道具が無い中で漁用の小舟、村の丈夫な吊橋、コハクや金狼が持ってるような耐久性のある漆塗りの盾を作っていた。千空が見せる現代文明の技術に惚れて協力するようになる。
老体ながら屈強な身体を持ち、さらに手先が器用なことから千空が考案した装置を瞬く間に作り上げて見せるなど、科学王国の発展に大いに貢献した。
本作における「職人芸」チート。千空の持つ科学知識を実現することにおいては彼がいなければそのほとんどが不可能であったほど。何かと失敗の多い千空のトライアンドエラーの支えとなり、急速にストーンワールドの科学技術を高めることに成功した。難しいものであればあるほど創作意欲が刺激される彼にとっては、千空がふっかける無理難題は非常に魅力的であり、また千空にとっても必要不可欠な存在である。ちなみにモノ作りに興奮すると筋肉が膨らんで服がはじけ飛ぶ。
CV:間宮康弘 (1番上の人物)
村の荒くれ者。村の男の中では一番強いが、桁違いに強いコハクにはかなわない。村の長の座を狙って様々な奸計を巡らせており、新たに村長の座についた千空達を敵視している。が、後に科学王国の様々な物作りを目の当たりにし、洞窟探検でなし崩し的に協力した際に「何も得意がねえ奴だっていつか何かの役に立つ、ヒョロガリも筋肉雑アタマも必須、色んな奴がいる=強さ」と諭されてからは何だかんだで千空らを認めるようになっており、千空を殺さずにいつか別の形で頂点に立とうと考えを改める。
本作の戦闘要員のひとりで石神村でトップの膂力を誇り、純粋なパワーで村では彼を超えるものはいない。人ひとりを軽く放り投げるような瞬発的な筋力に加え、十分なスタミナも持つ。
CV:松重慎
マグマの腰巾着の小男。腕力はからっきしだが悪知恵を働かせるのが得意で、マグマに媚びへつらっている。
村1番の絵かきで、ちょこちょこ絵が必要な場面で登場し、表情は豊かであるがほぼ喋らない。最初の村人一覧では下膨れの顔をしていたが、実際の本編登場ではちょっと八重歯の見える愛嬌のある顔付きになっていた。しかし実はよく見ると下腹部が出た洋梨体型をしている。御前試合のトーナメント表や千空の科学ロードマップを描く。他にもマグマや龍水に半ば強制的に協力させられたりした。
子供か大人か男性か女性か不明であるが、龍水が通貨を発行する際、通貨のデザインになる版画作りをさせられており、その際龍水に鞭で脅されて半泣きで作っている事から村の労働要員に加えられるぐらいの年齢(10代半ば以上?)の青年だと思われる。その後一度司に破壊されたが修復され石化から復活した漫画家「基本徹夜(きのもとてつや)」と協力しあい一緒に絵かき活動をする。この漫画家は龍水が作った通貨で商売をする。
CV:室元気
酒やみりんなどの調味料などの管理をしている一家のサガンとエンの息子。
村一番の食いしん坊でこの家の家族は皆肥満体型をしている。そして彼は銀狼とも仲が良さそうな雰囲気の描写もある。猫じゃらしラーメンの匂いに誘われて千空に会うまでは銀狼→シャベルを通して話を聞いたせいなのか想像力が豊かなのか不明だが村の外から来た怪物か魔神のような想像をしていた。
猫じゃらしラーメンを食べて新しい味わいに逢えた喜びも束の間、千空というゲスな魔神の科学の餌に捕まり猫じゃらしラーメンの代償として無理矢理、製鉄チームに入れられてしまうのだった。
CV:鈴代紗弓
名前はシャベル→喋るとかけられており、ハムスターやリスなどの齧歯類を連想させる出っ歯の小柄な女の子。噂話等とにかく話すのが大好き。「あのねあのね」など同じ言葉を繰り返す癖がある。さらに野暮なところもあり、銀狼や三姉妹と一緒に千空の好みの女の子について耳を大きくして聞き耳を立てていた。
