かつてのデーボス軍との戦いに志願し、賢神トリンにより機械の体を与えられブレイブに進化した恐竜たち。
十大獣電竜
トリンに選ばれた獣電竜の筆頭である10体の戦士と、そのプロトタイプ1体。獣電竜同士の合体や単独変形によって「獣電巨人」になる能力を備えている。
普段はそれぞれの休眠場所で待機しているが、キョウリュウジャーが獣電池を投擲し、それに噛み付くことで目に黒い瞳が付き、戦闘モードへ変形、戦いの場所へとやってくる。
なおこの召喚能力については、恐竜大決戦!さらば永遠の友よのアミィの台詞からして、投げた獣電池は自動で獣電竜の元へ飛んでいくようである。
獣電池に噛みつかなくても戦闘自体は可能であるが、本来の力が出せない。
ちなみに自身の獣電池の場所はスピリットの力で特定することが出来、例え獣電池がある場所が異空間であってもその場所に行くことが可能。仲間が異空間に攫われた際にはこの方法を使用している。
従来戦隊の巨大メカに相当するが、単独で人型になれるプテラゴードン、プレズオン、ブラギガスを除いて珍しくコックピットが存在しない。そのため、単体で活動する際には下にいるキョウリュウジャーの指示を仰ぐのが基本(稀にキョウリュウジャーが獣電竜の上に乗ることもある)
上記3体と大部分を構成するガブティラ以外の獣電竜は合体時に腕を構成する。そのため、カミツキ合体の特性上、尻尾が武器になっている。
No.1-ガブティラ
No.2-パラサガン
- 元の姿:パラサウロロフス
- パートナー:イアン・ヨークランド
- 初登場:ブレイブ4
- 司る勇者:『弾丸』の勇者「キョウリュウブラック」
- 休眠場所:ヨーロッパのとある湖畔の古城
No.3-ステゴッチ
No.4-ザクトル
- 元の姿:ヴェロキラプトル
- パートナー:立風館ソウジ
- 初登場:ブレイブ3
- 司る勇者:『斬撃』の勇者「キョウリュウグリーン」
- 休眠場所:富士山麓の静寂な竹林
No.5-ドリケラ
No.6-プテラゴードン
- 元の姿:プテラノドン
- パートナー:空蝉丸
- 初登場:ブレイブ7
- 司る勇者:『雷鳴』の勇者「キョウリュウゴールド」
- 休眠場所:雷雲の中
No.7-アンキドン
No.8-ブンパッキー
- 元の姿:パキケファロサウルス
- パートナー:鉄砕、津古内真也(ブレイブ47以降)
- 初登場:ブレイブ17
- 司る勇者:『激突』の勇者「キョウリュウグレー」
- 休眠場所:中国奥地の万年滝
No.9-プレズオン
- 元の姿:プレシオサウルス
- パートナー:ドクター・ウルシェード、弥生ウルシェード(ブレイブ24以降)
- 初登場:ブレイブ21
- 司る勇者:『海』の勇者「キョウリュウバイオレット」
- 休眠場所:海中基地「プレズオンラボ」のドック
No.10-ブラギガス
- 元の姿:ブラキオサウルス
- パートナー:賢神トリン、桐生ダンテツ(ブレイブ45以降)
- 初登場:ブレイブ34
- 司る勇者:『閃光』の勇者「キョウリュウシルバー」
- 休眠場所:龍脈空間の中
No.00-トバスピノ
- 元の姿:スピノサウルス
- パートナー:なし
- 初登場:劇場版「ガブリンチョ・オブ・ミュージック」
- 司る勇者:『』の勇者「キョウリュウネイビー」
- 休眠場所:福井恐竜博物館近くの渓谷
ガーディアンズ
十大獣電竜を補佐する獣電竜の戦士たち。
ディノチェイサー(ディノス、チェイス)以外は、太古の昔に暗黒種デーボスとの戦いで命を落とし、現在は獣電池に残るキョウリュウスピリットとして、様々な特殊能力を発揮しキョウリュウジャーをサポートする。
残された体の一部は、その命を落とした戦いでブラギガスが流した涙が変化した「秘石」と呼ばれる琥珀のような物質の中に取り込まれた状態で世界各地に散らばっており、これを全て揃えることでブラギガスは復活した。
元々は十大獣電竜に似た姿を持っており、ブラギガスの各部に残るレリーフとしてその姿が確認できる。
※能力については獣電池へ
No.11-ディノチェイサー
- 元の姿:デイノニクス
- 初登場:ブレイブ3
- 休眠場所:地中
唯一生存しているガーディアンズ獣電竜。スピード狂で、黄色い体のディノス族と黒い体のチェイス族からなる群れを成して行動し、常に2匹1組のチームでかぎ爪を合わせてのコンビ攻撃を得意としていたらしい。
No.12-ディノスグランダー
- 元の姿:デイノスクス
- 初登場:ブレイブ16
恐いもの知らずで、相手に食らいついたまま猛スピードで回転する超デスロール攻撃を得意としていたらしい。また、地中でのスピードはドリケラやアンキドンを凌ぐものであったようだ。
No.13-ケントロスパイカー
- 元の姿:ケントロサウルス
- 初登場:ブレイブ4
仲間思いで、仲間と互いに支え合い、その強力なパワーを発揮していたようだ。
