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ヘスティア(ダンまち)の編集履歴

2024-05-02 01:28:02 バージョン

ヘスティア(ダンまち)

へすてぃあ

ヘスティア(ダンまち)とは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のヒロイン。

「ボク達の【ファミリア】はここから始まるんだ」


「僕は君のこと信じてるぜ」


「誰よりも何よりも僕は君の力になりたいんだよ。だって僕は君のことが好きだから」


注意

この項目では『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のヘスティアについて説明します。ギリシア神話においてはこちらを参照。


プロフィール

年齢数億歳
身長140C
種族
職業ファミリアの主神
所属ヘスティア・ファミリア
CV水瀬いのり

概要

本作のメインヒロインの一人。主人公ベル・クラネルの所属する【ヘスティア・ファミリア】の主神。竈(かまど)の女神にしてオリュンポス三大処女神の一柱。

オラリオの神の中では比較的新参者で、ベルの祖父が亡くなった頃に天界から下界に降りてきた描写がある。


幼い少女の外見をしているが、不滅を司っている事もあって神格は非常に高く、故郷オリュンポスでは「最高の栄誉」とされる「十二神」の地位に選ばれた事もある程(もっともこれはとある神の暴走を止める為に自ら辞退している)。オラリオにはオリュンポス出身の神が多いため、ヘスティアの天界時代からの知り合いの神もよく登場する。


ちなみにヘスティアには『ウェスタ』という別名があるが、これは『燃え続ける聖火(ほのお)』と言う意味が込められている。


神物像

容姿

容姿は女神らしく端麗だが、身長の低さとやや子供っぽい振る舞いも目立つ為か、「美女」ではなく「美少女」として扱われる事が多い。髪型は黒髪のツインテールで、両側をそれぞれ「鐘付きの髪留め」で結っているが、これはファミリアが結成されて間もない頃にベルから贈られたもの。


胸囲に関してはフレイヤデメテルにも引けを取らない豊満なバストの持ち主で、所謂ロリ巨乳系の美少女。その大きさは、作中の女性陣の中でもトップクラスとなっている。

ちなみにツインテールは彼女の意志で触手の様に自在に操ることが出来る


服装は胸元が開いたホルターネックの白いワンピースに、左二の腕から胸の下を通して体を巻き付けるように青いリボンを結んでいる。

神様たんセンシティブな作品


性格

一人称は「ボク」の僕っ娘。下界の子供達は「○○君」と呼んでいる。

見た目とは裏腹にかなり怠惰な性格をした駄女神であるが、神々の中で屈指の神格者でもあり、作中では庇護と慈愛の女神とも称されている。


自分の眷族であるベル達は勿論、出会ってすぐの人物はおろかモンスターにすらも慈愛を見せ、道理にそぐわない行いに対しては同じ神であっても決して許さないという、非常にまっすぐで器の大きい女神である。もっとも普段はグータラでポンコツな部分が目立つので、周囲から尊敬される事はあまりないが。


神々の大半がいい加減且つロクデナシばかりなので、「冒険者にとって一番大切なことはいい神と巡り合えるかどうか」と言う格言がある程だが、ヘスティアは神の中では珍しい裏表のない善良な性格で、主神としての方針は何時如何なる時も眷族の意思を尊重し応援する事なので、ファミリアの主神としても最高の神と言える。


金銭管理は大らかを通り越して浪費癖な所があり、ベル達眷族の役に立つ為ならば惜しみなく金を使うどころか借金までする始末で、ファミリアが結成されて間もないのに2億ヴァリスという途方もない額の借金がある。その為、ヘスティア自身も「ジャガ丸君の屋台」と「ヘファイストスの武器屋」のダブルワークでバイトに勤しんでおり、月休は2日しかない

現在も借金をなかなか返済出来ずにいる為、「ファミリアの金庫番」を自認するリリには、金銭の使い方やファミリア代表としての脇の甘さなどで説教されたり口論したりが日常茶飯事である。


権能

彼女が司る事物は『護り火』で、ウラノスからは『悠久の聖火』とも言われている。もっともヘファイストスの『鍛冶の炎』やソーマの『お酒』など、他の神の権能に比べれば下界で真価を発揮する事はほとんどないので本人は地味だと思っている。


また、『処女神』の中でも高い権能の持ち主で、『美の神』フレイヤの『魅了』にも抗う事が出来る数少ない存在。フレイヤの推測では、自分の『魅了』に抗うことが出来るのはヘスティア達オリュンポス三大処女神ぐらいしかいないとの事。(ちなみに同じオリュンポス三大処女神であるアルテミスとアテナの二柱とは、大神友であったらしい)


