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モルペコの編集履歴

2023-04-13 17:37:20 バージョン

モルペコ

もるぺこ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。

基礎データ

全国図鑑No.0877
ガラル図鑑No.344 (ヨロイ島図鑑:No.104 カンムリ雪原図鑑:No.157)
ぶんるいにめんポケモン
タイプでんき / あく
たかさ0.3m
おもさ3.0kg
とくせいはらぺこスイッチ

他言語版の名称

英語Morpeko
イタリア語Morpeko
スペイン語Morpeko
フランス語Morpeko
ドイツ語Morpeko
韓国語모르페코
中国語莫魯貝可(繁体字) / 莫鲁贝可(簡体字)
ロシア語Морпеко

鳴き声

「うらら♪」エンジンスタジアムに一時的にいるマリィのモルペコ

概要

ポケットモンスター ソード/シールド』に登場するポケモンで、今作の電気袋組に該当する。名前は見た目と設定そのままに「モルモット」+「腹ペコ」と思われる。

ただし目のハイライトの入り方が他のメンバーと異なり基本的に白い丸が中央にある。この為並んでいても与える印象は他とは少し異なる。後ろから見るとピカチュウの尻尾のようなものが見えるがコレは単に模様であり実際に尻尾は無い。

今作で初めての登場となる「でんき・あく」の複合タイプであると同時に、電気袋組では初となるフォルムチェンジを行えるポケモンである。


ほお袋で常に電気を生成しており、その際にエネルギーを消費するので非常に空腹になりやすい生態を持っている。この電気エネルギーはフォルムが変わる際にあくタイプのエネルギーへ変換されている。元々あまり実態のはっきりしないあくタイプの概念だが悪エネルギーとは一体何なのか…?

そのため空腹を防ぐべく、電気でローストしたきのみタネを携行食として持ち歩き食べている。イラストを見ると腰部分にポケットの役割を成す袋がある事が分かり、そこにタネを入れていると思われる。


一方、多くの電気タイプのように電気を外部から吸収する生態は無いらしく、たとえ腹ペコの時でも発電所や雷などに興味を示したりはしない模様。


フォルムチェンジ

「にめん(二面)ポケモン」の分類通り、2つのすがたがコロコロと移り変わる特徴を持つ。

見た目の与える印象とは異なりタイプ自体は全く変化しない。

あくまで見た目と専用技に与える変化だけである。


まんぷくもよう

ポケモンいろいろ②

空腹状態になる前のモルペコのすがた。黄色の中心とした体色に、耳から腕にかけての模様がそれぞれ茶色と黒色とそれぞれ異なっているのが特徴。

顔は同じ電気袋組のピカチュウによく似ており、体形的には初期の丸かったピカチュウを彷彿とさせている。


はらぺこもよう

モルペコ(はらぺこもよう)

空腹状態が続いた事でホルモンバランスに変化が起こり、姿が変化したモルペコのすがた。

体毛の色が紫色に変わり、目つきが悪くなり、ほお袋に蓄えているエネルギーがでんきタイプからあくタイプに変化。

気性も極めて凶暴となり、お腹が満たされるまで手段を選ばず悪逆の限りをつくすという。


ゲーム上の特徴

マリィちゃんとモルペコ

ゲーム本編ではライバルの一人、マリィが連れ歩いている姿が印象的で、彼女が5歳の頃、に捕まえて貰った付き合いの長いパートナーらしい。


上記図鑑説明や下記アニメの通り、モルペコは本来可愛い外見に反し非常に凶暴で、しっかり躾けられなければ共に歩む事など出来ないポケモンである。

その点でもマリィのトレーナーとしての器量が窺え、あるエール団員曰く、悪さをしてぐったりするほど長いお説教を食らった事もあった模様。


性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
589558705897436

素早さと攻撃が高い。特攻も悪くない為、両刀としての運用も可能。

とは言え専用技が物理なので大抵は物理アタッカーになる。


意外にもレベルアップではでんきタイプのわざをあまり覚えず、どちらかと言えば「にらみつける」やら「つけあがる」やら「あばれる」やらとなんとなくあくタイプらしいわざが中心。

