概要
『仮面ライダーギーツ』に登場するアイテム。生き残りゲーム『デザイアグランプリ』の参加者が使用するデバイス・レイズバックルの内の1つ。大型バックルに分類される。
デザイアドライバー及びライダーコアIDと併用して使用者をブーストフォームに変身させる。
変身に使用することにより他のレイズバックルの力にブーストを掛けて強化可能な他、通常の必殺技よりも1段階上のブーストタイム必殺技を使用可能になる。
外見
ベースカラーは黒、縁取りパーツ「ブーストリアクター」は金。同配色のバックルはマグナムレイズバックル。
バイクのハンドルレバー「ブーストスロットル」からマフラーめいた造形のメタリックレッドのフレーム「ブレイキングカウル」が連なる比較的シンプルな見た目。ブーストスロットルは根元と先端が灰色になっており、一部に赤色も使われている。
変身・必殺技時のギミックではブレイキングカウルが展開、ブーストリアクターが現れる。
リアクター発光部には緑色のスピードメーターが浮かび上がる。
運用方法
ドライバーなどにセットすることで各種アビリティを数倍に強化する特殊な機能を持っているが、その機能故に使用回数制限が設けられている。
また単体でブーストスロットルをひねることで、ブーストライカーを呼び出す。
下半身変化
ライダーコアIDを装填したデザイアドライバーの左側にブーストレイズバックルを装着すると「SET」の音声が発動。
その状態でハンドルレバーを回転させるとブレイキングカウルが上下に展開。その後「BOOST」のコールと後に下半身に赤い装甲が装着され、「READY FIGHT」の音声と共にコアIDに対応したライダーの「ブーストフォーム」へと変身する。
上半身変化
ブーストレイズバックルをドライバーの右側にセットして上記操作を行うと上半身にブーストフォームの力を付与した形態に変化する。
ドライバー左側に装着した状態で、ベルトを180°回転させる「リボルブオン」を行った場合も同様の効果が得られる。
デュアルオン
同配色の「マグナムレイズバックル」と併用した「マグナムブーストフォーム/ブーストマグナムフォーム」では変身時に「GET READY FOR BOOST&MAGNUM」と専用音声が鳴る。
他の大型バックルと併用した場合には組み合わせた側の変身音を変化させると共に「~& BOOST」と音声が付け加えられる(ただし、玩具ではバックル側から変身音が鳴るフィーバースロットレイズバックルとパワードビルダーバックルは変化しない)。
ブーストライカー
BOOSTRIKER
ブーストレイズバックルを使用する各形態で召喚可能なバイク。
変身前ではブーストレイズバックル単体でブーストスロットルを捻ることで召喚できる。
ギーツが使えばギーツモードと呼ばれるキツネ型の専用形態に変形させることも可能。
6話でバッファが使用した際には、ウシ型の専用形態に変形した。
マグナムブーストフォームのブーストタイム必殺技「マグナムブーストグランドビクトリー」を始め、各形態の必殺技でも用いられる。
特殊な仕様
強力なレイズバックルだが、 ブーストタイムを使用するとカウルから炎と煙を吹き出しながらドライバーから離脱し、どこかへ飛び去ってしまう最大の欠点を持つ。
ゼクターやキバット(彼らはベルトから離れるだけだが)のようにある程度安全ならまだしも、こちらはまるで不安定なミサイルのように猛スピードかつ不規則な軌道で飛んで行く。
単体でのブーストライカー召喚や変身時のブーストタイム未使用の場合には手元に残るため、複数回の使用が可能。
この仕様故に、英寿からは「切り札」として重宝されており、第2話では偶然入手した景和を騙してまで入手・使用している。