作中でフレイヤが暴走した際は、天界の神殿『偽現・炉神の聖火殿(ディオス・アエデス・ウェスタ)』を疑似再現し、上述の『護り火』と『処女神』の権能を組み合わせた『浄化の炎』を顕現して都市中に蔓延したフレイヤの『魅了』の効力を焼き払った。


ベルとの関係

初めての眷族であるベルに対しては、神と人という垣根を越えて強い好意を抱いており、相思相愛になりたいと願っている。その為、ベルの事になるとよく暴走し、貞潔を司る『処女神』とは思えない言動をする事もある。


当初は自分のようなヘッポコな女神と契約をさせってしまった事を申し訳なく思っていたが、ベルとの相性は抜群で強い信頼関係で結ばれている。

ベルがオラリオに来て最初の幸運はヘスティアと出会った事だろう。


ヘスティアが最初の眷族に神時代屈指の成長速度を誇るベルを引き当てた事を妬む神も多いが、ベルとの相性の良さは認めており、主神がヘスティアじゃなかったらベルはここまで大成しなかったのではないかという意見もある。


周囲との関係

ベルの想い人である彼女に対しては、恋のライバルとして猛烈なまでの対抗心を抱いており、決して本名で呼ぼうとせず「ヴァレン何某(なにがし)君」と呼んでいる。もっとも彼女の善良な人柄自体は認めており、ベルとの関係でやきもちを妬く事はあっても無下に扱う事はしない。アイズ本人からも女神として敬意を表されている。


自分の眷族たち。上述にもある通り自分の眷族を心底大切にしているので、彼女たちからの信頼は厚い。もっともリリ、春姫、リューの3人はベルに恋愛感情を抱いているので、彼女たちの動向には常に目を光らせており、特にリリとは取っ組み合いの喧嘩をよくしている。


ベルに想いを寄せている女性の1人で、当然彼女に対しても警戒心を抱いているが、ベルのアドバイザーとしては頼りにしている。一緒に酒場に行って、ベルの話題を酒の肴にして盛り上がる事もある。


同じ貧乏派閥の主神である彼らとは互いの善良な気質もあって仲が良く、一緒に飲みに行ったり、ホームの留守番を任せる事もある。眷族同士も良好な関係を築いており、協力してダンジョン探索する事もある。タケミカヅチは自分の眷族の一人である命の元主神でもある。


天界時代からの神友で、ヘファイストスも自分の眼帯の下の素顔を見ても嫌悪感を抱かなったヘスティアの事を大切に思っている。下界に降りてからは面倒見のいい彼女によく頼っている。自分の眷族の一人であるヴェルフの元主神でもある。


天界時代の同郷だが、よく厄介事を持ち込んでくるので辟易している。何だかんだで頼りにする事も多いが、独善が過ぎた場合は制裁もする。


自分の胸の大きさへの妬みからよく絡んでくるので非常に仲が悪く、顔を合わせるたびに喧嘩している。もっとも、ロキもヘスティアの善性と人を見る目は認めており、ヘスティアの事を信用はしている。


自分とは何もかも正反対である事もあって苦手意識を持っているが、フレイヤ本人からは気に入られており、「尊敬している」とまで言われている。フレイヤの項目を見れば分かるが実は共通点が多い似た者同士でもあり、作中ではベルの事を表と裏から見守り支え続けた。【フレイヤ・ファミリア】との『派閥大戦』に勝利した後は、自分の『従属神』という形に収まった。


ヘスティアが下界に降りる前にオラリオを離れたので本編内での接触こそないが、ドラマCD『時を渡る道化師』では7年前にタイムスリップしたベルに対して、『ヘスティアの名前を出されたら信じないわけにはいかない』と断言しており、正義を司る彼女からも絶対的な信頼を寄せられていたことがうかがえる。自分の眷族の一人であるリューの元主神でもある。


ロキによると神時代最強と謳われた【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】の主神である彼らにも一目を置かれていた模様。ベルの亡くなった両親の主神達でもある。ちなみにヘスティアは、ヘルメスとの会話でベルの祖父の正体がゼウスである事に薄々気づいている。


劇中の様相

本編開始前

天界から下界にやってきてばかりの際は、真剣にファミリアを構えようとせず、ゴロゴロする生活を送っていた結果、居候先であった友人である鍛冶の女神・ヘファイストスを怒らせて追い出されている。

