名探偵コナン・ガンダム声優リスト
めいたんていこなんがんだむせいゆうりすと
概要
現在20周年を迎えた国民的アニメ・『名探偵コナン』と社会現象を巻き起こした『ガンダム』シリーズの声優陣には共通しているメンバーが非常に多い。
実は原作者の青山剛昌が、ガンダムシリーズの特にシャア・アズナブルの大ファンだったことが大きな理由であるとされる。青山自身が学園祭の出し物でシャアの恰好をして街中を練り歩いたほどであり、いわゆる現在のオタクの大先輩にあたる存在であった。
ガンダムネタ
安室透の元ネタがアムロ・レイ+古谷徹、赤井秀一の元ネタが赤い彗星+池田秀一なのは特に有名な話である。これまでに、数多くのガンダムパロが作られてきたが、ここまで大胆なパロディを用いたのは今までに前例がなかった。また、赤井秀一の初登場回の容疑者の名前が、富野由悠季と安彦良和のパロディとなっているなど、お遊びにも枚挙にいとまがない。
元祖美形悪役声優として現在の美形悪役演技の礎を築いた故・市川治は、シャア・アズナブルに最も近かった声優として知られている。彼もまた、タイトルが「炎の中に赤い馬」と赤が入ったタイトルに出演している声優である。さらに、彼が演じた犯人の妻である被害者を演じたのが、ララァ・スン役を担当した潘恵子であった。
未出演組
現在までのところ、神谷浩史、中村悠一、鈴村健一など数人の主人公声優が『名探偵コナン』への出演を果たせないでいる。コナンは予算が豊富なことから演技力重視のベテラン声優を中心に起用されている点、今が旬のアイドル声優の出演にもあまり関心がないのが大きな理由とされている。
また、田中真弓のようにコナンに出演希望をしても未だにに果たせないでいる声優や、大ファンだと宣伝番組でアピールしながらも出してもらってない平野綾などの声優も多数存在している。
日高のり子のようにラジオでコナン役の高山みなみに出演を直訴するも、出演までに10年の月日が流れてからレギュラー・世良真純に大抜擢された声優も存在している。ただし、日高の場合は意図的に出演を見送られて大事な役に取っておいたパターンに当てはまると思われる。