『皆、狂っている。』
新たな対魔忍の誕生――対魔忍GOGO!
対魔忍になりたくない!
今度の対魔忍は異世界転生モノ!?
感度いい塩梅アクションゲーム!対魔忍GOGO!
スペック
ジャンル | 感度イーアンバイローグライクアクション |
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価格 | 基本プレイ無料(アイテム課金あり) |
対象年齢 | 3歳以上(Google Play) / 9歳以上(Apple store) |
OS | iOS/Android |
配信日 | 2023年5月16日 |
開発元 | 株式会社Gremory |
配信元 | 株式会社Infini-Brain |
概要
2022年9月5日に対魔忍TVにて突如、製作が発表され(一応、その前の回で重大な発表があると予告されてはいたが)、同日中にティザーサイトや各種SNSにおける公式ページが開設された。
1週間後に正式に情報が解禁され、事前登録もスタートした。
対魔忍シリーズとしては、『アクション対魔忍』に続き2作目の一般向け作品となる。
しかも、対象年齢はまさかの3歳以上(※)となっており、世代を問わず楽しめる文字通りの全年齢向け作品となるようである(ちなみに、『アクション対魔忍』は17歳以上対象)。
また、キャラクターがリアル頭身ではなく、常時SDキャラとして描写されているのも特徴。
また、本作品のキャラクターデザインを担当した公式のイラストレーターは現在でも不明である。
一見すると可愛らしくデフォルメされているように見えるが、よく見るとキャラクターは全員目にハイライトが描かれておらず、見る者や見方によってはどこか狂気染みた雰囲気や不穏な雰囲気を感じさせるものになっている。
本作は『対魔忍RPG』や『アクション対魔忍』とはまた別の世界線を舞台としており、シリーズにおける悪の組織の筆頭格であったノマドは事実上の解散に追い込まれ、日本・中華連合・米連・魔界の相互交流が盛んに行われているとのことである。また、これに伴い一部のキャラ設定にも変更が加えられているようだ。
※ ただし、Apple storeでは「まれ/軽度な過激な言葉遣いまたは下品なユーモア」があることを理由に9歳以上となっている。
配信の一時延期など
当初は2022年秋の配信を予定していたが、2022年11月30日に公式より発表があり、作品クオリティのさらなるブラッシュアップを行うべく、リリース時期を見直すことを正式に公表。
新たなリリース時期については決定次第、ホームページとTwitterより案内させていただくとのこと。
なお、2022年11月11日に一度だけ開発中のアプリが誤って配信されてしまったことがあった(程なくしてストアからアプリは削除されている)。
コミカライズ展開
その後、長らく何も情報がなく、ファンの間では開発中止の噂も流れ始めていたが、4ヶ月後の2023年3月31日、「対魔忍GOGO!プロジェクト」再始動の第一弾として、本作の世界観をモチーフにしたウェブコミックがWebtoonの「めちゃコミック」にて漫画化され公開、配信開始される。
ちなみに電子漫画版のシナリオ展開はゲームアプリのものからアレンジされているオリジナルストーリー。全18話完結。
モバイルアプリに関する情報は「続報をお待ちください」とのことであるが、少なくとも開発は(難航してはいるが)中止になったわけではないようである。
登録再開~配信開始まで
そして2023年4月18日、遂に公式からのお知らせで各ストア、公式SNSにて事前登録の受付が再開する件を告知。
改めて登録受付は今一度、登録し直しになるが、キャンペーン報酬の対魔石3000個を再度登録したユーザー全員にプレゼントするという旨も伝えられる。
さらに追加で5月8日には事前登録報酬にオプション「使い魔」がキャンペーン参加者全員にプレゼント。
そして2023年4月25日、本作品のアプリ配信日程が正式に決定され、公式リリース日が公開。配信日は2023年5月16日に決定。
5月12日に事前ダウンロード開始がされ、5月16日当日から本格的に配信が開始された。
アプリの配信終了
サービス開始から半年ほど過ぎ、半周年のハーフアニバーサリーのシーズンイベントも終了した頃、公式よりサービスの継続が困難な状況であるとし、2024年1月26日をもってサービスを終了するとの発表がされた。
サービスの終了に伴う今後のスケジュールにおいては2023年12月14日のアップデートまでイベントの実施がされる予定。
あらすじ
仕事を探すも なかなか見つからない日々を過ごす中 交通事故に遭ってしまう
目を覚ますと 現実の世界とは異なる風景が広がっていた
人とは異なる姿かたちをした「魔族」
「五車学園」と呼ばれる対魔忍養成学校
「ひょっとして……異世界転生……?」
しのぶは事故をきっかけに 対魔忍のゲーム世界に異世界転生をしてしまったのだ
「対魔忍って……なにかの冗談?だよね?」
「私が対魔忍……?」
「え、嫌」
「絶対イヤ!」
「対魔忍になりたくなーーーーーいっ!」
大真しのぶ 対魔忍の世界へGO!GO!
