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アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!

CV:七瀬彩夏

概要

聖あげはが変身するプリキュア。イメージカラーはピンク

ひろがるスカイ!プリキュア』第18話より登場。

OP・EDには第1話の時点から登場しており、公式サイトではデザインと声優も公表されているが、変身者については第17話まで不明だった。

名前の通り、をモチーフにしている。

なお、キュアスカイキュアウィングキュアマジェスティはスカイランド出身、キュアプリズムはスカイランド人と地球人のクォーターであるため、本作における純粋な地球人のプリキュアは彼女のみになる。

また、これまでプリキュアの資質があるとされてきた人物プリンセス・エルの危機に立ち向かう意思を示した時にミラージュペンが出現していたが、あげははエルの危機とは無関係に、自分はプリキュアになれると強く信じたときにミラージュペンが出現した。ゆえに、エルはスカイトーンを逆に促される形になり、少し戸惑っていた。

シリーズ初の要素

初登場の年齢は18歳で、レギュラーメンバーのプリキュアとしては初の成人女子(本作の放送前年となる2022年4月に、日本における成人の目安が18歳に引き下がった為)。誕生日は8月8日なので、夏以降は19歳となる。

また、バタフライの変身者であるあげはは(高校卒業済の)専門学校生であり、自動車免許も取得している。「当たり前からの脱却」「既成概念を覆す」のが、2023年のプリキュア20周年記念作品のコンセプトだけに、これまでの作品でリミット扱いされ続けてきた、高校生というカテゴリーをついに通り越すことになった

また、本作では青キュアキュアスカイが主人公であるため、メインキャラクターとしてはシリーズ初となる、主人公でもセンターでもない(ただの)ピンクとなる。

また、プリキュアシリーズでギャル系女子を採用するのも「ひろプリ」が初(4年前キュアソレイユは見た目こそギャルに近いが、外国人とのハーフで性格もギャルではない)。

容姿

蝶の要素がリボンやフリルにあるシンプルなデザインで、これは同じく蝶がモチーフであったYes!プリキュア5のメンバーと似たデザイン傾向になっている。

キュアラメール以来2年ぶりとなるへそキュアであるが、純粋なへそ出しのセパレートタイプになっているのは、キュアマーメイド以来8年ぶりとなる。

他のメンバーと異なり、目元にはピンクのアイシャドウが入っている。

プリキュアシリーズでは珍しい、胸の膨らみが明示されているプリキュアの一人でもある。

手首にはシュシュのような飾りを付けており、腕には中指で止められたアームカバーが装着されている。

このアームカバーは、「コスチュームクロニクル20thVer.」によると、肩から手首に掛けて着用しているストッキンググローブであり、ピンクの濃淡をかけることで朝焼けを表現しており、一見すると肩に向かっていくにつれて肌と一体化していくという、騙し絵のような不思議なデザインになっている。

斎藤敦史によればデザイン上はフィギュアスケートの衣装をヒントにしているとのこと。

漫画家上山道郎氏は、以下のように推察していた。

脚は右にグラデーションがかかった紫色のタイツ、左にはウィングの対になる意図でアンクレット装着という非対称になっている。普段は見えないが、ミニスカートの下には黒いスパッツを履いており、「プリキュア・タイタニック・レインボーアタック」で確認できる。

変身者の口癖と相まって、朝焼けを連想させるカラーでもある。

本人がギャル風で子ども好きなこともあり、明るい金髪は太陽光月光も連想させるカラーとなっている。なお、歴代プリキュアにおいては珍しいことではないが、本作においてプリキュア変身時に髪の色が大きく変わるのは彼女のみである。

戦闘スタイル

「最強」を目指すだけあってか、パワーファイト・遠隔攻撃・壁役・搦め手などを幅広くこなせるオールラウンダー。

「蝶のように舞う」という言葉通り、軽快な動きで攻撃を回避しつつ、蝶を象ったシールドを生成(複数枚の生成や重ねがけも可能)して自分や味方を防御したり、足場にしたりする等、様々な技で相手を翻弄する。ミックスパレットを使用しての仲間のステータスを向上させるサポート能力にも秀でている。

