稲美弥彦
いなみやひこ
概要
pixivユーザーの絵師の一人。
主に交通関連の看板(国道、高速道路の案内標識・サービスエリア・パーキングエリア、鉄道の駅の駅名標など)をロシア語やペルシア語で作成したもの(イラスト)を作品として投稿している。
「稲美弥彦」名義でのインターネット上での活動は2014年から確認される。この年はプーチン政権が隣国ウクライナから一方的にクリミア半島を違法に編入し、プーチン政権の傀儡勢力たるノヴォロシア(ドネツク人民共和国・ルガンスク人民共和国)が「建国」を宣言した年であり、稲美弥彦の活動はプーチン政権が領土侵略主義・再スターリン化へと舵を切った事から始まったと言っても過言ではない。
主な主張として、反民主主義、反グローバリズム、反人権、反米等を唱えている。ロシア連邦の政治体制を異様に持ち上げているが、あくまでも独裁者たるウラジーミル・プーチン支配下の、反西洋や反民主主義・反グローバル化といった価値観を評価しているのであって、ロシアの歴史や文化への関心は弱く、本当にロシアを愛しているわけではない。プーチンのロシアは西側諸国においてサイバー工作を行っており、稲美弥彦の正体はロシアの工作員である可能性もあったが、実は彼の使うロシア語は機械翻訳によるものであることが判明した為、ロシアの工作員である可能性は低くなった。だが、法人運営である可能性は十分ある。
親イラン派でもあるようだが、イランはロシアと異なりイスラム主義国家であり、当人は世俗主義者であるので、あくまでもイランの反米や反西洋・独裁体制といったものに心酔しているのだと思われる。で、イランの歴史や文化にはロシアと同様、関心は低い。ロシア語と同様、弥彦が用いるペルシャ語は全て機械翻訳によるものであり、機械翻訳なしに会話は不可能である。
激烈な反西洋であり、「欧米はゴミ」としているが、ロシアが「欧州文化」の影響を強く受けており、東欧文明圏の一部であるほか、ロシアが2022年まで欧州評議会並びに欧州放送連合(EBU。ユーロビジョン主催者)の一員であったことはだんまりである。
中華人民共和国についても反西洋姿勢を評価することがあるが、ネット右翼の主な攻撃対象の一つである為、ロシア・イランと異なり余り好意的ではない。また、稲美弥彦が支持する評論家の一人である三橋貴明は中華人民共和国を「グローバル化の手先」扱いしている。
本人は、「反米保守」や、「新右翼」を自認しているが、これは思想的には国家社会主義に近く、反米や反ユダヤ主義・反グローバリズムの要素を含む為、陰謀論者も多い傾向にある。
「反グローバリズム」の為なら、「極左でも極右でも支持する」という立場なのであろう。
日本ではれいわ新選組や国民民主党のようなポピュリズム・中道政党を支持しており、日本政治においては、立憲民主党、日本維新の会、清和政策研究会(自民党の派閥)を敵視する傾向が強い。特に、立憲民主党についてはデマや陰謀論を使ってでも誹謗中傷をしたいようで、立憲民主党の支持者に対して積極的に嫌がらせを行っている。立憲民主党を敵視する理由は、稲美弥彦をはじめとするれいわ信者や一部のネトウヨが立憲民主党を「緊縮左派」扱いしているのと、日本社会党の流れを譜んでいるからというのもある。ただ、現在立憲民主党に所属する小沢一郎の狂信的支持者であった。一方で、欧州では国民連合(FN)やドイツの為の選択肢(AFD)といった極右政党、五つ星運動のようなスターリン主義的ポピュリズム政党を支持している。
立憲民主党の推薦で当選した横浜市長・山中竹春が「維新系」であると主張している。しかし、2021年8月の横浜市長選挙では日本維新の会は松沢成文の支持を表明しており、これは明らかなデマである。この為、弥彦は山中を推薦・支持した立憲民主党並び日本共産党の支持者から非難されている。
ネット右翼(ネトウヨ)さながらに、中日新聞を「極左」呼ばわりしているが、日本共産党から分かれた極左セクトである日本共産党(左派)が経営する長周新聞(毛沢東主義)は、「極左」とはしていない(反グローバリズム、れいわ贔屓だからだと思われる)。中日新聞について「維新支持」であるとするほか、なぜか弥彦の第二の支持政党である「国民民主党支持」であるとすることもある(これは、一般的に中日新聞は立憲民主党・日本共産党支持だとみられている為、中日新聞は「立民支持」として有難る革新系野党支持者への嫌がらせが目的と思われる)。
なお、弥彦が心酔(?)している福岡(後述)に本部を置く西日本新聞には、好意的で、「地方新聞の雄」であると主張している。
敵対する利用者への嫌がらせとして、「逆張り」手方を行うことが多い。これは、弥彦の自我が弱く、「逆張り」くらいしか嫌がらせの手法がないからだと推測される。