登場キャラクター
メインとなるのは本作初登場となる5人の新キャラクターたち(公式では“同級生組”という呼称が用いられている)。
大真しのぶを除く初期メインキャラ4名は全員出自が異なっており、日本、米連、中華連合、魔界という対魔忍の世界における主要な勢力からそれぞれ1名ずつがチョイスされている。恐らく、はじめて対魔忍シリーズに触れる人でも、対魔忍の世界がどういうものなのかをわかりやすく伝える意図もあると考えられる。
シリーズ原作でお馴染みのキャラクターも当然ながら登場。
なお、担当声優は『アクション対魔忍』から続投している。
☆の付けられたキャラクターはプレイアブルキャラ(★は初期実装プレイアブルキャラ)
最初からすべてのキャラクターが使用できるわけではなく、アップデートごとに使用できるキャラが増えていく模様。
メインキャラクター
主人公
大真しのぶ ★
誕生日:7月7日
エロゲ好き・ネット中毒の大卒のフリーター。
交通事故に遭い、現代日本から対魔忍の世界へと転生してきた。
同級生組
田中稲 ★
声:遠野ひかる
誕生日:9月23日
対魔槍炎術の宗家である田中宗家の一人娘。
幼い頃に誘拐事件に遭い、対魔忍に助けられた経験があり、このことがきっかけで対魔忍に狂信的なまでの憧れの念を抱くようになる。
しのぶの最初の相棒となる対魔忍でもある。
細川弾丸子 ★
声:田中美海
誕生日:4月18日
米連からの交換留学生で、爆破工作をはじめとする工兵技能のエキスパート。
しかし、技術の高さに反して、うっかりが多く教師からの評価は低い。
リ・ウータオ ★
声:村瀬迪与
誕生日:11月10日
中華連合からの留学生。
様々な発明により祖国の技術力を一段階上昇させたとも言われる優秀な技術者だが、倫理感に欠落したマッドサイエンティストとしての一面も持つ。
エスメラルダ ★
声:紡木吏佐
誕生日:10月4日
オタク気質の陰キャだが、感情が昂ると口よりも先に手が出るなど気性の荒い一面も。
貴族の家の出で、実は結構なお嬢様。かつてはノマドに属していたらしい。
五車学園
井河アサギ ★
声 - 渡部紗弓
五車学園の学園長を務める最強の対魔忍。
しかし、どこかポンコツなところもある。
井河さくら ★
声 - 里山葉亜都
アサギの妹。本作では学園長代理も務めているという設定。
暴れることが好き。
水城ゆきかぜ ☆
声 - 神戸結衣
2023年7月4日参戦。
五車学園の在校生。
雷遁の術の使い手。
祭屋花火 ☆
声:若井友希
誕生日:8月7日
2023年8月1日参戦。本作のオリジナルキャラクター。同級生組のひとり。
長い歴史のある、花火を生業とした家系の男勝りな少女。
田中稲とは幼なじみで「はなちゃん」と呼ばれる間柄。
難しい話にはついていけない、脳筋でワイルドな性格。
心願寺紅 ☆
声 - 櫻井菜々絵
2023年9月5日参戦。
風遁の術の使い手。
実はエドウィン・ブラックの実子でもあるのだが、本作では今のところその辺の事情は取り上げられていない。
アデライド ☆
声:加隈亜衣
誕生日:1月16日
2023年10月3日参戦。本作のオリジナルキャラクター。同級生組のひとり。
魔界からの留学生で、高貴なヴァンパイア貴族の出身。同じ魔族のエスメラルダをライバル視している。
典型的な、お嬢様気質だがポンコツで泣き虫な一面もある。ちなみにヴァンパイア族ではあるが血は苦手らしい。
秋山凜子 ☆
声 - 里美花
2023年11月1日参戦。
五車学園の在校生で、秋山家の出身。
古流剣術「逸刀流」の使い手。
本作のオリジナルキャラクター。
眼鏡を掛けて後ろ髪を結っている、五車学園の教師。
五車学園の教師。
異能系忍法「不死覚醒」の持ち主。