また、あげはが元より機転が利くこともあり、周囲にあるものを利用した臨機応変な戦いも展開する。

蝶型の物体を生成する技が多いが、プリズムのプリズムボールと異なり、オフィシャルコンプリートブックでは別々の表記になっている。

また、保育士であるためかシールドを生成する際、手遊びのように両手の親指を交差し、蝶のジェスチャーをする。

持ち技

蝶型のオブジェに飛び乗り真上から叩きつけ、敵を押し潰す浄化技。

スカイやプリズムの「ヒーローガール」はスカイのアレンジでプリズムがそれを真似したと思わしきセリフが作中であるためか、ウィングと同じく「ひろがる」の部分を伸ばさずに発声する。ちなみに着弾の瞬間、一瞬ではあるが彼女の愛車のエフェクトが入る。

ミックスパレットを用いて放つ合体技。

公式では合体技であるが、技自体の掛け声や発動はバタフライ側が担当している。

蝶型の光弾を投げキッスで飛ばして敵に止まらせて爆発させる。

技名は特に作中で言ってなかったが、48話のみ技名を言いながら発動し判明した。

  • バタフライバリア

蝶型のバリア(デザインはバタフライプレスのオブジェと同じもの)を展開する。

前述通りプリズムのプリズムボール同様、様々な形で活用された。

バタフライの代表的な技であるのは間違いないのだが、作中では特に技名を言ったことがない。

そのため、正式名称が判明したのは番組終了後の『オフィシャルコンプリートブック』と思われる

なお、デザイン時の名称はバタフライシェードだったようだ。

余談

初期戦士と追加戦士の線引きが曖昧なプリキュア

キュアバタフライは、以下の扱いから「初期メンバー」なのか追加キュアなのかファンの間でも疑問を持たれていた。例を挙げると…

  • 作中の登場時期が6月と、過去作における一部の追加戦士たちとほぼ同じタイミングとなっている。
  • 追加戦士が持つことが多い特殊アイテムを持っている。
  • 本来、初期メンバーが描かれるはずのオリジナルサウンドトラックの第1弾では、キュアバタフライが描かれていない。
  • コスパから販売されているグッズにおいて、他の初期戦士3人より遅れて販売されている。

しかしながら、『ひろプリ』放送終了後に発売された「ひろがるスカイ!プリキュアオフィシャルコンプリートブック」でのシリーズディレクターのインタビュー記事において、バタフライは追加戦士として扱っていた旨のコメントをしている。前例で言えばハピネスチャージプリキュア!のようにあらかじめ追加戦士の存在もキービジュアルで公開したことになる。

一方で、このスタンスには賛否両論が少なからずあり、前作のキュアヤムヤムになぞらえて「変身延期お嬢さん」とネタにされている(ただし、ヤムヤムの初変身が遅れたのは予期せぬアクシデントがあったため)。

しかし、この時点で同じプロデューサーが手掛ける次回作『わんだふるぷりきゅあ!』の企画は進んでおり、次回作のキュアリリアンもこの傾向は踏襲されている(彼女の場合、相棒のキュアニャミー共々浄化アイテムはおろか変身アイテム主役コンビとは異なる)。さらに、次回作の前期EDでは、ニャミーとリリアンを登場させないなどの配慮がなされている。

その他

  • 第18話の初登場回では、保育園の園児である長内たけるの目の前で変身しており、プリキュアとしての初戦で一般人の目の前で変身し正体を知られたのは、彼女がシリーズ初となっている(本作の主人公であるソラ/キュアスカイも初の戦闘で多くの一般人に目撃されており、正体バレが危惧されていたが、その後の回でも正体を知られている様な描写はある人物を除いて見られない)。
  • 敵幹部であるバッタモンダーのモチーフのバッタが、宗教関係で害虫扱いされてるのにたいして、蝶は、再生や復活の象徴の聖なる生物とされている。
  • 上記のようにピンクがイメージカラーではあるが、ピンクのプリキュアを「歴代メイン主人公」として纏める必要がある場合、バタフライは赤キュアに分類されることがあり、プリキュアシリーズ20周年を記念して発売された色別の色紙アートでは赤キュアとして登場している。また、専用武器であるミックスパレットには、パーソナルカラーが使用されており、青はキュアスカイ、白はキュアプリズム、黄はキュアウィング、赤はキュアバタフライに割り振られている、
  • ちなみに、東映アニメーション公式チャンネルに投稿されているキュアバタフライ変身シーンの動画では、動画タイトルでは当初「キュアバフライ」という誤字がさらされていた。

関連動画

変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について

プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『聖あげは』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。

また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアバタフライ』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。

中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。

コメント

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