更にこのアイテムを使用するブーストフォームは、同様に大型バックルを使用するマグナムフォームやゾンビフォームと比較すると全ての数値スペックが約10倍になっており、またデュアルオンではそれぞれの形態の数値が引き継がれるので、実際にはマグナムブーストフォームよりもブーストフォーム単体の方が数値的には上となってしまう等、他と一線を画している(過去作の1号ライダーの基本形態と比較しても、マグナムフォームはファイズやW達と近く比較的低めの部類なのに対し、ブーストフォームはジャンプ力以外平成・令和ライダーの中でトップの数値)。その強さは近年変身アイテムや形態数が増えた作品の中でもほぼ一貫しており、攻撃力だけで言えば(本気じゃないと明言されているが)最強フォームのギーツⅨですらも変身解除させられる程。
玩具開発者も特別なアイテムであるとしており、実際に他の大型バックルと組み合わせると特殊音声が発動したり、ブースト必殺技の発動等の機能追加が発生する。
上記の通り、マグナムレイズバックルと併用すると「GET READY FOR~」と鳴るが、他の大型バックルをブーストと併用した際は大型バックルの名称が先に読み上げられるため、これのみ唯一他の大型バックルの法則から外されている。
またリアクターパーツはマグナムレイズバックル同様2色のマークがドライバーの光によって発光が分けられるという独自のスタイルが取られており、マグナムバックルと単なる「相性が良いだけ」には終わらせないような関連性を合わせ持つことがうかがえる。
強化フォームの一部はこれを元としたブーストマークⅡレイズバックル、ブーストマークⅢレイズバックルを使用した形態であり、ブーストフォームの発展形になっている。
なぜブーストレイズバックルだけこのような仕様になっているのか現時点では不明。
レアアイテム?
第3話にてシークレットミッションなるものが明かされ、一部のミッションでは達成することで報酬としてブーストレイズバックルを獲得できることが判明。
このことから、ダンジョンに隠されているレアアイテム、あるいは2話のように敵が稀に落とすレアドロップアイテムとして各ミッションに存在している可能性が浮上している。
第5話にてレイズバックルには特定のライダーコアIDと最大限に発揮できる相性が存在することが発覚。相性に関係なく高い性能を発揮出来るという前述の仕様も含めると、このバランスブレイカーな性能は一定条件を満たすなどで戦いを有利に進めるためのものであるのかもしれない。
所有者の変遷(&タックル)
黎明編/邂逅編
邂逅編では基本的に景和が真っ先に入手している(なお、これにはある事情が絡んでいる。詳細は後述)。
- 1話
最終戦、市街地防衛ミッション。
既に英寿が所持しており、ブーストライカー召喚に使ったものの、ドライバー装填については切り札としてとっておいていた。
スラグフォートレスジャマト撃破のために遂に解禁、マグナムブーストフォームにもデュアルオン・リボルブオンし、その圧倒的なスペックでラスボスを倒した後、ブーストバックルはドライバーから排出されていった。
その際英寿はちゃんと景和に近付かないように慌てていたが、知る由もない景和は(ぶつかりこそしなかったが)もろにブーストバックルの飛行に巻き込まれた。
- 2話
新世界第一戦、盗賊ジャマト殲滅ミッション→ルークジャマト撃破ミッション。
平と協力した景和が、盗賊ジャマト撃破の際に運良く入手。
しかし英寿の戦う理由(という化かすための嘘)に心動かされ彼に渡してしまう。アームドウォーターブーストによる戦闘後、バックルは再び飛んでいった。景和は前回に引き続きギリギリ回避したが…
- 3話
第二戦、ゾンビ狩りミッション第1・第2ウェーブ。
人助けやゾンビジャマト撃破でスコアが稼げるのたが、シークレットミッションとして最初に3人以上救出するものが存在、偶然クリアした景和が再びブーストバックルを手に入れた。
しかし結局未使用に終わる。
- 4話
ゾンビ狩りミッション第3ウェーブ。
ゾンビ化が進みピンチの祢音を勇気づけるために、景和は彼女にブーストバックルを渡す。
祢音/ナーゴはアームドハンマーブーストとなり一気にゾンビジャマトを一掃、スコアを大量獲得し、おかげで最下位を免れた。
なお恒例の自動排出の際、たまたま軌道上にいたタイクーンが遂にふっ飛ばされた。無事に終わって安堵していたのにかわいそうである……
誰が呼んだか「悪質ブーストタックル」。
- 5話
第三戦、二人一組デュオミッション。
