「──おお、何度でも奏でよう!美しき星のメロディーアに、我らを重ねたアンサンブルを!」
プロフィール
キャッチコピー | レースはアンサンボゥ!音楽愛する芸術家ウマ娘 |
---|---|
誕生日 | 4月12日 |
身長 | 161cm |
体重 | ベニッシモ! |
スリーサイズ | B80・W52・H81 |
靴のサイズ | 左右ともに24.5cm |
学年 | 中等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | エスコート、銀製品の手入れ |
苦手なこと | わさび、人工甘味料、ノートをとること |
耳のこと | 耳カバーは生地にこだわった海外ブランド製 |
尻尾のこと | 普段と正装時で尻尾用コロンを変える |
家族のこと | セッションで会話することも多い |
マイルール | - |
スマホ壁紙 | - |
出走前は… | - |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①作曲作業中のお供といえば『地球儀』/➁コロンで香りづけした便箋で手紙を出している |
自己紹介 | おお、我が愛するムジチスタたちよ!このサウンズオブアースと共に、今日も、メロディーアを重ねよう! |
CV | MAKIKO |
レースは地球とのアンサンブル、出走ウマ娘はセッション相手。
『レースで最高の音を奏でる』、それこそが己の本領だと言ってはばからない、音楽を何より愛する天性の芸術家。
情熱的な性格で、認めたライバルを熱烈に口説くことも。
(公式ポータルサイトより)
概要
サウンズオブアースは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬「サウンズオブアース」をモチーフとする。14世代の競走馬のウマ娘化、また、ファンの間では鬼門と思われていた社台グループの総帥・吉田照哉氏の所有馬、そして中央所属の重賞未勝利馬をモチーフとしたウマ娘はこれが初めて(ハルウララは地方所属)。
2023年8月22日のぱかライブTVにて、アニメ3期での登場が発表された。
アニメ公式サイトでは勝負服の全身デザインが確認でき、第3話にてチームカノープスの新メンバーであることがナイスネイチャから語られた。
なお、特技はヴァイオリンの演奏とされており、実際アニメOPで練習らしきものをしていたり、レース出走前にエア演奏をしていたりといった姿を確認できる。
ただ、アニメにおいてはボタンで音を出すヴァイオリン型の音楽プレイヤーを使用していたシーンのみなため、アプリ版に実装されるまで実際の腕前がどうなのかは不明であった。
※ヴァイオリン型音楽プレイヤーの内部は簡素に作られているために「威力棒Vii」なんて呼ばれることも。
後にサトノクラウンの育成ストーリーでクラウンと共に演奏する場面(クラウンはキーボード)が出たほか、本人の育成ストーリーでも自身が音楽家の母や母の所属する楽団の奏でる音楽の中で育った経緯からヴァイオリンはもちろんコンサーティーナやグランドピアノといった様々な楽器を高いレベルで演奏できることが判明している(他者への演奏指導もできる)。
また歌唱も堪能で、ピアノやヴァイオリンの弾き語りもこなしてしまう。
史実の主戦騎手がイタリア出身のミルコ・デムーロ騎手ということもあってか端々にイタリア語、特に音楽用語を用いた独特な話し方をする。
そのため、騎手繋がりにして史実で親子のネオユニヴァース共々特徴的な語彙にあふれた発言は初見では少々戸惑いやすい。
ただし音楽用語は「ここではこのように演奏しなさい」という明確な意味を持っていることが多いため、アース自身の育成ストーリーではトレーナーが用語の勉強をしたことが反映されるかのように途中からほとんどの言葉にルビが振られるようになっていく。
彼女はレースを「各々のウマ娘が本気でぶつかり合い、観客と一体になって最上の音楽を奏でる場」と認識しており、作中に登場するウマ娘としては珍しく自身が勝利することへの渇望よりも自身を含む出走者全員と観客によるレースの熱、すなわち素晴らしい音楽を奏でることに拘るタイプ(一番になりたい欲求がないわけではない)。
そのためか、劇中ではデビュー前ですら「自分は主役でなくても良い」と独白するシーンが存在する(デビュー後には明言するシーンもある)。