その後は小さな廃教会を住居に暮らしており(追い出したとはいえ友人のよしみもあり、最低限の住居としてヘファイストスが提供した)、渋々と眷族になってくれる人間を探すが悉く断られて上手くいかない中、ある時に何処のファミリアからも門前払いを食らっていた駆け出しの冒険者であるベルと出会い、自分と似た境遇の彼に手を差し伸べて自身の眷族にして【ヘスティア・ファミリア】を結成する事になる。


本編

その後はファミリア(主にベル)の為に、神でありながらもアルバイトで働き、アイズとの出会いを経て、強くなりたいと真摯に願う様になったベルの姿を見た結果、初めての眷族である彼の為に、ヘファイストスへ無理を言って頼み込む形で神のナイフである《ヘスティア・ナイフ》を特注製作してもらったが、即金では支払えず、対価として自らヘファイストス・ブランドの武具屋のバイトに志願する事になっている(まあ、そのナイフ自体も数多の名工を自分のファミリアとして抱えるヘファイストスが直々に打った超のつく逸品で、その契約書に記された請求額は圧巻の『2億ヴァリス』。まっとうに金回りのある商業系ファミリアや神様でも覚悟の要る金額となっている)。


その後、ベルが【憧憬一途(リアリス・フレーゼ)】や【英雄願望(アルゴノゥト)】といったレアスキルを発現させ、すさまじい速度で成長していくという正に「磨けば光るダイヤの原石」の如き予想外の展開となるのだが、それによってベルが神、人を問わず方々で目をつけられ、幾度となくトラブルに巻き込まれる危険性も生じ始めた為、女難のみならず本格的な身の上でも心配をする事が度々な日々を送っており、ベルが隠し事を苦手としているのも理解している為、【憧憬一途】に関しては敢えて隠す事にしている(ただし、他の眷族達には、隠しきれなかった為に、後に話している)。

実際、その一環として後に、ベルの才能と見た目麗しさに惚れ込んだ両性愛者の男神であるアポロンがベル一人を引き抜く為に、眷族のルアン・エスペルを使った猿芝居を打ってまでヘスティア達へ仕掛けて来る事になる。


拠点となる廃教会は【アポロン・ファミリア】に破壊されてしまい、更にはベルのサポーターであったリリも【アポロン・ファミリア】と結託していた【ソーマ・ファミリア】に拉致されてしまうという絶望的な状態となってしまう。

しかし、ベルが【アポロン・ファミリア】との『戦争遊戯(ウォーゲーム)』に向けてアイズ達と特訓する中、自分達を助ける為に新たな眷族となってくれたヴェルフや命と共に【ソーマ・ファミリア】の拠点へと乗り込み、全てを諦めかけていたリリを説得。彼女も正式に【ヘスティア・ファミリア】の一員に加えた後、『戦争遊戯』にてベル達が見事に勝利を掴んだ結果、敗者への罰則として、アポロンに全財産の没収とファミリアの解散、そしてオラリオからの追放処分を容赦なく言い渡した。

その後、【アポロン・ファミリア】が本拠としていた屋敷を手に入れて改修し、『竈火の館』として新たな本拠を構えることとなった。


異端児騒動では、ウィーネを守って他の冒険者達に攻撃を加えたベルが都市中から失望と敵意にさらされると、一緒に行動して自分の借金の所為だと庇いたてた。異端児達の迷宮帰還作戦では、高い建物の屋上で指示を出す司令官となり、ヘルメスから受け取った『ダイダロスの手記』をもとに脱出ルートに導いていた。しかし、うっかり水溜りに手記を落としてしまうが、濡れたにもかかわらずインクが溶けていないことに気付き、よく見ると手記が色々おかしいことに気付いて偽物だと知り、急いでフェルズに眼晶(オクルス)で知らせようとするが、すでに向こうでヘルメスが取引を持ち掛けていたため、フェルズは持っていた眼晶を破壊して通信が途切れる。異端児騒動の終結後は、本拠に訪れたヘルメスにドロップキックなどを喰らわせて制裁した。


『女神祭』でベルがシル・フローヴァとデートすることになった際、抜けたシルの穴埋めでベルを除く【ヘスティア・ファミリア】が『豊饒の女主人』で働く羽目になる。だが、ベルが気になりミスばっかりするヘスティアはいない方がマシとベルの追跡を許される。その後、アイズと遭遇しともにベルとシルを追跡する。一時は巻かれるも執念で船上レストランにいることを突き止めるが、そこにフレイヤの眷族達が襲撃したことで再び見失う。