“同じスートの”トランプジャマトを同時に撃破しなければならない特殊なミッションであるが、景和は一回戦でまたしてもブーストバックルを入手。その後は道長に相性が良いゾンビを返してもらうためマグナムバックルと共に英寿へ譲渡する。
2つのバックルを得たギーツはその力も駆使して、ナーゴと共にトランプジャマト同時撃破を達成していく。
- 6話
デュオミッション三回戦。
意思疎通がほぼ不可能なパンクジャックと(半ば無理矢理)組まされた景和に流石に同情した英寿はブーストバックルを彼に返却。ところがブーストは森魚にこっそり奪われていた。
ビーチフラッグスならぬビーチブーストでもずるい手段を使い強引にブーストバックルを手にする森魚。結果的に道長が持つことに。
道長はゾンビブーストフォームとなり、隠れて予めデュオを組み直した景和に合わせてトランプジャマトを同時撃破し、スコアを得るのだった。
尚、前話で使用したにもかかわらず英寿がブーストバックルを持っていたため、ブーストタイムを起動しなければ持ち越せることが今回発覚した。
- 7話
ラスボスナイトジャマト出現に伴う最終決戦。
案の定、景和が入手する。
ナイトジャマトの恐ろしさを英寿から聞いた道長が使おうとするのだが、景和は自身でも世界を守れると拒否。結局彼が使うことになる。
ナイトジャマトにバレないようにブーストの加速力で缶を蹴るため景和はタイクーン・ブーストフォームに変身し、遊園地アトラクションも駆使した驚異的機動力により迫るのだが、あと一歩のところで反撃され変身解除になってしまった。
そしてそれも英寿の罠で…
- 8話
ブーストバックル自体は引き続き持っていたため、景和は姉・沙羅を守るためアローバックルと併用しブーストアームドアローに変身していた。
ナイトジャマトとの決戦では、景和の思いに応えたニンジャバックルでニンジャフォームに。更にブーストバックルを使いニンジャブーストフォームに強化変身、その圧倒的な強さを遺憾なく発揮して、ブーストタイム必殺技のニンジャブーストグランドビクトリーを放ち致命的ダメージを与えた。
戦いの後はいつものように排出されたのだが、その際に英寿の前に寄り道し意味ありげに一時停止して今度こそ飛び去っていった。
- 9話
最初に缶を見つけるというシークレットミッションをクリアした英寿が入手。
その後、苦戦するバッファとナーゴの元にベルトに装填した状態でブーストライカーで駆けつける。
ジャマトを蹴散らすも、あまりのナイトジャマトのパワーに3人まとめて劣勢に。しかし英寿は一か八かタマゴでバッファを庇い、それにより孵化したモンスターレイズバックルが誕生。とどめはモンスターフォームに譲る形となった。
謀略編
- 10話
ジャマトから旗を守るミッション。
開始時のレイズバックル配布で英寿が入手、パンクジャック・モンスターフォームと共にブーストフォームで海賊ジャマトを蹴散らす。
が、途中で(英寿を孤立させるために)パンクジャックが腹痛を訴えて一時戦線離脱してしまう。しかしブーストフォームを得た英寿にとってその程度のアクシデントはなんのその、ひとりで防衛対象である旗を守り切ってしまった。
- 11話
迷宮脱出を目指しつつ巻き込まれた一般人も連れて行くミッション。一般人の中にはDGPの記憶をなくした景和もいた。
ブーストバックルは前回に続き英寿が使用し、ブーストフォームで奮戦するが、運営さえ想定外の強敵・ジャマトライダーには苦戦気味に。
ナーゴからビートレイズバックルを借りてビートブーストフォームにデュアルオン、ビートアックスのメタルサンダーを発動して一掃するも、肝心のジャマトライダー達は再生能力で蘇ってしまったため、やむなく迷宮の中へ撤退する。
その後は支給されたフィーバースロットレイズバックルを用いてフィーバーブーストフォームへ変身。上下半身にブーストフォームを纏ってジャマトライダーとも互角の戦いに持ち込み、ブーストタイム必殺技の「ゴールデンフィーバービクトリー」でブーストライカーを振り回してとどめを刺した。
その後は役目を終えて排出されたのだが、それを目撃した景和は既視感を覚えて……?