彼女にとっての最優先事項は目先の勝利ではなく、「ウマ娘同士の競い合いと、レースを観る人の感動とで生み出されるセッション」そのものなのだ。
他者の感情の機微に聡く(曰く「心が音楽として聞こえる」)、落ち込んだり塞ぎこんだりしている者を放っておけない性分で、メンタル面で調子を落としている者がいれば積極的に声をかけてメンタルケアの切っ掛けになれるよう働きかけることが多い。
ただし幾分距離感が近く、ついつい熱情のままに近づきすぎて相手をドギマギさせてしまうこともしばしば。
特に顕著なのは好意を現す時で、情熱的かつドストレートに伝える様はまさにイタリアーナ。
そんな突飛な言動こそ多いアースだが根は常識的なため、サトノコンビがとある高名な楽団を呼んで彼女の誕生日を祝うコンサートをセッティングしてあることを伝えられた(最終的に公演のサイン入りCDまで手配された)際は流石に言葉を失っている。
容姿・デザイン
明るい黒鹿毛の長髪を一つに結び、ゆったりと右前に流している。
前髪の分け目付近には控えめながら白メッシュが入っている。
瞳の色は史実での父にあたるネオユニヴァースと同じ。
右耳にはト音記号がデザインされた耳カバーと羽飾りを着用。
アプリゲーム版での名称は「リトモ・デッラ・テッラ」。
中世ヨーロッパにおける男性宮廷服がモチーフと思われ、まさに宮廷音楽家のような出で立ち。
コート裾には表と裏に楽譜が描かれており、表地はうまぴょい伝説、裏地はGIRLS' LEGEND Uの歌詞の一部分がデザインされているらしい。
- 私服(アプリゲーム版)
胸元のブローチと黒いリボンが目を引く。
- 私服(ローソンコラボ)
2023年のローソンコラボ時に公開された私服。
青いベストを着用したパンツスタイルで、コートを羽織っている。
- 私服(サンリオコラボ)
サンリオコラボにて公開された私服の一つ。
アースのコラボ相手となったハンギョドンに合わせ、青と白のチェック柄のベストを着たパンツスタイル。
胸元のリボンは青いものを着用し、いつものブローチをしている。
- お菓子作り衣装
アニメイトフェアコラボのために描き起こされた、お菓子作りがテーマのエプロン姿の衣装。
こちらでは胸元にいつものブローチ、白いリボンをしている。
アニメ版
TVアニメシリーズ
Season3
地球上全ての音に音楽を感じ、音楽を愛する天性の芸術家。
彼女にとってはレースすらも地球とウマ娘のアンサンブル、出走ウマ娘はセッションの相手である。
レースの勝敗が気にならないわけではないが「いい音を奏でられたかどうか」のほうが本人的には重要らしい。
情熱的な性格で、素晴らしい音を奏でながら走るウマ娘のことを熱烈な言葉で口説き始めることも珍しくない。
(アニメSeason3キャラクター紹介より)
- 第3話
菊花賞の勝利を経て、有馬記念への準備を進めるキタサンブラックの前にヴァイオリンを弾きながら登場。
菊花賞での彼女の活躍を称えたのち、突如言い寄りながらスピカの立て看板にキタサンを壁ドン…したところで同じチームのネイチャに引き離された。
なお、このシーンのBGMをよく聞くと演奏を止めたはずなのにBGMのヴァイオリンの音が鳴り続いている(上述の通りこの時は本物のヴァイオリンでなく音楽プレイヤーだったため)。
そして同年の有馬記念に出走。
大捲りから伸び負けるゴールドシップを尻目に、直線3番手から前で粘り込むキタサンを捉えるが、僅かにオールハイユウに交わされたところでゴールイン。
2着となった。
- 第4話
エンディングの天皇賞(春)にキタサンブラック、シュヴァルグランと共に出走している。
- 第7話
冒頭のジャパンカップではキタサンブラックの2着と好走する。
有馬記念に向けたトレーニングを行いながら、昨年のゴールドシップのような皆が盛り上がるレースをすると意気込んだ。
有馬記念では中団に待機して4コーナーで捲り上げるものの8着。
昨年のゴールドシップと同じ着順となった。
ゲーム版
『熱血ハチャメチャ大感謝祭!』
本作ではプレイアブルキャラクターとして参戦。
今回はアニメ版Season3に登場したウマ娘達の構成であるチームアイリスのメンバーとして活躍する。
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
