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鵺野鳴介の編集履歴

2022-05-31 23:34:55 バージョン

鵺野鳴介

ぬえのめいすけ

鵺野鳴介とは、漫画「地獄先生ぬ~べ~」の主人公・ぬ~べ~の本名。

「俺の生徒に手を出すな!!」

CV置鮎龍太郎、少年期:瀧本富士子


概要

童守小学校5年3組の担任教師で、同作の主人公年齢は25歳。

ぬ~べ~』は担当する生徒からの愛称。その他の人々には「鵺野先生」と呼ばれている。


優しく生徒思いな熱血教師。黙っていれば良い男のはずだが、ドジお調子者なので二枚目半三枚目止まり。

しかしてその正体は日本で唯一の霊能力教師で、生徒に危機が迫れば命をかけて守り抜く"正義の人"である。邪悪な妖怪が現れると、左手地獄を封じた「鬼の手」を駆使して戦う。


7月21日生まれの蟹座身長178㎝、体重68kg、血液型O型、趣味はパチンコ。好きなものは児童おしるこ、嫌いなものは児童を傷つける悪霊


外見

ボサボサの黒髪と太いゲジマユ喪服を思わせる漆黒スーツネクタイに白いワイシャツ(仕事着私服兼用…というかこれしか持ってない)、そして左手だけに着けた黒い手袋が特徴。

白衣観音の経文(お経を書いた紙)と念珠、先祖伝来の水晶玉「霊水晶」を携帯している。

小学生時代は普通の眉毛だったが、高校生の頃には今のゲジ眉になっていた。


性格

民俗学の幅広い知識を持ち、気さくで温厚だがたまに厳しく慎重な顔を見せる。生徒だけではなく妖怪や幽霊にも優しく、どんな相手だろうとむやみな殺生はしない。

大勢の生徒に慕われる人格者だが、欠点はスケベ優柔不断なこと。常に金欠で、今にも潰れそうなボロアパート「津武霊荘」暮らし。

美女に弱いがモテない。ついでに機械オンチ。『NEO』によると、かつての生徒には手を出さない主義(曰く「俺の生徒に手を出さん!」)。

本気で怒れば怖い(テストで0点とりまくりのに対し「もっと真面目に叱って」と郷子に言われ、鬼の如き怒りの表情を見せかけている)。


能力

霊能力

感知霊視はもちろん、経文や術具を用いた拘束結界など多彩な攻撃を扱い、密教修験道の様々な奥義も修得している。

生徒を襲う悪霊と対峙する時には、無限大にまで瞬間的にパワーアップする(『火事場の馬鹿力』という奴である)。

人間離れした生命力の持ち主で、トラックに轢かれたり串刺しにされてもピンピンしていたほど。霊力で防御力を高めているようだが人間の限度を超えているらしく、対戦した玉藻を驚愕させた。


小学生時代はあまりに強い霊力をコントロールできず頻繁に霊障にかかり、同級生に迫害されて孤独な幼少期を送ってきた。

唯一の心の支えは霊能力を持つ恩師・美奈子先生で、悪霊から自分を守って落命した彼女の遺志を継いで「子供を守る霊能力教師」を志すようになった。

高橋律子を好きなのは、美奈子先生に顔が似ていることも大きい。

センシティブな作品


ちなみに、連載初期は「普段の除霊は30%程度の実力だが、生徒の危機には常に100%の力を発揮する」という設定だった。

しかし比較的早期にその設定は消滅し、連載が進むにつれて生徒以外にも守る対象が広がり、頼れる霊能者というキャラクター像が確立していった。


『NEO』では嗅覚で妖気を感じ取る描写があり、風邪や毒などで鼻がやられていると気づかない。


鬼の手

ぬ〜べ〜

ぬ~べ~の代名詞ともいうべき最終兵器。使用時は瞳のハイライトが消える。

右手よりも一回り大きく、筋肉繊維に似た紋様と腱の筋が走り、鋭いが生えている。

過去の除霊で対峙した地獄の鬼を左手に封じており、本来の左手は覇鬼の強烈な一撃にぶっ飛んで喪失している(アニメ版では健在)。

鬼の手は霊体なので霊に物理攻撃を与えることができ、殆どの悪霊や妖怪なら一撃だけで無に帰る。ただし、神獣クラスの相手にはまず通用しない。


霊能力だけで対処できない強敵が出現した場合のみ、封印を解いて力の一部を解放する。

霊体や魂に触れて思考を読み取る応用も可能。傷ついた妖怪に霊力を分け与えることで回復させることもできる。

封印状態でも存在するが常人には手首から先だけが見えず、封印を解いて実体化させる事で誰でも視認できる状態になる。

玉藻は「鬼の手の本当の強さは妖力の強さではなく、鵺野鳴介の生徒達を守ろうとする強い精神力が鬼の力を霊能力へと変換し、無限の力を生むのだ。故に鵺野鳴介の鬼の手は最強である」と語っている。