彼女も猫じゃらしラーメンを食べてしまったので無理矢理、製鉄チームに入れられてしまう。
村人一覧が公開された際に、彼だけ名前が無かったことで読者の間で話題になっていた青年。
後に実は子供の頃にこの村に流れてきた孤児で、村の外にある外海の孤島が本当の故郷であることを告白、さらにその島こそが石神百夜ら最後の人類が降り立った島であり、自身の本名も彼らが乗っていた宇宙船ソユーズに由来することも判明し、以後千空らはソユーズに使われていた素材を求めてその島を目指すこととなった。記憶力が大変優れていて赤ん坊の頃の記憶までも朧気ながら持っており、サヴァン症候群かそれにほぼ近い能力を持つ。
かつて女性が石神村に流れ着き、赤子の名を告げて息を引き取った。 石神村の民は基本的に鉱石にちなんだ名前を付けるため、名がソユーズではよそ者とバレる。 別名を名乗ろうともしたのだが、唯一の素性である名前を捨てる事ができず、ならば村では名無しで生きようと決めたという。
これまでもかすかな景色の記憶を頼りに故郷へと舟を出しては嵐で引き返すなどしていた模様。
ちなみに村民リストでは無表情、四白眼のスキンヘッド、仏像のような福耳と頭に大きな十字傷がある名無しだったという事もあり、余所者である事を抜きにしても一際異彩を放っていたが、体格の割には気が弱く純情で、故郷に思いを馳せて涙を見せたり、可愛い女の子に迫られると緊張で固まってしまったり、挙句の果てには無理があり過ぎる女装までさせられるなど、意外と表情豊かな面を見せる。
人外
作中に登場する"人物"とは言えない者たち。
CV:小林裕介
千空の石化復活後の姿を模した科学ロボ。元々はコミックQ&Aコーナーのキャラクターであったがジャンプ本誌では「千空メディア論文」のコーナーにも登場し、アニメ化に先駆けて実写化(原作者には三次元のメカ千空と呼ばれる)したり、原作にもアニメにも登場し彼がメインの書籍まで発売されるという、ストーリー本編に全く関わり無い存在でありながら大変フリーダムな存在。詳細は石神千空記事内の「派生キャラクター」にて。
(手前の犬)
CV:鈴代紗弓
白い毛並みの小型犬。犬でありながら何故か石神村の村人一覧に載っている。
スイカの大親友で大抵一緒にいて、探索などを手伝っている。トリュフも見つけている。スイカが猫じゃらしを「犬じゃらし」と称してじゃれあって遊んでいるのを見た千空は「猫じゃらしラーメン」を思いつく。
コミックのオマケコーナーで第1話に出てきた石化した少女の飼っていた子犬の子孫であることを示唆する描写がある。
CV:川澄綾子
コハクがルリのために湯治の湯を汲みに来ていた温泉地帯のさらに上流の硫酸が貯まっているエメラルドグリーンの泉の女神。銀狼は精霊と呼んでいる。美しい姿をしているが、実際の危険性を象徴するようにその本性は悍ましいゾンビ姿になる二面性の女神。
銀狼にしか見えなく(ただし見方によってはスイカにも見えてると思われる描写がある)、彼女はその美しさで銀狼を誘惑し、死へと誘うが千空とコハクのとっさの行動によって銀狼は助け出される。
その後クロムが死の危険に晒されたが銀狼が間一髪のところでクロムを救出し、その硫酸の泉でサルファ剤作り最難関の素材「硫酸」を手に入れる。その際原作では悲鳴をあげ、アニメではあたかも瓶にリューさんが封印されたような描写になっている。
その後はスイカが囮として司帝国の戦闘員を村から引き離すために山へ進んで行ったところで吹きおろしでリューさんがやってくる。
他には硫酸調合のイメージでたびたび登場する。
油田を発見する決め手となったイノシシ。天然油田から出る油を泥代わりに身体を塗っていた。