No.14-スティメロ
- 元の姿:スティラコサウルス
- 初登場:ブレイブ6
ハート型のえりを使った催眠ダンスで相手を魅了するカワイイ系であったようだ。
No.15-アロメラス
- 元の姿:アロサウルス
- 初登場:ブレイブ5
熱血漢な性格で、火炎攻撃を得意としていたようだ。
No.16-ビヨンスモ
- 元の姿:セイスモサウルス
- 初登場:ブレイブ10
自信家で、首や尾などを自由に伸ばしてのロングリーチな攻撃を得意としていたようだ。
No.17-オビラップー
- 元の姿:オヴィラプトル
- 初登場:ブレイブ7
読めないトリックスターで、相手の間を駆け回っては強烈な放屁で攻撃する事を得意としていたようだ。
No.18-イゲラノドン
- 元の姿:イグアノドン
- 初登場:ブレイブ8
お調子者で、歯を見せて自分も笑いながら、親指で相手の笑いのツボを突きまくるくすぐり攻撃を得意としていたようだ。
No.19-トペランダ
- 元の姿:トゥパンダクティルス
- 初登場:ブレイブ5
おしゃべりな密偵で、ペラペラにした身体で敵地に潜入し、情報収集と隠密行動を行っていたようだ。
No.20-グルモナイト
- 元の姿:アンモナイト
- 初登場:ブレイブ11
頭の回転が早い知性派で、背中の巻き貝を回転させ、相手の目を回す戦法を得意としていたようだ。
No.21-アーケノロン
- 元の姿:アーケロン
- 初登場:ブレイブ15
のんびり屋で、ゆっくりと振動させた口角と相手の動きを共振させ、戦闘リズムを狂わせて遅くする妙技を持っていたようだ。
No.22-プクプトル
- 元の姿:フクイラプトル
- 初登場:ブレイブ10
大食漢で、そうして蓄えた脂肪エネルギーを相手の体内に送り込み、膨らませる能力を持っていたようだ。
No.23-フタバイン
- 元の姿:フタバサウルス
- 初登場:劇場版「スーパーヒーロー大戦Z」
サービス精神旺盛な性格で、コピー波動で仲間の攻撃を双葉が開くように増幅させ、サポートしていたようだ。秘石はギリシャで発見されており、WORLD陸上選手権第一回の頃から使われているトロフィーに埋め込まれていた。
ブレイブ版
「獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ」に登場。
トリン達が選んだ、韓国のキョウリュウジャー達のパートナーとなる新たな獣電竜。
より戦闘を意識した巨大な武装を携えており、白いボディにメインカラーの補色が入るという未来的な配色をしている。
No.1-ガンティラ
- 元の姿:ティラノサウルス
- パートナー:クォン・ジュヨン
- 初登場:KING1
- 司る勇者:ブレイブキョウリュウレッド
No.2-ステゴンソー
- 元の姿:ステゴサウルス
- パートナー:チョン・ヒョンジュン
- 初登場:KING1
- 司る勇者:ブレイブキョウリュウブラック
No.3-ショベケラ
- 元の姿:トリケラトプス
- パートナー:キム・セチャン
- 初登場:KING1
- 司る勇者:ブレイブキョウリュウブルー
No.4-パラサーザー
- 元の姿:パラサウロロフス
- パートナー:イ・プルン
- 初登場:KING2
- 司る勇者:ブレイブキョウリュウグリーン
No.5-ラプックス
- 元の姿:ヴェロキラプトル
- パートナー:ユン・ドヒ
- 初登場:KING2
- 司る勇者:ブレイブキョウリュウピンク
No.6-プテラボルトン
- 元の姿:プテラノドン
- パートナー:ジュヒョク
- 初登場:KING4
- 司る勇者:ブレイブキョウリュウゴールド
No.10-ギガブラギガス
- 元の姿:ブラキオサウルス
- 初登場:KING1
※以下は新たなガーディアンズ
No.24-スピードルス
- 元の姿:スーパーサウルス
- 初登場:KING5
No.25-プリスケオス
- 元の姿:プリオサウルス
- 初登場:KING6
No.26-フワニクト
- 元の姿:ニクトサウルス
- 初登場:KING4
No.27-カチコックス
- 元の姿:ドラコレックス
- 初登場:KING8
No.28-カラテーター
- 元の姿:イリテーター
- 初登場:KING3
No.29-テコドント
- 元の姿:テコドントサウルス
- 初登場:KING3
余談
本作のEDテーマ、歌詞は数え歌風に獣電竜の名前と特徴を列挙。さりげなく今後の展開もあきらかに?
また、実際の古生物学から見ると、獣電竜の基になった恐竜たちは生息年代も地域もバラバラなのだが、それもツッコんだら負け。
関連タグ
恐竜 獣電戦隊キョウリュウジャー キョウリュウジャー 獣電池
メカザウルス…機械化した悪の恐竜
類似:パワーアニマル(百獣戦隊ガオレンジャーより)、実際に100体のアニマルが集合した。