チートキャラ
ちーときゃら
その作品の世界観などにおいて明らかに突出しすぎた能力をもつキャラクターのこと。
単語の説明
チートとはゲームなどで直接プログラムなどを弄ることによって設定を改編し、ゲームバランスを(主にキャラクターのパラメータを極端に強化させる方向性で)崩す行為の事である。
転じて、バトルが白けてしまうほどに無敵だったり、攻撃でダメージを負っても即座に再生したり、もはやこいつ一人でいいんじゃないだろうかと思えるほど万能だったりといった、完全無欠の全能的能力を兼ね備えたキャラクターを「チートキャラ」と呼称するようになった。
ストーリー上の扱い
ただしそうした万能キャラクターを普通に登場させた場合、キャラクターが万能すぎるがゆえに劇中で困難であるはずの出来事が簡単に解決してしまい、結果として物語が成り立たなくなってしまう。
そのため、なにかしらに理由を付けて出番がなかったり、存在をチラつかせるだけだったり、出番があっても本気を全く出さなかったり、最終的にさらなるチートキャラの当て馬にされるなどする。
光堕ちしたキャラクターが弱くなる一因でもある。
稀に、チートキャラの存在が物語上必要だったりする例も存在し、「あまりにも突出した能力を世界観を破壊しない目的で必要とする」場合や「先に登場させたチートキャラの対策とする」場合などが該当する。
ちなみに後者に関しては昔の演劇にあるように、強引に物語を終了させるデウス・エクス・マキナのような出番が待っていたりもする。
ちなみに、派生物として、『チートアイテム』・『チート武器(防具)』・『チート技』というのも存在する。
まるで「チートキャラ」として扱われるかのような実在の人物の例
⇒リアルチートもしくはリアルチート(スポーツ選手)の項目を参照
チートキャラが比較的多数登場する作品の例
- Undertale
- ウルトラシリーズ
- ガンダムシリーズ
- 鬼滅の刃
- キン肉マンシリーズ
- 黒子のバスケ
- ゲッターロボシリーズ
- ゴジラシリーズ
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
- コードギアスシリーズ
- ゴッドイーターシリーズ
- この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる
- 魁!!男塾シリーズ
- ジャイアントロボ
- スーパー戦隊シリーズ
- スーパーロボット大戦シリーズ
- 聖闘士星矢シリーズ
- ソードアートオンラインアリシゼーション編異界戦争
- ゼノシリーズ
- そらのおとしもの
- それいけ!アンパンマン
- チャージマン研!
- 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
- 九十九の満月
- デジモンシリーズ
- 天元突破グレンラガン
- デモンベイン
- とあるシリーズ
- 東京レイヴンズ
- 東方project
- .hackシリーズ(実力と本来の意味を兼ね備えた希有な例も)
- トミカハイパーシリーズ
- ドラえもん
- ドラゴンクエストシリーズ
- ドラゴンボールシリーズ
- トランスフォーマーシリーズ
- トリコ
- 響〜小説家になる方法〜
- ファイアーエムブレム
- BLEACH
- 北斗の拳
- 星のカービィ(主にアニメ版)
- ポケットモンスターシリーズ(主にアニメ版)
- マジンガーシリーズ
- Fateシリーズ
- 無双シリーズ
- 勇者シリーズ
- 夢喰いメリー
- ラーゼフォン
- ルパン三世
- るろうに剣心
- ONEPIECE