鬼の手は悪しき鬼・覇鬼を封印して偶然得た力に過ぎず、霊力が落ちると封印が緩んで暴走し始め、全身を侵食され尽くすと身も心も鬼に変わってしまう。

その弱点を利用して強力な悪霊をわざと憑依させ、力の一部を解放させて吹き飛ばす荒業を見せたこともある。

他にも覇鬼の弟・絶鬼との戦いでは、わざと肉体を浸食させて精神力で鬼の意識を支配し逆転勝利を掴むなど、まさに諸刃の刃とも最終奥義とも言える武器である。


また、例え完全に制御できたとしても悪意を持って使い続けると鬼の妖気と同調し、細胞を侵食されて化け物になってしまう。

制御が難しいので普段は10%しか解放していない。次第に20%まで解放できるようになり、終盤に覇鬼が改心して二度と人を殺さないと誓ったため、100%近くまで解放できるようになった。


運動神経

霊能力や鬼の手に比べると話題に挙がりづらいが、運動神経が抜群に良くスポーツ万能

鉄棒をやればトカチェフを決め(学生時代の異名は「鉄棒ぬーちゃん」)、スキーの腕前はプロ級。水泳では中学時代に全国5位を獲った事があり、「強い相手と戦いたい」と願う水泳選手の霊に自分の生霊(能力は高校生レベルに落としている)を戦わせて勝利している。


ただ、絶叫マシーンはあまり得意ではないらしく、ゆきめ遊園地でデートした時には、何回もフリーフォールに付き合わされ、げっそりしていた。


その他

貧乏

ぬ~べ~といえば貧乏というイメージが強い。

金欠エピソードには事欠かず、主食は基本的に安くて腹にたまるということでカップラーメンがほとんど。宅配ピザでプレーン(具なし)を注文して半額にさせたこともある(テスト作成のため学校に居残っており、給食の残り物であるソーセージやジャム、マヨネーズ等を具にするつもりだった)。

常に仕事着のワイシャツと黒のスーツを着ているのも貧乏が原因(ただし、ブキミちゃんの回では大量の手袋とワイシャツを干している。怪我が絶えない職業柄、替えの服は必要なのだろう)。


貧乏の主な原因は、事件解決後に生徒や関係者にラーメンちゃんぽんを奢るクセがあるため。

他にも、鎮魂碑の修繕や建立を始めとする除霊のアフターケアに自腹を切っているため、貯金の残高が3000円なのも珍しくない。ついでにパチンコも好きなので、興遊費として浪費することも多い。

要するに、無計画にお金を使ってしまうのである。


なお、その気になれば霊能力を使ってギャンブルで大儲けすることが可能ではある。

死神から、死の宣告を受けて「やり残りしたことを、やった方が良い」と言われた時は、競馬を当てまくって1億円を手にした。

パチンコではたまに霊能力でズルをしている。ただし、基本的に必要最低限の生活物資を確保するためで、必要以上に儲ける事はしていない。


霊能力での人助けは完全なボランティアで、金銭を要求したことは一切ない(助けた相手にお礼として渡された場合は受け取ることもある)。これは同じ霊能力者である父との確執が大きく影響している。

ただ、金銭欲が皆無というわけではなく、人に迷惑をかけない範囲でならがめつくなる。試練をクリアすればお金が貰える金霊の話では、「鬼の手があれば、どんな相手でも勝てる」という誘惑に負けて五千万円の勝負をした(なお、試練には失敗している)。


ものすごい機械オンチ

自動車はハンドル握って1分持たずに事故る

家庭用ゲームの格ゲー開始1秒で自分から場外K.O.

RPGでもフィールドでまともに前にも進めない


描写は少ないものの、本人も嫌というほど自覚はしているようである。

原作三年後の九州赴任時には、何とか携帯電話を使えている模様(ただしヒビをテープで補修している)。


さすがに自転車は乗れるらしい。


モテない

外見は男前だが、全くモテない。

これについて当初は読者側の批判もあった(一貫して作品の読者人気をほぼ一身に受けていたため)が、作者曰く「幽霊の話ばかりするのでモテない」という解説がなされた。

事実、女性をデートに誘うシーンでは、大抵ろくな口説き方をしていない。ついでに、デリカシーもあまりない。


日常生活では律子のハートを射ようとしては、オカルトや怪談の話をして怖がらせるのがお決まりとなっている。加えて、スケベやドジで何度もだらしない振る舞いを見せ、決定的に嫌われていた。

