「だからアイドルは続けるわよ! 絶対約束する! 何があっても続けるわよ! でも、μ'sは私たちだけのものにしたい。にこちゃん達のいないμ'sなんて嫌なの! 私が嫌なの!」
プロフィール
名前 | 西木野真姫 |
---|---|
読み方 | にしきの まき |
英字表記 | MAKI NISHIKINO |
学年 | 1年 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 161cm(シリーズ13位タイ) |
血液型 | AB型 |
誕生日 | 4月19日 |
星座 | おひつじ座 |
3size | B78/W56/H83 |
好きな食べ物 | トマト |
嫌いな食べ物 | みかん |
趣味 | 写真 天体観測 |
イメージカラー | 赤 |
所属ユニット | BiBi |
一人称 | 私 |
CV. | Pile |
人物
『ラブライブ!』に登場するスクールアイドルグループ『μ's』のメンバー。
国立音ノ木坂学院に通う高校1年生。
かつてニコニコ生放送で放送されていた『ラブライ部 ニコ生課外活動~ことほのうみ~』で、真姫役であるPile氏がゲストとして来た際、その特徴的な名字から「スター西木野」と呼ばれていた。真姫のキャラクターアイコンも狙ったように星マーク。
从廿_廿从<ワタシノカオモジトカ、イミワカンナイ!
ファンからの愛称は真姫ちゃん、まきちゃん、マッキー。
容姿
μ'sメンバーで唯一の吊り目であり、可愛いよりは綺麗系。
ボリュームのある肩までの髪の毛先が、顔の輪郭に沿うように癖がついており、アニメ版では毛先を指でくるくるといじる時がある。
2012年以前は、衣装を着たアイドル活動中のイラストは赤髪、学校生活などの日常のイラストは茶髪とバラバラになっえいた(2013年放送のアニメ版以降からは赤髪に統一された)。
身長は161cmと、μ's内では絢瀬絵里に次いで2番目に高い。
また、歴代ラブライブ!シリーズの1年生スクールアイドルにおいても、鬼塚冬毬(Liella!)の163cmに次いで、2番目に高い。
スリーサイズは、バストはメンバー中5位(穂乃果と同率)、ヒップはメンバー中2位(花陽と同率)だが、ウエストが56cmでメンバー中1位と、くびれのある体形となっている。
バストとウエストの差は絵里・希に次いでメンバー中第3位(花陽と同率)、ウエストとヒップの差は次点の穂乃果・絵里より3cm大きいメンバー中第1位。
そのため、尻フェチなファンからの人気も高いとか。
原作(初期ver)
プロジェクト開始当初はナルシストで自意識過剰なキャラだった。
典型的なお嬢様キャラともいえる。
ツッコミ役に回りそう(というか本人は回りたいはず)なのに、結局いじられる側になってしまう。
特に、策士的な役回りの多いにこの口車に乗せられることが多い。
海未からは、面倒見が良いと評価された(電撃G'sマガジン2011年11月号より)。
2ndシングル『Snow halation』に収録されたドラマパート「聖夜の女の子たち。」での「でっしょー!」発言は、キャスト、ファンともにお気に入りで真姫の名言の一つといえる。
『夏色えがおで1,2,Jump!』でのPV内で、みんなが海に入って遊んでいたり、スイカ割りで楽しそうにビーチを満喫したりしている中で、真姫だけはビーチチェアに横たわり、サングラスをかけてのんびりとしていた。
紛うことなきお嬢様である。
しかし、PVが先行発表されたlily whiteのシングル発売イベントでは会場が笑いに包まれたらしい。
『夏色…』のPVを購入してから見た人に関しても、思わず「くすっ」と笑ってしまった人も少なくないのではないだろうか。
医師としての志望分野は脳外科。アイドル活動を始めようと思った理由は思い出作りのため。昔はバレエもやっていた。勉強ばかりの日々に少し息苦しさを感じていたようである。
趣味は写真、天体観測。特技はテストで満点を取ること。長所は戦略家、度胸があること。チャームポイントは「知性溢れる美貌」。
勉強は出来るが、運動はかなり苦手な様子。
彼氏がいないのはモテないからじゃなくて、作らないだけ。私のかわいさに釣り合う人がいないから。告白もいっぱいされている……らしい(本人談)。
テレビアニメ
上記の原作の設定からは大幅に変更され、真面目だがちょっぴり皮肉屋なツンデレという、原作での真姫とは全くの別人と化している。
2期5話では「よほどの自惚れ屋でもない限り自分より他人の方がかわいいって思ってるものでしょ?」とまさに古参ラブライバーからお前が言うなと言われそうなセリフまで言っている。
恐らく、メディアミックスでのキャラの差異が最も激しいのは彼女の方だろう。
