概要
ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズやその関連作品を題材とした4コマ漫画アンソロジー。往年のエニックス(現スクウェア・エニックス)が刊行していた。
ここから巣立った有名漫画家はあまたの数にのぼる。
また、エニックスにとっては本格的な出版業としての原点であり、月刊少年ガンガンや月刊少年ギャグ王などのきっかけを作ったとも言え(『4コママンガ劇場』本編でも「ガンガン編」や「ギャグ王編」が登場した)、現在も多数出版されているゲーム漫画アンソロジーの先駆けとも言える存在である。
また「アリーナに片思いするクリフト」、「酒飲みでギャンブル狂のマーニャ」など逆輸入された設定もある。
pixivでは、公式4コマ作品のキャラクターや場面などを描いた作品も存在するが、大部分は投稿者が自筆で描いた漫画作品である。
ドラゴンクエスト以外のモチーフ作品
(☆はショートコミック劇場の題材になったゲーム)
エニックス
- ワンダープロジェクトJ・ワンダープロジェクトJ2
- スターオーシャン セカンドストーリー・ブルースフィア・till the end of timeなどの全作品を集めると33巻にもなり、ドラゴンクエストシリーズの次に多い
- ヴァルキリープロファイル
- グランディア (グランディアエクストリームはエニックス製)
- バストアムーブ
スクウェア(スクウェア・エニックス合併後)
任天堂
- ☆スーパーマリオ 9巻は『ヨッシーアイランド』のみ、11巻は『スーパーマリオ64』及び『マリオカート64』のみ
- ヨッシーストーリー
- ゲームボーイギャラリー(初代のみ)
- スーパードンキーコング(2巻はGB、3巻は2も加わる)
- ゼルダの伝説シリーズ(基本的に神々のトライフォースおよび夢を見る島。後に時のオカリナとムジュラの仮面の単作で発売)
- ☆ファイアーエムブレムシリーズ(1巻はファミコン版『暗黒竜と光の剣』+『ファイアーエムブレム外伝』、2~4巻はスーパーファミコン版の『暗黒竜と光の剣』および『紋章の謎』、5巻は『聖戦の系譜』がほとんど、6巻は『聖戦の系譜』のみ。その後『トラキア776』の単作で発売。
- MOTHER2
- ☆星のカービィシリーズ(3巻から『スーパーデラックス』が加わる。5巻は『星のカービィ3』のみ。その後『星のカービィ64』『夢の泉デラックス』『鏡の大迷宮』が単作で発売。)
- ポケットモンスター(『赤・緑』のみ。1Pコミックも存在するが、アンソロジーではない)
- スターフォックス64
- モグラ~ニャ
カプコン
ナムコ(バンダイナムコ・バンプレスト)
- 風のクロノア
- テイルズシリーズ(エターニア・デスティニー・デスティニー2・シンフォニア・レジェンディア・ジアビス・なりきりダンジョン3で27巻を数える。なお4コママンガ劇場と言うレーベルで最後に出されたのはシンフォニア)
- サモンナイト(『サモンナイト3』と『クラフトソード物語』が存在する)
- ゼノサーガ
ソニー・コンピュータ・エンタテインメント
アトラス
日本一ソフトウェア
その他
- ☆モンスターファーム 6巻から2が加わる。
- Toheart 2も存在する。
- こみっくパーティー
- AIR
- エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンドと綾波育成計画。
- Kanon
- CLANNAD
- F~ファナティック~
- 悠久幻想曲3
コンシューマーゲームじゃない
雑誌でのみ掲載
代表的な出身漫画家
他
関連タグ
表記ゆれ・略称
ドラゴンクエスト4コママンガ劇場…略称でない表記。
ドラクエ4コマ…これを指すこともあるが、Pixiv内に投稿されているドラゴンクエストシリーズを題材にした4コマ漫画に使用されていることもある。