エレキッド
えれきっど
「ポケットモンスター」シリーズに登場するキャラクター(モンスター)。
基礎データ
概要
エレブーの進化前。腕を回して自家発電するが、疲れやすい為に蓄電効率は悪いらしい。
角の間には微弱だが、電気が流れているのでうっかり手を入れると感電してしまう。充電が終わるとツノは青白く発光する。しかし、電気を貯めておく事はできないようだ。
ベイビィポケモンらしく、赤ちゃんを思わせる可愛らしい生態が確認されており、落ち込んでいる時に雷の音を聞くとご機嫌になったり(どんな悪天候でも雷が鳴っているとわかれば元気に遊び回る。)、コンセントプラグを哺乳瓶がわりにチューチュー吸うのだと言う。野生の個体はバチュルやデデンネよろしく家屋に侵入してコンセントから電気を吸い取る事もあるらしい。
作り出した電気を狙ってトゲデマルと喧嘩になるが、お互いに自分で電気を生み出しにくい為か、喧嘩の結果は五分五分と言ったところ。
プラグがモデルだと思われる。
アニメでは「ビービー」と鳴く。鳴き声がポケモンの名前じゃないポケモンである。
原作ゲームでは1999年11月21日発売の「ポケットモンスター金・銀」(GSC)にて初登場。
前作(黄)のピカチュウに続いて自力(レベル41)で「10まんボルト」を覚えられるのが特徴で、能力バランスも似通ってるが、こうげき・とくこうの種族値を交換された形となっている。副産物として進化後のエレブーもこれに合わせてレベル47で覚えるようになった。技マシン24が他の技にされた旧金銀では重要なポイントでもある。
実は「金・銀」が発売された1999年の12月31日、NHK紅白歌合戦(第50回NHK紅白歌合戦)にポケモンの看板ピカチュウとポケモン初代御三家ヒトカゲと共に出場したことがある。
アニメ版
- 初登場
- 1999年7月17日に封切りの映画『幻のポケモン ルギア爆誕』の同時上映作『ピカチュウたんけんたい』で原作ゲームの「金・銀」が発売されるよりも早く登場。声優は野沢雅子。
- ナナコのエレキッド
- 無印261話にて、ナナコが見つけた念願の黄色で縞々のあるポケモン。サトシのヨーギラスと一緒にロケット団に捕まるがヨーギラスの「いやなおと」のおかげで脱出。その後ナナコがメガニウムを戦わせてゲットした。その後はツトムのエネコロロとバトルをしたり一緒にエレブーズの応援をするなどすっかりとけ込んでいる。
- シンジのエレキッド
- シンジのメインパートナーであり、エース格と言うべきポケモン。回想シーンを見るにテッカニンやヒコザルをゲットする前から手持ちに加わっていた。後にサトシの手持ちとなるヒコザルとは因縁がある。
- エレキッドの頃は、サトシのピカチュウとのバトルでピカチュウの電気を借りて攻撃した上で、「まもる」を使ったにもかかわらず引き分ける、ヒコザルの回想シーンにおいてヒコザルの「ひのこ」で倒れた際には「使えないやつ」と罵声られた事があったなど、まだ実力が高くない部分もあった。
- タッグバトルでタッグバトル大会ではピカチュウに対して握手をすると見せかけて電撃で弾くなどの態度を取るなど相性最悪だったが、後に協力してギンガ団を追い払ったことがきっかけで、ピカチュウとは友情が芽生えた。シンジの兄・レイジが言うように受けた恩義は忘れない義理堅い性格でもあり、ピカチュウと再会した時はお互いに挨拶を交わしている。
- DP51話のヨスガシティのタッグバトル大会決勝戦でエレブーに進化した。
その他
- DP91話でミツキのポケモンで登場。
- 新無印98話ではビリーのポケモンで登場。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 3章でロケット団中隊長ケンのポケモンで登場し、ゴールドとミナキを電気技で攻撃している。…が、その後こてんぱんにされている。
- 8章でデンジの手持ちが登場。