そのため、スクールアイドルフェスティバルではカードのセリフやサイドストーリーでは本来の自意識過剰なナルシストのままだったが、メインストーリーではアニメ版のツンデレキャラになっているなど、キャラがハッキリしていない部分も見受けられた。
嫌なものはキッパリ拒絶、納得がいかないと「はあ!?」と怒りやすい。
劇中に登場する「意味わかんない!」という台詞は、アニメ版における真姫の代名詞にもなっており、このセリフを多用するファンも多く、演じるPile氏も『ラブライブ!』関連の番組で時々使用している。
穂乃果と花陽から放課後に音楽室で歌っていた姿を絶賛され、さらに容姿も「アイドルみたいにかわいい」と太鼓判を押されるなど、かなり優遇されている。
穂乃果の情熱に根負けして「START:DASH!!」の作曲を担当した後、凛と共に花陽を後押ししてμ’s加入へと導くと共に、凛と一緒に加入した。
また、彼女はピアノも演奏する事もできることから、μ's楽曲の作曲を担当している。
髪の毛先を指でくるくる巻く癖がある。
斜に構えた態度はTVアニメ2期6話で凛にモノマネされた。
TVアニメ1期10話まで先輩メンバーを呼び捨てで呼ぶことに対して最後まで抵抗があったが、希の計らいで克服している。
そんな希からは、胸をわしわしされている。希曰く、『発展途上やね』とのこと。
アニメ版では両親との仲がかなり良く、特に母は喜んで真姫のアイドル活動を応援してくれている。
お嬢様だが、その点を特別だとは感じておらず、μ'sの合宿用に別荘をポンと貸している。
二期ではサンタさんがやって来ないからという理由で別荘の暖炉をきれいにするという大人びた見た目からは想像もつかない純粋で子供っぽい面が発覚した。メンバーによってその夢は壊されず守られている模様。
劇場版では、海外への出立のために空港まで送ってくれた父親へお礼のキスをしており、親子仲は悪くない様子。
漫画
基本的には原作の性格を踏襲。
しかし、『僕らのLIVE…』収録の自己紹介の内容と異なり、元々はUTX学園のような進学校に進学したかったが、親からの希望で音ノ木坂へ入学。
両親は古典的な教育ママ&パパで、流行りの文化を疎む母親を「俗物」と罵るなど、アニメ版と比較すると多くの違いが見てとれる。
スクールアイドル活動に励む穂乃果たちを見て、自分だったらもっと人気者になれるだろう、と妄想にふけってしまうという自意識過剰な一面は原作から引き継いでいる。
UTX編入権を得られる「ラブライブ!」に出場するため、同じく編入権を求めるにこに引っ張られる形で、アイドル研究部に入部する。
以後、μ's楽曲の作曲を任されるようになる。処女作は「ぼららら」。
SID
両親にはスクールアイドル活動を秘密にしていたが、成績が落ちたために発覚し、父親から部活動禁止を言い渡される。
しかしながら、海未を始めとするμ'sの仲間たちが父親を説得し、成績をキープすることを条件に許された。
海未とは、家業を継ぐことが当たり前であるという教育を受けてきたお嬢様という点でお互いに共感している。
また、自転車運転が苦手で、練習するエピソードがある。
スクスタ
『スクスタ』では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の憧れ兼友達として登場。
テレビアニメ版の設定を踏襲しており、同学年メンバーとあまり馴れ合わないツンデレ。
ピアノを弾いている内に凛や花陽達が応援しに来る時もあるが、それもインスピレーションになっている様子。
メインストーリー5章で、にこが発案したμ’sVS虹ヶ咲メンバー スクールアイドル九番勝負では、「音楽イントロクイズ」の出場者として選ばれたが、まさかのアイドル曲だったせいで優木せつ菜に敗北。せつ菜はアニメやゲームが大好きであるほどの熱狂的なアニメオタクなので、端から勝ち目がなかったと言うべきか……。
最終決戦、「あなた」との「スクールアイドル作曲勝負」で再エントリーしリベンジを果たす。この1件でスランプに陥った「あなた」は勝敗に拘りすぎた点から虹ヶ咲メンバーと改めて向き合い直し、『TOKIMEKI Runners』を完成させた。
キズナエピソードでは、μ'sのお手伝いに来た「あなた」が活動に関与することに消極的だった。
「あなた」とは作曲担当という共通点があり、それをきっかけに仲良くなった。贈り物のためにアルバイトまでしている。
イベントストーリーでは、Aqoursの桜内梨子を自身のピアノコンクールのゲストに呼び、連弾を披露した。
楽曲
詳しくはμ'sおよびラブライブ!オリジナル曲一覧を参照。
ソロ曲
総選挙結果とポジション
実施回 | 順位 | 楽曲 | ポジション |
---|---|---|---|
僕らのLIVE君とのLIFE | 後列 | ||