わざマシンやわざレコードを使えばでんきタイプのわざも多数覚えられる。しかし、どう頑張っても「ほっぺすりすり」は覚えない。


特性はモルペコだけが持つ「はらぺこスイッチ」。毎ターンモルペコの姿が変化し、まんぷくもようの時ははらぺこもように、はらぺこもようの時はまんぷくもようになる。

カラーリングが大きく変わり、この手のフォルムチェンジにしては珍しく鳴き声も変化するが、能力やタイプなど戦闘にかかわる部分が直接的に変化するわけではない。

特性が設定に直結してるゆえ、電気袋組では唯一隠れ特性が存在しない。


専用技「オーラぐるま」は、まんぷくもようの時はでんきタイプの攻撃技に、はらぺこもようの時はあくタイプの攻撃技になるという変わった効果を持っており、基本的にはこの技ありきの特性となる。ちなみにこの技はダイマックスした際にもちゃんとフォルムに対応してタイプが変わる。

何より威力110・素早さ1段階upと破格の性能を持つ為、メインウェポンはこれでほぼ確定。

ターンごとにタイプが変わってしまう点は時に使いにくく感じる場合もあるが、「まもる」や「みがわり」などのターンしのぎを織り交ぜると多少制御しやすくなる。


他には「サイコファング」をはじめ、「こおりのキバ」や「タネばくだん」、「げきりん」などを覚えることができ、「オーラぐるま」だけでは突破できない難敵にも対抗できる術を持つ。一方で自力で火力を上げる手段に乏しく、等倍相手の戦いになると正面突破は難しい。

補助技もあくタイプに寄った物が多く「ちょうはつ」や「すてゼリフ」等、特徴的な技を覚える。


ちなみにDLCの導入までは非常に厄介な場所に生息しており、レパルダスニャイキングの猛攻を捌きながらモルペコを探さなければ行けなかった。

その後ヨロイ島が追加され、そこでは安全にモルペコを探す事が出来、序盤から連れ歩きたい人にも安心となっている。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンマスターズ

  • サービス開始1.5周年記念にマリィのバディとして、ダンデ&リザードンと同時実装。
  • はらぺこスイッチオーラぐるまも再現されており、でんき・あくの2タイプの攻撃手段を持つテクニカルバディーズとなっている。
  • EX強化すると、マリィがモルペコを意識した黄土色のワンピースに黄色のジャケットとブーツ、リボンとリュックは紫のEXカラーへと衣装チェンジできる。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

期間限定の追加スピリットとしてスピリッツボードに登場。階級は「NOVICE」。

電撃強化、時間経過でメタル化の補正が付いたピカチュウと対戦になり、登場アイテムもたべもの関係とモルペコ要素が詰まったルールである。

また、ステージの「特設リング」はトレーナーのマリィが挑戦するジムバトルが元ネタと思われる。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ


