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路線データ

路線名弥彦線
路線区間弥彦〜東三条
路線距離17.4km
軌間1,067mm
駅数8駅
電化区間全線(直流1,500V)
単線区間全線
最高速度85km/h
閉塞方式
  • 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式):弥彦〜吉田
  • 自動閉塞式(特殊):吉田〜東三条
保安装置ATS-SN
運転指令所新潟総合指令室(CTC)
大都市近郊区間新潟近郊区間:全線
ICカード乗車券エリアSuica新潟エリア:全線
第一種鉄道事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)

概要

弥彦駅(新潟県西蒲原郡弥彦村)と東三条駅(三条市)を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)鉄道路線で、地方交通線。

かつては東三条駅から先越後長沢駅(南蒲原郡下田村、現・三条市)まで非電化の路線(通称「弥彦東線」)が伸びており、旧国鉄の路線で唯一起点・終点両方の駅で他路線との連絡が無い路線となった路線であった。しかし1985年(昭和60年)4月1日を以て東三条駅~越後長沢駅間が廃止された為、終着駅が接続駅となり普通の路線になった。

そして偶然にも同日に勝田線廃線に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)香椎線がその座を引き継ぐ事に。


1916年(大正5年)10月16日弥彦神社参詣のアクセス線として、越後鉄道によって西吉田駅(現・吉田駅)〜弥彦駅間が開業した事が始まり。現在も同神社へのアクセス線として機能しており、正月やイベント開催時には臨時列車が運行されている。


全線が直流電化されており、一部列車は越後線直通運転を行なっている。また旅客営業規則が定める大都市近郊区間の新潟近郊区間、及び交通系ICカード乗車券Suica」の新潟エリアに含まれる。


沿革

  • 1916年10月16日:越後鉄道によって西吉田駅〜弥彦駅間開業。弥彦駅、矢作停留場(現・矢作駅)開業。
  • 1922年(大正11年)4月20日:西吉田駅〜燕駅間延伸。燕駅開業。
  • 1925年(大正14年)4月10日:燕駅〜一ノ木戸駅(現・東三条駅)間延伸。北三条駅開業。
  • 1926年(大正15間)8月15日:一ノ木戸駅を東三条駅に改称。
  • 1927年(昭和2年)7月31日:東三条駅〜越後長沢駅間延伸に伴い全線開通。越後大崎駅大浦駅、越後長沢駅開業。
  • 1927年10月1日:国有化。矢作停留場をに昇格。
  • 1944年(昭和19年)10月16日:東三条駅〜越後長沢駅間休止。越後大崎駅、大浦駅、越後長沢駅休止。
  • 1946年(昭和21年)10月1日:東三条駅〜越後長沢駅間営業再開。越後大崎駅、大浦駅、越後長沢駅営業再開。
  • 1954年(昭和29年)12月25日西燕駅開業。
  • 1959年(昭和34年)10月1日:西吉田駅を吉田駅に改称。
  • 1960年(昭和35年)7月25日:弥彦駅〜吉田駅間の貨物営業廃止。
  • 1960年12月15日:東三条駅〜越後長沢駅間の貨物営業廃止。
  • 1982年(昭和57年)11月15日燕三条駅開業。
  • 1984年(昭和59年)1月20日:貨物営業廃止。
  • 1984年4月8日:弥彦駅〜東三条駅間直流電化。
  • 1985年4月1日:東三条駅〜越後長沢駅間廃止。越後大崎駅、大浦駅、越後長沢駅廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本が第一種鉄道事業者として継承。
  • 1988年(昭和63年)10月17日:吉田駅以北の全列車と以南の一部列車でワンマン運転開始。
  • 2008年(平成10年)3月15日:新潟近郊区間及び「Suica」新潟エリアに設定。

運行形態

現存区間

定期列車は全て普通列車である。

吉田駅が運行上の拠点として機能しており、全線通しの列車の他吉田駅を始発・終着とする列車も設定されている。

一部列車は越後線と直通し、寺泊駅出雲崎駅柏崎駅発着で運行される。


運行間隔は弥彦駅〜吉田駅間は朝夕が毎時1本程度だが日中は3時間以上間隔が開く時間帯が存在する。吉田駅〜東三条駅間が1〜2時間に1本程度設定されている。

この他に、前述の通り弥彦神社や周辺でのイベント開催時には臨時列車が運行される。


廃止区間

末期は朝夕5往復(土曜日のみ6往復)の運行で、東三条駅〜越後長沢駅間を往復していた。

廃止後は軌道跡は国道289号に転用され、越後交通路線バスが経由している。


駅一覧

駅名乗換路線備考
弥彦
矢作
越後線柏崎まで直通運転
吉田越後線運行系統上の拠点
西燕
燕三条上越新幹線
北三条
東三条信越本線
↑現存区間/↓1985年廃止区間
越後大崎
大浦
越後長沢

使用車両

所属の記載の無いものは新潟車両センター所属。

現在の使用車両

SeriesE129 -Niigata.ver-

現在全定期列車で使用されている電車


KAIRI

臨時列車として運用されるハイブリッド気動車


過去の使用車両

国鉄民営化後の車両のみ記載。

115系はE127系導入まで、E127系はE129系導入まで主力車両だった。


JR東日本485系700番台 きらきらうえつ

「海里」導入前に臨時列車で使用されていたジョイフルトレイン


C97参加

新津運輸区所属の気動車。臨時列車として入線した。


関連動画

前面展望


関連タグ

越後線 信越本線 上越新幹線

国道289号…廃止区間がバイパスとして整理された。


外部リンク

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