- 15話
ラスボス戦に突入したが、ジャマトの謎に触れて困惑したり相手との実力差を思い知って戦意喪失した2人を見兼ねたギロリが助けになるアイテムとして用意。
その後自身の願いに沿ったツムリの協力により再エントリーした英寿が使用し、復帰してからの初変身を飾った。さらにマグナムブースト、ゾンビブーストと立て続けにデュアルオンし、次々とジャマトを一掃した後、コマンドフォームに引き継いだ。
英寿がフィーバースロットレイズバックルを使ってブーストフォームに変身した。
またマグナムブーストフォームも登場するが、装填するバックルの組み合わせが「マグナム+フィーバースロット」と「マグナム+ブースト」の2種類のパターンで変身している。
乖離編
- 17話
第1回戦、学園ゲームのミッション。
最初のレイズバックル配布で英寿が入手、ブーストフォームに変身して不良ジャマトと戦った。
その後、学園内にて「不良じゃないジャマトを倒す」というシークレットミッションをクリアしたギーツが報酬のパワードビルダーバックルを入手し、ブーストフォームからパワードビルダーブーストフォームにチェンジ。最後はギガントソードを用いたギガントストライクで校長ジャマトを撃破した。
その後、バックルはいつも通り自動排出され、それをジャンプして避けようとしたタイクーンにわざわざ軌道を変えて直撃してから飛んで行った。
このエピソードの最初で景和はとことん不遇な扱いを受けており、視聴者からはなぐさめの声が相次ぐ一方で「やっぱり景和好きすぎだろ」との声も。
- 19話
直接の登場はなかったが、景和がこれまで何度も入手していたのはオーディエンスにして景和のサポーターであるケケラの差し金であったことが判明した。
- 21話
「民間人を爆発被害から救う」という内容のシークレットミッションをクリアしたギーツがフィーバースロットレイズバックルと共に入手し、フィーバースロットはタイクーンに分け与え、ブーストバックルはギーツが所持する(なお、このシークレットミッションはタイクーンがクリアする事を想定したケケラが設定したものであり、ケケラは「キツネ野郎に出し抜かれてんじゃねぇ!桜井景和!」と憤慨していた)。
その後、ギーツはマグナムブーストフォームに変身して爆弾魔ジャマト達と戦い、途中でマグナムバックルを外してからブーストフォームにリボルブオン。ブーストライカーで配達ジャマト達の攻撃を掻い潜った後、ブーストタイムで配達ジャマト達を蹴散らした。
なお、排出されたブーストバックルはやっぱりタイクーンの顔面に直撃してからどこかに飛んで行った。
一方、ロポはタイクーンが使おうとしていたフィーバースロットレイズバックルを奪い取り、それを用いてブーストフォームにチェンジ。配達ジャマト達を蹴散らし、最後はゴールデンフィーバービクトリーで爆弾魔ジャマトを撃破した。
- 23話
デザイアグランプリがベロバ達の策略で続行不可能になってしまった中、景和を自分の部屋に招き入れたケケラがブーストバックルを景和に直接譲渡した。
ジャマーガーデンでの戦いで、そのブーストバックルを用いたタイクーンがニンジャブーストフォームに変身し、更にはブーストニンジャフォームにもリボルブオンしてジャマトの大群相手に奮闘した。
尚、この回ではブーストタイムは使ってないのにもかかわらず次回ではギーツが入手している(ベロバがジャマーガーデンを消し去ったことで所有者がリセットされたのだろうか…)。
- 24話
ベロバがジャマトグランプリの開催を宣言しジャマトが人々を襲う中、見返りを求めず戦うギーツに感動したジーンがプレゼント。そのままブーストマグナムフォーム、マグナムブーストフォームに変身した。
後述の26話を見る限り、24話ではブーストタイムを使うこと無く英寿が引き続き所持していた模様。
慟哭編
- 25話
ブーストバックル自体は未登場だが、作中ではなんと1体のジャマトライダーがフィーバースロットバックルでブーストフォームを引き当てて変身し、ライダー達を圧倒する活躍を見せた。
これまではライダー側が使用していたブーストが、今後はジャマト側も使用する場合があるという事が分かりやすく示される形になった。
- 26話
単独での戦いを強いられて追い詰められる中、世界を守る覚悟を決めた英寿がブーストバックルを掲げたことで創世の女神が反応。宇宙から飛来した4つのブーストバックルと合体し、ブーストマークⅡレイズバックルが誕生した。
なお、これには過去に優勝した4人のデザ神の願いが関わっているようだが…?
