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ジェンティルドンナ(ウマ娘)の編集履歴

2024-02-25 08:02:20 バージョン

ジェンティルドンナ(ウマ娘)

うまむすめのじぇんてぃるどんな

クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。モチーフは2010年代前期に活躍し、史上4頭目の牝馬三冠・ジャパンカップ2連覇を含むGⅠ7勝を挙げた優駿にして、その強い勝負根性や牡馬と互角以上に渡り合った実績から「鬼婦人」とも称される競走馬『ジェンティルドンナ』号。

「とくとご覧あそばせ。真の強者というものを」


プロフィール

キャッチコピー
誕生日2月20日
身長167cm
体重パワフル
スリーサイズB95・W63・H87
靴のサイズ
学年高等部
所属寮栗東寮
得意なこと
苦手なこと
耳のこと
尻尾のこと
家族のこと
ヒミツ①実は、足の指でクルミを粉砕できる。
自己紹介過程や理屈、そんなものは無意味よ。勝者が正義。そうではなくて?ジェンティルドンナ、全てを屈服させるわ
CV芹澤優i☆Ris

強さこそが正義、実力至上主義のウマ娘。

自身に対してはもちろんのこと、他者に対しても一切の甘さは無く、冷徹にすら感じられるほど。

敗者に語る言葉なし──それこそが、剛穀なる貴婦人、ジェンティルドンナである。

公式ポータルサイトより)


概要

ジェンティルドンナは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘

モチーフは実在の競走馬・繫殖牝馬『ジェンティルドンナ』号。


初出は、2023年秋アニメ『ウマ娘プリティーダービーSeason3』第3話で、名前のみ明かされた。

ラストランとなった有馬記念に出走したゴールドシップが、ドリームトロフィーリーグに移籍する上において、オルフェーヴルと共に名指しで宣戦布告。貴婦人の異名を持ち、作中では先にトゥインクル・シリーズを卒業しドリームトロフィーリーグに移籍している強豪とされている。


またゲーム版ヴィブロスのストーリーによると、トリプルティアラの4人目の達成者(史実の三冠牝馬と同じならば、1人目はメジロラモーヌ、2人目はスティルインラブ3人目5人目は未登場、6人目がデアリングタクトとなる)であり、同じティアラ路線を競いすべて2着に終わったヴィルシーナの口からは度々その強さについて語られている。


その後ゲーム版でもイベント「ワタシモミンナノ」内で名前が言及された。

2024年1月19日に実装されたヴィブロスのシナリオ内では、ヴィルシーナの回想中に彼女と思われる人物による台詞があった。

『どうぞ、かかっていらして?』


そして2024年2月22日の"ぱかライブTV Vol.38"にて、ついにデザインとプロフィールが公開された

「強さこそ正義」な実力至上主義者だが、他者にも自身にも一切甘さは無く、その姿は時として冷徹にも見えるらしい。

史実では美しいながらも筋骨隆々とした馬体の持ち主だったからか、史実の馬名の意味である「貴婦人」としての印象が強い一方、ウマ娘としては長身の167cmの身長にバスト95・ウエスト63・ヒップ87というかなりのナイスバディである。

特にバストはメイショウドトウスーパークリークヒシアケボノ以来の90後半サイズである。また、ウエストに関してはヒシアケボノに次いで第2位のサイズであり、既存のウマ娘と比べても非常に肉厚な胴体を持っていると言える。


ゲーム版

デザイン・プロフィール公開前の活躍は概要の通り。

こちらでの本格的な登場はリリース3周年を記念したエクストラストーリー『3rd Anniversary』から。同日にはR・SSRのサポートカードも実装がされた。


ゲーム内では既存のウマ娘と比べても明らかに異質な怪力っぷりを見せつけている

  • ゾウほどの重さを持つ鉄球の箱を一人で運搬する
  • スタート時の踏み込みによって、コースのスタートラインにクレーターのような大きな穴を空けた
  • トレーニング中に乙名史記者の取材を受けていたが、その中で鉄球(砲丸投げに使用されるものと思われる)を素手でチョコボールサイズにまで圧縮する。これを目の前で見た乙名史はドン引きしていたが、ジェンティル本人は「またやってしまったわ」「もっと硬い鉄球はないの?これでは筋力トレーニングにならない」と平然と振る舞っていた。(ちなみにウインバリアシオンが同じことに挑戦したものの無理だった)
  • ダンプカーが突っ込んできても壊れないキックマシンをキック一つで破壊する(全体15位の記録は1000kg、ヴィルシーナの結果は測定不能だった)
  • ロード画面の1コマ漫画でコマ枠を手で引きはがすように破壊する
  • ジェンティルドンナのヒミツ①:足の指でクルミを粉砕できる