翌日、ベルとシルがフレイヤの眷族のヘグニに襲撃されているところと初めてシルと対面するが、神の眼でも見通せない彼女の得体の知れなさに恐怖する。


シルの正体に感付き始めたヘスティアは、真相を確かめるためにまずはヘルメスと合流しようとしたが、そこにフレイヤが現れる。フレイヤからベルを頂戴と要求されると当然拒否するが、フレイヤの眷族である第一級冒険者達がベル達を襲撃し人質に取られてしまう。

フレイヤにベルとの『契り』を解除して『改宗(コンバーション)』出来るようにしろと要求され、拒否するなら眷族達を殺して自分を天界へ強制送還させると脅迫される。だが、駆け付けたヘルメスが下界の規則により半年は改宗出来ないと指摘され、それまで「半入団」という形でベルを預かり、半年後に改めて改宗させるという落としどころで手を引かせた。

納得しないヘスティアだったが、現状ではどうすることも出来ず、半年までに仲間を集めて取り返す手立てを考えることをヘルメスに提案されたが、フレイヤが権能を使ってオラリオ中に『魅了』を施そうとするのを悟ったヘルメスからメモを渡され、「神威を最大まで高めろ」、「その時が来たらメモを俺に渡せ」と指示される。

ヘルメスの指示通りに神威を最大まで高めたことで魅了を免れたが、オラリオ中の人々が「ベルはフレイヤの眷族」と記憶を改竄されてしまう。その後、ベルが【ヘスティア・ファミリア】に駆け付けるが、記憶を改竄されたリリ達は彼を拒絶し、ヘスティアもオッタルらが監視して未だに人質状態であることに気付き、リリ達を守るために断腸の思いで彼を突き放した。

ヘルメスに渡されたメモを頼りに『魅了』を解除するために、フレイヤの眷族の監視に注意しながら行動する機会を窺った。

その後、『魅了』を免れていたアスフィが透明状態でヘスティアに接触し、監視の目が届かないヴェルフの工房で密会し、【フレイヤ・ファミリア】の本拠で異変が起きていることを教えられ、その時が来たと行動を開始する。

ジャガ丸くん販売のバイト中にアスフィに導かれたヘルメスを呼び止めて無理矢理ジャガ丸くんを買わせると例のメモと新たにある物の場所を示したメモ二枚を密かに渡した。『魅了』に感付き始めたヘルメスはフレイヤに悟られずに見事準備を整えてオラリオを『竈』に変えた。

アスフィによってバベルの頂上に降り立つと、フレイヤも知らない切り札の権能『偽現・炉神の聖火殿』を発動した。『魅了』は神炎で浄化され、オラリオ中の人・神達の記憶は元通りとなり、ベルを閉じ込めていた『箱庭』を崩壊させた。

アスフィに連れられて【フレイヤ・ファミリア】の本拠に乗り込みベルと再会し、フレイヤと対峙する。フレイヤに『戦争遊戯』を宣言され、そこまでしてベルに執着する彼女の常軌を逸した行動に疑問を持ちつつも『戦争遊戯』を承諾した。


その後、派閥連合を結成するために有力な対抗馬として真っ先に【ロキ・ファミリア】を加えようと恥を承知でロキに頼みに行くが、あっさりと断れる。というのも、【ロキ・ファミリア】が加われば派閥連合の旗頭が【ヘスティア・ファミリア】ではなく【ロキ・ファミリア】になってしまうため『戦争遊戯』の意味が無くなるという正論の他、『ギルド』(というよりもロイマン)の思惑やロキがフレイヤに弱みを握られているなどから、参加が認められてなかった。せめて、アイズだけでもと頼むが、アイズの方もフレイヤの差し金でオッタルから以前、稽古をつけてもらった借りを返すという名目で『派閥大戦』が終わるまでベルとの一切の接触を禁じられていた。

【ロキ・ファミリア】の加入に失敗したものの、ヘファイストスやミアハ、タケミカヅチなど今まで神交のあった神々やベル達と今まで関わりのあったファミリア、さらに打倒フレイヤを掲げる女神同盟など着々と味方を増やしていた。


『神会』で勝負形式は隠れている神を見つけ、神の胸に差した花を先に散らせるという『神探し(ハイド・アンド・シーク)』(要はかくれんぼと鬼ごっこを合わせた勝負内容)に決まり、戦場も『オルザの都市遺跡』に決定する。

