ローラシア獣類
ろーらしあじゅうるい
概要
北半球にあったローラシア大陸(現在のユーラシアと北アメリカ)で進化したグループ。
現在もっとも繁栄している獣類で、ユーラシアからアフリカへ、北アメリカから南アメリカへとそれぞれ進出して、かの地で繁栄していたアフリカ獣類や有袋類を駆逐してその地位に納まっており、更にオセアニアへも、漂流物(浮島へ乗っちゃった奴とか)や人工物(船舶など)を介して進出している。
白亜紀のセノマニアン期辺りに、上記の大陸のどこぞでもふもふしていたものが、あー想像を絶する空前絶後の適応放散をかましてこうなった。なお、アフリカ獣類も似たような頃に発生している。
原初は「多分モグラみたいなの」と考えられ、そこから、いろいろあるけど「肉球が窄まってる系」が進化し、えーそっから多分極めて短時間に、「海へ行ったり凶悪な消化器もったり系(鯨偶蹄目と呼ばれる)」の他、異論があるけども
「蟻食に特殊化(「好蟻食性」と呼ばれる)した系」と「肉食系」と、DNA配列はだいたいあってる「空へ行ってみた系」に「蹄は持ってて草食系」が恐らく共通の祖先から分岐し、(この辺は「ペガサス野獣類」と呼ばれる 但し、コウモリが外されることがある)、ちまちま分岐がなされる。
他、同じところで発生した「真主齧上目」(ウサギ目、げっ歯類と皮翼目に霊長類)を合せて、「北方真獣類」と呼ぶ。これから、真主齧目を抜いたのがローラシア獣で、それからモグラの仲間を抜いた塊が、あー、「Scrotifera(金玉を帯びたもの)」という。・・・厳密には鯨とかとセンザンコウはこれに属するがアレは内蔵されている。(なんか陰嚢が体外に出ているのが「ローラシア獣類の一部の特徴」と一応言い張れるらしいのね 非北方獣類の象さんとかアリクイさんとかはちゃんと体内に収まってるので)