基礎データ
全国図鑑 | No.0538 |
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イッシュ図鑑 | No.267 |
コーストカロス図鑑 | No.097 |
ガラル図鑑 | No.248 |
ローマ字表記 | Nageki |
分類 | じゅうどうポケモン |
タイプ | かくとう |
高さ | 1.3m |
重さ | 55.5kg |
せいべつ | 100%♂ |
特性 | こんじょう/せいしんりょく/かたやぶり(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひとがた |
各言語版での名称
英語 | Throh |
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ドイツ語 | Jiutesto |
フランス語 | Judokrak |
韓国語 | 던지미 |
中国語 | 投摔鬼 |
概要
ポケットモンスター『ブラック・ホワイト』バージョン(第五世代)にて初登場。
ブラック・ホワイトのどちらにも出現するがホワイトの方が手に入りやすい。
名前は「投げ+鬼」で、「からてポケモン」ダゲキとは対の関係をなす。
外見も非常に似ている為、ダゲキとはバルキーの様に共通する進化前のポケモンがいる可能性が高い。
付けている帯は自分でつる草を編んで作った物で、これを腰に締めると全身の力が増す。
強くなると新しい帯に取り換える。
自分より体が大きい者と出会うと無性に投げたくなる習性をもつ。
それはそれとしてこんな黒い蔓草があるのかと思ったトレーナー諸氏は少なくないはずである。その点に関しては第8世代で補填されており、戦いでかいた汗が腰に巻き付けた蔓草に染み込んで黒帯に変わっていくのだという。ナゲキの汗は黒いのか!?と聞かれればそういう訳でもなかろう。恐らく汗に葉っぱの色素を変える成分がある(要はリトマス試験紙のような原理)と考えるのが妥当かもしれない。
何気に人間の武道家は認められた強さに準じた帯に取り替えて行くが、ナゲキは自然と帯の色が変わって行くスタイルだという事が判明した事になる。
決まって5匹で群れを作って行動するという習性を持つのだが、残念ながら群れバトルでは一切出現しない。マイナーチェンジ版では出現して欲しいものである。また、稽古についていけない者は帯を捨てて群れを去るというので、5匹同時に出現しない理由はこれなのかもしれない。
ダゲキもそうだが、本来は第4世代で登場予定で、名前からも分かるようにもう一つのモチーフは鬼であり元々は角があった。 ポケモンDPのベータ版の時点でデータが存在しないためそれより前に没になったと考えられる。
が、デザインの関係上鬼がボルトロス、トルネロスになったため角が無くなったという裏話があったりする。
ゲームでの特徴
野生の個体は「ヤグルマの森」の外などに出現する。
ホワイトは普通に出会えるが、ブラックは揺れる草むらしか出ない。
たまに「くろおび」か「たつじんのおび」を持っていることがある。
性別は♂しか存在しない。
性能面
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
120 | 100 | 85 | 30 | 85 | 45 | 465 |
高機動高火力でそれなりの装甲と、とくせい「がんじょう」を持つダゲキの影に隠れがちだが、こちらもかなりのハイスペック。合計種族値はそこまで高くないものの配分の無駄が少ない為種族値以上の実力を発揮できる。
攻撃はダゲキほど高くはなく素早さも低いものの、非常に高いHP種族値と防御能力で敵の一撃を耐えつつ、敵の攻撃を受けると威力二倍になるタイプ一致カウンター技の「リベンジ」が使えるため、一撃さえ耐えられる相手には無類の火力を発揮する。
BWでは序盤から登場するが、シナリオ攻略の時点では明らかに場違いな強さを持っている為捕獲を試みて逆に返り討ちに遭うケースも珍しく無かったりする。上手く捕獲出来れば、終盤まで頼れる戦力になるのだが…
ちなみにリベンジは元の威力は60。元々そう弱い技ではないのだが、リベンジは優先度-4と相手より後に発動するという特徴がある。
ダゲキではせっかくの素早さによる先制の意味がないが、素早さの低いナゲキには事実上関係なく使用できる。
カウンター発動とタイプ一致でたたき出す技威力は180。効果バツグンであれば、レベル差が大きくても一撃で沈めたりできる。
それ以外の物理技候補としては同様に後攻で威力が上がる「しっぺがえし」や追加効果で相手を麻痺させる「のしかかり」、苦手対策に「ストーンエッジ」「じしん」が挙げられる。ちなみにインファイトは覚えない(他に格闘タイプ最終進化で覚えられないのはドクロッグとシルヴァディだけ)が、ナゲキは耐久力の高さが魅力なので耐久の下がるインファイトとは余り相性が良くないといえる。
元専用技「やまあらし」は格闘版物理こおりのいぶき、元ネタは姿三四郎。(余談であるがじごくぐるまは柔道一直線である。)
この「やまあらし」も非常に高性能で、威力40で命中100の物理格闘技と一見弱いが必ず急所に当たるという特徴がある。
タイプ一致による威力上昇を加味しても、実威力40×2×1.5=120と並程度だが、自分の攻撃力低下無視、相手のリフレクター・積み技貫通という利点から強力な技である。
やけどの物理半減はそのままだが、特性が「こんじょう」であれば半減どころか威力アップとなる。第6世代では「やまあらし」が威力60に強化されたが、急所が1.5倍に変更されたのでそこまで大きく実威力が上がった訳ではない・・・が、実威力が60×1.5×1.5=135とUPしてるのでわずかながら強力なのは事実である。
・・・もっとも2倍のままだったら60×2×1.5でVジェネレートと180になるという恐ろしい性能になり、バランスブレイカーになりかねてしまうのであえて調整したという説があるとかないとか。
また、第7世代では何とあのゲッコウガ専用技「たたみがえし」を習得した。まあ、素早さが低いため優先度0のこの技を使う機会は殆ど無いだろうが・・・。
夢特性は「かたやぶり」。
相手がシェルアーマーだろうがカブトアーマーだろうがやまあらしを急所に当てたり、バトン後のユレイドルもともえなげで強制退場させる事が出来るため、相性は良いだろう。
何と意外にもミュージカルにNPCとして出演する事が確認されており、
運が良ければお目にかかれるかもしれない。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
- レンブ(ポケスペ)
- 新生プラズマ団したっぱ(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンGO』
2020年1月10日の一部のイッシュ地方のポケモンの追加実装によりダゲキと共に追加された。…のだが。
何とこのナゲキ、相方のダゲキやマラカッチ・シンボラー等と同様特定の地域にしか出現しないポケモンとして実装。北米や南米、アフリカ等でしか野生出現しない為、現状では国内では海外のフレンドが居ないと入手する事すら困難と言うレアなポケモンとなっている。
アニメ版
- マサオミのナゲキ
CV:石塚運昇
BW70~73話のドンナマイトにて「マサオミ」の手持ちとして初登場。
初戦のドモンのコジョンド、二回戦のアイリスのドリュウズ、準決勝のサトシのズルッグを一方的に叩きのめしており、トレーナーと共に大会優勝候補と称えられていた。
しかし決勝戦では、「ケニヤン」の「ダゲキ」に惜しくも負けてしまう。
- 新無印48話
その他
XY | 34話(イメージ) |
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新無印 | 34話(イメージ) |
劇場版 | 黒き英雄 |
関連イラスト
関連タグ
♂️しかいないポケモン
その他
ジュキッド:任天堂の柔道キャラ繋がり。
村人(Minecraft)、アイアンゴーレム(Minecraft):そっくりさん