リョウ(トレーナー)

りょう

リョウとは、ゲーム「ポケットモンスター」の登場人物

「だって　むしポケモン　かっこいいし　きれいでしょ！」

概要

『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』に登場するキャラクター。

名前の由来は恐らくサクラソウ科の植物「マンリョウ」またはリョウブ科の樹木「リョウブ」。

シンオウ地方ポケモンリーグ四天王の一人で、1番目に戦うこととなる。

歴代リーグ四天王唯一のむしタイプの使い手。

黄緑色のショートヘアの大きなアホ毛とノースリーブのシャツが特徴的な青年。

ドット絵からもわかる通り、腋毛は処理している。

むしタイプをこよなく愛しており、本人曰く「強くて美しいむしポケモンのようにパーフェクトになりたい」とのこと。

使用ポケモン

弱点が多い虫タイプだから楽勝と思いきやそうもいかない。

特にビークインは2倍弱点程度ならば耐える耐久を備えており、技のせいで泥仕合になる可能性もある。

そして、何よりも厄介なのが、切り札のドラピオンがむしタイプではない点。一応進化前のスコルピはむしタイプを持っており、タマゴグループも虫なので、大目に見れば虫ポケモンなのだが……虫っぽい見た目ゆえに騙されるプレイヤーは多い。

またドラピオンはどく/あくタイプゆえに、むしタイプに通りが悪いじめん技のみが弱点というなかなかの嫌らしさを誇る。

最高レベルのポケモンが専属タイプじゃない四天王は、今も昔もリョウだけである。

ダイヤモンド・パール＆ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(初戦)

• ドクケイルLv.53
• アゲハントLv.53
• ヘラクロスLv.54
• ビークインLv.54
• ドラピオンLv.57

プラチナ(強化版も同じ)＆ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(2戦目)

• メガヤンマLv.49→65
• ハッサムLv.49→65
• ヘラクロスLv.51→67
• ビークインLv.50→66
• ドラピオンLv.53→69

ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(3戦目以降)

• メガヤンマLv.75
• ハッサムLv.75
• ヘラクロスLv.77
• ビークインLv.77
• フライゴンLv.75
• ドラピオンLv.79

リメイク

「BDSP」では「DPt」よりも大幅に難易度がアップ。

初手に出すドクケイルがひかりのかべを展開し、くろいヘドロで回復してくるので、ここで四天王戦がいわゆるガチ構成であることに気づいた人も多いのではないだろうか。

アゲハントはちょうのまいで特攻と素早さを上げて強力な攻撃を繰り出し、ビークインはオボンのみで回復した後、持ち物がなくなったことで威力が上昇したアクロバットを放ってくるというコンボも使用する。

さらにはかえんだま+こんじょう+からげんきという鬼のような火力を出すヘラクロスがパーティを半壊させる危険性も備えている。

もちろん切り札のドラピオンも強力。ピントレンズとスナイパーの急所型で攻撃性能が非常に高くなっている。つじぎりやクロスポイズンを持っており、50％の確率で超火力の一撃を放ってくる鬼畜仕様。

御三家にヒコザルを選んだ人は楽々突破できるかと思いきや、こちらもバッチリ対策が施されており、アゲハントはサイコキネシス、ビークインはアクロバットやつばめがえしの対かくとうタイプの技を有している。

ヘラクロス・ドラピオンはじしんを覚えているため、ゴウカザルだけでなくエンペルトにも有効な技で一発逆転されるケースもあり得る。

5V厳選済みで努力値もしっかり振られていることから、生半可なレベリングでは四天王初戦で敗北し、ポケモンセンターに送り返されることになるだろう。

強化後の対戦からはみきり+かそくで確実に素早さを上げるメガヤンマに、（オッカのみで炎に耐え）つるぎのまいからのバレットパンチハッサムが加わって全抜きされる要素がさらに増えた。

最大強化版では何とタマゴグループが虫に分類されているからか、フライゴンが手持ちに加わっている。

他媒体

アニポケ

「ダイヤモンド&パール」第99・100話に登場。声優は小野賢章（幼少期は西村ちなみ）。

手持ちポケモンはドラピオン、ビークイン、スコルピ。

中性的な美青年という外見に爽やかな性格から、四天王の中でもアイドル的存在として扱われており、女性からの人気が非常に多く、ジュンサーもメロメロになっている。

その一方で、「共に戦うポケモン達に笑われたくない」という想いから、手持ちのポケモン達を休ませている間も自主トレーニングに励んでいる努力家でもある。

子供の頃は泣き虫かつ弱虫であったらしく、仲良くなった末に最初の手持ちポケモンとなったケムッソ(♂)がバトルに負けた事を感情的になって責めてしまった結果、自分の元から去ってしまった過去があり、今でもその事を深く後悔し、ケムッソについて語る際は陰りのある様子を見せる。

チャンピオンリーグマスターであるシロナにチャンピオンの座を掛けてバトルを申し込んでおり、それに備えた公開トレーニングの中でサトシ達と出会い、彼等がシロナと知り合いである事に興味を持ち、交流する事になる。

そんな中、ロケット団に自身のポケモンが浚われた際に、かつて自分の元から去ったケムッソが進化して帰って来たアゲハントと再会し、仲直りした彼と共にチャンピオンリーグマスターを目指す事になった。

余談だが、四天王のリョウが登場する前に「アドバンスジェネレーション」で、同名のポケモンハンターのリョウが登場している。（当然ながら四天王のリョウとは無関係）

詳しくはリョウ(ポケモンハンター)を参照。

ポケモンマスターズ

CV：山谷祥生

2022年5月に開催された「チャンピオンバトル」シンオウリーグにて登場。バディはビークイン。

関連イラスト

リョウbyカロ四天王　リョウbyかかしのかかと

リョウドラピオンby瞑丸

関連タグ

ポケモン　むしタイプ

ポケモンDPt　ポケモンBDSP

ポケモンリーグ四天王 四天王(シンオウ)

ダイヤモンド&パール　ロケット団

他のむしタイプの使い手

ツクシ　アーティ　ビオラ　グズマ　カエデ(トレーナー)

共通点が多いトレーナー

リョウ(ポケモンハンター)：前世代の「アドバンスジェネレーション」に登場した同名の人物。職業からして基本的にポケモンに優しい四天王の方(仲違いした事はあれど)と違ってポケモンを酷使する凶悪な危険人物。

ユウジ(アニポケ)：同じく同名の人物に善人と悪人(ポケモンハンターと違って小物同然でポケモンを酷使する事もない)にいる点が共通している。