天涯孤独の身のため警戒心の無い性格で、千空達が油田を探している最中、フランソワに捕まって生きたまま切って煮込まれようとしていた所で油田の在処を知っている存在だと気づいた千空らに助け出された。
スイカによって相良油田にちなんで「サガラ」と名付けられて友達になり、無事に油田を発見するに至る。
油田を見つける役目を終えたサガラを食べられると思ったスイカは哀しそうな顔をしたためフランソワはこのサガラは油臭くて使えないということにして見逃したことで晴れてサガラはスイカの友達になり、チョーク同様首に縄を付けられて無事に石神村の村人(?)ととして迎えられる。
無線機を開発した千空達に謎のメッセージを寄越した存在。
膨大な電波によるモールス信号で一方的に千空達に「WHY(何故)」を繰り返すだけ繰り返した後、そのまま連絡が途絶える。 その直後の千空の呼びかけにも一切応えず、それっきり音沙汰が無い事からして、「少なくとも好意的な存在ではない」とゲンは推測している。
千空達が作った灯台が発するGPS用の強力電波と同じ周波数に被せる形で信号を送ってきており、旧現代の科学知識を把握している、少なくとも現時点では強力な電波及び周波数を把握、モールス信号を扱える存在である事が確定している。
千空達はこの『ホワイマン』こそが人類を石化した存在であるとして、当面の敵としているが、千空自身は石化現象が人類に対して行われた攻撃であるかは確信を持っておらず、現段階ではあくまでも仮想敵であり、人間かどうかすらも不明。もちろん『ホワイマン』という名称も仮名である。
(上の球体型のロボット)
「Dr.STONE reboot:百夜」のみのキャラクターで正式番号は「REI 37」。球体型のロボットで7人目の宇宙船のクルー。石神百夜が発案し、既に試作品を千空に見せていた。「01」は女性型アンドロイドの模型でリリアン・ワインバーグによく似ている。「23」はアンドロイドとは程遠いが無重力で動けるロボットである。千空は試作品を見て百夜が作ったのかと見直そうとするが、別な技術者が造ったと聞いてがっかりする。
超高性能AI搭載でよくも悪くも正直に喋り、開発費が無かったのでスマホのメインボード60個で仕上げて貰ったロボット。宇宙工学、地球科学、天文学など使えそうな情報が片っ端から搭載されているが一般常識は全く知らない。軌道のシミュレーションを担当。
百夜達が地上に戻った後も番号を変えながら3000年以上作業を行っており、地球に落ちそうな巨大小惑星に対抗するため水爆を大量に作り地球を守りその後老朽化により停止したが3Dプリンターで「01」の姿へと生まれ変わった。
"宝島"の人間
「宝島」というのはあくまで科学王国内での通称で島の位置や正式名称は現時点では不明。他には「石化王国」という呼称も使われている。宝島と呼ばれているのはルリが千空に語った「宝箱に眠る」というワードが由来している。 ソユーズの生まれ故郷であり、宇宙船ソユーズとプラチナがそこにあると推測され、科学王国一行は嵐に紛れて上陸を果たす。
ところが先に上陸した偵察隊以外の船の乗員の大半が気づいた時には石化しており、否応なしに上陸目的とは全く異なる陰謀に巻き込まれていく事となる。
現在島内には複数の集落が点在し、その全てを‟頭首″とその部下達が支配しており、逆らう者や島から出る者、新しい物を作る者などを武力と石化を以て粛正するという恐怖政治を敷いている。
また、毎年各集落から後宮に嫁ぐ18歳以上の女を選抜と称して強制的に拉致しており、たとえ既婚者であろうと夫から無理矢理奪い取るなど、抗う術の無い住民達にかなりの横暴を働いている。
宝島の人間のルーツは石神村の人間と同じ人類最後の六人となった宇宙飛行士達で、宝島に流れ着いた百夜達の子孫の一部が日本本土を目指して旅立ち箱根付近に石神村を築いたが、宝島にそのまま残った子孫達が現在まで続く宝島の住民となり、この宝島民にも百物語が受け継がれている。