「波遁の術」の使い手である対魔忍で通称「図書子さん」。
ダンジョンに現れるサポートキャラの1人。
声 - 堀内賢雄
巨大企業ノマドのリーダーであった男。吸血鬼の始祖。
対魔忍の最大の宿敵であったはずだが、今作ではノマドの解散に伴って、五車学園の教員となっている。しのぶのクラスの担任でもある。
元ノマドの幹部の1人でブラックの部下。
ダンジョン内のサポートキャラ。
魔界出身の奴隷商人のオーク。サポートキャラ。
この他にもメインストーリーなどで、シリーズではおなじみのキャラクターがデフォルメされたSDキャラで登場。
また、クリスマス関連でのシーズンイベントではサンタ姿に扮した「聖夜仕様」のアサギとしのぶが期間限定で登場。
敵役
声 - 氷青
ノマドの残党を率いている女性。かつてはブラックの部下であった。
原作でもノマドの幹部の1人で、アサギの宿敵として彼女を苦しめていた。
朧に率いられるノマド残党の戦闘員。
基本的に敵として登場するが、ダンジョン内でサポートキャラ(味方)として登場する「オーク奴隷商人」のゾクトなどもいる。
テーマソング
「Ka☆Ku☆Goお命ちょーだい!」
「対魔忍GOGO!」主要キャラの同級生組5人が歌唱を担当するテーマソングがリリースされており、現在、各音楽配信サイトで配信中。
バースデー企画
「毎日が誰かの誕生日」
リ・ウータオとエスメラルダが送る、お誕生月のお祝い企画。
対魔忍シリーズのキャラクターが持ち回り制で毎月一日にバースデーコメントを贈ってくれるショートムービー。
コラボレーションイベント
配信開始から、ひと月置かず2023年6月1日には、なんとアニメ『真・一騎当千』シリーズとの健全コラボ(?)と称してコラボイベントが早々に開催決定。
対魔忍GOGO!としては初めてのコラボイベント…というかGOGO!初の期間限定シーズンイベントも兼ねている。
プレイアブルキャラクターには孫策伯符と孫権仲謀(本名の方)の二人が参戦し、姉妹揃ってGOGO!の頭身で登場。もちろんハイライトの無い瞳も健在。
公式コラボ動画などでは大真しのぶ同様の異世界転移者として、二人とも戦々恐々としている様子が表現されていた。
余談
上記のように、発表当初はどのようなゲーム内容なのか一切明らかにされなかったため、ファンの間では、“GO”と付くタイトル名から、『ポケモンGO』のような拡張現実のシステムを用いた位置情報ゲームになるのではないかという噂が立てられていた。
中には、草むらで捕獲した対魔忍を調教するゲームなのでは?なんてトンデモ意見も出ていたとか…。
その後、詳細情報が発表されたことで上記の憶測は否定されることとなった(ジャンル的にはこれ、異世界転移ものという点ではこれが一番近いと言えるか。)
発表までの1週間の間、ティザーサイトではアサギのシルエットが次第に縮まってSDキャラ化していくという演出が取られており、この時点でデフォルメされたキャラを操作していくゲームになるのではないかと見抜いたファンもいた。
『アクション対魔忍』の時と同様、エロゲ発祥のシリーズの全年齢向け作品ということで、発表された際にはTwitterにトレンド入りするほどの大変な話題となり、情報解禁の翌日(9月13日)には、TBSの情報番組『THE TIME,』で「きのうバズった!SNSトレンドワード」の1つとして紹介されてしまった。
…のだが、何を間違ったか、このコーナーでは対魔忍のことを「人気ゲーム」と紹介したり、ネット上の声の1つとして「対魔忍やってみたい!」というフレーズを流してしまったため、対魔忍シリーズをよく知るファンからは「そうはならんやろ」と総ツッコミを喰らうことになった。