学園内の一部ウマ娘からも「鬼」と呼ばれる場面があり、「鬼婦人」という呼び名がまさに「名は体を表す」状態であると言えるかもしれない。


サポートカード

  • SSR[Balliamo?]ジェンティルドンナ

「3rd Anniversaryキャンペーン」にて、ログインボーナスと記念ミッション第2弾の報酬として配布されたSSRサポート。タイプはスピード。

ちなみにサポカ名はイタリア語で「踊ろう」などの意。ジェンティルがイタリア語由来の名前を持つためだろうか。


競走馬『ジェンティルドンナ


三冠馬の遺伝子。


貴婦人と名づけられた才女が晴れの舞台を颯爽と駆け抜けた。

英雄と讃えられた父を彷彿とさせる瞬発力で牝馬三冠の栄誉を勝ち取った。

受け継がれた最強の遺伝子は想像を超える夢を描いていく。


(JRA「ヒーロー列伝」No.73 ジェンティルドンナ より)

────────────────

【貴婦人の進撃】


まず桜の丘で乱を鎮め

樫の渓谷を平定すると

いま秋華の郷も制圧。

乙女の国を統べる者

ここに誕生した。


だが女領主は満足を知らぬ。

まだ見ぬ強敵を求めて

新たな荒野へ飛び出していく。

海の向こうへ漕ぎ出していく。

貴婦人の進撃は続く。

────────────────

元となった競走馬「ジェンティルドンナ」は、2009年生まれの鹿毛牝馬12世代)。

同期にはウマ娘ですっかりお馴染みの二冠馬・ゴールドシップを筆頭に、その親友でワールドベストホースランキングで日本馬史上初となる単独1位に格付けされたジャスタウェイ、牝馬三冠路線で鎬を削ったヴィルシーナ天皇賞(春)2連覇を達成したフェノーメノ、ダート戦線で強豪の一頭として君臨したホッコータルマエなどがおり、多くの活躍馬が名を連ねる強豪世代の一頭にして代表格の一頭だった。


父は競走馬・種牡馬共に多大な実績を挙げたもはや説明不要の『英雄』ディープインパクト。母のドナブリーニはディープインパクトに合わせるべく輸入されたイギリスのGⅠ馬で、まさに良血のお嬢様と言える血統背景を持つ。


現役時は2012年のクラシック戦線で史上4頭目の牝馬三冠を達成した後、牡牝混合戦にのみ出走。先述したゴールドシップの他、前年の三冠馬オルフェーヴルなどといった数多くの牡馬を相手にしのぎを削り、最終的にGⅠレースを7勝(牝馬三冠・ドバイシーマクラシックジャパンカップ(2勝)・有馬記念)して引退した。

特に現役時では史上初となるジャパンカップ2連覇を達成しており、現在でも後輩三冠牝馬である「九冠馬」アーモンドアイなどと共に中央競馬史上最強牝馬の一角に数えられる名牝である。

引退後はノーザンファームで繁殖牝馬として繋養されており、3番仔(父モーリス)のジェラルディーナが2022年のエリザベス女王杯を制してGⅠホースの母となっている。


馬名はイタリア語で「貴婦人」を意味するが、牝馬にもかかわらず牡馬にも劣らぬムキムキの馬体と三冠馬オルフェーヴルを弾き飛ばすまでに強い勝負根性を持つこと、そして牡馬と互角以上に渡り合ったその実績から、ファンからは「鬼婦人」と呼ばれることもある(貴と鬼はどちらも「き」という読み方があるため、そこから発生した同音異義語ネタ)。