「最高のウマ娘たち、最高の環境、最高のレース……その先にある、グランディオーソなセッション!それこそが、私の走る意味!」
2023年11月20日より実装のR・SSRのサポートカードにて初登場。
育成ウマ娘としては2024年4月19日より実装。カノープスのメンバーとしては通常勝負服初の☆3での登場となる。
なお、アースの場合はガチャで引くとBGMが『うまぴょい伝説』のバイオリンアレンジに変わるという特殊演出が盛り込まれている。
史実において古馬戦線で大暴れした12世代、アイドル揃いで種牡馬としても活躍著しい13世代、ウマ娘アニメ三期でお馴染み15世代に挟まれていた世代であり、アースの育成ストーリーでは特に12世代や11世代のオルフェーヴルらの活躍が大々的に取り上げられている。
すぐ上の世代が放つ圧倒的な輝きは未だ人々の心を掴み続けており、自身達の世代がそれに埋没するのではなくむしろ熱狂を引き継ぐべく、サウンズオブアースは同期達をも世間に売り出してレース界を盛り上げていく。
上述したようにレースでの1着よりも「最高のセッション」としてレースの価値を高めることに熱意を向けるウマ娘であり、それにトレーナーも同調して臨むことになる。
育成ウマ娘
- ☆3[リトモ・デッラ・テッラ]サウンズオブアース
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
86 | 92 | 95 | 84 | 93 |
+0% | +10% | +10% | +10% | +0% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | G |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
G | F | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | B | A | E |
サポートカード
- SSR[大地と我らのアンサンブル]サウンズオブアース
2023年11月20日にヴィルシーナ(SRサポートカード)、タップダンスシチー(☆3育成ウマ娘)と共に実装されたSSRサポート。タイプはスタミナ。
簡単にまとめるのなら「スーパークリーク(スタミナSSR)のほぼ完全上位互換」。
負けているのは初期スタミナくらいというトンデモ性能を誇る(限凸しても発現しない)。
特に無凸の時点で初期スタミナと初期絆以外のボーナスが揃っており、固有ボーナスのおかげでトレーニングボーナスが15%というのが強い。
習得スキルも中盤の直線で回復するように見直された「好転一息」と直線で速度上昇する「ハヤテ一文字」を選択できる他、コモンスキルも全て汎用という極めて高い汎用性も持つ。
難点としては汎用スキルばかりなために脚質専用スキルにはどうしても負けることと、固有ボーナスの条件が「サポカ編成がサウンズオブアース自信を含めて4タイプある=単体では真価を発揮できない」ことだろう。
4タイプ必要な点はバクシン教や根性育成と相性が悪く、「アース+スピ・賢さ・友人」「アース+根性・賢さ・友人」のように工夫する必要が出てくる。
関連人物
最多騎乗がミルコ・デムーロ騎手である点も共通。
アース自身の育成ストーリーをはじめ共演も多く、仲の良さが窺える(「どこか運命的な心地よさを感じる」らしい)。
- アウラムスタア
- ピアレスシャウト
サウンズオブアースとデビューを同じくする友人たち。
育成ストーリー中ではアースに引っ張られるカタチで、各々の目標に絡めてトゥインクル・シリーズの熱狂を絶やさぬよう切磋琢磨する様子が描かれる。
前者がゴールドアクター、後者はワンアンドオンリーがモデルと推測されている。
アースと同じく善戦マンであり、育成ストーリー内でも登場。
ライバルの後塵を拝してはいても1番になりたい、拘りたい自身と違って「最高のレースを、協奏曲を奏でられたなら、自分は1着でなくてもかまわない」と公言するアースとは、その点だけは反りが合わないと感じている。
- ゴールドシップ
群を抜いて破天荒なウマ娘。
奇天烈な言動は相変わらずだがアースは心で理解できるらしく、傍から見れば意味不明な会話であっても2人の間ではちゃんと意思疎通が滞りなくできている模様。
馬主が同じく吉田照哉氏(厳密には社台グループオーナーズに所属する馬であり、照哉氏の名義の他にも弟の勝己・晴哉名義で登録されている馬もいる)。
