「忠義がため──我が聖剣にて、すべて薙ぎ払います」
プロフィール
キャッチコピー | - |
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誕生日 | 5月25日 |
身長 | 162cm |
体重 | 忠実な仕上がり |
スリーサイズ | B89・W56・H85 |
靴のサイズ | - |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 草刈り、恋愛ドラマ長文考察レビュー |
苦手なこと | にらめっこ、一人旅、『降参』 |
耳のこと | 誉め言葉は一言一句、聞き逃さない |
尻尾のこと | 武器として使えないか、よく思案している |
家族のこと | 家事当番は『あっち向いてホイ』で決める |
マイルール | - |
スマホ壁紙 | - |
出走前は… | - |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①トマトは薄~く切られてないと無理 |
自己紹介 | 我が聖剣は疾駆する光輝を放ち、御身に仇なす闇を切り払います!私はデュランダル、誓いと忠義の騎士! |
CV | 野木奏 |
剣のごとく“鋭く切れる末脚”を追い求めている。
物語のような素敵な騎士として、忠義を尽くすべき王――運命のトレーナーと出会う日を夢見ているのだとか。
常に礼儀正しく気品ある振る舞いを心がけている。
(公式ポータルサイトより)
概要
デュランダルは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。競走馬・種牡馬「デュランダル」号をモチーフとする。
2024年6月24日のぱかライブにて、カルストンライトオ・ビリーヴ・ドリームジャーニー・ブエナビスタと共に登場が発表された。
2024年7月19日実装のカルストンライトオの育成ストーリーで本格的に登場、短距離レースのライバルとしてまた同じ寮のルームメイトとして関わってくる。同年9月20日に育成実装された。
騎士道精神を何よりも重んじる厳格なウマ娘で、信義に厚い優等生。その頼れる風格と騎士としての周囲への心遣いから彼女を慕う者は多く、後輩の練習に付き合っていることも多い。
しかし、イベントなどを見るとこの本物の騎士染みた彼女の言い回しはある程度彼女本人の「作ったキャラ」であり(要はあの人やこの人に近い)、自身が聖剣足り得るウマ娘であることを示すために演じている側面が強い。特にGⅠレースで勝った際は嬉しさを堪え切れず笑顔になってしまい気づいて真面目な顔に戻している。
実はこの騎士道を重んじる姿も人に褒められたいと強く願う承認欲求による物であり、他人に褒められることに喜びを感じるタチ。要はド級の「褒められたがり」「褒められると伸びるタイプ」の人種である(彼女がプレイヤーとトレーナー契約を結ぶのもこれが決め手となった)。
しかし、褒められたくて功を焦ると、空回りを始めて実力を発揮できなくなったり、ミスをするなどポンコツになる部分がある。
ただ、後輩達や同期の面々を助けたい、そして自分の騎士として気高き姿を見せたいというのは紛れもなく彼女の意思であり、言葉使いを抜きにしても彼女の行動は基本的に素の振る舞いである。
ある程度親しい者には若干素が漏れ出てしまうのか、奇行をよく繰り返すルームメイトでクラスメイトのライトオなどにはツッコミ役としてよくストッパーになっている。ただし、元々ノリが良いところが災いして悪ノリしてしまうことも多々あり、ライトオと些細なことで張り合いをしては二人揃ってビリーヴらクラスメイトに嗜められることも少なくない。
容姿・デザイン
前髪に白メッシュのある金髪碧眼のポニーテール。金髪は、実馬のメンコの黄色の部分が由来で、本来は栗毛馬。右耳に赤い耳飾りをつけている。
カルストンライトオの育成ストーリーで初披露。18世紀ごろのナポレオン時代のフランス軍の騎兵の軍服を参考に、史実の馬主の勝負服(黄、黒縦縞、赤袖)の配色を施している。黄色が前面に押し出され、赤は右袖にのみ、黒は差し色程度。
ちなみに、同期デビューのノーリーズンは日本の騎馬武者がモデル+スカートの勝負服で、フランスの騎士がモデル+パンツスタイルのデュランダルとは対照的なデザインとなっている。
本人もこの勝負服は大層気に入っているらしく、レース関係なく定期的に着ている模様。
- 私服
ゲーム版
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
2024年7月19日に育成ウマ娘として実装されたカルストンライトオの育成ストーリーより初登場。