- 29話
祢音への誕生日プレゼントとしてキューンがブーストバックルを用意していたが、祢音に対して素直な態度を取れなかったため、受け取られずに終わった。
- 30話
ジャマトグランプリ第3回戦「闘牛ゲーム」にて、キューンが29話で渡せなかったブーストバックルが祢音に譲渡され、ビートブーストフォームに変身したナーゴが仮面ライダーキューンと共に古代魚ジャマトと交戦。キューンから貸し与えられたレーザーレイズライザーを槍の形状に変化させた後、ブーストタイムで発動した「ビートブーストグランドビクトリー」の一撃で、古代魚ジャマトを退けることに成功した。
描写はないが、ブーストタイムを使用したため手元を離れたと思われる。一度きりの誕生日プレゼントだった。
- 32話
前話において創世の女神の正体を知って戦意喪失に陥った英寿を鼓舞するため、ジーンが譲渡。
マグナムブーストフォームへの変身に使用され、バッファ・ゾンビジャマトフォームと交戦。
その後英寿は消滅しているが、33話を見るにこの時英寿が所持していたマグナム・ブースト・ブーストマークⅡもまとめて消滅したと思われる。
慕情編
- 33話
奇跡の復活を遂げた英寿に付随してこちらも復活。マグナムブーストフォームへ変身し、仮面ライダーグレア2と交戦する。
- 37話
母を救おうとする英寿だったが、スエルとニラム/ゲイザーによって阻まれ変身解除させられてしまう。
そこへ落下した、女神の欠片を手にした彼は、母への思いと運営への怒りが爆発。
新たなブーストバックルとしてブーストマークⅢレイズバックルが自動で生成され、ブーストフォームマークⅢが誕生した。
しかしこれは運営ですら知り得ない完全新規アイテムであるようで……?
創世編
- 第45話「創世Ⅶ:願いのゆくえ」
オーディエンスから送付されたブーストバックルをタイクーンが入手。ブジンソードバックルとの併用でブジンブーストに変身、(英寿の想定通りとはいえ)あのギーツⅨを撃破している。
商品化
2022年9月3日発売の「変身ベルト DXデザイアドライバー」に付属。ブレイキングカウルはメタリックレッドのメッキ加工がされている。
流石にブースト噴射で飛ばない(当然である)。
余談
- ブーストとは「引き上げる・押し上げる・強化する」といった意味を持つ動詞あるいは名詞。そのため基本的なフォーム・アイテムの名称に付けられるのは珍しい。
- 実際の機能も変身者のスペックを凄まじく引き上げるもの。
- 何故かDX玩具の玩具説明では酷使されている。
- 劇中プロップはマグナムと同様DXサイズとグリップが延長されたスーツ用が使われている。アイテム取得時や役者用プロップ、タイクーン使用時や小型バックルとの併用ではDXサイズのグリップ、ブーストフォーム単体又はマグナムブースト、ゾンビブーストでは長さの釣り合いを取るために延長されたものが使われている。また、小型バックルと併用して変身した際の短いプロップはブレイキングカウルがDXのようなメッキではなく艶消しのメタリックレッドとなっており、こちらも時折役者用プロップとして用いられる。そのためブーストバックルのプロップは少なくとも3つ存在すると思われる。
- 使い捨て仕様発覚後、当時の視聴者からはリバイス最終回でリバイスドライバーレイズバックルと特に敵も居なさそうなのに軽いノリでドライバーに装填、変身していたことに対して「そんな貴重なアイテムをノリで使って大丈夫か?」とツッコミが相次いだとか。その後必殺技を使わなければ持ち越せることが発覚したため、このツッコミは収まった。