第1回 | 6位 | Snowhalation | ライト後列右 |
第2回 | 8位 | 夏色えがおで1,2,Jump! | 中列レフト右 |
第3回 | 6位 | もぎゅっと“love”で接近中! | 中列ライト |
第4回 | 3位 | WonderfulRush | センターレフト後列 |
第5回 | 1位 | Music S.T.A.R.T!! | センター |
第5回では見事初のセンターを獲得(μ'sの1年生組としても初)。
その後、2013年11月27日に6thシングル「Music S.T.A.R.T!!」が発売。
この曲は、今まで関わった楽曲がほとんどクールなイメージである真姫にしては真逆の明るいポップ調の曲ではあるものの、見事に歌い上げている。
実は、真姫役の声優も『ラブライブ!』への出演以前は(どちらかと言えば)クール路線で売っていた。μ'sへの参加以降での成長が最も実感できる曲とも言えるだろう。
さらに、発売から5日で約37000枚の売上を記録し、オリコンでもデイリー2位、ウィークリー4位などの記録を作り出した、まさにアニメ1期から2期へと繋げる記念碑としての役目を十分に果たしたといえる。
センター曲
キャスト
真姫を演じるPile氏は、本作が声優デビューとなる。
本業は歌手であり、実写作品への出演経験もないわけではないが端役しか経験していなかった。
当時は歌手としても伸び悩んでいた時期で、もし『ラブライブ!』のオーディションに合格しなかったら芸能活動から退こうと考えていたという。
そのような経歴かつアニメやゲームへの興味もなかったため、声だけで演技を行う事に四苦八苦し、テレビアニメ版でのアフレコによる収録も夜中まで掛かる事もあった。
実は(真姫同様に)お嬢様であるようで、SNSでは豪華な外食や海外旅行に関する投稿も多いことから、「リアル真姫ちゃん」と言われることもある。
2020年代に入ってからは、プロデュース業にも積極的に関わっている。
2024年開催のμ's出演の海外イベントでは、彼女が所属するSPACEYが主催となっており、彼女がプロデュースした可能性もある。
人気
第3回総選挙までは下位に甘んじていたが、第4回からトップ3に急上昇し、第5回では1位となった。μ'sの1年生では初にして唯一の1位経験者。
清涼菓子の「キスミント」のイメージガール総選挙でも1位となって新規アニメーションCMが制作された。
著名人にも彼女を最も好きなメンバーとしている者は多く、『仮面ライダー剣』での主演で知られる俳優の椿隆之、タレントの中川翔子、俳優の神木隆之介などが挙げられる。(詳しくはラブライバーを参照)
特に中川氏は、これが縁で、自身がプロデュースしたライブイベントにPileがゲスト出演するなど、親交を深めている。
余談
- アニメが発表された当初から、容姿が『夏色キセキ』(2012年)の水越紗季に似ているとよく言われた。しかし、『ラブライブ!』のプロジェクトスタートは2010年からなので、キャラクター単体としてはこちらが先。
- 真面目、意外と穴がある、両親が医者、アニメ制作がサンライズ、担当声優がランティスに所属するグループの一員としてOPとEDを歌唱、という点も共通している。
- 『夏色キセキ』は下田市が舞台で紗季が八丈島に引っ越す設定だが、ラブライブ!シリーズでは後に下田市と同じ伊豆半島を拠点とするグループや八丈島出身のスクールアイドルが登場する。
- 身長の高さに加えて大人びた外見や性格をしている上、下手をすれば一部の二・三年生組よりも学力も高いと、一年生である要素がほとんど見当たらないのも特徴。上述のサンタの件に関しても、逆に言えばそれぐらいしか子供っぽい要素はなく、先輩方にも同じくらい子供っぽい要素があるメンバーはいくらかいるのであまり参考にならない。そのため、ラブライブ!をよく知らない人からは彼女がμ'sの三年生だと誤解されることもしばしば。同じグループの三年生には飛び抜けて見た目が子供っぽいメンバーがいるのも誤解を生みやすい原因。「ぬわぁんでよっ!」…Aqoursや虹ヶ咲の同級生といるよりも、二・三年生の中に紛れ込ませた方がしっくり溶け込んでしまえるのも彼女くらいであろう。
- ここpixivにおいて最初に描かれた「ラブライブ!」タグの登場人物イラストは彼女である。
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楽曲衣装
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桜内梨子(りこまき)、黒澤ダイヤ、津島善子、高咲侑、優木せつ菜、宮下愛、澁谷かのん、平安名すみれ、米女メイ、ウィーン・マルガレーテ、鬼塚冬毬:ラブライブ!シリーズ後継作のツリ目キャラ。