ゲイツマジェスティ!
ゲイツ「変身!!」
マジェスティタイム!
G3!ナイト!カイザ!ギャレン!威吹鬼!ガタック!ゼロノス!イクサ!ディエンド!アクセル!バース!メテオ!ビースト!バロン!マッハ!スペクター!ブレイブ!クローズ!
仮面ライダーゲイツマジェスティ!
ウォズ「祝いたくはないが…私のプライドにかけて!
祝え!闇に苦しむ人々を救い、未来に光を取り戻す真の救世主!
その名も仮面ライダーゲイツマジェスティ!まさに生誕の瞬間である!」
ソウゴ「なにそれ…俺も祝ってよ!」
ツクヨミ「無理に祝われても、嬉しくないと思うけど…」
概要
Vシネマ「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」に登場する仮面ライダーゲイツの形態の1つ。
ゲイツライドウォッチとゲイツマジェスティライドウォッチを使って変身する。
正式名称は「仮面ライダーゲイツマジェスティ」。
マジェスティは『陛下』や『荘厳』を意味し、訳すると『荘厳なるゲイツ』、『ゲイツ陛下』となる。
変身前には周囲を2号ライダーのライドウォッチが飛び交っており、変身シーケンス開始と共に全身にセットされていくが、このおかげで変身音声の前半の部分でシーケンスが終わり、後半が大きく余ってしまっている。
なお、変身待機メロディは歴代平成ライダーの待機音+オリジナル曲のリミックスであったグランドジオウとは異なり、オリジナル待機メロディオンリーとなっており、このような仕様に至った理由は不明。
『ガンバライジング』や『シティウォーズ』といったゲームにも登場しているが、『ジオウ』関連作品をはじめとする映像作品には初登場作の「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」を除いて登場していない。
この為、全てのレジェンド2号ライダーの力を使用せずに終わっている。
容姿
ベースカラーは赤と金。複眼「インジケーションバタフライ」の造形はオリジナルをベースにしつつ、色はオレンジみがかった黄色で赤い縁取りが成されている。視野角はどの形態でも300°とされるが、この形態でもそうなのかは不明。
マントを装着している他、これまでに登場した全ての2号ライダーのライドウォッチが全身に装着されており、額にはジオウ・オーマフォームのように、ゲイツライドウォッチが装着されている。
配置は
部位 | ライダー |
---|---|
胸部 | イクサ、ディエンド、ブレイブ、クローズ(※1) |
右肩 | ナイト、G3(※2)、カイザ |
左肩 | アクセル、バース、メテオ |
右ホルダー | ギャレン、威吹鬼 |
左ホルダー | ビースト、バロン |
右腿 | ゼロノス、ガタック |
左腿 | スペクター、マッハ |
(※1)奇しくも、グランドジオウの胸部のレリーフもディケイド、エグゼイド、ビルド、キバが配置されているが、必ずしもグランドジオウの1号ライダーレリーフの配置=ゲイツマジェスティの2号ライダーライドウォッチの配置ではない。
(※2)装着されているライドウォッチはG3-Xのもの。
スペック
身長 | 194.5cm |
---|---|
体重 | 118.7kg |
パンチ力 | 58.4t |
キック力 | 113.5t |
ジャンプ力 | 125.1m |
走力 | 100mを0.6秒(時速600km) |
全体的にグランドジオウに近い値となったが、それでもパンチ力以外はグランドジオウより劣る。
しかしそれでもほぼ全ての平成ライダーを圧倒するほどの力を誇る。
能力
グランドジオウのように、対応するライダーのライドウォッチを起動することによって、そのライダーの力を使用することが出来るが、ライダー自体の召喚ができるかは不明(起動時にはライダーズクレストが浮かび上がる)。
ただし、必殺技使用時に歴代2号ライダーの幻影が現れる事はある。
作中では、ナイトのウイングランサーとゼロノスのゼロガッシャーボウガンモードを使用している(元の使い手がマントライダーだからと思われる)。
たったこの2つの武器だけでアナザーディエンドが召喚した恐竜グリード、スミロドン・ドーパント、アークオルフェノクといった強敵たちをあっさりと撃破している。
劇中ではジカンザックスやジカンジャックローといったゲイツ固有の武装は使用していない。
必殺技
エル・サルバトーレタイムバースト