宝島の住民は石神村民と違い黒髪系統の比率が多く、石神村民同様底が高いサンダルを履いている。
島民の一部は髪型(アマリリス、キリサメ、モズ等)をドレッドヘアーにしており、衣装は南国風を取り入れながらも古代エジプト王朝をベースにしている。(ドレッドヘアーの原型は古代まで遡る)
文明レベルも一見石神村と大差無いように見えるが、武器のレベルは鈍器に近いような石器が主であるものの、既に布製と思われる衣服や、貝の真珠層(アワビやサザエの光沢部分)の部分を切り出した装飾品などを身につけていたり別方面に発展している。
科学の類はここでも妖術呼ばわりされるが、支配階級の人間は島の文明レベルを明らかに越えたオーバーテクノロジーである石化装置を所有している。石化装置についてはドクターストーンの「メデューサ」の項目も参照(※ネタバレ含む)
宝島にて千空達が最初に出会った島民。自他共に認める島一番の美少女。
千空たちと出会う5年前に友人達を石化された事から頭首への叛意を持っており、自身の美貌磨きや男ウケする振る舞いも反逆の為の準備の一環。
千空達の使う妖術とその思想を見込んで協力を申し込んだ。
以後、千空達の石化王国編における協力者として活躍する。
石化王国に仕える特殊部隊(石化管理)の女性。石化装置の存在という秘密を守る為に生涯独身を決めていた為、そのテの話にはめっぽうウブ。
戦闘能力はコハクと同等だが、特筆すべきは石化装置を扱う為に鍛え上げられた投擲能力で、その腕前は正確無比。
モズと共に頭首の右腕左腕と呼ばれている。
一見して痴女のような服を着ているが、恐らくは島の民族衣装らしきカラシリスに「メデューサ」の元ネタから地母神繋がりでエフェソスのアルテミスのモチーフを加えたものと思われる。
石化王国の元帥(戦士長)。キリサメと共に頭首の右腕左腕と呼ばれている。
幼い頃から無敗を誇り、王国史上最強とも言われる天才戦士。
石化王国の斬り込み隊長。自他共に認める怪力の持ち主で、自分の怪力を「ミラクルパワー」と称する。「ミラクル」という言葉を好んでいるようで、他にアマリリスの美しいダンスを見て「ミラクルダンス」と讃える。
アヌビスを模したような兜に似た被り物を被っている。
石化王国の宰相を務める元戦士の老人。実質的な島のNo.1。
カワイイ女子に目がなく、童顔の子が好き。でも自分がカワイイと思えればなんでも良いらしい。
頭首と直接意見をやりとりするのはこの男だけ、という事だったが実際は…
頭首
石化王国のトップにして、人間を石化させる能力を有するとされている人物。島から出ること禁じ、新しい物を作るなと島民に命じているらしい。
イバラ以外が頭首の姿を見る事は無いらしいが…
ソユーズの母
頭首の正妻。イバラによって冤罪をかけられ、赤子だった息子のソユーズを連れて海に逃げる。奇跡的に本土に漂着し、海辺に来ていた石神村民に発見されるが、ソユーズを託して息絶えた。
大樹が石化した仲間をサルベージした際に紛れ込んでいた身元不明の石化人間。
腕に刻まれた模様から証言を得る為に千空達により復活させられ、その正体が石化装置が島に落ちてきた数百年前、当時の頭首に仕えていた島の男だと判明した。
松風の証言を含めた諸々が、千空達の次の目標を決める事となる。
頭首様(うえさま)
松風が石化前に仕えていた当時の島の頭首。
銀狼に瓜二つ。なお中身はまるで違う模様。
北米の人間
ゼノとスタンリーの働きにより硝酸での復活を可能にした人物等。
現在の単行本分(19巻)までは全員北米科学王国の所属。
北米科学王国の総統。元NASAの研究者で、千空の科学の師匠でもある。