育成ウマ娘としてはメインストーリー第2部中編の公開日となる同年9月20日より初実装。
寮でのルームメイト及びライバルであるカルストンライトオがデュランダル以上にぶっ飛んだ性格と感性の持ち主であるためか、ライトオとの会話では基本的に苦労人気質のツッコミ役となっている。
なお、デュランダルはデュランダルで
- ライトオのスプリンターズステークス後に、ライトオがインタビュアーに対して『何度か命を脅かされ、ヒヤリとしました。おのれデュランダル。』と言い放ち、デュランダルが冤罪を訴える
- 騎士らしい気高い振る舞いができたと実感すると嬉しさのあまり笑みがこぼれる
- ライトオと箒でバトルする
- 体験イベントの案内役で剣を持ってきて「デュランダル卿」と呼ばれて内心(ふふふふふ…決まった…!)と呟く
- その後子供達をコース内に案内しようとして学園ですらない建物の中に入ってしまい「ぽんこつナイト」とバカにされる
といったライトオとは別ベクトルでおもしれー女属性の強いシーンがあるため、どっちもどっちではあるのだが。
また、2024年7月29日から開催された『マスターズチャレンジ』にも「スプリンターズステークス」の強敵ウマ娘として登場。
特にレベル3では評価値UD8というとんでもないステータスとなっており、実馬同様に後方から一気にぶった斬る聖剣の切れ味を思い知ったプレイヤーは多かったらしく、Xではしばらくトレンドワードに「デュランダル」が残るほどだった。
育成ウマ娘
- ☆3[Chevalier fidèle]デュランダル
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
98 | 76 | 105 | 84 | 87 |
+20% | +0% | +10% | +0% | +0% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | G |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
A | A | F | G | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | G | C | A |
アプリトレーナー
デュランダルの担当トレーナーを務める新人トレーナー。
未熟なりに努力するが何よりとにかく彼女の夢を肯定し彼女をを褒めるためデュランダルとの相性がよく彼女のトレーナーとなった。
割とお笑いキャラな所もあり「あるまじきものを目撃した」と発言したデュランダルに「アルマジロを!?」と返答した。
競走馬『デュランダル』
伝説の聖剣
それは英雄だけが
帯びることを許された
伝説の聖剣
いまこそ抜け
強く振り下ろせ
力まかせに突き刺せ
冷酷なまでに硬い刃で
万物を斬り裂き
非情なほど鋭い切っ先で
すべてを貫き破るのだ
- 名馬の肖像2018年マイルチャンピオンシップ より
父サンデーサイレンス、母サワヤカプリンセス、母父にノーザンテーストを持つ。
母と兄姉はいずれも短距離戦で活躍を残したスプリンターの家系である。
デュランダル自身もスプリンターであったが、気性が荒く、ゲート内で落ち着けずいいスタートが切れないという短距離馬としては致命的な欠点を持っていたが、それすら覆す切れ味抜群の末脚を持っており、後方から追い込み、大外一気でぶった切るという短距離馬らしからぬ豪快なレーススタイルで知られている。
主戦騎手は池添謙一。他にも武豊、河内洋、四位洋文、柴田善臣、福永祐一が騎乗したこともある。
特に池添騎手からは自身のキャリアを作り出すきっかけとなった馬と言われており、初騎乗した2003年のセントウルステークスで3着となったが手応えを感じ、スプリンターズステークスへの出走を進言し、本番では大外一気の末脚でビリーヴを差し切って優勝。
以後は主戦騎手として引退まで全てのレースで騎乗し、マイルチャンピオンシップを連覇するなどかなりの好成績を残している。
引退後は日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りし、2009年に初年度産駒がデビューすると共にその一頭であるジュエルオブナイルが小倉2歳ステークスに勝利。初年度産駒から重賞馬を輩出。更に2011年の優駿牝馬を2年目の産駒であるエリンコートが勝利し産駒のGⅠ初勝利。更に後に母父としても2019年のJBCクラシックを初めとしたダートGⅠ級競走3勝を挙げたチュウワウィザード(父:キングカメハメハ)や2024年の宝塚記念を勝利したブローザホーン(父:エピファネイア)といった活躍馬を輩出、以上のように種牡馬としても成功し今後も期待されていた中2013年7月7日、心臓麻痺により馬房内で死亡しているのが発見された。14歳没。