なお、現時点で照哉氏以外の吉田家の人物が所有する馬がモチーフのウマ娘は未登場。
お芝居の合間に人生をやってる系世紀末覇王。
感性が近いため仲が良く、オペラオーのために作曲したり演奏したり、共同で歌劇を演じたりすることも少なくない。
- サウンズオブアースの母
サウンズオブアースの母親。
とある有名な楽団でコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト。
アースの母親なだけあって時折イタリア語が交じる話し方をし、アースのことは「アンジェリ」や「アンジェロ」と呼ぶこともある。
アースからはしょっちゅうトレーナーのことを聞かされているようで、とあるイベントではトレーナーを囃し立てる一幕も。
- 楽団の皆さん
アースの母が所属する楽団の団員さんたち。
物心ついた時から付き合いがあり、実の娘のように可愛がられている。
アースが様々な楽器を演奏できるのは団員さんたちからの賜物。
- トレーナー(アプリゲーム版)
アプリゲーム版のウマ娘ストーリー・育成ストーリーにおけるサウンズオブアースの担当トレーナー(プレイヤー)。
サウンズオブアースからはトレーナー呼び以外にも「ディレットレ(女性トレーナーならディレットリチェ)」と呼ばれる。
当初はトゥインクル・シリーズの酸い面を多く見てきたが故に「レースである以上は勝たねば意味がない」という意識に囚われており、契約前のウマ娘であっても彼女たちの気持ちを汲みきれずに厳しく指導してしまう癖がついていたことから、スカウトを断られてばかりで燻っていた。
そんな何回目かもわからないお断りを受けていたところ、心の奥底に隠していた本心を見抜いたアースから接触を受けたことで情熱を取り戻し、担当トレーナーとして彼女の夢を叶えるために駆け出すこととなる。
当初は彼女の独特な言動(特に音楽用語)に着いて行くのも苦労していたが、生来の勤勉さに加えてサウンズオブアース自身の情熱的ながら良識的なアプローチもあり、徐々に足並みを揃えていく。
基本的にはアースの夢を叶えるためにピッタリ着いて行くが、稀に乗り切れず動揺したりマジレスしたりすることもある。
スカウト時に用いて以降、感情を表現したりアースといつでもセッションしたりできるように自身もマラカスを常時携帯している。
グラウンドや控室はもちろんレース直前直後のコース横でも構わずセッションするため、さすがに傍から見れば所構わず謎の演奏会をしているようにしか見えない奇特な光景になってしまっているようだ(本人たちは至って真面目にやっている)。
アースからはスカウトされた際の演奏から運命の相手だと認識されており、以降はことあるごとに情熱的で直球なアプローチを受けることになる。
時にドギマギさせられつつもアースに尽くし伴に喜びを分かち合う様は、傍から見ても良い感じの間柄に見えているようである。
競走馬『サウンズオブアース』
2011年4月12日、社台ファーム生まれの競走馬(14世代)。
父はウマ娘にもなっているネオユニヴァース。母はファーストバイオリン。母父はディキシーランドバンド。
オーナーは社台ファームの代表吉田照哉と、バリバリの社台系競走馬である。
栗東の藤岡健一厩舎から2歳10月にデビューし、3歳2月の4戦目の未勝利戦で勝ち上がりを果たすと、クラシックを目指して若葉ステークスへ挑むが3着に敗れて権利の獲得に失敗。GⅠ皐月賞は断念し自己条件へと戻る。
自己条件に戻った後は皐月賞前日に行われた500万下(現・1勝クラス)の条件戦であるはなみずき賞で勝利した。
…しかし、これが最後の勝利になるとは誰が想像しただろうか…。
その後、東上便の最終切符となるトライアルGⅡ京都新聞杯で2着となってGⅠ日本ダービー出走を果たすも本番では11着に惨敗。
夏の休養を経て秋はGⅡ神戸新聞杯から始動するも、同年のダービー馬ワンアンドオンリーにわずかに及ばず2着。
蛯名正義騎手を背に挑んだ最後の一冠GⅠ菊花賞では、かつてナリタトップロードが記録した芝3000mの日本レコードを更新する激走を見せるもトーホウジャッカルに半馬身及ばず、惜しくも2着に終わる。
その後は休養を挟んで翌年のGⅡ日経賞から始動。