ゼノの幼馴染にして元特殊部隊の軍人。王国の総司令官。凄腕のスナイパー。
スタンリーによってペルセウスにスパイとして寄越された元医学生のお嬢様。
デキる女になってイケてる彼氏を作る為に親の金で医大に飛び級入学した。
必死になる際に「私はデキる女ルーナ」「クールな女ルーナ」と自己暗示をかける事を習慣としており、その一念でもって3700年を耐え抜き硝酸復活を果たす。
学校では落第生だった事から意思と努力があってもどうにも出来ない事はあるようだが、少なくともその根性は並の軍人以上だったと言えよう。
知性あふれる地道な信念の努力家が超タイプ。
ルーナのお供。元・ライト家の専属ドライバーで、彼女を「お嬢」と呼んで慕い仕えている。
石化した日にルーナへのプレゼントとしてプラチナの指輪を持っており、失くさないようにと口の中に放り込んだ。
3700年の風化を免れたそのプラチナこそが、ゼノの王国が一足飛びに発展する事を可能にした一因である。
ルーナをお嬢と呼んで慕うお供その2。カルロスの推薦でルーナのボディガードとしてライト家に雇われていた。
カルロスと共にルーナを一人にさせないという一念で3700年を耐え抜いた眼鏡。
スタンリーの部下。生涯無敗のまま引退した元・女性格闘家全米チャンピオン。
食べすぎて破産したところを特殊部隊にスカウトされた。
歌う事が好きらしいが歌唱力はゲンに言わせると最凶の破壊兵器
北米科学王国のメカニック。笑い声は「バハハ」。
「人類最後の六人」
国際宇宙ステーションに滞在していたおかげで人類石化の難を逃れ、前述した「石神村」及び「宝島」の始祖となった六人。
当然ながら本編の時代には全員故人だが、彼らの行動は千空達に多大な影響を与えている。
6人全員「Dr.STONE reboot:百夜」にも登場する。
(画像右)
CV:藤原啓治
千空の義父で「Dr.STONE reboot:百夜」の前半の主人公。
研究熱心な千空のために泣く泣く愛車を売り払ってまで研究に必要な物資を揃えるなど、宇宙へ行くのが夢という千空に多大な影響をもたらした人物。 原作・アニメでは銀髪だが「reboot:百夜」では金髪。 アホな事が好きなロマンチストでムードメーカー的な能力も買われ、飛行士に抜擢された。
CV:Lynn/歌:ローラ・ピット・プルフォード(英語)
崩壊前の「旧・現代」にて世界的な人気を博していた歌手で、生来の冒険好きが高じて宇宙ステーションの「乗客としての資格を買った」女性。アニメ版では『One Small Step』等の曲を歌っている。(TVアニメ「Dr.STONE」オリジナルサウンドトラック2収録)
後に百夜と結ばれた事を仄めかす描写がある。
CV:森久保祥太郎
宇宙飛行士の一人で、沈着冷静な性格。
百夜と真逆で感情に流されずに判断をくだせる点が評価されている。 趣味はチェス。
ソユーズの船長を務める。家庭を持つ気は無かったようだったがコニーと結婚する。
CV:金元寿子
宇宙飛行士の一人でNASA職員。 黒髪を三つ編みにした女性。
前述のシャミールと結ばれて子をなすも、肺炎で早逝する。
アニメではリリアンのファンである事が語られる。
CV:山本兼平
医師として国際宇宙ステーションに滞在していた男性で、妻のダリヤ曰く「声はでかいが気は小さい」との事。「reboot:百夜」では原作と異なり、船長を務める。
「オホー」などの口癖や興奮すると服が破れる暴走癖など、カセキとよく似た特徴がある。
CV:田中理恵
女傑肌な性格のヤコフの妻で、やはり医師。
口は悪いが実際は親切。 ヤコフを尻に敷いているが、本人たちはとても仲が良い。
コニーが肺炎に罹患した際に夫ヤコフと共に抗生物質の探索に旅立つもそのまま消息を断つ。