名古屋市への蔑視が強く、また福岡市が「日本第三の都市」であると主張している。これは敵対する利用者へのいわゆる「逆張り」の一種であり、本当に福岡に心酔しているのかは不明。他にも北海道並びに三重県に対する敵意も強い(前者は敵対する利用者の一人の居住地であるのと、ロシアとの間に領土問題を有しているからだと思われる。後者も敵対する利用者の一人の居住地であり、弥彦が「日本会議の手先」とする伊勢神宮と皇學館大学がある為)ただ、本人は神奈川県海老名市の在住のようである。
領土問題については、ソ連を引き継いだロシアの立場を擁護する傾向が強く、日本人でありながら樺太を「サハリン」と呼び、北方四島についても「ロシアが支配すべき」だとしている。一般的なネトウヨは竹島と尖閣にしか固執しないが、森喜朗は「三島返還論」・鈴木宗男並びに「二島返還論」の立場であるが、プーチンのロシアの心酔する余り、領土問題においても売国的な立場を取ってしまった。
陰謀論の傾向が極めて強く、矛盾点も多く見られ、敵対人物・団体への嫌がらせが余りにも度を超している為、統合失調症の可能性がある。例え統合失調症を患っていなくても、「陰謀論を信じてしまう人には」、「スキゾタイピー」と呼ばれる統合失調症的気質があるという参照。
長期にわたって活動している為、稲美弥彦の中の人は複数人いる可能性が高い。実際、Twitterでは稲美弥彦のシンパとみられるアカウントが複数確認されている。
ネットインフルエンサー(アルファツイッタラー)ではないが、仮に法人運営だったとした場合、世論工作の為に稲美弥彦の持つ政治思想とは逆行するアカウント(立憲民主党支持、維新支持、安倍晋三支持、反陰謀論、親欧米)を持っている可能性もあり得る。
現在では、ネトウヨ系コミュニティであるChakuwikiでも主に活動している。Chakuwikiは2020年に運営者である谷口一刀(たにぐち いっとう、本名谷口正人)が逝世したことで2020年12月にウェブサイトがリンク切れとなり、谷口の遺族は閉鎖を望んでいるが、アフィカスとして悪名高い最上後未(モゴミ)や、旧サイト利用者の手によってクローンサイトが作られた。稲美弥彦は、最上後未による自称後継サイトに参加している。
ロシア連邦(プーチン政権)によるウクライナ侵略戦争を支持表明している人物である。
Pixivにおいて
反欧米や、親ロシア・イラン、独裁体制支持、反グローバリズムの思想による荒らし行為を行う「迷惑ユーザー」として悪名高く、弥彦の作成した記事は度々白紙化されている。
陰謀論やヘイトスピーチを含む内容が多く、Pixivの利用規約に反する記事を堂々と作成して行った。
Pixivに投稿している画像にも、中傷や差別を含む内容が多く、中には「ホロコースト」を正当なものと主張するものまである。
余談
2018年5月にジャーナリスト・池上彰に対して殺害予告をしたとして、静岡市在住の当時45歳の中年男性が逮捕されている。
逮捕された男も親露派(というかプーチン独裁支持者)とされていた人物で、池上彰を一方的に「反ロ派」や、「欧米のプロパガンダに加担している」としていた。
一部では「熱烈なロシアシンパ」として知られており、ユダヤ陰謀論者でもあったことから稲美弥彦との共通点が見られる。
ただ、稲美弥彦は神奈川県海老名市の在住であり、稲美弥彦本人ではないのは明らかである。だが、何らかの関係がある可能性は十分あり、交流があったかもしれないが、真相は不明。
関連タグ
pixivユーザーの絵師一覧(親記事)
以下は、政治関連(太字は支持・敵対の傾向が強いもの)
ロシア連邦(特にウラジーミル・プーチン等[[[統一ロシア]]所属の政治家) イラン シリア ベラルーシ(アレクサンドル・ルカシェンコ) ベネズエラ(ニコラス・マドゥロ) 福岡県(福岡市) れいわ新選組 国民民主党(日本)(但し、前原誠司と岸本周平を除く) 三橋貴明 小林よしのり リチャード・コシミズ 現代貨幣理論
立憲民主党(特に枝野幸男・福山哲郎・蓮舫・菅直人・江田憲司・野田佳彦・山中竹春。但し、小沢一郎は除く) 日本維新の会 自民党(特に清和政策研究会) 日本共産党 世界平和統一家庭連合 KADOKAWA 徳川家 アメリカ合衆国 カナダ 欧州連合 イギリス ウクライナ 大韓民国 サウジアラビア コロンビア 北大西洋条約機構 中日新聞 産経新聞(ただ、敵対する利用者への逆張りの為、副垢で持ち上げることもある) 神戸新聞 皇學館大学 愛知県(名古屋市) 静岡県 兵庫県 北海道 三重県 樺太 埼玉県:現在の主な攻撃対象
ネット右翼/オルタナ右翼 限界左翼 極左/極右 ファシズム/国家社会主義 イスラム主義 スターリニズム/毛沢東主義 冷笑系 陰謀論 反グローバリズム ヘイトスピーチ 反西洋 反米 反ユダヤ主義/反シオーニズム 独裁 売国奴