- 使い捨て仕様やレアアイテムである理由について、一部ファンからは「(メタ的に近年の仮面ライダーは道路交通法の規制が厳しいゆえバイクアクションシーンが減っており)今後バイクアクションが出来なくなっていくことを懸念した理由の裏付け(ブーストライカーを使うにはブーストレイズバックルが必要だが、ブーストレイズバックル自体がレアなため必然的に紐付けられたバイクもすぐには出せないから)ではないか(要約)」と言われている。
- 8話での飛行時にはわざわざギーツの方を向いて一時停止していたことから、一部ではバイト上がりの挨拶みたい(いわゆる「お先に上がります!」)だとネタにされた。
- 上記の通りレアアイテムの可能性があるブーストレイズバックルであるが、邂逅編においては景和/タイクーンが入手する機会が多い。そのほかに飛行時に必ず景和にぶつかったり掠る。
- 故に一部視聴者からは「運命で惹かれ合う彼女」みたいな例え方をされたり「景和くんブーストに好かれてる(のに使われてもらえなくて拗ねてる)」といった茶化すような声も。
- 第7話、8話では(想いが通じたのか)ようやくタイクーンに使用してもらえた。
- 第19話にて、景和がこれまで何度も入手したのはケケラの差し金であったことが判明し、「せっかくブーストバックルを入手してもすぐ他人にあげちゃう景和への反応が見たいよ(要約)」との一部視聴者の声も散見された。
- 故に一部視聴者からは「運命で惹かれ合う彼女」みたいな例え方をされたり「景和くんブーストに好かれてる(のに使われてもらえなくて拗ねてる)」といった茶化すような声も。
関連タグ
- アクセルドライバー:モチーフや形状、操作方法が類似する変身ベルトでブーストバックルが解禁された際歴代ライダーファンは一斉に想起した。ちなみにこれを使用して変身するライダーの斬撃必殺技は「ダイナミックエース」「エースラッシャー」という技名であるほか、強化形態(しかもドライバー本体でこそないが既存の変身アイテムに追加アイテムを装着して内包された力を強化している、とブーストフォームと類似点も見受けられる)の名前に「ブースター」とつくなどギーツと共通点が多い。
- ヒートメモリ:銃側と相性が良過ぎて危険とされる二色変身の赤担当。ちなみに下記のコイツと併用されることも。
- ジョーカーメモリ:「切り札の記憶」を宿し、主人公の片割れと適合率が高いゆえ最も相性が良く、まさに「運命のごとく惹かれ合う」アイテム。1話の英寿の「切り札」発言から仮面ライダー界の切り札として視聴者は真っ先に連想した模様。その適合率の高さから劇場版では諸事情により主人公達の持つアイテムが実質機能を停止し、怪人に襲われかけた主人公の片割れの前にコイツのそっくりさんverが建物の屋根を突き破る形で辿り着いており、文字通り逆転の切り札を体現した仮面ライダーの力となる(なおその片割れを襲っていた怪人は上記のヒートのそっくりさんを使って変身した怪人であった)。
- シフトスピード:赤くて斜めなラインを持つ基本形態に変身する連動アイテム。
- マッハドライバー炎:ブーストバックルよろしく変身時にバックファイヤーの演出がある変身ベルト。また使用者の1人の姿はギーツと少しにている。
- 闘魂ブーストゴーストアイコン:ブーストと名の付く連動アイテム。
- ゲイツライドウォッチ:回転するベルトの右側にセットする赤い連動アイテム。こっちは劇中では右固定。
- アマゾンズドライバー:アクセルドライバーと同じく操作方法が類似。
レックスバイスタンプ←マグナムレイズバックル/ブーストレイズバックル
外部リンク
\プシュ-/
\バヒュンッ/