またその活躍ぶりからファンは女性が多く、厩舎に届くファンレターの9割が女性からのものだったという。

JRAの企画「ウマジョ」の展示においては牝馬であるにも関わらず一人称が『ボク』になっていた。


騎手は乗り替わりが多く、最多騎乗で桜花賞秋華賞の二冠をエスコートした岩田康誠のほか、ミルコ・デムーロクリストフ・ルメール川田将雅(オークス、騎乗停止の岩田の代打で騎乗)、戸崎圭太らが騎乗し、短期免許のライアン・ムーアイオリッツ・メンディザバルも騎乗している。

また、岩田騎手からは「俺を狂わせた(熱狂させた)馬」と絶大に評価されており、ジャパンカップでライアン・ムーア騎手に乗り替わる事が決まった時は相当悔しかったらしく、調整ルームの風呂場で「俺のジェンティルー!!」と叫んだという話も残っている。


史実における同期であるゴールドシップとは4度対戦している。勝敗結果は2勝2敗。そして直接対決の際どちらかが必ず優勝していたことから、ウマ娘のゴールドシップと互角に張り合うライバル、といったポジションになりうるものと予想されている。


余談

ウマ娘プロジェクト始動時からいた疑惑?

AnimeJapan2016で、現在のマルゼンスキーのデザインが公開された際、一部の競馬ファンはジェンティルドンナと予想していたらしい。(マルゼンスキー号があまりにも古い年代の競走馬であったため、考察範囲がそこまで及ばなかったからと思われる)

ただしマルゼンスキーのデザインはその時点で耳飾りが右耳にあった=牡馬モデルなため、ジェンティルドンナ(仮)のデザインをマルゼンスキーに流用した、という説は確実に否定できる。


関連項目

ウマ娘プリティーダービー ウマ娘

三冠牝馬

岩田康誠

パワー系お嬢様

関連ウマ娘

トリプルティアラ

※ジェンティルドンナは4代目

メジロラモーヌ(ウマ娘):初代三冠牝馬(完全三冠)

スティルインラブ(ウマ娘):2代目

デアリングタクト(ウマ娘):6代目(無敗牝馬三冠)

ジェンティルドンナが制した2012年桜花賞のTVCMは「The Winnerメジロラモーヌ」


同期(12世代)

ヴィルシーナ(ウマ娘):同じディープインパクト産駒、牝馬三冠全てジェンティルドンナの2着。

ゴールドシップ(ウマ娘):何度も戦った同期二冠馬。対戦成績は2勝2敗の五分

ホッコータルマエ(ウマ娘):対戦経験無し、2014年のドバイワールドカップデーで共にドバイへ遠征


七冠(GⅠ級7勝)

シンボリルドルフ(ウマ娘):84年無敗三冠、84-85有馬連覇、85春天、JC

テイエムオペラオー(ウマ娘):99年皐月賞、00年古馬王道GⅠ全制覇、01年春天

ウオッカ(ウマ娘):06年阪神JF、07年東京優駿、安田記念連覇含む府中古馬GⅠ全制覇

キタサンブラック(ウマ娘):15年菊花賞、16年春天、JC、17年大阪杯、天皇賞春秋連覇、有馬記念

衝撃の英雄:モチーフ馬は父ディープインパクト。05年無敗三冠、06年春二冠、JC、有馬


牝馬の王道GⅠ制覇

エアグルーヴ(ウマ娘):97年秋天覇者、王道GⅠで牡馬相手に堂々渡り合った牝馬の先駆者。GⅠ馬を持つ母繋がりでもある。

スイープトウショウ(ウマ娘):05年宝塚覇者、牝馬大躍進時代到来の先鞭をつけた存在

ダイワスカーレット(ウマ娘):08年グレード制導入後初の有馬牝馬制覇


世代の近いライバル

オルフェーヴル(ウマ娘)1世代上三冠馬2012年ジャパンカップが最初で最後の対決。

エイシンフラッシュ(ウマ娘)2世代上のダービー馬で、対戦は3度。ジェンティルドンナ連覇達成の2013年JCがフラッシュのラストラン。


石坂正厩舎繋がり

アストンマーチャン(ウマ娘)


ディープインパクト産駒

サトノダイヤモンド(ウマ娘)

ヴィブロス(ウマ娘)

ツウカア:モチーフ馬マカヒキ

リバーライト:モチーフ馬マリアライト

ゲンジツスチール:モチーフ馬リアルスティール

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