最終的に【ヘスティア・ファミリア】を筆頭とする総勢四十六のファミリアからなる派閥連合と【フレイヤ・ファミリア】との『派閥大戦』が開戦する。


旗頭のためもちろん本陣で待機だったが、ヘイズら『満たす煤者達(アンドフリームニル)』によって不死身の如く回復する『強靭な勇士(エインヘリヤル)』に味方劣勢となり、さらに攻勢に転じたことで次々と神達の花が散らされてあっという間に自身含む4柱しか残っておらず敗北寸前となっていた。しかし、そこにLv.6となったリュー・リオンミアら『豊饒の女主人』が戦場に援軍として駆け付け、さらに敵の幹部・ヘディンが突如寝返ったことで形勢は逆転する。ヘスティアは春姫とともにベル達がいる『円形劇場』に向かい、ベルのステイタス更新を行い、オッタルとの死闘で短時間で上がった分だけ更新した。その後、死闘の末にベルがオッタルを下し、アレンとのデッドヒートを制し、フレイヤの花を散らしたことで『派閥大戦』に勝利する。


『派閥大戦』後、解体された【フレイヤ・ファミリア】から多額の褒賞を得たが、参戦した派閥連合に分配して取り分が大幅に減ったため、未だ借金は返済し切れていない模様。

また、リューが【ヘスティア・ファミリア】への入団を希望し、自身含めみんなが快く承諾したため、リューは改宗して正式に入団。真面目で邪なことはしないからベルの面倒を任せられると安心していたが、公式で死亡扱いの【疾風】を名乗れないため、偽名を考えることになった際、彼女が「リュー・クラネル」と思わず希望を呟いた瞬間、即座にサンダルで頭を引っ叩いてブチ切れした。


その後、ヘルメスによってベルが『学区』へ無断侵入をやらかし、帰って来た彼が『学区』への入学を希望した時は彼の意思を尊重して認めたが、あとでヘルメスに事後承諾の形になった上にまた面倒事に巻き込んだことに苦言を呈した。


人気の爆発

彼女がアニメに登場した2015年4月上旬、pixivやツイッターその他のメディアを彼女の『乳』と『紐』が席巻した。4月8日付の『男子に人気ランキング』では100位までの内およそ5分の1を占め、さらにベスト3を独占するという事態になり、pixiv運営側も急遽、ヘスティアと例の紐の特集を組んだほどであった。(→【謎の紐に悩殺されそう!】ヘスティア特集


アニメではその姿で主人公ベル・クラネルにまたがってステイタスの振り分けをしたり、胸を強調した仕草をするが彼女はウブなため推し留まっている。

このデザインをしたヤスダスズヒト氏と大森先生に惜しみない称賛を送ろう。

ヤスダ氏曰く「ヘスティアの胸は小説の地の文で大きい大きい連呼されてたのでそこスタートで衣装全体を組んだのだけど、書いてなかったら小さくしていたと思うので大森先生のファインプレー


なお、爆発的な人気が出たのは何故かアニメ放映直後ではなく4月7日を過ぎてからである。

ちなみに、pixivには4月7日だけで153枚ものイラスト(パロディ含む)が投稿されている。


関連イラスト

センシティブな作品センシティブな作品♥センシティブな作品


原典であるギリシャ神話での扱い

クロノスと母レアーから生まれた長女。要するにゼウスハーデスらのお姉ちゃん

炉の神として家庭を守護する女神で、その延長として国体護持の神としての側面も持つ。

また、聖火を扱うとして祭壇、祭祀の神でもあり、家族を失った孤児たちの保護者とされる。

ローマ神話におけるウェスタ(ヴェスタ)と同一視されることが多い。

オリュンポス12神には数えられる場合と数えられない場合があり、

これは甥っ子であるディオニュソスに「自分は炉を離れてオリュンポスに行けないから」ということでその立場を譲ったからだとされる。


なお、ギリシャ神話における女神と言うことで嫌な予感がした人も多いだろうが、

かの高名なプラトンをして「彼女1人だけがのんびりしていた」と言わしめるなど、

ギリシャ神話において本ッッ当に珍しい癒し系ぐう聖女神である。

どのくらいかというと、あのゼウスがポセイドンアポロンに求婚された時に直々に永遠の処女を守る許しを与えたというくらい。あのゼウスがである

女神のみならずゼウスのお手付きが無かった女性というのはガチで珍しい。むしろ「手出したらぶっ殺すぞ(意訳)」宣言までしているとなればほぼ皆無レベルである

「いや、でもお姉ちゃんなんでしょ?」と思ったアナタ、そもそもゼウスとヘラの夫婦は姉弟です

よくヘラが怒らなかったものである。


ちなみに、家庭円満、国体護持といった概念的な要素が強いせいか、神殿や彫像、エピソードが全体的に少ない。

まあ、信仰の土台としての家庭円満・国家安寧を司ると考えれば、ヤンチャな弟妹やら親戚やらがアレコレやらかす様を暖かく見守るお姉さん或いはオカンというポジションなのかもしれない。