コジロウのモルペコ

「モペ!」/「ムカペェーー!!」

  • CV:大谷育江(ノンクレジット)
    • 新無印21話以降のPVで登場が発表され、新無印28話より初登場。
    • イメージ通りのあざとく図々しい性格で、ロケット団が運悪く風で気球ごと吹き飛ばされ墜落した地点に突然現れ、彼らが保管していた食料を勝手に全部平らげて去ってしまった。
    • その夕方、負けたロケット団と再会し再度食料を要求するが、もう無いとブーイングした一行に逆ギレしてはらぺこもようとなり、「オーラぐるま」で更にぶっ飛ばした。泣きっ面に蜂とはまさにこの事。しかも、そのままついて来て彼らの周りを付き纏うようになった様で、一行の食べ物を片っ端から奪い食い続けて食料難に陥れ、トラウマにさせてしまっている。食料を与えてくれた前作のキテルグマとは対照的な害獣ぶりである(せめて、AGのハルカがオーキド博士の相談のもとで作った大食いのゴンベでも満足できるポロック「ハルカデリシャス2」なるものをロケット団も知ってれば…)。
    • 一応まんぷくもようの時は比較的おとなしく、コジロウに携行食の木の実を分けてくれたりもするが。コジロウ「お腹が減っていない時は可愛いんだけどなぁ」
    • 70話に至るまでそうした横暴を続けた結果、ロケット団もとうとう我慢の限界になり、何とか縁を切ろうと奮闘する事態になった。しかしコジロウだけはモルペコを見捨てきれず、モルペコの方も何だかんだで彼らの事は気に入っていた事から、同話の最後で正式にゲットされた。でんきタイプ、特に電気袋組のポケモンがロケット団の仲間になったのは、アニポケで初めての事(第6期でミミッキュというモドキはいたが)。
    • 戦闘面における実力は意外にも高いようで、毎度現れてはロケット団の面々をぶっ飛ばすオーラぐるまの威力もさることながら、ピカチュウエースバーンを(タイプ相性もあり)「じだんだ」一発で吹き飛ばしている。
    • …しかし以降トリオ自体の出番が非常に減少してしまった事で、必然的にモルペコの出番も消失。新無印終了に至るまで登場シーンのほぼ全てで「トリオの脇ではらぺこもようのまま延々と食べ物を貪る」事に終始しており、いわゆる尺稼ぎ的なポジションになってしまった。92話のように回想場面しか登場しなかったりと出オチ的な扱いが多い。
    • はらぺこもよう時では食欲が最優先されるらしく、マスターズトーナメントではトリオとソーナンスがサトシの応援に必死になる中、バトルに興味を示すことなく、ひたすら何かを貪り食っている。
    • その「食べる」対象は通常の食料はおろか、金属も対象になることがあり、136話ではサトシのピカチュウを捕えた捕獲機(耐電性)を食べた事で逆にピカチュウを救出してしまうという、ドジを踏んでしまった。
    • 新無印最終回後は本部に預けられていた様で、めざポケ9話では他の歴代ムサコジの手持ちと共に再登場した。

  • マリィのモルペコ
    • CV:山下大輝
    • 99話ではマリィのパートナーとしてのモルペコも登場。ロケット団の個体よりもかなり穏やかな性格として描かれており、腹ペコになって荒ぶる事もなく、ピカチュウと早々に仲良くなった。オーロンゲのバトル中には応援もしている。

その他

劇場版ココ

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

こちらも15章でマリィのポケモンで登場。


余談

モルペコとモデル動物?の比較

モチーフはモルモット、及びクロハラハムスターと思われ、名前の由来も『モルモット』+『はらぺこ』から。

カラーリングも両者の特徴を足して割ったような感じである。


更に後者は墓の供えもの等を直立しながら食い散らかし、腹が減ると犬や人間にも襲い掛かる凶暴性を持つなど、モルペコの性質と一致している。

専用技「オーラぐるま」もどちらかといえばハムスターの特徴である。(モルモットは回し車をするほどの運動を必要としない)


また、はらぺこもようの「空腹状態が続いたことで姿が変わった」という設定から、別作品腹ペコモンスターを連想したプレイヤーも一部でいた模様。

さらに同一人物でありながら、温厚な面と苛烈な面を持っていることや、生息地のガラル地方がイギリスをモチーフにした場所であることを考えると、ジキルとハイドもモチーフの一つだろう。


関連イラスト

モルペコ!!!!ペコペコ!

いいこいいこモルペコベストスポットをみつけてしまったモルペコ


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 でんきタイプ あくタイプ

フォルムチェンジ


0876.イエッサン(オス/メス)→0877.モルペコ(まんぷくもよう/はらぺこもよう)→0878.ゾウドウ


電気袋組


ポケモン関連

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