より詳しくは当該記事を参照。
余談
聖剣「デュランダル」
デュランダルはフランスの英雄叙事詩「ローランの歌」の主人公「聖騎士ローラン」が振るう「聖剣」の名。
その為、その驚異的な直線一気の鬼脚は「聖剣の切れ味」等と表現されることが多く、その他主戦を務めた池添謙一騎手は引退後も毎年会いに行き、死後も墓参りに行っており、更には携帯電話の待ち受けをデュランダル号に設定しているなどのエピソードから「デュランダルは池添の心に突き刺さった聖剣」と言われることもある。
こう言った事からよく間違われるが池添騎手の初GⅠはアローキャリーである(なんの因果かこちらも武器名がついている)。
産駒にも「フラガラッハ(ケルト神話の同名の剣。アンサラーの別名も持つ)」や「カリバーン(アーサー王伝説、エクスカリバーの名で有名)」など伝説の剣の名を持つ馬がいる。
騎士道キャラ
デュランダルの使い手がフランスの騎士ローランであることから、ソシャゲ界隈においてもはや鉄板とも言うべきコテコテの女騎士/姫騎士キャラとして登場したため、ネット上では発表後早くもその手のネタが溢れかえった。
なお実際にホーム台詞や育成シナリオでは、期待を裏切らずそれっぽい台詞を言い放つ事がある。
同名ネタ
元ネタが有名なだけに同名キャラが非常に多く、コラボネタが頻繁に投下されている。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する、同じ聖剣から名をとったキャラを連想させるファンもいるとか。→ウマ娘ガンダムダービー
なおウマ娘のデュランダルは「運命のトレーナーと出会う日を夢見ている」…らしい。
また、デュランダルが実装された2024年9月20日は『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』特別版の公開初日であった。
また、『崩壊3rd』にも同名の通り名を名乗る戦乙女が存在。彼女もウマ娘のデュランダルと同じ“金髪碧眼”という特徴をもっているためか、クロスオーバー作品も見られる。
炎属性…?
デュランダルの固有スキルのムービーを観てみると何故か剣が燃えている。当然だが聖剣デュランダルは炎を纏った剣ではないし、他のゲームでも聖剣デュランダルを模した武器は光属性を付けられることが大半である。
これについては、ゲーム『ファイアーエムブレム烈火の剣』の主人公エリウッドが扱う武器「デュランダル」が作中で烈火の剣と呼ばれていたことによるものではないか?という意見がある。
関連イラスト
関連項目
同期(02世代)
- ファインモーション(ウマ娘):史実ではデュランダルの2戦2勝。武豊騎手繋がりでもある。
- シンボリクリスエス(ウマ娘):対戦なし。武豊騎手繋がりでもある。
- タニノギムレット(ウマ娘):対戦なし。共通の騎手が騎乗(武豊、四位洋文)
- ヒシミラクル(ウマ娘):対戦なし。四位洋文元騎手が代理で騎乗した繋がり。
- ノーリーズン(ウマ娘):対戦なし。共通の騎手が騎乗(武豊、福永祐一、蛯名正義)
対戦のあるウマ娘
- カルストンライトオ(ウマ娘):史実では1つ上、4戦中デュランダルの3勝1敗。河内洋元騎手が2度騎乗している。
- ビリーヴ(ウマ娘):史実では1つ上、2戦中デュランダルの1勝1敗。共通の騎手が騎乗(福永祐一、武豊)
- ダンツフレーム(ウマ娘):史実では1つ上、デュランダルの1勝0敗。共通の騎手が騎乗(武豊、河内洋、福永祐一、池添謙一)
- ラインクラフト(ウマ娘):史実では3つ下、デュランダルの0勝1敗。福永騎手繋がりがある。
- ドリームジャーニー(ウマ娘):その他共通の騎手が騎乗(蛯名正義、武豊)
- スイープトウショウ(ウマ娘)
- カレンチャン(ウマ娘):武豊騎手がデビュー戦で騎乗。
- オルフェーヴル(ウマ娘)
坂口正大厩舎繋がり
- マヤノトップガン(ウマ娘):武豊騎手がデビュー戦で騎乗。
- キングヘイロー(ウマ娘):同じ調教助手が担当、共通の騎手が騎乗(福永祐一、柴田善臣)。
馬主・吉田照哉(社台グループオーナーズ)繋がり
- エアメサイア(ウマ娘)(母エアデジャヴー):武豊騎手繋がりでもある。
その他の繋がり
- テイエムオペラオー(ウマ娘)、ワンダーアキュート(ウマ娘):デュランダル号の担当厩務員が両ウマ娘のモデル馬の主戦を務めた和田竜二騎手の実兄。
- タイキシャトル(ウマ娘)、オグリキャップ(ウマ娘)、サクラチヨノオー(ウマ娘)、ドゥラメンテ(ウマ娘):犬っぽい印象のあるウマ娘達。