1番人気に推され、終いは末脚を伸ばすも4着、GⅠ天皇賞(春)は9着で春競馬を終え、秋は始動戦のGⅡ京都大賞典をラブリーデイの2着とすると、GⅠジャパンカップは好位に付けるも最後に脚が上がり勝ち馬ショウナンパンドラからわずか0.3秒差の5着に終わる。
暮れのグランプリGⅠ有馬記念では、これが引退レースのゴールドシップやこの年のGⅠ宝塚記念とGⅠ天皇賞(秋)を勝ったラブリーデイ、そして菊花賞馬キタサンブラックら好メンバーが揃った。
前走と同じくミルコ・デムーロ騎手を背に3番手に付けて先行したが、直線で前の馬を捌くのに手間取り、3連勝中だった8番人気の伏兵ゴールドアクターのクビ差2着に惜敗。
そのまた翌年も日経賞から始動し、1番人気に推されるも再びゴールドアクターの2着。
天皇賞(春)本番は調教師の息子でもある藤岡佑介騎手を背に好位に付けて追走するも残り800m地点で失速し、カレンミロティックとキタサンブラックの死闘を遥か後方で見つめる15着に惨敗。
秋競馬では再びミルコ・デムーロ騎手を鞍上に迎えて京都大賞典で始動し4着。
続いてこれまで一番の出来でジャパンカップに臨んだが、キタサンブラックの2着にとどまり3度目のGⅠ銀メダルを手にする結果となった。
しかし健闘もここまで。
次走の有馬記念で8着に敗れた後は7歳まで現役を続けるが掲示板に入ることはあっても馬券には全く絡めず10連敗。
2018年の有馬記念で最下位となり現役を終えた。
総合成績は30戦2勝 〔2-8-1-19〕、重賞に限れば〔0-7-0-17〕。
3着はわずか1回のみと、まさに生粋のシルバーコレクターであった。
ただし稼いだ賞金はそこらのGⅠ馬を軽く上回る4億6744万円で、この数字は2024年10月の時点でも重賞未勝利馬の獲得賞金歴代1位(重賞勝ち馬の重賞未勝利時代の獲得賞金も含めるとステイゴールドの方が多い)の座に君臨している。
このことも相まって、競馬ファンからは「最強の2勝馬」と呼ばれることも多い。
種牡馬になることは叶わず、引退後はモモセライディングファームにて乗馬として余生を送っていたが、2023年3月に急性大腸炎を発症しわずか12歳の馬生に幕を下ろした。
余談だが、MAKIKO氏はサウンズオブアース号が亡くなる前からCVを担当する事が決まっていたらしく、訃報が出た時になにも反応することが出来ず辛かったそうである(ウマ娘のサウンズオブアースの情報自体がまだ出ていない時期だったため)。
史実で対戦経験のあるウマ娘
強調はサウンズオブアースが先着したレース。☆はそのレースの勝ち馬。
〈△〉はアニメ3期に登場するウマ娘。
〈◯〉はアプリ版のシュヴァルグランの育成ストーリー内に登場するウマ娘。
〈※〉はアプリ版のサウンズオブアースの育成ストーリー内に登場するウマ娘。
・ゴールドシップ…15年天皇賞(春)☆、ジャパンカップ、有馬記念
- 14世代(同期)
・※ピアレスシャウト/△ツーアンドロンリー(ワンアンドオンリー)…14年東京優駿☆、
15年京都大賞典、
16年ジャパンカップ
17年ジャパンカップ
・※アウラムスタア/△オールハイユウ(ゴールドアクター)…14年菊花賞
15年有馬記念☆
・◯シャインプレイズ/△グレイトハウス(アドマイヤデウス)…14年若葉ステークス、東京優駿
16年天皇賞(春)☆、京都大賞典☆、ジャパンカップ☆、有馬記念
・シュヴァルグラン…16年天皇賞(春)、ジャパンカップ、有馬記念
・△ゲンジツスチール(リアルスティール)…16年ジャパンカップ
余談
※「スキップの高速化設定」による育成時間の短縮化が可能になったことを理由に、このサウンズオブアースの実装以降に追加される育成ウマ娘は短縮版育成イベントの追加が終了することとなった。
現実の弓には馬の尾の毛を使用するのだが、ウマ娘の世界では何が使用されているのか不明。
メンテナンス用に販売されていることがサウンズオブアースの育成イベントで判明していることから、希少価値はそこまで高くないことは想像に難しくないがはたして。
ウマ娘化以前の「サウンズオブアース(ウマ娘)」タグ
『もしもゲーム「ウマ娘プリティーダービー」に、実在の競走馬・サウンズオブアースを元にしたウマ娘が存在したら…?』をコンセプトに、pixivユーザーの有志により制作・投稿されている二次創作のウマ娘。
もしくはそれに関するタグとして機能していた。
そのため、このタグを用いたイラストにはオリジナルのウマ娘も多く見られる。