歴代2号ライダーの力を収束させた必殺技。作中ではエネルギーを溜めたパンチ、ジオウ第43話でグランドジオウが使用したような「オール2号ライダーキック」を使用している。
が、パンチの方は発動の際にレジェンドライダー達のライドウォッチのエフェクトが順番に浮かび上がるのだが、この時ゼロノスとガタックの順番が逆になっていたり、キックの方は何故か2号ライダーの中には自身であるハズのゲイツも混ざっているという少々可笑しな演出もある(恐らく前者は単純なミス、後者はゲイツマジェスティライドウォッチにクウガ枠の代わりにゲイツのライダーカードの力が入っている為であろう)。因みに、キックの方はちゃんと順番通りである。
なお、「強化形態のデビュー戦で同じ技を複数使った」珍しいケースでもある。
仮面ライダー図鑑では「マジェスティエル・サルバトーレタイムバースト」と技名が記載されている。
テーマ曲
曲名 | 備考 |
---|---|
『ウォー!大ショック』(作曲:佐原俊彦) | 祝え! |
『ゲイツ_アーマータイム』(作曲:佐原俊彦) | 戦闘BGM |
ガンバライジングでは
バーストライズ5弾にてLR枠で参戦。タイプはフィニッシャー。
必殺技はエル・サルバトーレタイムバーストとなっている。
バーストライズ7弾でもLR枠で参戦したが、タイプはブレイブに変更された。
「グランドライダーチャンス」に相当する機能はないので、レジェンドライダーの武器を選択して装備する事は不可能。『ジオウ』出典ライダーなのでライドウォッチのスキャンにも対応しており、ライドウォッチホルダーにライドウォッチを装着する演出も見られるが、ステータス上昇以外に効果は発動せず、レジェンドライダー関連の召喚はできない。
立体化
『装動 仮面ライダーゼロワン AI 05 & 装動 仮面ライダージオウ』にて立体化。
武装はウイングランサーが付属しているが、ゼロガッシャーは未収録。
過去作や「SO-DO CHRONICLE」シリーズを持っていればジカンザックスといったゲイツ固有の武装を持たせたり、グランドジオウよろしく2号ライダーの召喚遊びなど遊びの幅が広がる。
余談
- 額のゲイツライドウォッチからオーマフォームに相当するフォームではないかとも思われたが、雑誌ではグランドジオウに相当するフォームと紹介されており、実際の能力もグランドジオウに似ている(なお、グランドジオウも頭部にはジオウのレリーフがある)。
- ウォッチの絵柄なども合わせると仮面ライダーゲイツの顔が合計六つも描かれるという非常に自己主張が強い見た目となっている。位置は以下の通り。
- ゲイツマジェスティ自身の顔
- 額のゲイツライドウォッチ
- ベルトのゲイツライドウォッチ
- ゲイツマジェスティライドウォッチに描かれたゲイツマジェスティの顔
- その額に小さく描かれたゲイツライドウォッチ
- ゲイツマジェスティライドウォッチ展開時に右上に配置されているゲイツ自身の顔
- 手足は全身を覆うタイプのライダーアーマー、胸部はウィザードアーマー、両肩は仮面ライダーザモナスの改造と思われる。
- 上述の通り、アギトの2号ライダー枠はG3とされているにもかかわらずG3-Xの物が装着されているが、これは玩具で販売されたライドウォッチがG3-Xしかないためである。ただし力の元になったネオディエンドの持つライダーカードはG3であり、この関係か公式での紹介画像などではG3とG3-Xが入り混じって使われている。
- ガタックとゼロノスの順番が入れ替わっているミスは、エンドクレジットの後ろに映るライドウォッチとライダーカードにも見られている。
- 2023年現在、仮面ライダーバースには仮面ライダーバースX、仮面ライダーギャレンにはキングフォーム、仮面ライダーカイザには仮面ライダーネクストカイザと次々に強化フォームが追加されているが、これらのアップデートにゲイツマジェスティが対応できるのかは不明。
- 仮面ライダー・ザ・ダイナーでは『NEXTTIME ゲイツ、マジェスティ』の公開を記念して歴代2号ライダーをイメージしたメニューが提供された。
関連タグ
仮面ライダージオウ グランドジオウ 仮面ライダーゲイツ 究極フォーム
コンプリートフォーム(ディエンド):銃使いの青い2号ライダーのレジェンド集結フォーム。テレビシリーズ終了後に登場した点も同じである。
テンカトウイツ魂:初陣で同じ必殺技を複数回使用したライダー。
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