概要
なまじ器用である為に、あちこちに手を出し、どれも中途半端となって大成しない事。また、器用な為に便利屋として他人から便利がられてコキ使われたり、出し抜かれて出汁にされたりする等、自分では全く大成しない事。
全てのパラメータ(性能諸元)が平均的であり、何でもそつなくこなせる反面、特化パラメータが全く無い。RPGの主人公はバランス型が多い故にこのように扱われるタイプが多かったりする(もっとも、全てに秀でたパフォーマンスを発揮する「器用万能」だったら、他のキャラクターがいらない)。
では、いらない子なのかと言うとそうでもなく、一芸特化キャラクターは苦手な局面に立ち会うと即戦力外になる為、そう言うキャラクター達の潤滑剤として、またそう言ったキャラクターの負担を減らす意味においては、彼等の存在はあらゆる意味で重要になってくる。
関連メカ
関連キャラクター
- サマルトリアの王子
- ドラクエのレンジャー(DQ9・10)
- 帝国軽装歩兵
- セレナ・コルセア
- ユリアン・ミンツ
- 天海春香
- 納沙幸子
- 橘あすか
- 小金井慎二
- 真島太一
- 辰野俊子
- 山本稔
- キマリ=ロンゾ
- 赤魔道士
- カメックス
- ゴルダック
- エムリット
- ダイケンキ
- ロック・ハワード
- ジュドー
- 菅野よう子
- 黒澤ルビィ
- メリナ
- 最上(艦隊これくしょん)
- 久米正雄(文豪とアルケミスト) ※史実の彼も小説や戯曲、翻訳等を行っているが、器用貧乏に関してはあくまでも文アル公式の文豪紹介による物である。
- 次郎(コジコジ) 半魚鳥。空を飛ぶことができない、水中を泳ぐこともできない
- お市(戦国BASARA) カテゴリーこそバランス型で技も過不足なくあるが、瀕死に近付くにつれて技が強化される固有システムの為、実態は(ライフが減少し易いように)ステータスが最底辺な上に、通常攻撃のアクションも優れているとは言い難い(特に3以降は顕著)。
番外編
- キャラクタークリエイト出来るゲームにおける人間 尖った所がないが、汎用性に優れる種族と扱われる事が極めて多い。
- 雑食のオタクや、そのオタクに向けた作品
関連人物
- 平賀源内:藩の蔵の管理人であり、戯作者で浮世絵師で浄瑠璃作者で漢学者で蘭学者で洋画家で俳人で医師(当時の医師は薬剤師を兼ねる)で陶芸職人で作曲家で鉱山技師で本草学者(植物学者と薬学者を合わせたようなもの)で発明家で建築デザイナーでイベントプランナーと言う奇人であった(「万能人」として名高いレオナルド・ダ・ヴィンチやゲーテと違うのは、どれも大成しなかった事である。実際、彼の死因も大成しなかった事が始まりとも言われる)。
- 大谷翔平:投手だけでなく、打者・内野手・外野手・代打・代走も平均以上に熟せる二刀流プレイヤー。ただし、二刀流による勤続疲労とそれに伴ったトミー・ジョン手術と誤った筋トレの弊害が祟って、規定投球回や規定打席数を同時にクリアしたことはプロ入り以降一度もなく、成績自体も規定未達成故にどの分野も参考記録扱いで、しかも全く突出していないのがシビアな現状である。なお、昨季に続き2020年も指名打者専念でプレイしているにもかかわらず、彼の打率は2割すら届いていないので、右翼手や一塁手の守備練習を監督の要望で実際にやらされ、このままの成績では、来季以降は彼が希望する二刀流どころか、エンジェルスの便利屋として起用される公算の方が非常に高い。(起用法はDH・主砲・エースの座を剝奪されて、レギュラーを休養させたときの野手メイン、投手起用は飽くまでも大量リードされたときの敗戦処理限定となるだろう)現に相手が左投手のときだけでなく、打撃そのものが大不振のために、彼はベンチウォーマー(補欠)に成り下がった。2020年の成績自体も、結局44試合出場し「打率.190(153-29)、 本塁打7本、打点24、OPS.657、得点23、盗塁7、四球22、三振50」「登板2、イニング数1回2/3、被安打3、与四球8、暴投1、奪三振3、自責7、勝利0、敗戦1、防御率37.80、WHIP6.60」と過去最低最悪な結果となってしまい、それに追い打ちをかけたのが、今まで彼にとって最大の理解者であり後ろ盾でもあったビリー・エプラー氏がGMを解任されたことで、彼の来季以降は良くても一刀流(投手か野手専念)及び便利屋(代打、代走、守備固め、敗戦処理)、普通でもトレード、最悪ならマイナー落ち及びNPBに出戻りのいずれかに当てはまるだろう。
関連機器
成功例
失敗例
時代のあだ花として消え去ったもの。
その他
器用貧乏でも活用の場を選べば役割を発揮できる例