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ラムパルドの編集履歴

2021-12-30 03:44:02 バージョン

ラムパルド

らむぱるど

ラムパルドとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

ずかんNo.409
英語名Rampardos
ぶんるいずつきポケモン
タイプいわ
たかさ1.6m
おもさ102.5kg
とくせいかたやぶり/ちからずく(隠れ特性)

進化

初期最終
ズガイドスラムパルド(Lv.30)

概要

初登場は第4世代。

パキケファロサウルスをモチーフにしたと思われるポケモン。名前の由来は『rampart』(英:城壁)という説があるが、それでは対になっているトリデプス寄りになってしまうので、もう一つの説として軍艦の船首に装備された突起『ラム』+『レオパルド戦車』あるいは対空戦車の『ゲパルト』ではないかとも。此方の方が由来としてはしっくり来る。


デザインは近似種(同種という説もある)スティギモロクに近い。

モデルが草食恐竜にも関わらず、初登場時のパールの図鑑では「ジャングルの木々をなぎ倒し獲物を捕える」という説明がなされており、当時はガチゴラスが存在していなかった為に、現在では違和感を覚えるであろう説明である(くさタイプポケモンの事を指していたなら矛盾はないが)。また上半身が獣脚類であるが草食であったパッチラゴンとは真逆である。


ずつきポケモンという分類だけに、様々な頭突き技を覚える。

もろはのずつき」が良く似合うポケモン。ジーランスの習得レベルの問題で当初は実質的な専用技だった。

鉄の如く固い頭蓋骨を持つ。その厚さ30センチで高層ビルを破壊出来る程の硬さと図鑑には記載されているものの、バランス調整の都合上なのか特性に「いしあたま」は与えられていないため、反動で酷い目に遭うことがよくある。

加えて脳みそはズガイドス時代より縮んでしまっているらしい。それ故に滅んでしまったと辛辣にポケモン図鑑で述べられている。

また、古代の人々は彼らの化石を流用して兜に加工していたという記録が残っている。


ゲーム中での性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
9716560655058495

化石ポケモンで唯一となるいわ単タイプ。第8世代でいわタイプを持たない化石ポケモンが登場したが、それでも単タイプは第8世代現在ラムパルド系列のみ。


攻撃力は通常ポケモンの中ではトップとなる種族値165

図鑑にも高層ビルを叩き壊した」等と恐ろしい文面が並び、ケッキングレジギガスすらも上回る。メガシンカ等の強化形態が登場した昨今ではそこまで目立たなくなったが、それでも全体12位、メガシンカ・ゲンシカイキを除いた場合全体7位につける。

一方で、その能力の代償か、残りはHPが高めな以外軒並み平均以下。火力に極端な迄に特化したパワーファイターである。


前述の「もろはのずつき」が問答無用のメイン技。高すぎるとも言えるこうげきからタイプ一致威力150をぶっ放すことができる。「ぼうぎょ」が低いポケモンはまず間違いなく消し飛ぶ。

サブは「じしん」・「かみくだく」・「げきりん」・「しねんのずつき」等を揃えるが、下手な不一致抜群技よりも等倍「もろはのずつき」の方が威力が出るので、サブは反動を嫌う場合かいわ技に耐性がある相手にピンポイントで仕込むかになりがち。


特性の「かたやぶり」は特性「がんじょう」を持つポケモンを一撃で倒したり、「ふゆう」持ちに「じしん」を当てたり出来るというその名の通りの型破りな特性。

同じ「かたやぶり」持ちならドリュウズオノノクスがいるが、やはりラムパルドの破壊力には到底及ばない。とにかく破壊力を求めるポケモンがこのラムパルドである。

ただし攻撃後に発動する「ほのおのからだ」等は打ち消せない。接触技を振り回す機会が多いだけに注意。


素早さは低いが、「ロックカット」である程度補う事は可能。最速で「こだわりスカーフ」を持たせれば意外な相手に先制を取れることもある。とはいえその役目は近年では同じ化石組のこいつに奪われつつある。

