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概要

ゲーム『デビルメイクライ』シリーズに登場する種族のことで、魔界の住人。

まだ人間界/魔界の線引きがなかった時代、恐怖で人間を支配していたとされる。

ゲームでは主に敵役として登場する。

誘導

設定

歴史

太古の時代にムンドゥスアルゴサクスアビゲイルという伝説の三大悪魔による勢力争いが起きたとされており、最終的にクリフォトの実によって力を得たムンドゥスが魔界の支配権を握った。

1』の時系列から約2000年前、ムンドゥスによって人間界侵略が行われるが、配下である魔剣士スパーダの裏切りにより未遂に終わり、さらに魔界そのものが結界で封印された。ムンドゥスもスパーダに敗れて力を失い、歴史の表舞台から姿を消す。

ムンドゥスの失脚によってほか二体がそれぞれ台頭するが、アルゴサクスはスパーダによって封印され、アビゲイルも錬金術師アラン・ローエル(パティの先祖)によって同じく封印された。

『1』の時系列でムンドゥスが復活、再度魔界の支配者となるものの、ダンテに敗れて封印される。アニメ版のシドによれば魔界ではその後、複数勢力による派閥争いが起きたとのこと。

『5』の時系列で突如無名の悪魔ユリゼンが台頭、その圧倒的な力によりわずかな期間で魔界じゅうの悪魔を屈服させ、その頂点に立った。

結界

『1』の攻略本・解体真書によるとスパーダが施した結界は「網の目」のようなバリアであり、力の弱い悪魔であれば液体や細かい粒子を触媒にして人間界に出て来られるとのこと。

例として『3』の7ヘルズ、『4』のスケアクロウは砂を触媒に人間界へやってきた悪魔であり、特にスケアクロウはよく観察すると砂がズタ袋に入り込む瞬間を確認できる。

ほか『4』やその小説版によると「憑依」の概念があり、身体を悪魔に乗っ取られてしまうこともあるそう。やはり実態は見たままの姿ではなく、液状や塵状の「何か」であると推測できる。

力の強い上位悪魔はわずかに現存する人間界への入口「 門 」を通るか、何らかの方法で召喚されないと人間界には出てこれない。

『1』はマレット島が悪魔を呼び出す実験場だったこと、『2』は魔術師アリウスによる召喚、『3』は現存していた門(テメンニグル)の起動、『4』は研究者アグナスが製造した地獄門により、上位悪魔が人間界に顕現している。

アニメ版では人間に化けた悪魔が多数登場するが、そのままの姿で人間のガワを被っているのか、上記のように憑依して元の人間を乗っ取っているのかは不明。

生態

謎が多いが『1』のファントムベビーや『5』の描写から種族単位で繁栄していることが示唆されており、生物に近い生態を持つ。

『1』のブレイドやフロスト、『4』のブリッツはムンドゥスによる被造物だが、ムンドゥス失脚後も『4』の時代まで生き永らえており、何らかの手段で勢力を拡大していると思われる。

メタ的には『デビルメイクライ』は元々バイオハザードの新作として開発されていたゲームで、雑魚敵の多くは同作のB.O.W.のようにデザインされたため、それを”悪魔風”にリデザインしたことで生物的な特徴を多く残した容姿となった。

『HDコレクション』には開発当時の設定資料が載せられている。

思想

ほぼすべての悪魔が強者至上主義であり、力の強い者が魔界と他者を支配するとの考え。ここでいう力は物理的な腕力や技術を示し、口八丁で他者を言いくるめるやり口は好まれない。また武士道のような勝負観はなく、勝つためなら手段を選ばない者が大半。

『1』のノーバディのような知性の低い悪魔でさえ、”力が強い”の一点でいち勢力として認められている。

一方で悪魔としてのプライドを持つ種族主義の一面もあり、同族を裏切ったスパーダや、その血族であるダンテとバージルには異様なまでのヘイトを向ける。

スパーダの弟子だった『アニメ版』のバアルやモデウスのように、純粋な力や思想に惹かれてスパーダの側についた者もいるが全体で見れば少数派。

人間のことは下等種族として見下しており、虫ケラ同然とする『1』のファントムや、我が子(キメラシード)に寄生されたほうがよほど幸せと豪語する『4』のエキドナなど、まともな扱いではない。

ただ神になろうとするサンクトゥスを見て「愚かな」と漏らした『4』のベリアル等、個体によっては下手な人間より道理を弁えていたりする。

人間を襲う意図については不明。『DmCD』では悪魔にとって人間は「家畜」で、魔界の繁栄のためにその支配を目論んでいた。

本家では人間しか釣れないような「美少女」の疑似餌を持つ『4』のバエル、上述の人間を宿主にするエキドナがおり、『5』では人間の血を養分とする「クリフォトの実」も登場したので、やはり『DmCD』と同じく「餌」扱いと思われる。

魔具

一部の上位悪魔は「魔具」に形態を変えることができる。

テメンニグルの番人だった『3』のケルベロスやアグニ&ルドラなど比較的話の分かる悪魔は、力ある者なら人魔問わず一定の敬意を示し、場合によっては自ら上述の「魔具」となって服従を示す。また心が屈せずともそのあまりの実力差に本能が服従を選んだ場合は、当人の意思にかかわらず魔具に姿を変える。

『1』のアラストルやイフリートのような初めから魔具のパターンもあるが、こちらも独りでに動いて心臓を貫いたり手にした者を焼き尽くそうとしたりと、使い手を試すような描写があり、やはり非力な者を軽蔑している。

ただ作中では魔具にならないパターンも多く、この辺りの事情は不明な点が多い。

悪魔たち

DMC2

DMC5

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