しかし、妖怪に襲われた律子を守ってようやく見直され、遅まきながら恋心を寄せられるようになる。


オカルト話に動じない女子や妖怪には人気があり、ゆきめやまみなどそれなりの数の女性を虜にしている。速魚や座敷童子にも好かれていた。


なお、枕返しの回におけるパラレルワールドや『霊媒師いずな』の白虎事件で不随となった場合、介抱し続けているのは律子である。

後者で過去改変が行われた後、九州にて赴任している際には結婚しているらしいが、相手が誰かは不明。


家族への憧れ

ぬ~べ~を語る上でもう一つ重要になのが、家族愛への憧れであろう。

鵺野一家は貧乏ながら幸福な家庭で、父親・>無限界時空もぬ~べ~のように優しく有能な霊能力者であった。


しかし、母親が病気を患ってしまい、時空のお金を取らない姿勢が仇となって治療費に困窮してしまう。今まで助けた人々に「お金を少しでも貸して欲しい」と頭を下げたものの、手のひらを返すように冷たくあしらわれてしまった。

そのまま母親は亡くなってしまい、時空は家を出奔。ぬ~べ~は幼くして孤独な身の上となってしまった。


ただし、時空が出奔した時点では祖母が存命で、「前世の記憶」の回では郷子の父が「この辺で有名な霊能力一家」と発言し、大学時代のぬ~べ~が「家の者が出払っている」と発言している他、「おじの法事で九州に行く」と発言したこともあるため、天外孤独の身ではない模様。


結果、高額な除霊費を請求する金の亡者になってしまった父とは絶縁状態にあり、ゆきめをめぐる騒動の最中にようやく和解できたが、直後に死別してしまう。


こうした経験から、表には滅多に出さないものの、家族への憧れは人一倍強い傾向にある。

文庫版書き下ろしの後日談では、憧れていた家族愛に恵まれた生活を送っていることが明かされた(経済面はゆきめがアイスクリーム販売事業で成功したおかげで解決)。


その後

葉月いずなを主人公にしたスピンオフ作品『霊媒師いずな』で登場(物語上は原作終了から3年後)。最初は原作内エピソード「まくら返し」同様に重傷を負った姿でいたが、いずなが過去を変えることに成功した事で無事破滅の運命を回避し原作同様に九州に転任。未だに九州に居続けている。

玉藻と通話する際はヒビの入った携帯電話(ガラケー)を使っていた。


原作最終回から十数年後を描いた『地獄先生ぬ~べ~NEO』においては超常現象や怪異の活発化に伴って童守町に呼び戻され、新任教師となった稲葉郷子と悪霊・妖怪が起こす騒動に立ち向かっている。また、謎の組織「ヴィムク」の幹部である地獄人の陰謀に巻き込まれる。


外部出演

  • ジャンプアルティメットスターズ

サポートのみの出演。

2コマでは白衣観音経による「白衣霊縛呪」で行動不能+必殺魂減少。

3コマでは「鬼の手」による攻撃でダメージ+必殺魂2減少。

作品の関係で掛け合いなどは無い。

恐山アンナと隣接させると補正がかかる。

「すごいな キミは霊に好かれているようだね」


  • Jスターズビクトリーバーサス

プレイアブルキャラとして出演。

性能としては相手を拘束し、スタミナを奪う術に長けたサポートキャラ。鉄壁の防御技を持つためノーリスクで突撃する事が可能であり、一部キャラはこれだけで完封できてしまうほどに防御力が高い。

反面、リーチが短く火力も低い。超必殺技もさほど強くないため、中間距離からけん制しつつじっくり戦うことが求められる。


Jアドベンチャーモードでは中盤に現れ、主人公の船に強引に乗りつけて除霊をしようとする。

最初こそ誤解されて敵対するものの、後に主人公の仲間2人が悪霊に取り憑かれたため、ぬ~べ~と共に脱出。 イベントアイテムを回収した後は取り付かれた悪霊を除霊するため、操られた仲間を倒して鬼の手で悪霊を両断。 主人公に仲間になる事を薦められるが、「生徒達を放っておけない」とその場で別れる。

ちなみにぬ~べ~と同席している期間中にしか見られないマップ上の会話もある。中の人が同じトリコからは奢ってもらう約束をしたり。


戦闘前の掛け合いでは、事情は違えども同じ教師である殺せんせーに共感され、スケット団とはバトルに関する授業を始めようとしたり、桐崎千棘には内面の美しさが大事だと教授した。

他にも、アラレを座敷わらしと勘違いし、山田太郎を人の身でも欲深で妖怪になるのだろうなとしみじみしたり、両さんを「策を弄するヤロー」と断じている。

ネウロとは味方時と敵対時の二通りの掛け合いが用意されている。


関連イラスト

ぬ~べ~ろぐツイッタログ14

バリバリ最強No.125周年記念


関連タグ

少年ジャンプ

地獄先生ぬ~べ~

主人公 霊能力者 鬼の手 黒髪赤眼 太眉

陽神明 三枚目 昼行燈 やる時はやる男


似た人

九段九鬼子他誌の同業者。学校怪談に登場する教師(ただし、こちらは高校教師)。

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