いっそ「トリックルーム」を主体としたパーティに混ぜてしまうのも手で、かつて公式大会でも実績がある。


実はこう見えて特殊技のレパートリーが豊富で、「かえんほうしゃ」・「10まんボルト」・「れいとうビーム」の他「なみのり」も覚えてしまう。

とはいえとくこうは65しかないのでネタにしかならない……と思いきや、隠れ特性で「ちからずく」を得たことによって特殊技の採用も普通に考えられるようになっている

ちなみに物理技で「ちからずく」を活かせる数少ないポケモンでもある。「いわなだれ」の威力が97.5となり、威力・命中が安定したメイン技候補になる。「かみくだく」や「しねんのずつき」も対象。


同じ化石ポケモンであるトリデプスと並べると、攻撃に特化したラムパルドと防御に特化したトリデプスで、丁度「矛盾」を思い出させる。


ポケモンGOにおける性能

2019年2月1日のアップデート以降登場。

性能はというと、大方の予想通り攻撃力が非常に高く全ポケモン中4番目に高い。岩タイプはおろか、一般のポケモンの中ではトップである


ステータスだけでなく、習得できる技も非常に優秀で、通常技にはしっかりといわタイプの技である「うちおとす」を習得する他、ゲージ技には2ゲージ技の「いわなだれ」を習得する。攻撃力、ダメージ効率共に今までいわタイプ最強クラスの性能だったバンギラスドサイドンを大きく上回っており、彼らの立場を脅かしつつある。ただ、最近では同じコンボを習得可能かつバランス型の性能であるテラキオンの実装や、ドサイドンが「がんせきほう」を習得出来る様になったこと等もあり、その絶対的な地位も幾分危うくなりつつある。

ラムパルドの利点は単純なDPSでは相変わらずトップであることと、レガシー技を必要とせず、伝説のポケモンでもないことであろう。ドサイドンとバンギラスはレガシー技必須、テラキオンは伝説のポケモンで運用に難があるのに対し、ラムパルドは普通に育てるだけでいわタイプ随一の火力を発揮できるのである。


また、「げきりん」を覚えられるのでいわ技の通りが悪い相手にもかなりのダメージを与える事が出来る他、はがね対策としても「かえんほうしゃ」を覚えられるのである程度は対抗可能と、割と器用な一面もある。


逆に耐久面は心許ないが、原作同様HPが高いおかげで致命的に打たれ脆いという程では無く、有利なほのおタイプひこうタイプを相手にする分には問題の無い耐久力ではある。バンギラスやドサイドンとは異なり、いわ単タイプなので二重弱点が存在せず、比較的安定した戦いが出来るという点も地味に強力な差別点である。

ただ、攻撃力の大幅に引き上げられたシャドウポケモンを相手にした場合は、防御の低さが仇となり、案外あっさり撃ち負けやすい。シャドウポケモン戦では汎用性の高いバンギラス等に出番を譲った方がいいだろう。


難点は、他の化石ポケモン同様、現状進化前のズガイドスの出現率が極めて低く、個体厳選はおろか、入手・育成すらも非常に困難であるという点。

一応タマゴからは孵化するが、やはりというか案の定というか、最もレア度の高い10kmタマゴからしか孵らない

化石系のイベントを中心に何度かピックアップされたおかげで実装当初よりはマシになったが、それでも入手が楽になったわけではない。

ピックアップがあった際には是非とも育てたい1匹と言える。


使用トレーナー


関連イラスト

ヒョウタラムパルドヒョウタ特訓中


関連タグ

ポケモン一覧 いわタイプ DPt

堅頭竜類

ジネディーヌ・ジダン:ラムパルド初登場時(2006年)のワールドカップにて頭突きで有名になり、ラムパルドと結び付けられてしまった人物。


化石ポケモン一覧

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