爪を意味する「claw」(クロー)、寄り添う・閉じる（二種類組み合わせて様々な可能性の"広がる"ビルドとは逆にドラゴン単一で完結するが故に"閉じて"いる）という意味の「close」と思われるが、英語表記が「cross-z」なので、十字架や交差を意味する「cross」など複数の意味が込められていると推測される。

フィギュア

創動

食玩フィギュア。2017年11月27日発売の「創動仮面ライダービルド BUILD3」にラインナップされた。

ボーイズトイのボトルチェンジライダーシリーズではクローズのフォームはクローズチャージしか発売されなかったため、放送当時に一般販売されたクローズの基本フォームのフィギュアはこれだけとなった。

S.H.Figuarts

2018年にプレミアムバンダイで発売されたが、その6年後の2024年に平成ジェネレーションエディションと題して10月に一般販売予定。

RKF レジェンドライダーシリーズ

『仮面ライダージオウ』の時期のボーイズトイ。2018年10月20日に発売された。ボーイズトイとしての商品化はこれが初となった。

余談

前述の通り初登場は第11話だが、公式サイトのトップページには開設当時から写っていた。
本編メインライターの武藤将吾氏は『クローズZERO』という映画作品の脚本を担当したことがある。
ドラゴンがモチーフだが、自力飛行能力はなく、龍我はこれに文句を言っていた。このためか後のクローズチャージはタカフルボトルを使用すれば飛行でき、クローズマグマには自力飛行能力が最初から備わっている。
- 龍がモチーフのライダーは他にも仮面ライダーアギト、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーリュウガ、仮面ライダーウィザード、仮面ライダー龍玄、仮面ライダーセイバー、仮面ライダーカリバー、仮面ライダーエルドとかなり多い(カラーリングが青のドラゴンライダーなどの複合系やフォームチェンジも含めると更に多い)。
- 龍騎とは性格や必殺技も似ている。リュウガは万丈と同じ名前を持つ。
クローズは近年の2号ライダーの登場パターンとしては珍しく、「主人公が変身不能になり、代わりに戦う」という、いわば初代2号ライダーのような経緯で登場を果たした。ただし、中の人の負傷で長期欠場を余儀なくされた初代1号ライダーと異なり、ビルドは次の回で復帰しベルトも二代目が開発されて(?)あっさりダブルライダーの共闘が実現している。
クローズは専用のバイクがない(ビルドから借りて使用する事はあるが)。
- そのため、ビルドがバイクで、グリスがヘリコプターボトルで飛んで移動した時、1人だけ走って現場に直行していた。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』以降、初期に登場するライダー達が主人公と同じドライバーを使うことは多かったが、同じドライバーに主人公とは全く違うアイテムをセットして別のライダーになるのは平成二期においては、そして現時点では令和ライダーも含め、このクローズのみである（他のライダーの場合、ドライバーが同じならセットするアイテムの規格も同じであり、セットするアイテムの種類かドライバーに施されている区別によって別ライダーに変身する場合が多い）。
派生フォームがない2号ライダーは『仮面ライダーフォーゼ』の仮面ライダーメテオ以来約6年ぶり。
永徳氏が2号ライダーのスーツアクターを演じるのは『鎧武/ガイム』の仮面ライダーバロン以来約4年ぶりとなる。また、次世代の変身ベルトを使用した強化形態を持つ点も一致している。
初登場回サブタイトルの元ネタはカンフー映画『燃えよドラゴン』。
NHKの『全仮面ライダー大投票』ではビルド(9位)、グリス(10位)に次いで11位(脇役が変身する仮面ライダーの中では2位)にランクインするという非常に高い結果を残し、 9位から11位を『仮面ライダービルド』に登場したライダーで独占した事はファンの間で大きく話題になった。
- (誰か一人忘れている事は気にしてはいけない)
- 元々のキャラクター人気に加えて、演じた赤楚衛二氏が近年ブレイクし始めているからではないかと思われる。