しかしその神徳から、信仰の規模はオリュンポス十二神でも3本の指に入るといわれ、「釜戸あるところヘスティア女神への信仰あり」と言い得る存在だったという。神格は日本で言うなら「三宝荒神」だが、その在り方は同じく後発的に神徳が増えて萬願成就の神様になった「お稲荷さん」に近い。ちなみにお稲荷さんも本質は女神である。


因みに彼女の聖獣であるロバの別名は兎馬…。ベルが眷族なのはもう運命なのか?


またアテナアルテミスと並んでギリシア神話の三大処女神とされる。


その他の出演

2021年1月のコラボイベントで登場。ただし、ベル、アイズとは異なり、NPC(ルームでの配置は可能)。


2021年4月のコラボイベントで登場予定。コラボの洗礼として、このすば!に登場するカエルのモンスターに食われるという展開が先行公開された。



余談

彼女の台詞を文章に書き起こすと大泉洋に似ていると言われ、

水曜どうでしょうと掛け合わせた「ダンまちどうでしょう」といったネタが存在している。

ダンまちどうでしょう

ヘスティア「おい、パイ食わねぇか」


前述の通り、劇中ではアイズを恋敵として対抗心剥き出しにしているため仲が良いとは言い難いが、両者の中の人たる水瀬と大西は逆にすこぶる仲が良いことで知られている。その仲の良さはアミッドを演じる加隈亜衣から「前世は双子」と言われたほど。ちなみに両者はベル役の松岡禎丞とは近しい役で共演することが多いという共通点がある。


もう一つ本当にどうでも良いが当初は怪物祭の時ベルと共にシルバーバックから逃げる相手はヘスティアではなく薄鈍色の髪の少女の予定だったらしい。ヘスティアがナイフを持ってくる展開からは同じだが当時の編集に「ちゃんとヘスティアをメインに据えましょう」と助言され自身も納得し修正に至ったらしいが…


4期アニメでは展開の都合、めっきり出番が減ってしまい、後半の厄災編ではとうとうWEB予告要因と化す。


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 超越存在 駄女神

ヘスティア・ファミリア ベル・クラネル アイズ・ヴァレンシュタイン

リリルカ・アーデ ヴェルフ・クロッゾ ヤマト・命 サンジョウノ・春姫 リュー・リオン

ボクっ娘 ツインテール ロリ巨乳 例の紐 ベルヘス


ウェスタ-メモリア・フレーゼ四周年イベントアエデス・ウェスタにて登場したヘスティアのもう一つの姿。原点のローマ神話でもヘスティアと同一視されている。


ブルー(プリキュア) - 他作品にて、異性の主人公たちに戦う力を与え「神様」と呼ばれる神物。

大魔神サタン - 他作品にて、主人公に好意を抱き、戦う力を与え、戦いをサポートする神物。しかし、その結末は…。

アクア(このすば) - 他作品にて、女神にしてメインヒロイン。外見が幼い、残念な所が有る等、共通点が多い。ヘスティアの方が大分マシだが。コラボ共演も果たしている。

小岩井吉乃レム(リゼロ) - 中の人およびロリ巨乳繋がり。後者は主人公のことを「○○君」づけで呼ぶ共通点もある。

チルリル - こちらも中の人繋がりで『メモリア・フレーゼ』でコラボ共演。しかし、こちらは胸は控えめ。

フリーナ - 中の人および女神繋がりでボクっ娘。しかし、こちらはまな板。

中野五月 - 中の人および巨乳繋がりで、かつ主人公中の人がベルと同じ。さらには主人公のことを「君」づけで呼ぶという共通点もある。実際にこんなイラストが…

センシティブな作品

ヴェスタル(アズールレーン)…名前の由来がヘスティアと同一視される炎の神ヴェスタに関係するためか、同じように青い紐を装備しているというオマージュ要素がある。

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